「死ぬ権利」(Right to die)6. なぜ、「死ぬ権利」が必要とされるのか? 2 理由 自殺による被害を減少させる 自殺が行われると、周囲に大変な被害が及ぶ。特定の施設もしくは病室の中で安楽死を行うことによって、被害を防ぐ。 臓器の提供 多くの患者が臓器移植を待っている。安楽死を行った人から摘出された臓器を患者に提供する。 「生きたくない人」に使われる金を「生きたい人」へ 現在、莫大な予算が社会保障として「生きたくない人」を無理矢理生かすために使われている。これを本当に必要としている人のために使う。 人生に絶望した人の救済 経済的に行き詰った人、健康に大きな不安を抱える人、社会に適合できない人間 ( 引きこもり者など ) といった大きな苦しみを抱えている人を救済する。 1 理由 3 理由 4 理由 7. 前ページ理由 4 の補足・公的補助の分配の非効率 100 万円 A 氏は安楽死出来、その分の補助を B 氏が受け取る。結果、どちらも満足できる。 100 万円 現状 理想 100 万円 50 万円 A 50 万円 B 生きることを望まない A 氏と生きることを望んでいる B 氏に同額の補助が支給される。 A B 10. 批判1:死ぬ人が大量に出るのではないか? (3) 自殺行動に待ったを掛ける 現在、自殺は「野放し」になっている。まったく歯止めの無い状態だ。だれも止めてくれる人が居ない。 しかし、どのような人であれ、自由安楽死制度を受けるには必ずカウンセリングなどを受けなければいけない。 だまされたと思ってカウンセリングを受けたり、頭を冷やしたりした人の中にはかなりの割合で生きることを選ぶ人が出てくるはず。 一時停止 一時停止 一時停止 11. 批判 2 :労働力の減少に対する不安 (1) 現代は労働力が過剰な状態。 若く、能力や意欲が十分にある人でさえ、 職に就けないことはザラにある。 多くの人が安楽死を選ぶことによって、労働力が減少してしまうのではないか? また、税収も減少しないだろうか? 批判 回答 12. 批判 2 :労働力の減少に対する不安 (2) ・ 2009 年 5 月度の完全失業率は 5.2 %だった (A) 。 しかし、政府は雇用調整助成金を使って 本来なら職につけなかった人に 職を与えている (B) 。 それを考慮すると、実際の失業率は 9%ほどになるのではないかと 考えられている ((A) + (B)) 。 ・さらに一年のうち一日でも働いた人や 就業できる見込みが無くて 就職活動をあきらめてしまった人も 失業者にカウントされなかったため、 それを考慮すると、 広義の失業者はこのグラフの失業率より はるかに高くなると思われる。 それだけの人が数少ない職をめぐって 争わなければならない。 14. 批判 3 :に国や自治体が介入することの必要性 (2) 飛び降り自殺 硫化水素自殺 鉄道自殺 首吊り自殺 種類 自殺した部屋が使用不可能になるばかりか、 建物全体が使えなくなる可能性がある。 鉄道利用者と鉄道会社に 多大な被害を与える。 同じ建物の住人も犠牲になる可能性がある。 死体が飛び散る。 歩行者を巻き込む可能性もある。 被害 16. 批判 4 : 死ぬことが「失礼」だという批判 (2) 「生」 「生」自体はただの容器に過ぎない。 両者は似ても似つかない ・友人、家族、恋人 との交流やふれあい ・生きがい、充実感 ・自由 「生」を切望する人が望む中身 ・痛み、苦しみ ・絶望 ・貧困 ・孤独 ・周囲からの拒絶 死を望む人が捨てたがる中身 17. 批判 4 : 死ぬことが「失礼」だという批判 (3) ・「生きたくても生きられない人」が願う生と「死を願う人」が捨てたい生はまったく別なものだ。 ・自分の主張のため、勝手に「生きたくても生きられない人」の心を代弁してダシに使うのは無礼すぎる。 ・また、臓器提供に代表されるように人の死が「生きたくても生きられない人」を生かすことだって世の中には数多くある。 22. 実現のためにするべきこと ( 2 ) 2 課題 軽い脅しをかける 「脅迫」などではなく、生活保護を要求するなどの軽い脅しをかける。 法律に触れないのはもちろん、人の怒りを買わない範囲でのみ行う。 やるべきことはちゃんとやる ボランティア活動などを無理にやる必要は無いが、 ・臓器提供の意思表示をする。 ・国の自殺防止活動などに協力する ( 動機や死を決意するにいたった経緯 について詳しく答える ) 。 世間への周知 とにかく多くの人に知ってもらうこと。全ての基本。 団体を設立する 多数の声を形にするために、団体を作る。そこで署名活動などを行う。 1 課題 3 課題 4 課題 23. 終わりに 自分のメールアドレス: [email_address] 掲示板: http://jbbs.livedoor.jp/news/5259/ その他: http://kindaichi-ichiro.cocolog-nifty.com/blog/