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Pythonで挑戦！ U-16プロコンの紹介
- 1. 2019.05.11 PyCon mini Sapporo 2019 Masayuki YAMAKI Pythonで挑戦！ U-16プログラミングコンテストの紹介
- 3. 自己紹介 2 • 本業：システムエンジニア • 北海道情報セキュリティ勉強会 代表 • 一般社団法人 LOCAL 理事 • U-16プロコン札幌大会 実行委員長 @yamaki_panda やまき まさゆき
- 4. 本日の内容 3 U-16プログラミングコンテストとは • なにをやるの？ • 目的と意義 • 特徴と魅力 Pythonで挑戦！ • CHaserプログラミング方法の紹介 • 子どもたちがやってみた結果
- 5. 旭川発、16歳以下を対象とした プログラミングコンテスト U-16プロコンとは 4 競技部門 • 対戦型プラットフォーム「CHaser」で 1 対 1 のプログラム同士の対決 作品部門 • CGやWebサイト、自作プログラム等、 自由に作成したデジタル作品を披露
- 6. これまでの開催 5 旭川 → 全道、全国へ波及中 2018年 札幌でも第1回大会開催 開催済み 開催予定 調整中
- 7. CHaser（チェイサー） 6 • Cool（先行）と Hot（後攻）が1対1で対戦 するターン制のゲーム • 指定のメソッド（移動、探索、ブロック配置） を駆使してアイテムを集め、敵を倒す • 開発言語は何でもOK
- 8. 勝利条件 7 • アイテムを対戦相手より多く集める • ブロックを対戦相手の上に乗せる • 対戦相手をブロックで囲む • 対戦相手がブロックの上に移動（自爆） • 対戦相手が試合続行不可能（異常終了など）
- 9. 8 競技部門デモ
- 10. 9第1回札幌大会の様子
- 11. 10第1回札幌大会の様子
- 12. 11第1回札幌大会の様子
- 13. 12 目的と意義
- 14. PCが好きな子どもたちに、 夢や目標となる場所を提供する • 好きだけど、なにをやればいいかわから ない子への目標として • PCが好きな ”消費者” でおわらせない 目的 1 13
- 17. 16 特徴と魅力
- 19. 同じプラットフォームで戦う面白さ • 実力と運 • スポーツ的要素 特徴 2 18 画像引用：NPO法人ITジュニア育成交流協会「ITジュニアの広場」 左 https://www.ajitep.org/2017/11/13/u-16プロコン旭川-北海道大会-栄冠は中学3年生の成瀬有翔さんに 右 https://www.ajitep.org/2016/11/18/news-u16-asahikawa-20161118/
- 20. PCが好きな子が集まり、切磋琢磨 • 横のつながり（友達、ライバル） • 学校の垣根を超えた交流 特徴 3 19 画像引用：NPO法人ITジュニア育成交流協会「ITジュニアの広場」 https://www.ajitep.org/2017/11/13/u-16プロコン旭川-北海道大会-栄冠は中学3年生の成瀬有翔さんに
- 21. 17歳以上の先輩はメンターへ • 縦のつながり（先輩、後輩） • 小→中→高、世代を超えた循環 • 教える側ｎ倍の成長 特徴 4 20 画像引用：NPO法人ITジュニア育成交流協会「ITジュニアの広場」 https://www.ajitep.org/2017/08/04/夏から始まるu-16プロコン-事前講習会で中学生がプログラミングを学ぶ
- 22. 21 Pythonで挑戦！
- 23. なぜPythonなのか？（1） 22 引用：株式会社ビズリーチ 「求人検索エンジン「スタンバイ」プログラミング言語別年収ランキング2018（提示年収の中央値ベスト10）」 https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2018/0807.html トレンドと将来性 • 年収、求人数で常に上位 • 2020年4月～基本情報技術者試験にPython追加
- 24. なぜPythonなのか？（2） 23 初心者にやさしい • 文法がシンプル • オフサイドルール → インデントに意味がある → 誰が書いても同じかたちになる • コンパイル不要 → 書いてすぐ実行できる
- 25. CHaserクライアントのプログラミング 24 • 戻り値として [1, 0, 2, 0, 0, 3, 0, 2, 0] の配列が返る • 1ターンの行動毎に必ず実行する
- 30. プログラミング初挑戦でも 29 とにかく吸収が早い • 時間を忘れてもくもく → 一人「できる子」がいると効率が良い • 友達同士の対戦が楽しい
- 31. つまづくポイント（準備編） 30 今の子どもたちはスマートフォン世代 • パスの概念がなく、自分で作ったプログ ラムをどこに保存したのかわからない • せっかく作った「動くプログラム」を 上書きしてしまう 開発環境構築のハードルが高い • 実行委員会でマニュアルを作成して公開 （協力：苫小牧工業高等専門学校） • 事前講習会でフォロー
- 32. つまづくポイント（プログラミング編） 31 モジュールの分割 • 放っておくと巨大なif文が出来上がる • 途中でロジックを追えなくなり、オフサ イドルールに抵触、 CHaserのルールに 抵触（get_ready を忘れて2回行動する 等）、して異常終了 エラーが起きた時、ひたすらコードを眺めて しまう • エラーメッセージやログの見方、 デバッグのやりかたを覚えるとよい
- 34. 33 今後の予定