外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメントを要約しました。

1. 外資系コンサルが教える
プロジェクト
マネジメント

2. プロジェクトは始まる前に全てが決まる
・成功するプロジェクト(以下PJ)は目的が明確に設定されている
・成功するPJはメンバーの質が担保されている(人材が先、計画が後)
・メンバーが物理的に一緒にいられる場所をつくる
・強い組織の特徴→①ビジョン②(ビジョンに基づく)数値目標③なんかイケてる
価値観が共有されている
・PJの意義をメンバーと共有する
・チーム活動に遊びを取り入れる→常にカツカツだと緊急時に対応できない
・メンバーの力量(好き・嫌い、得意・不得意)をスキャンする
・メンバーの期待値を把握→どんな成長をしたいのか？
・メンバーの役割、ジョブを決める

3. プロジェクト序盤に注意すべきこと
・最初期のミーティング(以下MTG)では期待値超えの貯金をつくる→イケてる感が出て波に
乗る
・ことあるごとに目的に立ち返らせる→メンバーが判断に迷ってリーダーに相談してきた
時に、目的をリマインドし自ら答えを出す感覚を覚えさせる(PJの目的の浸透が、リーダー
の初期の最も大切な仕事)
・メンバーのやる気がないのはリーダーのせい→PJの意義をリマインド、期待値の明確化
(期待をかけて仕事を任せる)
・何を言っても許されることを保証する→チームのルールに設定し、MTGの度に振り返る
・チーム内の情報流通量を増やす
・リーダーの自己開示でメンバーの疑心暗鬼を取り除く←メンバーは思った以上に疑心暗
鬼

4. プロジェクトを上手く着陸させる
・メンバーの時間資源の配分にFBする
・メンバーの話を聞きまくる→メンバーの心配事を個別に聞き出す、参画意識を持たせモチベ
ーションを高める
・上司との定例会議では、「やったこと」ではなく「その時点での結果(仮説)」を出す→フィー
ドバック(以下FB)がもらいやすい
・何かおかしいという感覚を早めに察する→メンバーの表情に注意
・変えるもの変えないものを見極める→計画通りに行くことはない。当初の目的はぶらさない
・PJの初期の仮説に固執しない
・メンバーへのFBはその場で行う
・動機づけのためのコミュニケーション
・権限委譲のために、行動ではなく目的を伝える(力量不足なメンバーには目的と行動を伝える)

5. 計画を成功に導くリーダーシップ
・場をコントロールする→一番先に話し始めた人はリーダーとみなされる
・いつも上機嫌でいる→不機嫌なリーダーには情報が上がってこない
・一貫性(①時間的一貫性：いつでも②空間的一貫性：誰に対しても③状況
的一貫性：緊急時でも)を持つ
・トラブルは全てリーダーの責任→メンバーに押し付けると心理的安全性
がなくなる
・メンバーを比較しない→比較されるとパフォーマンスが下がる
・犯人探しより原因探し
・緊急時こそおおらかに対応→メンバーからの信頼