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- 7. ■NEXT11のひとつ
米大手投資銀行のゴールドマン・サックス及びエコノミストの
ジム・オニールが研究論文において、BRICs諸国に次いで21世
紀有数の経済大国に成長する高い潜在性があるとし
た NEXT11 (ネクストイレブン) に選出されています。具体
的にはイラン、インドネシア、エジプト、トルコ、ナイジェリ
ア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メ
キシコ、大韓民国が挙げられた。2005年12月12日、同行は投
資及び将来成長への有望な前途でこれら主権国家を選出してい
ます。
■貧困層が多い国
IMFによると、フィリピンの2013年のGDPは2,720億ドル。
一人当たりのGDPは2,790ドルであり、世界平均のおよそ25%
程の水準にしか満たない。2011年にアジア開発銀行が公表し
た資料によると、1日2ドル未満で暮らす貧困層は3842万人と
推定されており、国民の40%以上を占めています。
また、出稼ぎ労働者 (Overseas Filipino Workers) は1960年
代のマルコス政権から「余剰労働力の輸出」として進められた
が、現在では海外の出稼ぎ労働者からの海外送金の総額は外資
の直接投資額を上回り、貴重な外貨をもたらしています。
フィリピンの経済成長2
経済成長に伴うファイナンス事業の成長性
NEXT11の予想人口・GDP比較
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