How to upload home appliance log to kintone

1. 連携の手引き
Sony CSL 大和田 茂

2. Kadecotとは
ECHONET Lite家電機器やセンサー、ソニー製機器、
Hue、IRKitなどをブラウザからJavaScriptで制御可能
Google PlayからダウンロードしAndroidで動作
オープンソースの無料ソフトウェア
標準提供以外のプロトコルも、プラグインとして外部から
追加可能
基本機能
● 接続機器一覧取得
● 機器へのコマンド送信
● 機器の状態取得
● 機器の変化通知
APIサーバー
Kadecot
（カデコ）
Webから家電にアクセスするためのサーバー

3. 目的と方法
目的
– Kadecotで集めた家電操作ログを自動的にkintoneにアップロードして
見える化
方法
– Kadecotで家電状況をポーリング、Kadecotのクラウドサーバーに通知
– kintone内からJavaScriptで通知を受け取り、DBに格納
– kintoneのUIを用いて見える化
家電機器
Kadecot
(Android)
クラウドサーバー Kintone
(PC)
※Kadecotは直接WebAPIをホストすることができますが、TLS通信はできないため、クラウド経由にしています。

4. 準備するもの
• kintoneを操作するためのPC
• Kadecotを動かすためのAndroid端末
• Facebookアカウント

5. ステップ１：家電機器の準備
• ECHONET Lite対応家電を準備してください。
– 対応機器一覧が公式ページにあります。
– http://echonet.jp/product/echonet-lite/
• ない場合は、Sony CSLのエミュレータをPCで立ち
上げてください。
– http://kadecot.net/blog/1479/

6. ステップ２：Kadecotの準備
• Android端末を準備
• Google PlayからKadecotをインストール
– まだ起動しないでください。
• Kadecot Support Plug-inを以下から落として
インストール
– http://g.lifedesign-app.org/dl/SupportPlugin.apk
– ダウンロードに必要なID・パスワードはイベントにてお知らせします。
• Kadecotの起動
– http://kadecot.net/install/ をご参考に

7. ステップ３：Kadecotをクラウドにつなぐ
• Kadecotという機器アイコンにタッチ
• 出てくるメニューから「Plug-in設定」をタッチ
• Connect cloud by Facebook accountを押す
（Facebookアカウントが必要です）
• ボタンのラベルが「Connected (Click to disconnect)」に
なったらクラウドに接続されています。
• 現状ではkintoneとの連携には「Lifecast」という方法を用い
るしかないため、その下のEnable Lifecastにチェックを入れ、
Lifecast IDを控えておいてください。

8. ステップ３’ : 確認
• 機器変化ログを見ることができます。
• この確認ページでは、Lifecast IDを用いる必要
はありません
※詳細説明は省きますが、https://g.lifedesign-app.org以下のコン
テンツはcast不要ということになっています。
https://g.lifedesign-app.org/Apps/kintone/test.html
にアクセスし、Facebookアカウントでログイン

9. ステップ４：kintoneの設定1
• kintone上でスクラッチからアプリを作っておく
• 一覧に、以下のフィールドコードを持ったフィールド
を追加
– TimeStamp (一行文字列）
– DeviceId (一行文字列）
– DeviceName (一行文字列）
– PropertyName (一行文字列）
– Value （数値）

10. ステップ５：kintoneの設定2
• アプリの設定⇒その他の設定⇒詳細設定⇒JavaScript/CSSでカス
タマイズ を押す。
• PC用のJavaScriptファイルの下の「URL指定で追加」から以下の３
ファイルを追加
– https://g.lifedesign-app.org/js/kadecot-cloud.js
(Kadecotの基本ライブラリ）
– https://g.lifedesign-
app.org/js/start_kadecot_subscribe_log.js
（Kadecotから標準ログを取るための関数）
– https://g.lifedesign-app.org/Apps/kintone/kintone-kadecot-
sample.js
(kintoneのレコードに書き込むサンプル。動作を変更したいと
きはこのファイルをDLして変更してください）

11. アプリを動作させる
• アプリを起動する際、URLの末尾に?cast=[Lifecast
ID]を加えてください。(Kadecotをクラウドにつないだ時に
控えておいたIDです）
• こうしておいて、家電の状態を変更（電源操作とか）を
行うと、データベースに書き込まれます
• 動作状況はブラウザのJavaScriptコンソールに出ます。
結果はkintoneの一覧に入るはずですが、表示が自動で
リフレッシュするわけではないので、適宜ページをリロードし
てください。
※機器状態の変更はポーリングで読み取っているため、数十
秒程度の遅れが発生することがあります。

12. 以上です。