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こんにちは IFLA LRM,
さようなら FRBR
TP&Dフォーラム2018 @つくば
木村麻衣子(慶應義塾大学文学部)
2018/9/16
IFLA LRMとは
• 正式名称はIFLA Library Reference Model: a conceptual model
for bibliographic information
• FRBR(1998), FRAD(2009), FRSAD(2010)の統合版
• FRBR Review Groupは2010年から統合版の策定に向け活動,
2013年にConsolidation Editorial Groupが正式始動
• 2017年8月, IFLA標準委員会, IFLA専門委員会承認
• 2017年12月版が最新版(8月版から微修正)
FRBR-LRMからIFLA LRMへ
• 2016年2月のWorld-Wide Review時点ではFRBR-Library Reference
Modelという名称
• レビューを反映した2017年3月版にて名称変更
• “名称変更についてはWLIC 2016(FRBR Review Groupの公式meeting)の
後で1日かけてモデルやworld-wide reviewの検討をした際に検討した”
• “議論があったが結論としては、LRMは’functional requirements’でも
‘bibliographic records’のためのものでもないので、FRBRの文字は消し
た”
“ ”部分はChristine Oliver (FRBR RG chair) からの私信より
RDAへの適用
• RDA Steering Committee (RSC)は2016年11月に概念モデルと
しての採用に合意
• 2016年10月,RDA Toolkit Restructure and Redesign (3R)プロ
ジェクトが始動し,その一環としてIFLA LRMを適用
3R Project
• RDA Toolkit Restructure and Redesign Project (3R)
• 2016年10月に開始を発表,2018年4月のRDA大幅改訂に向けた
プロジェクト。IFLA LRMに対応するための改訂。
• 各章のセクションは実体の個々のエレメントとサブエレメント
に焦点を当てた書き方となる予定。
• General GuidanceとEntitiesのセクションが加わる予定。
• 2018年6月に新デザインのtoolkit(英語版のみ)発表予定
• 2018年9月に多言語版を発表予定
http://www.rdatoolkit.org/3Rproject
RDAへの適用
• RDA Steering Committee (RSC)は2016年11月に概念モデルと
しての採用に合意
• 2016年10月,RDA Toolkit Restructure and Redesign (3R)プロ
ジェクトが始動し,その一環としてIFLA LRMを適用
• 2018年6月,新RDA Toolkitのβ版が公開
https://beta.rdatoolkit.org/RDA.Web/Home/InstitutionLoggedIn
行為主体
個人
集合的
行為主体
著作
表現形
体現形
個別資料
割当てられる
Nomen
Res
場所
時間
呼称
主題
出典:Riva, Pat; Bœuf, Patrick Le; Žumer, Maja. IFLA Library Reference
Model : a Conceptual Model for Bibliographic Information. 2017-12. p. 86
IFLA LRM全体の概念図
Res
• “対象領域におけるすべての実体 ”
• ほかのすべての実体をとりまとめるための,最上位の実体
• 著作の主題はなんでもResと考えればよいので楽
適訳がない
「モノゴト」?「いろいろぜんぶ」?「あれやこれや」?
IFLA LRMはFRBR Familyの代替
• 差し替えであって,追加ではない
• 実務家は,もうFRBR, FRAD, FRSAD(の日本語訳)を読む必
要はない
• さようならFRBR! こんにちはIFLA LRM!
• どうするどうなるNCR
• 日本語訳も計画されているそうです
IFLA LRMとFRBR Familyの相違点
1. 利用者タスク
• 第3章(これまでは常に第6章)=前提であることを強調
大事なのは 利用者タスク>WEMI
• 利用者タスクと書誌データの関連づけ重視の「再」表明
WEMI四階層を作りたいあまり,既存書誌から機械的に著
作をgenerateするのは本末転倒
利用者タスク FRBR FRAD FRSAD IFLA LRM
Find 発見 〇 〇 〇 〇
Identify 識別 〇 〇 〇 〇
Select 選択 〇 〇 〇
Obtain 入手 〇 〇
Explore 探索
〇
(Contextualize
の一部?)
〇 〇
Justify 根拠の提供 〇
×(エンドユーザタスクでは
ないため)
出典:Riva, Pat; Bœuf, Patrick Le; Žumer, Maja. Transition Mappings: User Tasks, Entities, Attributes, and
Relationships in FRBR, FRAD, and FRSAD mapped to their equivalents in the IFLA Library Reference Model.
2017, https://www.ifla.org/files/assets/cataloguing/frbr-lrm/transitionmappings201708.pdf. より作成
利用者タスク比較
(そもそもの)利用者の定義
FRBR : 閲覧者、学生、研究者、図書館スタッフ、出版者、取次
業 者、小売店、情報ブローカー、知的財産権の管理者等
FRAD:典拠データ作成・維持者+エンドユーザ
FRSAD:典拠データ作成・維持者、レファレンス担当図書館員、
その他の情報プロフェッショナル、エンドユーザ
IFLA LRM:エンドユーザ。図書館員やデータの作成・維持者は,
職務の遂行のためにエンドユーザと同じタスクを実
行しているときに限り「利用者」
利用者タスク FRBR FRAD FRSAD IFLA LRM
Find 発見 〇 〇 〇 〇
Identify 識別 〇 〇 〇 〇
Select 選択 〇 〇 〇
Obtain 入手 〇 〇
Explore 探索
〇
(Contextualize
の一部?)
〇 〇
Justify 根拠の提供 〇
×(エンドユーザタスクでは
ないため)
出典:Riva, Pat; Bœuf, Patrick Le; Žumer, Maja. Transition Mappings: User Tasks, Entities, Attributes, and
Relationships in FRBR, FRAD, and FRSAD mapped to their equivalents in the IFLA Library Reference Model.
2017, https://www.ifla.org/files/assets/cataloguing/frbr-lrm/transitionmappings201708.pdf. より作成
利用者タスク比較
Contextualizeは,「文脈化」だったなぁ
• データ作成者によるContextualize
Work A Work B
著者C
著者Cの父
Work Z
親子
改訂
序文著者E
Manifestation X
師弟
Contextualizeは,「文脈化」だったなぁ
• データ作成者によるContextualize
Work A
Item a
Item b
Item c
Work B
Item x
Item y
Item z
著者C
旧蔵者F
Contextualizeは,「文脈化」だったなぁ
• エンドユーザによるContextualize
Work A
Item a
Item b
Item c
Work B
Item x
Item y
Item z
著者C
旧蔵者F
IFLA LRMのExplore(探索)の定義
To discover resources using the relationships between them
and thus place the resources in a context
“情報資源の間の関連を利用して情報資源を発見し,情報資源を
特定の文脈の中に位置づけること”(仮訳)
2. 実体
• FRBRグループ2: 家族,団体
→集合的行為主体のタイプへ
• FRBRグループ3: 概念,物,出来事
→すべてResへ
• FRAD: 識別子,統制形アクセスポイント
→Nomenのタイプへ
• FRAD: 規則,機関
• エンドユーザが関わらないため,モデル化の対象外
図1を
再度ご覧ください。
実体 定義 出典
Res 対象領域におけるすべての実体 FRSAD「Thema」の名称/定義を修正
著作 FRBR
表現形 FRBR
体現形 FRBR
個別資料 FRBR
行為主体(Agent) 意図的に行動することができ,権利を付与されてお
り,その行動に責任を負うことのできる実体
(個人,集合動作主のスーパー
クラス)
個人 FRBR
集合的行為主体
(Collective Agent)
個人の集合または組織で,特定の名称を有し,一団
として行動することができるもの
(サブクラスとして「家族」,
「団体」含む)
Nomen FRSAD「Nomen」,FRAD「名称」の融
合(サブクラスとして「統制形アクセ
スポイント」,「識別子」含む)
場所 ある範囲の空間 FRBR「場所」の適用範囲を変更
時間(Time-span) 始まりと終わり,そして期間を持つ時間的な範囲
新
新
新
出典:Riva, Pat. Introducing the FRBR Library Reference Model. 2015, http://library.ifla.org/1084/1/207-riva-en.pdf をもとに改
基礎
呼称
書誌的実体
結びつく
個人
家族
団体
著作
表現形
体現形
個別資料
概念
物
出来事
場所
名称
識別子
統制形アクセスポイント
割当
FRADモデル(2010)の一部
3. Nomenの属性と関連
• 「名称」とは要区別。「名辞」?
• “Nomenは,書誌的宇宙の中のあらゆる実体のインスタンスを表す
ために用いられる何らかの呼称(i.e. 記号の組み合わせ)と,その実
体とを結びつけるものである。対象領域で表現されるすべての実体
は,少なくとも1つのNomenによって名づけられる。” (仮訳)
属性 説明
カテゴリ
(Category)
Nomenが属するタイプ。個人名/著作タイトルなどの名称別,背タイトル/ランニン
グタイトルなど情報源別,識別子/統制形アクセスポイントなどの機能別にカテゴラ
イズできる
Nomen文字列
(Nomen string)
Nomenを通して実体と結びつけられる呼称を構成する記号の組み合わせ
スキーマ(Scheme) Nomenを構築するためのスキーマ
想定利用者
(Intended audience)
当該Nomen(の使用)が適切または好ましいと思われる利用者のクラス
使用の文脈
(Context of use)
あるNomenが動作主によって使用される文脈に関する情報。その情報を通じて動作
主が参照される
参照情報源
(Reference source )
記号表示と,実体Resのインスタンスとの結びつきを証明する,確認可能な参照情
報源。
言語(Language) Nomenの存在が確認される言語
文字(Script) Nomenが表記される文字
文字変換法
(Script conversion)
別の異なる文字で表記された,別の異なるNomenをベースに,新しいNomenを作
成した場合に使用された,ルール,システム,標準。
Nomenの属性
実体「個人」は現実の人のみ
“実体「個人」は,生きている,または生きていたとみなされる
現実の個人に限られる。 ”
cf. FRADでは,架空の人物も「個人」。現実の個人が別人格と
して,2つ目の実体「個人」を持つことも可能だった
※ただし,典拠ファイルの役割はNomenを管理することであり
「個人」を管理することではないので,典拠データの単位を「個
人」にしなくてもよい
文字変換法(Script conversion) ・・・?
• 定義から,FRADでの「翻字法(Transliteration)」に該当
(FRSADでもScript conversionを採用)
• 「Script conversion scheme」としなかったのは何故???
「翻字」,「翻音」,「ローマ字化」は区別すべきもの(日本
語のヨミは翻音)で,Transliterationは不適切1
1)Kimura, Maiko. A modification of the FRAD model for personal names in non-Roman
languages. Journal of Documentation. 2015, vol. 71, issue 5, p. 938-956.
九數通考
九数通考
jiu shu tong kao
キュウスウ ツウコウ
구수통고
數學精詳
Kyusu tsuko
翻字
翻音
ローマ字化
翻字
ローマ字化
異称
九數通考
九数通考
jiu shu tong kao
キュウスウ ツウコウ
구수통고
數學精詳
Kyusu tsuko等価
派生
派生
派生
派生
派生
「Nomen」間の関連
• 等価関連(LRM-R15):同一Resの呼称である2つのNomen間の関連
• 部分関連(LRM-R16): 1つのNomenが別のNomenを構成要素として用
いる場合の関連
• 派生関連(LRM-R17): 1つのNomenが別のNomenの基礎として用いら
れ,かつどちらのNomenも同一Resの呼称である場合の関連
に整理された。
Cf. FRADでは名称間に「別言語形関連」と「その他の異称関連」,統制
形アクセスポイント間に「並列言語関連」「代替文字関連」があった
(これについても使用の錯綜をKimura(2015)が指摘済)
4. 属性のスリム化
著作のタイトル
著作の形式
著作の成立日付
その他の特性
想定終期
想定利用者
著作成立の背景
演奏手段(音楽作品)
番号表示(音楽作品)
調(音楽作品)
経緯度
分点
LRM-E2-A1 Category カテゴリ
LRM-E2-A2 Representative expression attribute
(代表表現形の属性)
FRBR IFLA LRM
著作の属性
83.3%減
ISBDとの重複を避けた結果ではないか。
体現形の属性(FRBR)
体現形のタイトル 物理的媒体 対照事項(書写本) 縮率(マイクロ資料)
責任表示 キャプチャーモード 刊行状況(逐次刊行物)
極性(マイクロ資料または画像投影
資料)
版刷表示 キャリアの大きさ 順序表示(逐次刊行物)
世代(マイクロ資料または画像投影
資料)
出版地頒布地 体現形識別子 再生速度(録音資料) 映写方式(画像投影資料)
出版者頒布者
取得アクセス認証
ソース
音溝幅(録音資料) システム要件(電子資料)
出版日付頒布日付 入手条件
カッティングの種別(録音資
料)
ファイルの特性(電子資料)
製作者
体現形のアクセス
制限
テープの形状(録音資料)
アクセス方法(リモートアクセス電子
資料)
シリーズ表示 書体(印刷図書) 音響種別(録音資料)
アクセスアドレス(リモートアクセス電
子資料)
キャリアの形態
活字のサイズ(印
刷図書)
特殊な再生特性(録音資料)
キャリアの数量 丁付け(書写本) 色彩(画像)
体現形のタイトル 物理的媒体 対照事項(書写本) 縮率(マイクロ資料)
責任表示 キャプチャーモード 刊行状況(逐次刊行物)
極性(マイクロ資料または画像投影
資料)
版刷表示 キャリアの大きさ 順序表示(逐次刊行物)
世代(マイクロ資料または画像投影
資料)
出版地頒布地 体現形識別子 再生速度(録音資料) 映写方式(画像投影資料)
出版者頒布者
取得アクセス認証
ソース
音溝幅(録音資料) システム要件(電子資料)
出版日付頒布日付 入手条件
カッティングの種別(録音資
料)
ファイルの特性(電子資料)
製作者
体現形のアクセス
制限
テープの形状(録音資料)
アクセス方法(リモートアクセス電子
資料)
シリーズ表示 書体(印刷図書) 音響種別(録音資料)
アクセスアドレス(リモートアクセス電
子資料)
キャリアの形態
活字のサイズ(印
刷図書)
特殊な再生特性(録音資料)
キャリアの数量 丁付け(書写本) 色彩(画像)
Access conditions
Extent
Intended audience
Category of carrier
Use rights
Manifestation
statement
『すばらしいFRBRの新世界』第4版 (2006)
Patrick Le Bœuf (フランス国立図書館, FRBR Review Group のChair, LRM策定メンバー)著
Barbara B. Tillett(米国議会図書館,FRBRのコンサルタント)改訂
•FRBRはデータモデルではない
•FRBRはISBDではない
•FRBRは目録規則ではない
5. 参照モデルである(昔から)
• 『すばらしいFRBRの新世界』第4版 (2006)
“FRBRは、参照モデルです。(中略) FRBRは、理解を共通にする枠組
みに過ぎないのです。FRBRによって私達は、思考の中に同一の構造を
持つことができますし、同一の呼称のもとにある同一の概念を参照する
ことができます。 ”
“FRBRは、「データモデル」と呼びうるでしょうか?多くの場合、各実
体についてFRBR が定義する属性はあまりに総称的なので、それを精緻
化せず現状のままでFRBRモデルの実装 を準備することはできないよう
に思えます。”
データモデル?
• 『すばらしいFRBRの新世界』では,すぐに実装可能なスキー
マの意?
• “実世界の情報構造を抽象化するモデル”(図書館情報学ハンド
ブック)
• 参照モデル⇔データモデル の構図は伝わりにくい
IFLA Library Reference Model
“理解を共通にする枠組みに過ぎない”
× Functional Requirements
おまけ:グループ分けはもうしない
• グループ1~3の区別は無し
• グループ1が書誌,グループ2が典拠,グループ3が主題典拠という分
け方は,特に日本では「グループ1はすべて書誌レコードで扱う」かの
ような誤解を与えてきたように思われるので,この変更は歓迎
• すべての実体はNomenを持ち,すべてのNomenは典拠コント
ロールの対象であるというシンプルな構図
• ただし,旧グループ1の構造は不動
IFLA LRMの問題点
1. 利用者タスクの検証が不十分
2. 「著作」の曖昧性
3. FRBR誕生の背景と目録の高度化との関係
4. その他
注:イメージです。
• FRBR Family • IFLA LRM
利用者タスク
実体
属性
関連
実体
属性
関連 利
用
者
タ
ス
ク
マッピング
IFLA LRMの問題点
1. 利用者タスクの検証が不十分
2. 「著作」の曖昧性
3. FRBR誕生の背景と目録の高度化との関係
4. その他
「割当てられる」関連(LRM-R14)
行為主体
個人
集合的
行為主体
著作
表現形
体現形
個別資料
割当てられる
Nomen
Res
呼称
主題
“この関連は,動作主と,その動作主によって割当てられた
特定のNomenとをリンクする。” (図書館が主題件名,統制
形アクセスポイント,識別子等を割り当てる場合の関連を
指す)
エンドユーザが関わらないのに何故この関連があるのか???
日本図書館界はIFLA LRMを適用できるのか
日本図書館界はIFLA LRMを適用できるのか
適用しない選択肢もある
日本の状況
新NCR:全著作の典拠コントロールを必須とする
NACSIS-CAT:“軽量化・合理化”
担い手はNDLのみ?
(TRCもやってくれるかも)
影響関連(LRM-R21) ←LRMで新規追加
定義:2つの著作のうち,先の著作の内容が,次の著作にアイデ
アを提供した場合の関連
例:
• ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』は,戯曲『ロ
ミオとジュリエット』の“影響を受けた” 。
• ヴィクトル・ハルトマンによる絵画『キエフ市の門の設計図』
は,モデスト・ムソルグスキーによる組曲『展覧会の絵』第10
曲『キエフの大きな門』に“影響した”。
難易度高い。
「著作」間の関連(参考)
• LRM-R18 has part/is part of 全体部分関連
• LRM-R19 precedes/succeeds 後継関連
• LRM-R20 accompanies, complements/is accompanied,
complemented by 補遺関連
• LRM-R21 is inspiration for/is inspired by 影響関連
• LRM-R22 is a transformation of/was transformed into 変
形関連
まとめ
• IFLA LRMはFRBRが目指したものの再提示
• でも属性や関連の粒度が粗くなった
• あくまでも「参照」のためのモデル。強制力はない(もとから
そうであったように)
• 使い手によって理解や適用度合いが異なることを許容している
ため,書誌データや典拠データを,データ項目レベルで標準化
するものではない
• FRBR Familyは「昔そんな友達いたなー」程度の存在へ
今後の研究の方向性:利用者タスク
• (前提)資料種別ごとに利用者タスクは異なると思われる
• 漢籍の利用者へのインタビュー調査,質的分析
• 漢籍(現物,画像,テキストを問わず)の利用者は以下の2種類が考え
られる
• 漢籍書誌学(中国語では文献学)の研究者
• 中国史や中国文学等の研究者で,資料として漢籍を使用
• インタビュー記録から研究プロセスにおける利用者タスクを導
出
• 同様の手法を他の資料種別にも適用できるかも
• 図書館員が研究者の研究プロセスを理解することにもつながる
かも

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こんにちはIFLA LRM, さようならFRBR

Editor's Notes

  1. 目録関係者以外には,LRMと言われても何のことかわからない。FRBRの後継であることを宣伝しなければ伝わらなくなった。一方で,モデルであるという点が強調される名称となった
  2. Definition and scope statement User tasks Sources 4-fold path Provenance Recording Links to related elements (both more general and more specific) Links to topics in general chapters
  3. ナンバリングがなくてわかりにくいと不評→ナンバリングがないのはわざとだしこれからも振るつもりはないと運営が発表する始末。
  4. ResとNomenは原綴。NomenはこれまでFRADで用いられていた実体「名称」とは意味合いが異なるため,「名称」と訳さないほうがよいと考える。 この図からはわかりにくいが,IFLA LRMのLRM-E9 Nomen によれば,あらゆる実体がNomenで呼称されるので,場所も時間範囲もNomenで呼称される。ただ,時間範囲や場所は,Nomenを介してResと結びつくのではなく,今指している何らかの実体そのものと結びついているということをこの図は表している。
  5. FRBRでも書誌データ作成者が利用者から外れるとまでは言っていない。明示もしていないが。
  6. Contextualize(関連の明確化)と根拠の提供は,典拠データ作成者のためのタスクであると理解されてきた(文献18)のでLRMからは除外された。 ただし,LRMと同時に発表されたTransition Mappingによれば,Contextualizeのうち,エンドユーザが実行する部分がExploreに吸収されたという理解が正しいらしい。
  7. 著者の人間関係を中心に資料を見たときの文脈化
  8. WorkAとWorkBには全くなんの関係もないが,itembとitemxは以前同じ人物Fのコレクションであったことを示す。旧蔵者,あるいはコレクションとして資料を見たときの文脈。
  9. エンドユーザによるContextualizeは,たとえば旧蔵者Fのコレクションという文脈で資料を探すということ。 IFLA LRMのExploreの定義:To discover resources using the relationships between them and thus place the resources in a context
  10. 関連の明確化という訳もうそではないし,細かく見れば1つ1つの関連を明らかにすることは,文脈化につながるのだけれども,大局的な視点に立ったユーザタスクを,矮小化してしまったような感じがする。大きな絵を描くイメージが,FRADのCotextualize。Exploreも基本的にそういうことである。
  11. 名辞は「現代の図書館」で蟹瀬が使用
  12. 典拠データの作成単位は参照モデルであるLRMの範囲を超えるので現場レベルで勝手に決めろといっている。バラバラにつくるんだったら今までと同じ。典拠データに関する議論は後退した気がする。
  13. Script Conversionは
  14. Анна Павловна (Матвеевна) Павлова‘ is equivalent to ’Anna Pavlovna (Matveyevna) Pavlova‘  アンナ・パヴロワのロシア語キリル文字形と翻字系 'Анна Павловна (Матвеевна) Павлова' has derivation 'Anna Pavlovna (Matveyevna) Pavlova’ のように,LRMでは,等価関連と派生関連に同じ例が示されるなど謎な点もある。しかし,transliterationなどは派生関連とScope Noteに書いてある
  15. 表現形の属性も25個から「8」(レジュメp. 6の「7」個は誤り)個,体現形の属性も38個から「6」(レジュメp. 7の5個は誤り)個へと大幅削減
  16. おおまかな図。あんまり信じないで。IFLA LRMでは体現形の属性はざっくり6個になった。FRBRに比べて粒度が落ちているのがおわかりいただけるはず。
  17. ISBDとLRMのマッピングはTask Group for the Analysis of the Alignment and Impact of IFLA LRM on ISBDによって一度公表されたようだが(和中によれば2017年5月),現在は見られない。 2017年8月付レポートによれば議論が難航しているもよう。https://www.ifla.org/files/assets/cataloguing/isbd/OtherDocumentation/isbd-lrm_alignment_report.pdf FRBRのときとちがってうまくマッピングできない。Manifestationの概念がLRMとISBDで違う。などと書いている。メンバーにはPatrick Le Bœuf はいない。→言わない#タスクグループメンバーが,変化についていけてないのでは?
  18. 第〇グループとかは死語なのでもう使わないで!
  19. 2, 3はスライドなし。レジュメに従う。3は,目録作成部署の予算を守る意図について。
  20. 2, 3はスライドなし。レジュメに従う。3は,目録作成部署の予算を守る意図について。
  21. こういう関連があれば便利だけれども。