六ヶ所再処理工場における放射線リスク　ゴードン・トンプソン

1. 2013年12月 “六ヶ所再処理工場における 放射線リスク” A presentation by Gordon Thompson 資源・安全保障問題研究所（IRSS）所長

2. 日本は素晴らしい技術を持っている (私の家族はプリウスが大好き)
しかし、六ヶ所再処理工場には、受け入れが たいリスクがあるか

3. 六ヶ所再処理工場の主要な危険
• 三つのプール。それぞれ、最大、 4,700 PBqの Cs-137
• 二つのタンク。それぞれ、最大、 1,400 PBq の Cs-137

4. 福島第一 4号機 2011年
4号機使用済み燃料プールのCs-137 :
1,100 PBq

5. 福島事故のセシウム降下 出典：朝日新聞 2011年11月
日本に降下したCs-137 :
6 PBq

6. トムスク再処理工場での爆発の結果 1993年

7. 日本原燃による六ヶ所再処理工場の リスク特性の分析profile Source: Takebe et al, 2007
日本原燃の分析の 欠陥:
• 範囲の限定
• 土壌汚染の無視
• 地震リスクの無視
• 攻撃リスクの無視

8. 六ヶ所再処理工場での対策を 原子力規制委員会が提案 一例：特殊化学消防ポンプ自動車
だがこれらの対策は過酷な状況で機能するか?
(例えば、高い放射線)
特殊化学消防
ポンプ自動車
英国の石油精製 工場

9. 米内国歳入庁の建物に対する 「自爆」航空機攻撃の結果 テキサス州オースチン 2010年

10. レイセオン社の成形炸薬弾実験： Before

11. レイセオン社の成形炸薬弾実験: After

12. 六ヶ所再処理工場の放射線リスク: 主要な点
•使用済み燃料プール及び高レベル廃液タンクに は大量の放射性物質が入っている
•事故や攻撃があれば、放射性物質の相当量が放 出される可能性
•それが日本に与える影響は歴史的な規模のもの になる可能性
•日本原燃と原子力規制委員会はリスクを過小評 価している

13. もっと安全なオプション: 乾式キャスクでの使用済み燃料貯蔵
• パッシブな設計 – 電気も水の供給も必要ない
• 過酷事故や攻撃があっても、比較的少量の Cs-137しか 放出されない

14. 2013年12月 “六ヶ所再処理工場における 放射線リスク” A presentation by Gordon Thompson 資源・安全保障問題研究所（IRSS）所長

15. 日本は素晴らしい技術を持っている (私の家族はプリウスが大好き)
しかし、六ヶ所再処理工場には、受け入れが たいリスクがあるか

16. 六ヶ所再処理工場の主要な危険
• 三つのプール。それぞれ、最大、 4,700 PBqの Cs-137 • 二つのタンク。それぞれ、最大、 1,400 PBq の Cs-137

17. 福島第一 4号機 2011年
4号機使用済み燃料プールのCs-137 :
1,100 PBq

18. 福島事故のセシウム降下 出典：朝日新聞 2011年11月
日本に降下したCs-137 :
6 PBq

19. トムスク再処理工場での爆発の結果 1993年

20. 日本原燃による六ヶ所再処理工場の リスク特性の分析profile Source: Takebe et al, 2007
日本原燃の分析の 欠陥:
• 範囲の限定
• 土壌汚染の無視
• 地震リスクの無視
• 攻撃リスクの無視

21. 六ヶ所再処理工場での対策を 原子力規制委員会が提案 一例：特殊化学消防ポンプ自動車
だがこれらの対策は過酷な状況で機能するか?
(例えば、高い放射線)
特殊化学消防
ポンプ自動車
英国の石油精製 工場

22. 米内国歳入庁の建物に対する 「自爆」航空機攻撃の結果 テキサス州オースチン 2010年

23. レイセオン社の成形炸薬弾実験： Before

24. レイセオン社の成形炸薬弾実験: After

25. 六ヶ所再処理工場の放射線リスク: 主要な点
•使用済み燃料プール及び高レベル廃液タンクに は大量の放射性物質が入っている
•事故や攻撃があれば、放射性物質の相当量が放 出される可能性
•それが日本に与える影響は歴史的な規模のもの になる可能性
•日本原燃と原子力規制委員会はリスクを過小評 価している

26. もっと安全なオプション: 乾式キャスクでの使用済み燃料貯蔵
• パッシブな設計 – 電気も水の供給も必要ない
• 過酷事故や攻撃があっても、比較的少量の Cs-137しか 放出されない