学生たちがよく使う「天気アプリ」を調べ、それぞれ１か月間の天気予報や雨予報を気象庁の実況データと比較することで的中率などを調査し、どの「天気アプリ」が一番当たるのかを分析しました。

1. 天気アプリ
どれが一番当たる？🧐
青森中央学院大学
Weather5

2. はじめに
天気アプリは手軽に天気の情報を知ることが出来る
多くの学生にとって重要な存在
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3. 目的
・気候変動に伴う温暖化による不安定化の一要因
として、外出時などその場で瞬時に天気を知りた
い時がある。
・学生のほとんどがスマホを携帯しているため、
アプリを通して天気を知ることが多い。
→ どのアプリが正確なのか、どのアプリがおす
すめなのかを知りたいと考えた 。
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4. 調査方法
①どの天気アプリを使用しているか学生アンケート
②３つのアプリで1か月間データを収集
（2022年11月1日～30日）
③気象庁の実績データと照らし合わせ
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5. アンケート結果
どの天気アプリを使用しているか（A大学１・２年生）
Y社
49%
W社
16%
Ｔ社
2%
上記以外
20%
利用して
いない
13%
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6. 天気用語の説明
・適中率
「すべての予報の回数」に対する「天気予報が当たったすべて
の回数」の割合。
・「降水あり」予報の適中率
雨の予報だった場合のうち、本当に雨が降った割合。
→ つまり、「雨が降る」という予報が当たった確率
・「降水なし」予報の適中率
雨が降らない予報だった場合のうち、本当に雨が降らなかった
割合。
→ つまり、「雨が降らない」という予報が当たった確率
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7. 6
天気用語の説明
・見逃し率
雨が降らない予報であったが、実際には雨が降った場合の割合。
→ つまり、「雨が降らない」という予報が外れた確率。
・空振り率
雨が降る予報であったが、実際には雨が降らなかった場合の割合。
→ つまり、「雨が降る」という予報が外れた確率。
・捕捉率
実際に雨が降った時の予報も雨だった(的中していた)場合の割合。

8. 調査結果
T社 Y社 W社
天気的中率（％） 55.7% 53.0% 63.9%
適中率（％）
（降水の有無の適中率）
79.6% 74.8% 83.0%
「降水あり」予報の適中率（％） 77.3% 84.4% 77.5%
「降水なし」予報の適中率（％） 80.1% 74.2% 84.5%
見逃し率（％） 16.7% 24.3% 12.0%
空振り率（％） 3.7% 0.9% 5.0%
捕捉率（％） 43.0% 17.1% 58.9%
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9. 考察
①調査結果を全体的に評価するとW社の天気アプリの
「天気的中率」と「降水的中率」が一番高い。
雨の「見逃し率」が低く「補足率」が高い。
②Y社は雨の「空振り率」が低いが、雨予報が少ない。
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10. 課題
収集したデータは１か月分であるため、信
頼度が高いかは断言することが出来ない可
能性がある。
正確性を追求するにはもっと長い期間での
研究が必要である。
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