欧州構造投資基金2014~2020 地域ケアサービスへの移行
- 8. Cohesion
Policy
ヨーロピアン・セメスター
2014年 年次成成長超調査
「質の高い適正価格のサービスへの広範なアクセス」、「個人のニーズに応じたサービス」
2013年 国別特定勧告
ルーマニア:「親の養育を受けられない子どもに対する施設ケアから
別形態のケアへの移行を早めること」
ベルギー:「特に子どもや高齢者を対象とした社会の移行、
社会サービスの利用可能性と有効性を高めること」
(Staff Working Documentで脱施設化に言及)
課題:比較可能な定期的なデータ収集。施設での調査なし
- 9. Cohesion
Policy
社会的投資パッケージ ― 社会政策への
アプローチを再構築
• 政策パッケージ (2013年採択)
EU加盟国が社会予算をより効率的・効果的に使って十分かつ
持続可能な社会的保護を保障できるよう指針を示す
人々の現在および将来の能力の強化、社会や労働市場への
参加の機会拡大を目指す
人々を生涯にわたって支援し、好ましい持続的な社会的成果を
生み出す総合的な給付・サービス政策を重視
治療より予防を重視し、給付ニーズを減らす
子どもと若者に投資し、人生における彼らの機会拡大を求める
- 14. Cohesion
Policy
ポジションペーパー 2012年
地域ケアへの移行を強化
• 医療に関するインフラ
• ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、ポルトガル、ハンガリー、
エストニア、ラトヴィア、オーストリア、スロヴェニア、リトアニア
• 改革がさらなる資金提供の条件(ブルガリア、スロヴァキア)
• 子どものケアに関するインフラ
• ブルガリア、ルーマニア、チェコ、スロヴァキア、ギリシャ、イタリア、
オーストリア
ポジションペーパー(ルーマニア)
「子ども、障害者(精神障害を含む)、高齢者を対象とした施設ケアから
地域ケアサービスへの移行を支援し、対象を絞ったインフラ投資などを行う」
- 17. Cohesion
Policy
計画ツール
• 問題分析
• 差別や社会的排除を最も受けやすい集団(障害者など)のニーズを明確にし、対応する
→ 貧困、地域サービスの欠如など、施設化の根本原因を明確にする
• 期待される成果
• 「ソーシャルインクルージョンの促進と貧困撲滅」という目標について期待される成果として、
施設ケアに代わって地域ケアが拡充すること
• 対等原則
• EU共通提供規則(CPR)第7条:加盟国と委員会は、性別、人種または民族、宗教、
障害の有無…に基づくあらゆる差別を防止するために適切な措置を講じるものとする
• CPR第96条:機会の平等を促進し、性別、人種または民族、宗教、障害の有無…
に基づく差別を防止する具体的な措置
• CPR第96条:障害者のアクセス可能性を保障する要件
• CPR付録I 5.4.:アクセス可能性(対等な直接投資)