セキュリティを楽しむ!
(CTFやバグバウンティの始め方)
2021/07/18
パナソニック株式会社
製品セキュリティセンター 検証対策部
前田 朋久
『July Tech Festa 2021 #今さら聞けないIT技術』
自己紹介
■名前
前田 朋久(Maeda Tomohisa)
Twitter: @kazkiti_ctf
■職業
本業:セキュリティエンジニア(会社員)
副業:バグハンター(個人事業主)
兼業:米国株式投資家
■本業の経歴
パナソニック株式会社に入社
・設計/製造品質コンサルタント(プロセス改善活動) 9年
・システムエンジニア(SIer) ※IT系へ異動希望 2年
・セキュリティエンジニア 7年
(現職)脆弱性診断、脅威分析、OAuth2.0/OIDCの設計支援
Web脆弱性診断スペシャリストの育成の仕組み(kazkitiCTF)構築
マネージメントなどに従事
RCEを狙っていく
↓
RCEを報告し
報奨金獲得
実績と経験 ※業務除く
■セキュリティ関連
SECCON
国内決勝進出
準優勝 準優勝 優勝
医療セキュリティハッキングコンテスト
2016 2017 2018
2015
国内CTFを開始
海外CTFを開始
バグ
バウンティ
開始
弊社CTFチーム(Pwnasonic)発足
2019 2020
SECCON
国内決勝進出
CVE取得
RCE、XSS
バグバウンティ
RCEなど報告
CVE
JVN
取得
目標達成
目標達成
目標達成
RCEを狙っていく
↓
【RCE】
・CVE-2020-5593
【XSS】
・CVE-2020-5592
目標達成
セキュリティエンジニアになってから実現したい目標はおよそ達成!
本日は下記2点をお話します
1.CTFの始め方
2.バグバウンティの始め方
本日は下記2点をお話します
1.CTFの始め方
2.バグバウンティの始め方
CTFとは?
■概要
CTFとは、Capture The Flagの略。
セキュリティ技術を競うコンテスト
問題に隠されたFLAG(文字列)を見つけ出し得点を競う
(例) flag{You_are_winner!!}
出題分野:ネットワーク、フォレンジック、Web、暗号、その他
※初心者向けの問題や、試行錯誤しないと解けない難問や、
世界最先端のハッキング手法が出題されることもある
CTFをやるだけで、
世界レベルのセキュリティ技術を習得することができる!
世界のCTF
■全世界での開催数※CTFtime.orgデータを集計
2021年 102大会 ※6末時点
2020年 230大会
2019年 199大会
2018年 154大会
2017年 142大会
・・・ ・・・
・土日に開催されることが多い
・土日の2日制(48時間)が多い
365日÷7日=52週なので、
230大会÷52週=4.4
世界中で、約4.4大会/週の頻度で開催されている!
日本のCTF
■主要なCTF
・SECCON CTF ※SECCON実行委員会主催
・SECCON beginners CTF ※SECCON実行委員会主催
・TokyoWesterns CTF ※日本トップCTFチーム主催
・zer0pts CTF ※日本トップCTFチーム主催
※SECCON CTFは、2012年~開催されている
※SECCON beginners CTFは、初心者向けの問題が出題される
日本でも活発に開催されている!
いつ開催されているのか?
■世界中のCTF大会がまとめられているサイト
CTFtime.org https://ctftime.org/
今日も開催されている!
来週も開催されている!
どれに参加するとよいか?
■競技形式
・Jeopardy :様々な分野の問題が出題されて、それを解いていく形式
・Attack-Defense :他チームとの攻防戦
⇒まずは、 Jeopardyに参加しましょう!
■参加形式
・現地 :決勝大会は現地に集まることが多い(決勝進出すれば海外にいけるかも…)
・On-line :インターネット経由で参加
⇒まずは、 On-lineに参加しましょう!
初心者は何から始めるとよいか?
・CTF関連書籍
・常設CTF(picoCTF、CpawCTFなど)
CpawCTF ⇒ https://ctf.cpaw.site/
picoCTF ⇒ https://picoctf.org/
この辺りの問題を解いてみたり、write-up(解法)を見てみる
・どの分野をするか?
Web、暗号、フォレンジック、Pwnなど
2021/7/22
出版予定
個人的に楽しみ
にしています
本日は下記2点をお話します
1.CTFの始め方
2.バグバウンティの始め方
バグバウンティ(バグ報奨金制度)とは?
■概要
企業が自社の製品やサービスに対するサイト/スマホアプリなどの案
件を公開することで、世界中のホワイトハッカーが、その対象の脆弱
性(バグ)を発見・報告し、その報告に対して報奨金を支払う仕組み
お金が絡んでいるため、全員が本気です!
スキルの高い人との競争になります!
(高いスキルとスピードが要求されます)
世界中に案件を公開
脆弱性を検査&報告
報奨金
報奨金はどれぐらいか?
サイトによりピンキリです。
1報告当たり1000円 〜 500万円
影響度が高い脆弱性の場合は、金額が高い
・認証バイパス :10~500万円
・任意コード実行(RCE) :10~500万円
・SQLインジェクション :10~500万円
始め方
下記のサイトにホワイトハッカーとして登録するとよい。
バグバウンティプラットフォーム
・Hacker One https://www.hackerone.com/
・Bugcrowd https://www.bugcrowd.com/
・BugBounty.jp https://bugbounty.jp/
自社運営
・サイボウズhttps://cybozu.co.jp/products/bug-bounty/
・Google https://www.google.com/about/appsecurity/reward-
program/index.html
など
ルールは遵守
■ルールの例
★サイトや案件によってルールは異なる!しっかり読みましょう!
・対象サイトが記載されている
⇒それ以外のサイトに攻撃しないこと(法律違反)
・対象の脆弱性が記載されている
⇒それ以外を報告しても、報奨金は貰えない!
・高負荷を与えることは禁止
⇒負荷試験、連続のリクエスト送信などはNG
・他ユーザに影響を与える行為は禁止
⇒脆弱性を悪用するなどで、他ユーザに影響のある行為はNG
最後に…
セキュリティ技術がついたからといって...
許可されていない対象に対してハッキング行為を行った場合、
『不正アクセス禁止法』に抵触します。
刑罰:3年以下の懲役または100万円以下の罰金
許可されていない対象に
ハッキング行為をしてはいけません!!
重要!
まとめ
CTF、バグバウンティで
セキュリティを楽しみながら
技術力・収入を向上させていきましょう!
セキュリティを楽しむ(CTFとbugbountyの始め方)

セキュリティを楽しむ(CTFとbugbountyの始め方)