フィリピンのコスプレファン向けのサイト運営及びイベント企画会社Cosplay.ph Organization, Inc.が、第8回目となる、同国最大のコスプレ・イベントCosplay Mania 2015 (コスプレ・マニア2015)を、22015年10月3日(土)~4日(日)、Manila(マニラ)のSMX Convention Center(SMXコンベンション・センター)で開催します。イベント期間中は、コスプレーヤー単独の競技会Cosplay Slow Showdown、チームによる団体競技会Cosplay Tem Battle、他地域でのコンテスト優勝者による競技会Cosplay Manila Capなどが行われます。
2014年10月4日(土)~5日(日)の2日間開催されたCosplay Mania 2014には、同会場5,250平方メートルのスペースに、128社・団体が出展し、有料の来場者数は24,000人でした。Cosplay Mania 2014では、ブラザー工業株式会社がイベントの共同プレゼンターを務め、在フィリピン日本国大使館や全日本空輸株式会社などが協賛しました。
米国アニメ一辺倒だったフィリピンでは、1979年、日本のアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」が放送されて以来、1980年代、盛んに日本のロボットアニメが地元TV局で放送されました。東南アジア諸国の中で、特に日本アニメの普及が進んだフィリピンは、コスプレーヤーの出現も、2000年のアニメ関連イベントからと言われています。インターネット及びスマートフォンの普及により、TV放送の有無に関係なくさまざまな日本製アニメが、日本と時差なく楽しめるようになって、コスプレ人気にも拍車が掛かっています。現在、コスプレ・イベントはマニラだけでなく、セブ、バギオ、ジェネラル・サントス、カガヤン・デ・オロなど各地で、ほぼ周年、定期的に開催されています。フィリピン人のコスプレイヤーのアローディア・ゴセンフィアオ(Alodia Gosiengfiao)、アシュリー・ゴセンフィアオ(Ashley Gosiengfiao)、リアーナ・フロレスタ(Rihanna Floresca)などは、日本でも有名です。