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米大学の実践に学ぶ障害者の権利保障―1年間の研究留学から見えてきたもの
- 10. 国立大学法人 筑波技術大学
訪問大学・参加研究会 (2013年8月~2014年8月)
ニューヨーク州
– ロチェスター工科大学
– ロチェスター大学病院
マサチューセッツ州
– ノースイースタン大学
– ボストン大学
– マサチューセッツ工科大学
– マサチューセッツ大学
– ハーバード大学
– バンカーヒルCC
ワシントンD.C.
– ギャローデット大学
– 全米登録手話通訳者協会
– 全米ろう者協会
11
カリフォルニア州
– カリフォルニア州立大学
ノースリッジ校
– カリフォルニア大学
ロサンゼルス校
AHEADカンファレンス
– Fall Workshop
– マネジメント研修
– 年次大会
コネチカット大学
– 障害学生支援研修会
NASPA学生支援学会
Typewellカンファレンス
全米速記タイピスト協会年次大会
生活費
研究費
Editor's Notes
- RITは学生数2万人弱の私立大学。
ここには、聴覚障害学生を受け入れ、教育する特別なプログラムが入っていて、
1300人の聴覚障害学生が学んでいる。
このうち、約半数がNTIDという聴覚障害学生向けの特別な学部で学んでいて、
ここでは教員が手話等を用い、直接コミュニケーションが取れるような教育。
残りの約半数がRITで手話通訳等の支援を受けながら教育。
- これらの聴覚障害学生への情報保障を一手に引き受けているのが、
Department of Access Services (=アクセスサービス部門)。
キャンパスの真ん中に設けられた聴覚障害学生支援専門のセンターで、
ここには、手話通訳者 120人
文字通訳者 55人
その他、マネージャ・コーディネータ等をあわせると総勢200名ぐらいの専任スタッフが職員として雇用されていて
年間20万時間以上の依頼に応えている。
フロアの様子を写真で示したが、このように廊下の両脇にずらっとオフィスが並んでいる。
スライド左側はフロアマップ、四角く並んでいるのはデスクではなく部屋!
ここにはマネージャーやコーディネーター、情報保障者のオフィスが含まれていて、
2フロアにまたがって、1階が手話通訳チーム、2階が文字通訳チームが活動している。
- 8箇所に手話通訳
学長から来賓から、生徒会長からみんな手話による挨拶。
本気でインクルーシブナ大学を作ろうとしている。
- 滞在していたのは、ニューヨーク州ロチェスター工科大学だが、その他にもスライドのような大学を訪問し、支援の様子についてお話を伺ってきた。