2011年4月3日
株式会社オルトメディコ
取締役・研究開発部 部長 鈴木直子
本日お話しさせていただくこと
1. (株)オルトメディコのご紹介
2. ヒト試験とは?
3. にんにく卵黄【229-55】の研究結果のご報告
4. まとめ
1.(株)オルトメディコのご紹介
(株)オルトメディコ
 東京御茶ノ水の東京医科歯科大学内
のオープンラボにオフィスを構え
る。
 食品・サプリメントのヒト試験を受
託・運営。
 創業以来様々な試験デザインを提案
し,学術発表を行っている。
 各大学との共同研究を通じ、最先端
の医学研究を実施。
•免疫力検査
•疲労試験 など知識・ノウハウを
ヒト試験事業にフィードバック
代表取締役
山本和雄
研究開発部 部長
鈴木直子
研究開発部 課長
椎塚詰仁
東京医科歯科大学
高気圧治療部
2. ヒト試験とは?
ヒト試験とは
 食品やサプリメントを実際にヒトに摂取してもら
い,機能や安全性を確認する。
摂取前
検査
摂取後
検査
摂取期間
(1回~3か月)
高血圧とは?
血圧とは血液が血管の中を通る
とき、血管にかかる圧力のこと
収縮期血圧(最高血圧)
拡張期血圧(最低血圧)
体への影響(血圧)
 高血圧が続くと
血管壁が厚くなり、血管壁の内側が
傷つきやすくなる
さらに・・・
心臓が多くのエネルギーを必要とし疲れやすく
なり、血管や心臓に障害が出る。
コレステロールとは?
体への影響(脂質)
 LDL(悪玉)コレステロールが増えると
増えた脂質がどんどん血管の
内側にたまって、動脈硬化へ
さらに・・・
心筋梗塞や脳梗塞の発作を起こす可能性
3. 研究結果のご報告
はじめに
 にんにくの主成分であるアリシンは殺菌力、ス
コルジンは強壮作用を持っている。欧米では血
中の脂質を下げる目的と、血管の変化予防の2つ
の治療目的でも認可されている。
 卵黄油は「疲労感の軽減」や「血行をよくする
」などと言われているが、科学的エビデンスは
これまで認められていない。
 安全性第三者認証(原料・製品)
★製品では 認証第一号
過剰摂取の安全性を確認し、閉経後
女性でのLDLコレステロール・血圧
の低下作用が確認されました。
「二重盲検プラセボ対照2群並行群
間比較試験」を実施し、健常者にお
ける血中脂質や眼精疲労に対する影
響について検証しました。
試験1
(2008年 日本臨床栄養学会にて発表)
試験2
(2009年 日本臨床栄養学会にて発表)
(2009年 日本栄養システム学会にて発表)
試験1:パイロット試験
通常摂取量の3倍量を摂取しても
安全性が確認された
試験デザイン
12週間
にんにく卵黄(3錠)
にんにく卵黄(9錠)
6名(閉経後女性)
年齢:53.67±3.2歳
1日3錠
(にんにく卵黄原末480㎎)
6名 (閉経後女性)
年齢:41.8±5.86歳
1日9錠
(にんにく卵黄原末1440㎎)
試験1:結果(コレステロール)
にんにく卵黄を摂取することで
悪玉コレステロール低下の有効性が検証された!?
摂取前 摂取12週後摂取前 摂取12週後
50
100
150
200
250
LDLコレステロール
* p<0.05
(mg/dL)
試験1:結果(グルコース)
50
100
150
グルコース
* p<0.05
(mg/dL)
摂取前 摂取12週後にんにく卵黄を摂取することで
グルコース=血糖値低下の有効性が検証された!?
試験1:結果(血圧)
50
100
150
200
収縮期血圧
* p<0.05
(mmHg)
50
60
70
80
90
100
110
120
拡張期血圧
* p<0.05
(mmHg)
にんにく卵黄を摂取することで
血圧低下の有効性が検証された!?
摂取前 摂取前 摂取12週後摂取12週後
試験1:結果(POMS)
項目 摂取前 12週後 p
(緊張) 48.83 ± 9.26 48.33 ± 9.56 0.78
(落ち込み) 51.67 ± 11.40 48.33 ± 10.05 0.25
(怒り) 54.83 ± 12.02 50.67 ± 9.81 0.47
(活気) 52.83 ± 13.50 53.50 ± 12.53 0.75
(疲労) 48.17 ± 9.66 49.00 ± 9.98 1.00
(混乱) 53.33 ± 10.01 52.17 ± 9.97 0.91
精神ストレスの指標としたPOMSの結果では
ほとんどの項目で良い方向へ動いており、
心の状態もバランスよく保たれていた。
過去1週間の「気分の状態」について
以下の6項目で測定します。
試験2:本試験
にんにく卵黄摂取により
眼精疲労軽減効果があることが示された。
試験デザイン
12週間
にんにく卵黄(3錠)
プラセボ(3錠)
11名(女性)
年齢:48.6±5.4歳
1日3錠
(にんにく卵黄原末480㎎)
11名 (女性)
年齢:49.4±4.3歳
1日3錠
(にんにく卵黄原末480㎎)
調節機能検査とは
眼精疲労の評価として
トライイリス®C9000を使用し
近見反射時瞳孔運動を検査
【調節機能検査実施の流れ】
調節機能検査
トライイリス(負荷前) 負荷(DSゲーム45分間) トライイリス(負荷後)
疲労
大
小
瞳孔径変化
視標移動距離
近 遠
縮瞳率 小
近 遠
健康
大
小
瞳孔径変化
視標移動距離
近 遠
近 遠
縮瞳率 大
試験2:結果(調節機能)
-4.00
-2.00
0.00
2.00
4.00
縮瞳率:DS前後の変化量
摂取前 12週後
にんにく卵黄群
p=0.057+
プラセボ群
p=0.527
(%)
にんにく卵黄の摂取により
疲れにくい目になった!?
試験2:結果(血圧・コレステロール)
90
100
110
120
130
140
150
160
170
収縮期血圧(mmHg )
50
60
70
80
90
100
110
120
拡張期血圧(mmHg )
*
80
100
120
140
160
180
200
血中LDLコレステロール(mg/dℓ )
摂取前 12週後 摂取前 12週後 摂取前 12週後 摂取前 12週後摂取前 12週後
摂取前 12週後 摂取前 12週後
摂取前 12週後
摂取前 12週後
先行試験 にんにく卵黄群 プラセボ群 先行試験 にんにく卵黄群 プラセボ群
先行試験 にんにく卵黄群 プラセボ群
*
*
*
にんにく卵黄の摂取は
“ホメオスタシス作用=生体恒常性”
があることが示された。
試験2:結果(コレステロール変化量)
0
20
40
60
80
100
120
140
160 p=0.026 * p=0.227
(mmHg)
収縮期血圧(摂取前)
LDL-C
変化量(-)
LDL-C
変化量(-)
LDL-C
変化量(+)
LDL-C
変化量(+)
にんにく卵黄群 プラセボ群
試験2:結果(コレステロールと血圧の関係)
-30
-20
-10
0
10
80 90 100 110 120 130 140 150 160
LDLコレステロール変化(摂取前-12週後)
[mg/dL]
摂取前収縮期血圧 [mmHg]
LDLコレステロール変化と摂取前収縮期血圧との関係 (にんにく卵黄群)
グループ1
グループ2
摂取前収縮期血圧 125.4±15.8 mmHg
LDLコレステロール変化 4.75±2.99 mg/dL p=0.050*
摂取前収縮期血圧 105.9±8.9 mmHg
LDLコレステロール変化 -13.14±8.70 mg/dL p=0.007**
血圧がより低めのグループでLDLコレステロールが
低下する傾向にあった。
にんにく卵黄の摂取は、まず血圧を下げる作用が働き、
その後コレステロールの低減作用が働くのではないか。
試験2:結果(カロリー摂取)
日別摂取カロリー平均推移
80
580
1080
1580
2080
2580
3080
1日
目
5日
目
9日
目13日
目17日
目21日
目25日
目29日
目33日
目37日
目41日
目45日
目49日
目53日
目57日
目61日
目65日
目69日
目73日
目77日
目81日
目
にんにく卵黄摂取群
プラセボ摂取群
(kcal)
にんにく卵黄の摂取により、ストレスによる脳疲労を
なくして過食を抑制する働きを示すかもしれない?
モニターさんの声
 疲労感を感じなくなった。
 足の冷えがなくぐっすり寝みれるようになった。
 化粧のノリが良くなって、冷え性が良くなってきたよう
に感じる。
 髪の毛のコシが出ていたように感じる。
 便通が良くなった。(複数回答あり)
にんにく卵黄の摂取による
体感も多く寄せられた。
4. まとめ
まとめ
 眼精疲労の度合いを表す縮瞳率についてはゲーム機
による視覚負荷前後の変化量について改善する統計
的傾向がみられました。
 血圧・LDLコレステロールについては、軽度の高血
圧・軽度の高脂血症の者に対しては高い効果を示す
が、正常値範囲内の者に対しては生体の恒常性を維
持するホメオスタシス作用が確認されました。
研究成果の発表
ご清聴ありがとうございました。

にんにく卵黄【229-55】 における科学的探究 ~ヒト試験による有効性の検証~