#UNIX歴史講座 #osckyoto
jus総会併設イベント@OSC京都
本日の資料は
こちらで公開します
https://www.slideshare.net/hourin/
もしくは
「slideshare 法林」で検索
法林 浩之
@hourin
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日本UNIXユーザ会 幹事 (元会長)
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さまざまなコミュニティとイベントを開催
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全国各地のイベントで研究会を開催
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フリーランスエンジニア
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最近はさくらインターネットの仕事が多い
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他にも多彩なイベントを開催
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くわしくは「法林浩之」で検索
井上 尚司
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武蔵野美術大学 デザイン情報学科 准教授
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日本UNIXユーザ会 事務局長
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jusでの主な担当:会計
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jus設立初年度(1983年)からの会員
本日のゲスト
古川 菜摘
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日本UNIXユーザ会 幹事
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最近就職したらしい
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平成生まれ
本日の質問役
@RussianBlue25
1983年設立
日本におけるUNIXや
OSSコミュニティの草分け
日本UNIXユーザ会 (jus)
jusの会報
主に活動報告を掲載
jus幹事が編集
設立当初から現在に至るまで継続
試合に至る経緯
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昔の/etc/wallは紙媒体 (現在はPDF)
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jus事務局に眠る古文書の電子化を推進中
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作業中に/etc/wallが全巻発掘され電子化
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/etc/wallに書かれた活動記録を紹介することで、
当時のUNIX業界やIT業界の状況を伝えたい
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35年分を一度に紹介するのは無理なので、
各回ごとに年代を区切ったりテーマを設けて説明
おことわり
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今日の内容は当時のIT業界のごく一部
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jusの活動記録から見た当時の状況説明
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jusの活動範囲外の出来事は載っていない
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時間の関係で割愛する話題も多い
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NGワード
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(俺の思い出の)あの出来事が載っていない
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なつかしい(平成生まれは知らない話なのでそん
なこと言わないはず)
お願い
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質問はZoomのチャットでお願いします
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時間が余れば回答します
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思い出語りはTwitterなどでどうぞ
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#UNIX歴史講座 #osckyoto
今回の主な話題
jus設立当初の話
初期の活動
事務局長のお仕事
jus設立
当初の話
/etc/wall 創刊 (1984年1月)
jusの設立経緯
UNIX伝来からjus設立まで
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石田晴久先生により日本にUNIX伝来
(1976年)
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関係者を巻き込んで勉強会を開催
(コミュニティ形成)
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DECUS(DEC社のユーザ会)にUNIX部会設立
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1980年代に入ると各メーカーから
UNIXマシンが発売されたので、
DECUSから独立してjus設立 (1983年)
初期の活動
最初の行事:UNIXシンポジウム
(1983年6月10日)
シンポジウム
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UNIXに関するカンファレンス
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jus創立時(1983年)から2001年まで、
毎年2回開催 (夏は東京、秋は大阪)
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主な内容
テクニカルセッション、併設展示会、
情報交換パーティー(懇親会)、BOF
第1回シンポジウムにて報告された
System V (AT&T社のUNIX)の
ライセンス価格 (当時1ドル=240円)
第3回シンポジウム(1984年6月)
展示されていた各社UNIXマシンの
ベンチマークテストを実施
以後数回にわたり恒例行事に
テストは村井純先生ほか数人で実施
プログラムは手で打ち込むため
短くする必要あり
ベンチマークテストプログラムの例
UNIXワークショップ ‘86 in 横浜
参加者
リスト
(抜粋)
各セッションのテーマ
(セッションの記録はbit臨時増刊
「最新UNIX」に掲載)
jus設立初期(1980年代)
のまとめ
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主な話題
UNIXシステム管理 / ワークステーション環境
(特にGUI) / 日本語対応 / ネットワーク接続 /
SystemVとBSD / 地域活動(特に関西) / 国際交流
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UNIXが主役を張るまでの成長期
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jusはベンダー中立なITコミュニティの原形
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組織を超えたIT技術者のつながりを形成
現代のオープンソースに通じる考え方は
この時代に生まれたもの
(第8回シンポジウム 斎藤信男先生の講演より)
事務局長の
お仕事
1991年度 jus役員と幹事
幹事一覧に井上さんが登場
テクニカル幹事(T幹事)ってなに?
jus幹事会の変遷
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最初は1つ
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1990年〜:TとB(技術/ビジネス)
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1994年〜:ABC(先端技術/技術普及/運営)
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1997年〜:PとM(企画/管理)
●
2001年以降:1つ
1993年度には理事に就任
1997年に事務局長に就任
井上さんの尽力で
会計システムが構築されたらしい
事務局長の
お仕事
実質的には(7)が最重要
就任当時(1990年代)の
jus事務局でやっていたこと
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会員管理
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ソフトウェア配布(テープ/CD-ROM)
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イベント運営(UNIX Fair/シンポジウムなど)
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ラベル配布(有料)
など
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専従の事務局員が1-2名常駐して対応
UNIX Fair
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UNIX関連機器やソフトウェアの展示会
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1986年から1995年まで年1回開催
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会場は新宿NSビル(1986-1991)、
パシフィコ横浜(1992-1995)
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主な内容
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出展各社による展示
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ネットワーク接続実験
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併設セミナー
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情報交換パーティー
1995年前後の
jusの財政状況
●
UNIX Fairが盛況で大幅な収益を得ていたが、
それが頭打ちになってきていた
●
その中でjusが今後も長く活動できる体制を
作ろうとしていた
UNIX Fairは1995年で終了したため
1996年度はフェアによる収益が0に
1990年代に行った
jusの運営体制の改革
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jusを長命にするための仕組み作り
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イベント収入に依存しない財政
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法人化を視野に入れた会則の変更
●
商業色が濃くなったjusを、原点である学術/
技術色の濃いjusに戻す
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UNIX Fairの終焉
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勉強会など幹事の自主運営イベントの増加
今回の主な話題
jus設立当初の話
初期の活動
事務局長のお仕事
皆さんに
お伝えしたいこと
今の流行技術も
20年後には
歴史講座の題材
今すぐこの時代の
まとめを作る必要はない
でも今を記録に残すことは
やっておいた方がいい
今後の予定
またそのうちやります
OSC広島かOnline/fallあたり?
他の年代の資料も
こちらで公開中
https://www.slideshare.net/hourin/
もしくは
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ありがとうございました
またお会いしましょう!

【2021年7月】平成生まれのためのUNIX&IT歴史講座