2018年1月22日放送分

1. 昨年の振り返りと今年の見通し
 欧米の金融政策・政治面に注目
 日本株は期末まで上方修正が続く。来期業績の伸びに着目
リスクは北朝鮮動向
1
日 米 欧州
昨年 今年 昨年 今年 昨年 今年
株
債券
為替
（自国通貨が弱い
→晴れ）

2. ２年間の日米の株価推移
2
（※一昨年末を
１）
 日本株は四半期決算ごとの上方修正を株価に反映、
米国はトランプ相場で新高値を続ける
（倍
）
2016 年 2017 年

3. 日経平均株価とドル円レート
3
直近
アベノミ
クス開始
時
 一昨年の日銀ＥＴＦ買い入れ増額以降、乖離が続く （円高耐久力も）
 昨年半ばから、日経平均と為替の相関が薄れた
（円
）
（円
）

4. 米国債の金利動向に留意
4
 債券金利は好調な米国経済と新 FRB 議長の動向に注目
 現在、年３回程度と想定されている利上げ回数に注目

5. 投資家別売買動向
 昨年は一年を通して個人投資家の利益確定売りが続いた
5
（出所：日本取引所グルー
プ）

6. 投資家別売買動向
 昨年は一年を通して個人投資家の売りが続いた
 足元は外国人投資家の買い越しが目立つ
6
（出所：日本取引所グループ「投資部門別売買動向」よりこころトレード研
究所作成）

7. 投資家別売買動向 （外国人地域別）
 欧州系（オイルマネー？）が大幅に買い越している
7
（出所：日本取引所グループ「海外投資家地域別株券年間売買状況」よりこころトレード研究
所作成）

8. 投資家別売買動向 （ MRF ・ MMF 資金滞
留動向）
 年末の個人投資家の売り越しが証券口座に滞留
 下落局面では押し目買いの可能性も
8
（出所：投資信託協会「公募投資信託の資産増減状況」よりこころトレード研究所
作成）

9. 2018 年の政治日程
9

10. 期初からの業績予想の変化
 業績は前期比 +3.9 ％、（期初） +11.4 ％（ 2 Ｑ）
 為替の円安を背景に輸出企業、機械、電気精密、石油、化学
、
商社など幅広いセクターで上方修正
 足元の業績進捗を勘案すると期末にかけて上方修正期待も残
る
10
+3.9%
（出所：各社会社予想等から作
成）
+11.4%

11. ４つのテールリスクに留意
 リスクが顕在化した際にいくつかのリスクが複合すると
大きな
調整となる可能性も
 直近は北朝鮮動向とトランプ大統領の政策期待の剥落を
警戒
11
欧州リスク
（政治、金融機関、ブレ
グジット）
中国リスク
（為替、理財商品等）
トランプリス
ク
（保護主義政策、移民問
題、発言等）
地政学的リス
ク
（中東、米国と中国、地
震）

12. 高配当は個別株だけではない
12
● 高配当投資アイデア
円：くりっく株３６５、インフラファンド
外貨 :外国債券

13. くりっく株３６５
13
● 毎月配当を受け取ることができる
くりっく株３６５は買いなら配当を受け取ることができる
日経平均やFTSEなら金利負担が少ないのでレバレッジを使った
「金利負担＜配当」投資が可能
2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
配当相当額 144 1,168 13,235 0 11 2,612 141 1,152 13,121 0 0 3,332 34,916
金利相当額 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 -
2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
配当相当額 307 5,514 2,207 2,188 4,351 1,840 360 6,183 797 1,360 3,284 722 29,113
金利相当額 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 260 - 260
● 日経平均配当・金利相当額
●FTSE 配当・金利相当額