More Related Content Similar to 【関マケ'16】アンバサダーマーケティングの心理的動機の解明 - 高岡ゼミ宇都宮班 [立教] (20) 【関マケ'16】アンバサダーマーケティングの心理的動機の解明 - 高岡ゼミ宇都宮班 [立教]9. 現 状 分 析
アンバサダーとは
9
企業やブランドに積極的に関わり、
熱量があって⾃発的に⼝コミをする
ロイヤリティの⾼いファン
藤崎・徳⼒[2015]
10. 現 状 分 析
アンバサダーの効果
10
⼝
コ
ミ
アンバサダー ⼀般の消費者
杉⾕[2009]
11. 現 状 分 析
アンバサダーの効果
11
⼝
コ
ミ
アンバサダー ⼀般の消費者
杉⾕[2009]
周囲に企業や商品について発信することで、
認知度を⾼め購買意欲を刺激する有効的な策
12. 現 状 分 析
アンバサダー成功例
12
Business Journal「ネスレ、絶好調の秘密は唯我独尊経営」(2015)
アンバサダー登録数18万件
業績は前年⽐で25% アップ
*2012年度
13. 現 状 分 析
実務の場において話題
13
14. 現 状 分 析
企業が抱える問題1
14
アンバサダー
ロイヤリティが⾼い
⾃発的な
参加者
少
Executive Foresight Online「実践! アンバサダー・マーケティングの勘所」(2014)
15. 現 状 分 析
企業が抱える問題2
15
プログラムの中⽌
16. 現 状 分 析
プレ調査概要
16
内容
対象
⽅法
⺟数
期間
きっかけと活動への意識
インタビュー
12⼈
アンバサダー経験者
2016/9/3〜9/13
17. 現 状 分 析
⑴アンバサダーを始めたきっかけ
17
昔からその商品が好きで、
アンバサダーを募集してると知ってやりたいと思ったから
それまでその企業と様々な活動をしており、
愛着もあり、プログラムがおもしろそうだったから
参加していたパーティーに企業の⼈が来て
声をかけられたから始めた
先⽣に紹介されてアンバサダーを始めた
18. 現 状 分 析
ブランド・商品に対するロイヤリティ⾼
定義通りのアンバサダー
⑴アンバサダーを始めたきっかけ
18
昔からその商品が好きで、
アンバサダーを募集してると知ってやりたいと思ったから
それまでその企業と様々な活動をしており、
愛着もあり、プログラムがおもしろそうだったから
19. 現 状 分 析
ブランド・商品に対するロイヤリティ低
依頼されただけの消費者
⑴アンバサダーを始めたきっかけ
先⽣に紹介されてアンバサダーを始めた
参加していたパーティーに企業の⼈が来て
声をかけられたから始めた
19
20. 現 状 分 析
ブランド・商品に対するロイヤリティ低
⑴アンバサダーを始めたきっかけ
先⽣に紹介されてアンバサダーを始めた
参加していたパーティーに企業の⼈が来て
声をかけられたから始めた
20
「エセアンバサダー」
21. 現 状 分 析
⑵アンバサダー活動への意識
21
アンバサダーミーティングに定期的に参加し、
企業の⼈と⼀緒にプロモーション活動を考えている
友⼈に知ってほしい商品について積極的にSNSに投稿する
「アンバサダー」の⼈々
22. 現 状 分 析
⑵アンバサダー活動への意識
22
ただ製品についてTwitterでつぶやくことだけ⾏ったけど、
ある⼀定の期間を過ぎたら⾯倒くさく感じてやめた
企業に⾔われた事をとりあえずやってみたが、
活動を通して商品や企業に興味を持つようになった
「エセアンバサダー」の⼈々
23. 現 状 分 析
⑵アンバサダー活動への意識
23
ただ製品についてTwitterでつぶやくことだけ⾏ったけど、
ある⼀定の期間を過ぎたら⾯倒くさく感じてやめた
企業に⾔われた事をとりあえずやってみたが、
活動を通して商品や企業に興味を持つようになった
モチベーションがなく、途中でやめてしまう
活動を通して愛着が湧き、「アンバサダー」となって参加
「エセアンバサダー」の⼈々
24. 現 状 分 析
⑵アンバサダー活動への意識
24
企業に⾔われた事をとりあえずやってみたが、
活動を通して商品や企業に興味を持つようになった
活動を通して愛着が湧き、「アンバサダー」となって参加
「シン・エセアンバサダー」
「エセアンバサダー」の⼈々
25. 現 状 分 析
プレ調査まとめ
25
アンバサダー
(ロイヤリティ⾼)
シン・エセアンバサダー
(ロイヤリティ低⇒⾼)
エセアンバサダー
(ロイヤリティ低)
ブランド・商品に対してロイヤリティの低い
「エセアンバサダー」が
アンバサダー活動に参加している
エセアンバサダーの中でも
活動を通してブランド・商品に愛着が湧き
アンバサダーとして参加し続ける
「シン・エセアンバサダー」がいる
26. 現 状 分 析
エセアンバサダーと
シン・エセアンバサダーが
存在している
①アンバサダーが集まらない
②プログラムの中⽌
アンバサダープログラムは
実務の場で注⽬されている
現状分析まとめ
26
02
01
28. 問 題 意 識
リサーチクエスチョン
28
エセアンバサダーをシン・エセアンバサダーにするためには
どうすればいいのか?
学術的意義
アンバサダープログラム⾃体に着⽬した研究が少ないことから
今後の研究視⾓の拡⼤に寄与できる
実務的意義
効果的なアンバサダープログラムの⽅法を解明することで
現在注⽬されているアンバサダープログラムの促進に貢献する
30. 既 存 研 究
既存研究レビュー
30
⼝コミと購買の意思決定
ロイヤリティと⼝コミの関係性
31. 既 存 研 究
⼝コミと購買の意思決定
31
友⼈や知⼈
からの⼝コミ
宮⽥[2008]
購買
熊倉[2016]
32. 既 存 研 究
ロイヤリティと⼝コミの関係性
32
⼝コミロイヤリティ
Dick and Basu[1994]
⾼橋[2010]
⼼理的要因
⼼理的要因を刺激しロイヤリティを向上させる
ことが重要である
となり⼝コミをするためにはが
34. 仮 説 提 唱
既存研究より
34
⼝コミロイヤリティ⼼理的要因
35. 仮 説 提 唱
定性調査
35
内容
対象
⽅法
⺟数
期間
ロイヤリティに関わる要因
半構造化インタビュー
6⼈
シン・エセアンバサダー
2016/9/26〜10/06
36. 仮 説 提 唱
定性調査
36
今まで
知らなかったこと
に気がついた
アンバサダー活
動によって購⼊
時の選択肢が増
えた
⾃分の周りが
ファンになって
くれた
⾃分の活動が
売り上げに
つながった
企業に対する
イメージが
良くなった
商品を⾝近に
感じるように
なった
企業の⼈と
関わりを持つこと
ができた
他のアンバサ
ダーと仲を深め
ることができた
アンバサダーの数
が多いと選ばれた
特別感がなくなる
やる気のない
アンバサダーと
⼀緒だと気分が
悪い
⼝コミロイヤリティ
心理的
要因
37. 仮 説 提 唱
商品を⾝近に
感じるように
なった
定性調査
37
今まで
知らなかったこと
に気がついた
アンバサダー活
動によって購⼊
時の選択肢が増
えた
⾃分の活動が
売り上げに
つながった
企業に対する
イメージが
良くなった
企業の⼈と
関わりを持つこと
ができた
他のアンバサ
ダーと仲を深め
ることができた
アンバサダーの数
が多いと選ばれた
特別感がなくなる
やる気のない
アンバサダーと
⼀緒だと気分が
悪い
新
た
な
知
識
・
経
験
企
業
・
商
品
と
の
つ
な
が
り
⼈
と
の
つ
な
が
り
特
別
感
の
喪
失
⾃分の周りが
ファンになって
くれた
貢
献
⼝コミロイヤリティ
心理的
要因
38. 仮 説 提 唱
仮説提唱
38
新たな
知識・経験
企業・商品
とのつなが
り
⼈との
つながり
貢献
特別感の
喪失
ロイヤリティ
新たな知識・経験がロイヤリティに
正の影響を与える1
企業・商品とのつながりが
ロイヤリティに正の影響を与える2
⼈とのつながりが
ロイヤリティに正の影響を与える3
貢献が
ロイヤリティに正の影響を与える4
特別感の喪失が
ロイヤリティに負の影響を与える5
新たな
知識・経験
企業・商品
とのつなが
り
⼈との
つながり
貢献
特別感の
喪失
40. 仮 説 検 証
調査⽅法
40
エセアンバサダーの
抽出
エセアンバサダーの
ロイヤリティへの影響
41. 仮 説 検 証
調査⽅法
41
エセアンバサダーの
抽出
42. 仮 説 検 証
エセアンバサダー ⼀般消費者
調査⽅法
42
43. 仮 説 検 証
調査⽅法
43
定 性 調 査
因 ⼦ 分 析 & 主 成 分 分 析
ク ラ ス タ ー 分 析
44. 仮 説 検 証
STEP1 ①定性調査
44
エセアンバサダー
になりうる⼈は
⼀体どんな消費者??
内容
対象
⽅法
⺟数
期間
エセアンバサダー
となりうる⼈の特徴
定性調査
12⼈
アンバサダー経験者
2016/9/26〜10/6
45. 仮 説 検 証
STEP1 ①定性調査
45
アンバサダーって何となくかっこよさそう
具体的に何するかわからないけど報酬ももらえるし楽しそう
企業の⼈と関わってみたい
社会⼈と共に活動したい
エセアンバサダー
友⼈がアンバサダーやっているのを⾒て⾃分もやりたくなった
他⼈がやっていないことをやりたい
与えられた仕事はきちんとこなす
責任感を持って役割をこなす
46. 仮 説 検 証
STEP1 ①定性調査
46
アンバサダーって何となくかっこよさそう
具体的に何するかわからないけど報酬ももらえるし楽しそう
企業の⼈と関わってみたい
社会⼈と共に活動したい
エセアンバサダー
友⼈がアンバサダーやっているのを⾒て⾃分もやりたくなった
他⼈がやっていないことをやりたい
与えられた仕事はきちんとこなす
責任感を持って役割をこなす
チャレンジ精神がある
真⾯⽬である
企業関与モチベーション
他⼈の⽬を気にする
47. 仮 説 検 証
STEP1 ①定性調査
47
アンバサダーって何となくかっこよさそう
具体的に何するかわからないけど報酬ももらえるし楽しそう
企業の⼈と関わってみたい
社会⼈と共に活動したい
エセアンバサダー
友⼈がアンバサダーやっているのを⾒て⾃分もやりたくなった
他⼈がやっていないことをやりたい
与えられた仕事はきちんとこなす
責任感を持って役割をこなす
チャレンジ精神がある
真⾯⽬である
企業関与モチベーション
他⼈の⽬を気にする
エセアンバサダーになり得る
性格的な特徴
企業との関わりに対する意思
48. 仮 説 検 証
調査概要
48
内容
対象
⽅法
⺟数
期間
⾃⾝の性格について
企業関与への意思について
Webアンケート
484⼈
⼀般の消費者
2016/10/12〜10/13
49. 仮 説 検 証
STEP1 ②因⼦分析結果
49
因⼦
1 2 3
これからの展開がどうなるかわからない⽅が⾯⽩いと思う .918 .077 .119
これから起きることがわからない⽅がわくわくする .915 .079 .098
今後の展開がわからない⽅がわくわくする .871 .031 .059
はっきりしないことや予測できないの⽅が⼈⽣は⾯⽩いと思う .721 .060 .109
⾃分が他⼈にどう思われているのかが気になる -.021 .809 .078
他⼈からの評価を考えながら⾏動する .009 .758 .120
⼈の⽬に映る⾃分の姿に⼼を配る .104 .749 .062
⾃分についての噂に関⼼がある .131 .739 .096
努⼒は必ず報われると思う .065 .038 .821
努⼒すれば結果が必ず付いてくると思う .064 .112 .811
⼀⽣懸命やれば⽬標に到達できると思う .180 .165 .688
チャレンジ精神がある
他⼈の⽬を気にする
真⾯⽬である
50. 仮 説 検 証
STEP1 ②因⼦分析結果
50
因⼦
1
企業とつながりたいと思う .918
企業や社会⼈と⼀緒に活動したいと思う
(例:商品開発、販売促進)
.915
企業関与
モチベーション
51. 仮 説 検 証
STEP1 ②主成分分析
51
チャレンジ精神がある
真⾯⽬である
企業関与
モチベーション
他⼈の⽬を気にする
エセアンバサダー
52. 仮 説 検 証
アンバサダー
パーソナリティ
STEP1 ②主成分分析
52
企業関与
モチベーション
エセアンバサダー
53. 仮 説 検 証
STEP1 ③クラスター分析
53
企業関与
モチベーション
アンバサダー
パーソナリティ
STEP2
n=199
⾼
低
⾼低
54. 仮 説 検 証
調査⽅法
54
エセアンバサダーの
抽出
エセアンバサダーの
ロイヤリティへの影響ロイヤリティ
新たな
知識・経験
企業・商品
とのつなが
り
⼈との
つながり
貢献
特別感の
喪失
55. 仮 説 検 証
調査⽅法
55
エセアンバサダーの
抽出
エセアンバサダーの
ロイヤリティへの影響
内容
対象
⽅法
⺟数
期間
アンバサダープログラムに
とロイヤリティについて
Webアンケート
199⼈
STEP1で抽出された
エセアンバサダー
2016/10/12〜10/13
56. 仮 説 検 証
調査⽅法
56
因 ⼦ 分 析
重 回 帰 分 析
57. 仮 説 検 証
定性調査結果
57
新
た
な
知
識
・
経
験
貢
献
企
業
・
商
品
と
の
つ
な
が
り
⼈
と
の
つ
な
が
り
特
別
感
の
喪
失
58. 仮 説 検 証
因⼦
1 2 3 4 5
その企業の⼈と新たな関わりができる .701 .027 .169 .217 .032
その企業⾃体に対する理解が深まる .688 .059 .114 .094 .081
その製品⾃体に対する理解が深まる .574 .188 .207 -.141 .139
今まで得ることのできなかった知識を得ることができる .567 .214 .126 .238 -.022
⾃分以外のアンバサダーと新たな関わりを持つことができる .530 .102 .059 .463 .036
この活動を通して⾊々な経験ができる .509 .346 .282 .199 .170
⾃分の活動がその企業や製品の認知向上につながる .138 .626 .186 .147 .323
⾃分の活動が企業の売り上げにつながる .163 .609 .204 .102 .093
消費者でなくて⽣産者の⽴場に⽴てる .157 .608 .165 .182 -.100
STEP2 因⼦分析結果
58
新たな知識・経験
???
59. 仮 説 検 証
因⼦
1 2 3 4 5
その企業の⼈と新たな関わりができる .701 .027 .169 .217 .032
その企業⾃体に対する理解が深まる .688 .059 .114 .094 .081
その製品⾃体に対する理解が深まる .574 .188 .207 -.141 .139
今まで得ることのできなかった知識を得ることができる .567 .214 .126 .238 -.022
⾃分以外のアンバサダーと新たな関わりを持つことができる .530 .102 .059 .463 .036
この活動を通して⾊々な経験ができる .509 .346 .282 .199 .170
⾃分の活動がその企業や製品の認知向上につながる .138 .626 .186 .147 .323
⾃分の活動が企業の売り上げにつながる .163 .609 .204 .102 .093
消費者でなくて⽣産者の⽴場に⽴てる .157 .608 .165 .182 -.100
STEP2 因⼦分析結果
59
企業への影響?
新たな知識・経験
60. 仮 説 検 証
STEP2 因⼦分析結果
60
因⼦
1 2 3 4 5
その企業や製品を愛す .130 .404 .651 .053 .091
アンバサダー活動ならではのイベント、情報があると嬉しい .201 .186 .545 .171 .172
その企業の製品をいつも使いたくなる .264 .024 .528 .087 .073
その企業や製品は⾃分に似合う -.173 .296 .460 .300 .217
その企業や製品は私にとって特別なものだ .273 .289 .428 -.111 .133
他⼈とアンバサダー活動を通してより深く関わりを持てる .533 .275 .080 .583 .067
友⼈や知⼈とアンバサダー活動を通してより深く関わりを持てる .135 .118 .101 .539 .176
その企業の⼈が⾃分に⾝近である .219 .219 .362 .384 .157
⾃分のアンバサダー活動に興味を⽰してくれる .041 .289 .083 .288 .745
⾃分の活動が友⼈に影響を与える .141 -.056 .292 .040 .594
企業・商品
とのつながり
⼈とのつながり
???
61. 仮 説 検 証
STEP2 因⼦分析結果
61
因⼦
1 2 3 4 5
その企業や製品を愛す .130 .404 .651 .053 .091
アンバサダー活動ならではのイベント、情報があると嬉しい .201 .186 .545 .171 .172
その企業の製品をいつも使いたくなる .264 .024 .528 .087 .073
その企業や製品は⾃分に似合う -.173 .296 .460 .300 .217
その企業や製品は私にとって特別なものだ .273 .289 .428 -.111 .133
他⼈とアンバサダー活動を通してより深く関わりを持てる .533 .275 .080 .583 .067
友⼈や知⼈とアンバサダー活動を通してより深く関わりを持てる .135 .118 .101 .539 .176
その企業の⼈が⾃分に⾝近である .219 .219 .362 .384 .157
⾃分のアンバサダー活動に興味を⽰してくれる .041 .289 .083 .288 .745
⾃分の活動が友⼈に影響を与える .141 -.056 .292 .040 .594
企業・商品
とのつながり
⼈とのつながり
⼈への影響?
62. 仮 説 検 証
仮説再提唱
62
新たな
知識・経験
企業・商品
とのつながり
⼈との
つながり
貢献
ロイヤリティ
新たな知識・経験がロイヤリティに
正の影響を与える1
企業・商品とのつながりが
ロイヤリティに正の影響を与える2
⼈とのつながりが
ロイヤリティに正の影響を与える3
貢献が
ロイヤリティに正の影響を与える4
特別感の喪失が
ロイヤリティに負の影響を与える5
新たな
知識・経験
企業・商品
とのつながり
⼈との
つながり
貢献
特別感の
喪失
63. 仮 説 検 証
仮説再提唱
63
新たな
知識・経験
企業・商品
とのつながり
⼈との
つながり
⼈との
つながり
ロイヤリティ
新たな理解・発⾒がロイヤリティに
正の影響を与える1
企業・商品とのつながりが
ロイヤリティに正の影響を与える2
⼈とのつながりが
ロイヤリティに正の影響を与える3
貢献が
ロイヤリティに正の影響を与える4
⼈への影響が
ロイヤリティに正の影響を与える4b
貢献
⼈への
影響
企業への
影響
企業への影響が
ロイヤリティに正の影響を与える4a
⼈への
影響
64. 仮 説 検 証
仮説再提唱
64
ロイヤリティ
新たな知識・経験がロイヤリティに
正の影響を与える1
企業・商品とのつながりが
ロイヤリティに正の影響を与える2
⼈とのつながりが
ロイヤリティに正の影響を与える3
新たな
知識・経験
企業・商品
とのつながり
⼈との
つながり
企業への
影響
⼈への
影響
4a
4b
⼈への影響が
ロイヤリティに正の影響を与える4b
企業への影響が
ロイヤリティに正の影響を与える4a
65. 仮 説 検 証
STEP2 重回帰分析結果
65
ロイヤリティ
新たな
知識・経験
企業・商品
とのつながり
⼈とのつながり
企業への影響
⼈への影響
有意確率:5%⽔準
R2乗値:0.447
.187
.351
.189
.268
.295
66. 仮 説 検 証
エセアンバサダーの抽出
エセアンバサダーの
ロイヤリティへの影響
検証まとめ
66
アンバサダーパーソナリティ
企業関与モチベーション
n=484 n=199
67. 仮 説 検 証
エセアンバサダーの抽出
検証まとめ
67
エセアンバサダーの
ロイヤリティへの影響
新たな
知識・経験
⼈との
つながり
特別感の
喪失
貢献
企業・商品
との
つながり
68. 仮 説 検 証
エセアンバサダーの
ロイヤリティへの影響
企業への
影響
検証まとめ
68
新たな
知識・経験
⼈との
つながり
特別感の
喪失
企業・商品
との
つながり
⼈への
影響
貢献
70. 新 規 提 案
仮説検証より
70
新たな
知識・経験
企業・商品との
つながり
⼈との
つながり
企業への影響 ⼈への影響
既存のアンバサダープログラムは
これらを訴求しているのだろうか?
71. 新 規 提 案
既存のアンバサダープログラム
71
対象企業:20社
72. 新 規 提 案
既存のアンバサダープログラム
72
新たな知識・経験
企業・商品とのつながり
⼈とのつながり
⼈への影響
企業への影響
73. 新 規 提 案
既存のアンバサダープログラム
73
新たな知識・経験
企業・商品とのつながり
⼈とのつながり
⼈への影響
企業への影響
74. 新 規 提 案
3社
⼈への影響
74
書いたレポートがHPに掲載される
⼝コミを依頼するのみ
⼝コミが他者へどう影響したかわからない
75. 新 規 提 案
2社
企業への影響
75
講師として活躍する
活動の結果が通知されない
活動の企業への影響度がわからない
76. 新 規 提 案
既存のアンバサダープログラム
76
新たな
知識・経験
企業・商品との
つながり
⼈との
つながり は訴求できているが
企業への影響 ⼈への影響
の訴求が不⼗分ではないか
78. 新 規 提 案
インプリケーション概要
78
ア ン バ サ ダ ー 専 ⽤ ア プ リ
アンバサダー活動の影響を
⽬に⾒れる形で感じることができる
ようにしたい
「企業への影響」「⼈への影響」を可視化する
79. 新 規 提 案
Mireru
ホーム画⾯|mireru
79
mireru
- A m b a s s a d o r s -
実際にmireruを
⾒ていこう!
80. 新 規 提 案
Mireru
ホーム画⾯|mireru
80
C
RANK STATUS
Achievement:
81%
うっつーさん
• アンバサダーランク
• ランク内達成度
81. 新 規 提 案
Mireru
影響度の可視化①|mireru
81
発信回数
フォロワー数
インプレッション数
-36回
+12人
+124回
Week Month Year
アンバサダーポイント
1000
900
800
700
600
500
400
JAN FEB MAR APR MAY JUN JUL
ADDITION
REDUCTION
923
127
発信量、リーチ数、変化を可視化
「⼈への影響」「企業への影響」
をグラフ化する
82. 新 規 提 案
Mireru
影響度の可視化②|mireru
うっつーさんが影響を与えた人
+128人
ツイッターでの反応
実際に購入
サイトに来ての検討
インスタでの反応
インスタでの検討
友⼈に対してどのように
影響を与えたかを伝える
82
83. 新 規 提 案
Mireru
影響度の可視化③|mireru
83
TWITTER
RT
IMPRESSION
BUY
INSTAGRAM
IMPRESSION
BUY
各項目ごとの影響
様々なSNSで与えた影響を
各項⽬ごとに可視化
84. 新 規 提 案
Mireru
アンバサダーランク
84
C
RANK STATUS
Achievement:
100%B
うっつーさん
ランクアップ制度を採⽤
S〜Eのランク
85. 新 規 提 案
Mireru
資格を受け取る|mireru
85
報酬一覧
アンバサダーパーティ
@本社 11/16
アンバサダー限定グッズ
プレゼント
新製品特別発表会@本社 12/16
A
C
D
E
S
B
ランクアップごとに
参加資格が得られる
製品ヒアリング@本社 10/27
86. 新 規 提 案
Mireru
資格を受け取る|mireru
86
報酬一覧
新製品特別発表会
@本社 12/16C
A
C
D 製品ヒアリング@本社 10/27
アンバサダー限定グッズ
プレゼント
S
新製品特別発表会@本社 12/16
B アンバサダーパーティ
@本社 11/16
E
87. 新 規 提 案
Mireru
資格を受け取る|mireru
87
報酬一覧
アンバサダーパーティ
@本社 11/16
アンバサダー限定グッズ
プレゼント
新製品特別発表会@本社 12/16
A
C
D
S
B
製品ヒアリング@本社 10/27
オフラインへ誘導
⇒新たな知識・経験
⼈とのつながり
企業・商品とのつながり
を刺激する
E
89. 新 規 提 案
mireru|効果検証概要
89
内容
対象
⽅法
⺟数
期間
mireruの感想・使⽤意向
インタビュー
16⼈
エセアンバサダー
2016/11/14〜11/21
90. 新 規 提 案
mireru|効果検証結果
90
81%
アンバサダーとして
サポートされてる感じがする!
アプリで報告してくれるのは
ありがたいよね!
定量的に成果が⾒えるのは
嬉しい!
91. 新 規 提 案
mireru|効果検証結果
91
81%
アンバサダーとして
サポートされてる感じがする!
アプリで報告してくれるのは
ありがたいよね!
定量的に成果が⾒えるのは
嬉しい!
有効
92. 新 規 提 案
商品体験やパーティーなど
オフラインへ誘導する資格
発信量・リーチ数などから
⾃分がどれほど企業や友⼈に
影響を与えることが
できたのかが
グラフによりmireru
影響度が⾼くなるにつれ
ランクアップ
新規提案まとめ
92
Mireru
C
RANK STATUS
Achievement:
81%
うっつーさん
94. 研究余地
94
実 際 の エ セ ア ン バ サ ダ ー か ら
⼼ 理 的 要 因 を 抽 出 し 、 ST E P 2 を ⾏ う こ と
シ ン エ セ ア ン バ サ ダ ー の 推 奨 か ら
購 買 ⾏ 動 へ の 繋 が り を 検 証 す る こ と
1
2
96. 参考⽂献
96
Jacoby, J. and R. W. Chestnut[1978]『Brand Loyalty: Measurement and Management , John Wiley & Sons, New York』RW Chestnut.
SONY[2016]『αアンバサダープログラム』<http://www.sony.jp/ichigan/ambassador/>(2016年10⽉31⽇).
Twitter社[2016]『Twitterアナリティクス』<https://business.twitter.com/ja/analytics.html>(2016年10⽉31⽇).
アジャイルメディア・ネットワーク[2016]『アンバサダーとは、アンバサダーの活⽤』<http://agilemedia.jp/ambassador/about>(2016年10⽉29⽇).
――― [2016]『アンバサダープラットフォーム』<http://ambassador.jp/platform/>(2016年10⽉31⽇).
圓川 隆夫・⼭本 祐⼦[2000]『顧客満⾜度とロイヤリティの構造に関する研究』公益社団法⼈⽇本経営⼯学会論⽂誌.
熊倉雅仁[2016]『マーケティング・“概念の進化の理論的考察———オムニチャネル・マーケティング”の予⾒———』⾼千穂⼤学学術リポジトリ.
⼩林茂雄・杉⼭真理・⻑⽥美穂[1992]『服装の好感度に対する単純接触の効果』繊維機械学会誌.
櫻井光⾏[2013]『インターネット時代のマーケティング・コミュニケーションの類型』情報研究.
城佳⼦[2010]『⼤学⽣のハーディネスとコーピング、ライフイべントの関連の検討』⽣活科学研究.
菅原健介[1984]『⾃意識尺度(self-consciousness scale⽇本語版作成の試み』⼼理学研究.
杉⾕陽⼦[2008]『インターネット上の⼝コミの有効性———情報の解釈と記憶における⾮⾔語的⼿がかりの効果』上智経済論文集(上智大学経済学会).
杉本徹雄[1997]『消費者理解のための⼼理学』福村出版.
⾼橋広⾏[2010]『消費者⾏動とブランド論(2)ーブランド論の変遷と位置づけの整理ー』関⻄学院商学研究.
電通[2014] 『本マーケティング⼤賞「ネスカフェアンバサダー」、ネスレ⽇本社⻑兼CEOが語るその成功の意義』<http://dentsu-ho.com/articles/1213>
(2016年10⽉29⽇).
徳⼒基彦・藤崎実[2015]『アンバサダー顧客活⽤施策と効果検証の実際』マーケティングジャーナル=Japan Marketing Journal.
宮⽥加久⼦[2006]『消費者⾏動におけるオンラインでの⼝コミの影響—メールとオンライン・コミュニティの⽐較—』研究所年報.