知能化技術活用
コミュニケーションシステム
業務最適化と設備の高度利用
日本アバイア株式会社
岩佐 智宏
内容
  コミュニケーションシステムの変遷について。
  次世代コミュニケーションシステムの紹介。
  従来の仕組みでは不可能であった業務プロセス最適化の実現が可能。
  各種業務機器・関連設備を次世代のコミュニケーションシステムと
連携させることができる。
  その活用価値はユーザが主体となって実現する。
  その実現のために必要なユーザの役割と取り組むべきアクション。

医療現場の課題(背景)
① 急患のたらいまわし
② 応急人材の調整できず
③ 処置を放っておかれた
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コミュニケーションの課題
① 伝える相手が繋がらない
② 情報が正しく伝わらない
③ 情報不足で判断できない

2
コミュニケーションの3要素 
説明が上手い

お金を持っている

上品に応対できる
クレーマー
お得意様

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連絡待ち

伝える

昔の顧客

初心者
疲れている

友達
トイレに行っている
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3
医療現場における緊急時では、
  ルーティン業務では対応できない事態が発生した場合:
–  非番や担当外の医師や看護師を招集
–  遠隔地にいる専門家の意見を伺う
–  状況と判断を関係者が共有する

  現状のコミュニケーションの仕組みで対応できるか?

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伝える

–  電話を一人一人に、順番に掛けていくので時間がかかる
–  特定の通話、通信機器に依存する。それが使えないと連絡できない
–  電話を通した会話なので、複雑な内容は伝えにくい

  次世代コミュニケーションシステムで可能となること:
–  身近なデバイスが利用できるので、特定の機器に依存する制約が少ない
–  コネクションをコントロールできるので、接続を自動化、効率化が可能
–  複数のメディアとデバイスを連携。伝わりやすい会話ができる
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4
コミュニケーションシステムの変遷、
次世代コミュニケーションシステムの紹介
  メディアとコネクション制御が分離

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  第3者がコネクションを制御することが可能に
  複数のメディアを臨機応変に組み合わせる制御が可能に

物理的スイッチ	
アナログ	

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伝える

第3者(サーバ)
コネクション制御	
SIP	

SIP	

IP - Web
H.323, Q931/932	

制御信号	
デジタル	

メディア
音声、ビデオ
Webリソース連携

	
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コミュニケーションシステムの変遷、
次世代コミュニケーションシステムの紹介
  メディアとコネクション制御が分離
  第3者がコネクションを制御することが可能に
  複数のメディアを臨機応変に組み合わせる制御が可能に
第3者(サーバ)
コネクション制御	

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IP - Web

伝える
メディア	

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従来の仕組みでは不可能であった
業務プロセス最適化の実現が可能
  第3者がコネクションを制御できるのでシステム判断が介在可能
  コネクションの優先順位付け、効率化が可能
  情報の連携の実施結果フィードバックでプロセス最適化が可能

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シナリオ
-----------------専門のA医師
専門のB医師
A医師を優先

第3者(サーバ)
コネクション制御	

IP - Web

知能化技術活用

伝える
A医師	
 B医師	
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相談者	
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各種業務機器・関連設備を次世代のコミュニケー
ションシステムと連携させることによる付加価値
  機器システムが、コミュニケーションのトリガーに
  人的判断を補助する情報連携が可能
  業務プロセスとして、コミュニケーション「情報の連携」シナリオを実行

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医療
システム
異常な状態を検知

第3者(サーバ)
コネクション制御	

IP - Web

伝える

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次世代コミュニケーションシステムの活用
(背景)医療現場の課題
① 急患のたらいまわし
② 応急人材の調整できず
③ 処置を放っておかれた

コミュニケーションの課題
① 伝える相手が繋がらない
② 情報が正しく伝わらない
③ 情報不足で判断できない

コミュニケーションの進化
① 適切な人と人を繋げる
② 情報伝達の分かりやすさ
③ 人と医療機器の情報連携

これらはコミュニケーションに問題がある
チーム医療ではコミュニケーションが重要とされいる
しかし、複数の職種間や多様な専門人材の配置調整、
高度医療システムとの情報連携に課題がある

現状のコミュニケーションの仕組みの課題
•  電話を一人一人、順番に掛けていくので時間がかかる
•  電話でしか話せないで、複雑な内容は伝えにくい
•  特定の通信機器に依存。使えないと連絡できない

次世代コミュニケーションシステムにより解決
•  自動化、操作補助で使いやすさ、繋がりやすさを実現
•  メディア融合により情報内容の分かりやすさ実現
•  特定の機器に依存せずコミュニケーションが可能

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その実現のために必要なユーザの役割、
ユーザが取り組むべきアクション
  Web基盤で柔軟に設定を変えることができ、システム連携が可能
  ユーザが主体となってコミュニケーションシステムの活用を策定
  コミュニケーション「情報の連携」をユーザ体験としてデザイン

「何を目的として、誰と誰を効率的に繋げるか」
「いつ、誰に、何の情報を、どう伝えるか」

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次世代コミュニケーションシステムは、
ユーザ主体で情報の連携をデザインできる仕組み

伝える
情報の連携シナリオのデザインはユーザの役割

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ユーザによる情報連携デザインのガイドライン
  業務プロセスの客観的な達成度を体系化したものであるCMMI®
  コミュニケーションシステム活用の視点でCMMI®のレベル分類の拡張
  評価ポイントとレベルを上げるためのデザイン方針のガイドライン
Level 1 Initial – Performed process
初期段階 ー 個人の判断に任せられてる
Level 2 Repeatable - Managed process
反復可能な状態 ー 手順が制定されている
Level 3 Defined process
プロセスとして定義された状態 ー システム化
Level 4  Quantitatively managed
運用状況把握が可能、制御可能な管理状態
Level 5  Optimizing process
業務プロセスの自動的・継続的な最適化を実現
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医療現場の課題(背景)
① 急患のたらいまわし
② 応急人材の調整できず
③ 処置を放っておかれた
コミュニケーションの課題
① 伝える相手が繋がらない
② 情報が正しく伝わらない
③ 情報不足で判断できない
コミュニケーションの進化
① 適切な人と人を繋げる
② 情報伝達の分かりやすさ
③ 人と医療機器の情報連携
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人と人をうまく繋ぐ仕組み
「何を目的として、誰と誰を効率的に繋げるか」
「いつ、誰に、何の情報を、どう伝えるか」

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次世代コミュニケーションシステムは、
ユーザ主体で情報の連携をデザインできる仕組み

伝える
情報の連携シナリオのデザインはユーザの役割

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人と人をうまく繋ぐ仕組み

ご清聴、ありがとうございました。

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知能化コミュニケーション最適化20131024