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More from 吉良貴之 KIra Takayuki (12) 2014.3.3.JST-RISTEX 活動報告会5. PJ終了後の活動
(1) テレビ番組での特集
• BSフジ テレビ番組「ガリレオX」
「静粛に!法廷でぶつかる科学と法律」
2013年11月24日放映
本PJメンバーの多くが出演・協力
→ 内容詳細は、配布の印刷を参照
→ あわせて「法と科学の哲学カフェ」実施
→ 一般層の関心の持続
5
16. 参考資料 2(科研プロジェクト)
2
♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 新着情報 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
【テレビ放送のお知らせ】
BS フジの科学ドキュメンタリー番組「ガリレオ X」に,本プロジェクトメンバーの小林傳
司,渡辺千原,本堂毅が出演します.
11 月 24 日(日)11:30~12:00
「静粛に! 法廷でぶつかる科学と法律」
[BS フジ HP]http://www.bsfuji.tv/top/pub/galileox.html
[番組詳細] http://web-wac.co.jp/program/galileo_x/ …
3.11 以降の科学のあり方を問う内容になるかと思います.
是非ご覧ください.
関連情報:
1)コンカレント・エビデンスのビデオ(日本語字幕版):YouTube で全編公開中
(マクレラン判事の許諾を得ています)
2)国際シンポジウム「科学の不定性と社会:いま法廷では」:
資料コーナーに当日のビデオや関連論考が多数あります.
3)法律時報 2013 年 1 月号:
国際シンポジウムの報告が掲載されています.
4)実際の法廷での誘導尋問の様子:
「法廷における科学」科学(岩波書店)2010 年 2 月号に掲載された論考
を参照ください(ダウンロード可能.岩波書店許諾).
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2013 年 11 月 6 日
本メンバーの笠潤平さんの新刊「原子力と理科教育:次世代の科学的リテラシーのために」
(岩波ブックレット)が出版されました.定価 525 円です.
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本プロジェクトの一環として,
2013 年度 科学技術社会論学会総会・年次学術大会の2つのワークショップで発表を行い
ます.会員以外の方も参加可能です.
11 月 17 日(日)
13:30 – 15:00 A-2-3【ワークショップ】
17. 参考資料 2(科研プロジェクト)
3
裁かれる科学者ー科学の不定性と専門家の責任
オーガナイザー:平田 光司(総合研究大学院大学)
[プログラム]
平田 光司(総合研究大学院大学) 「はじめに」
纐纈 一起(東京大学) 「ラクイラ地震裁判」
米村 滋人(東北大学) 「医療『過誤』訴訟」
ディスカッサント:藤垣 裕子(東京大学)
15:10 – 16:40 A-2-4【ワークショップ】
科学の不定性と科学教育:判断力を育む理科教育の可能性と課題
オーガナイザー:関根 勉(東北大学)
[プログラム]
関根 勉(東北大学) はじめに
大木 聖子(慶應義塾大学)
科学の限界と情報発信:生き抜くための判断を育む防災教育を例に
笠 潤平(香川大学)
考え・判断する力を育む理科教育の可能性と課題:英国の理科カリキュラム改革から
ディスカッサント:小川 正賢(東京理科大学)
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9 月 25 日(書籍の発売)
メンバーの尾内が(調さんと)編者を務め,尾内,笠,吉澤,中島,本堂の論考が収載さ
れた書籍が,9 月 25 日に岩波書店より発売されます.詳細はまたご報告します.
7月5日(金)
東北大学大学院理学研究科で,大木聖子さんを迎えてのセミナーを開催します.
大学院講義「科学コミュニケーション」の授業を兼ねます.
どなたでもご参加いただけます.
19. 1
RISTEX 中村プロジェクト活動報告(2014.03.03)
吉良 貴之
【1】
それでは中村プロジェクトの終了後の活動報告を始めます。私はメンバーの 1 人で法哲
学専攻の吉良と申します。よろしくお願いいたします。
【2】
本報告ですが、まず本プロジェクトがどういう目標で、どういった活動をしたかを簡単
にご紹介します。で、本プロジェクトは取りまとめ期間も含めまして 2013 年に終了したわ
けですが、その時点での成果を踏まえた上で、その後、現在に至るまでどういった活動、
社会実装を行っているかということについて、15 分程度ということですので簡単に羅列す
るような感じでご紹介します。
【3】
本プロジェクトの目標ですが、現状、さまざまな先端科学技術が社会的に問題になって
いる。象徴的なものは福島第一原発の事故になりますが、他にもたとえば遺伝子組み換え
作物の安全性だとか、携帯電話電波基地局の健康影響だとか、高度に専門的で複合的な高度に専門的で複合的な高度に専門的で複合的な高度に専門的で複合的な科
学技術問題について、社会の側で意思決定意思決定意思決定意思決定が求められている。本プロジェクトはそういっ
たさまざまな社会的意思決定のうち、特に司法、裁判所司法、裁判所司法、裁判所司法、裁判所に持ち込まれる法的紛争法的紛争法的紛争法的紛争に焦点を
あて、そこにおいてどのようにすれば法律家と科学者の生産的な協力が可能か、それをは
ばむものがあるとすれば何か、それを克服してよりよい判決をもたらすためにはどうした
らよいか、といったことを考えてまいりました。そして、地道な意識改革とともに、最終
的には制度的な提言に結びつけることを目標にしてまいりました。
【4】
その成果は、「法と科学のハンドブック法と科学のハンドブック法と科学のハンドブック法と科学のハンドブック」という小冊子にまとめまして、プロジェクトの
公式サイトにアップロードしております。印刷版をかなりの部数、用意いたしまして関係
者のみなさまにはお配りしましたので、この中にもご覧くださった方もいらっしゃるので
はないかと思います。そのハンドブックはどちらかといえば一般向けのものでありますが、
よりアカデミックな、あるいは法律実務家向けのイベントといたしましては、オーストラ
リアで先進的な試みを行っている裁判官の方などをお呼びした国際シンポジウム「科学の科学の科学の科学の
不定性と社会不定性と社会不定性と社会不定性と社会」というものを 2012 年 8 月に開催しました。約 250 名程度の参加がありまし
た。こうした成果は、法律家と科学者の間でどういう「ズレズレズレズレ」が生じているからうまくい
かなくなっているのか、という問題意識から、ここに書きましたように、固い科学観・固