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ERPデータについて
  ERP実験研究の読み方

   近畿大学 菅井康祐

     2013年2月23日
 LET関西支部メソドロジー研究部会
       於:広島大学
                     1
1. はじめに



          2
1.はじめに


ERPs(事象関連電位)になじみはありますか?

a. 実験を行ったことがある

b. 実験協力をしたことがある

c. 専門書を読んだことがある

d. 論文・研究発表で見聞きしたことがある

                          3
1.はじめに
Q. ERPsが使われている研究に出くわしたら
  どうしますか?

a. 他の実証研究と同様に検討する

b. あげられているデータを信じて理解する

c. データは飛ばして主張のみを読む

d. 見なかったことにする

 今日の目標:aになれるようになるためのお手伝い


                             4
2. ERPとは



           5
2. ERPsとは




    図1. 大脳皮質と電極
(メディカルシステム研究所websiteより)
                             6
2. ERPsとは
Event-Related Potentials: 事象関連電位

「外的刺激によって引き起こされる受動的・
 外因的な脳の電位変動(大脳誘発電位:
 evoked potential)とはことなり,

外界の刺激(事象)に対する被験者の
認知的態度を反映して変動する
内因性の電位」  (丹羽・鶴,1997)

        ERPを用いる最大のメリット
                                           7
2. ERPsとは



         空間       時間       費用

 ERP      △        ◎        ○

fMRI      ◎        △        ×

MEG       △        ◎        ×

 NIRS     ○        ○        △

表1. ERP, fMRI, MEG(脳磁図), NIRSの比較


                                    8
3. 記録と解析



           9
3. 記録と解析




 図2. 国際10-20法による電極配置
(メディカルシステム研究所websiteより)

                           10
3. 記録と解析

10%法(拡張10-20法)




    図3. 10-20法と10%(拡張10-20)法(入戸野,2005)

                                         11
3. 記録と解析


       生体アン
       プ
        (増               A/D変換
       幅)




(抽出)              (記録)
        図4. 記録法
                                 12
3. 記録と解析

A/D変換
  アナログの波形をデジタルに変換
  ここで,データの精度が決定される

 量子化:振幅(例:16bit = 2の16乗)
 サンプリングレート:時間の解像度
  500-1000Hzが一般的


                           13
3. 記録と解析
加算平均法
刺激の開始時を基準に同じカテゴリーの刺激に対する
波形を同期加算することで,背景ノイズの影響を小さ
くする。




                     1課題に対して,
                     30以上加算する。




        図. 5 加算平均波形(入戸野,2003)
                                       14
3. 記録と解析

単発提示法

標的課題のみを連続提示し,その加算波形の成
分を分析する方法。

odd-ballパラダイムよりは各成分が小さくなる
ことが多い。

刺激に対する純粋な反応を検出するのに適して
いる。(他の刺激との差に対する反応ではな
い)

                            15
3. 記録と解析

odd-ball paradigm

基準(標準)刺激(70-90%)
と標的刺激(10-30%)を提示

2つの刺激の違いによる
P3やMMN(後述)を検出
するのに適している




                    図6. odd-ball
                                          16
3. 記録と解析




図7. 電極ごとの波形(Handy, 2006. p. 306)
                                      17
3. 記録と解析

MMN
200 ms前後から現れる陰性成分

頻度の異なる2種類の刺激音のうち,
頻度の低い刺激の音響的な逸脱に対する自
動的な反応。

odd-ball paradigm(後述)をもちいて検出

                               18
3. 記録と解析

P3(P300)
300 ms近傍に出現する内因性の陽性波

潜時・振幅は反応時間との相関あり

odd-ball paradigm(後述)をもちいて検出




                               19
3. 記録と解析

N400
400 ms近傍に現れる陰性成分

文中の語の意味処理に関わると考えられ,
意味的に文にそぐわない語に対して現れる

odd-ball paradigm(後述)をもちいて検出


                               20
3. 記録と解析




図9. N400サンプル波形          21
3. 記録と解析

P600
600 ms近傍に見られる陽性波

文処理中の統語的な制約に関わる逸脱,
あるいは要素同士を統合する際の負荷を
反映する成分




                          22
4. 結果と解釈



           23
4. 結果と解釈

成分分析法

各成分を分析
                         MMN, P3,
                         N400, P600などの
                         特徴に基づき,
                         波形を分析解釈す
                         る




         図10. odd-ball
                                         24
4. 実験パラダイム

差分法

複数の標的課題(ミニマルペア)に対する
波形を記録し,その2つを差分する。

→残った成分を分析する




                       25
4. 実験パラダイム




図12. N400サンプル波形(梨名,2008)
                             26
4. 実験パラダイム

      それぞれの得意とする課題
成分分析法
特定の成分(P300, MMNなど)に対応する
ことが明らかな課題を設定できる場合。特
定の成分を確認したい場合。
差分法
条件を統制して1つのパラメータに対する
反応の差をみる場合。

                          27
4. 言語研究における課題設定・分析




さて,私たちの目的は?




                  28
4. 言語研究における課題設定・分析


ERP成分の特定?

ERPの発生部位の特定?

標的としている言語事象の大脳認知のレベ
ルでの違い(同一性)を観察すること。



                       29
4. 言語研究における課題設定・分析

 ではどのような実験を行うべきか?

 解釈できない要因は徹底的に排除する
         ↓
・しっかりと統制した課題を用いる
・他の解釈が入り込まないように課題の差
 で解釈を行う。

    他の実証研究と同じ!
                      30
5. まとめ



         31
5. まとめ
ERPデータを読み解く注意点

 ・マッピングや部位情報に結果の解釈が
  依存していないか
 ・しっかりと差分をとったものを
  分析しているか
 ・成分の特性(N400, P600など)に解釈が
  依存していないか
 ・他の要因を排除できるだけ条件が
 統制されているか

                         32
33
図13. マッピングサンプル(菅井,
参考文献

Handy, T. C. (2005) . Event-related potentials: A
   methods handbook. Cambridge, MA: MIT Press.
入戸野宏 (2005). 『心理学のための事象関連電位ガイ
   ドブック』北大路書房
Luck, S. J. (2005). An introduction to the event-related
   potential technique. Cambridge, MA: MIT Press.
丹羽真一・鶴紀子 (1997). 『事象関連電位:事象関連
   電位と神経情報科学の発展』新興医学 出版社
Polich J, Eischen S. E, Collins G. E. (1994). P300 from a
   single auditory stimulus. Electroencephalography and
   clinical Neurophysiology, 92(3), 253-61.


                                                        34

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