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150621_薩摩川内RFP_PJ概要
- 1. 2 0 1 5 . 0 6 Riverfront Project 薩摩川内リバーフロントプロジェクト 薩摩川内市スマートハウス フューチャーセンタープログラム 「食と農業の未来」 スピンオフプロジェクト R e v 1 . 0
- 5. 5 何をブランド化するか？ 薩摩川内市内で生産される主な農水産物一覧。 品名 園芸重点 7品目 かごしま ブランド 産地指定品 主な産地 特徴 いちご ○ 東郷 ハウス栽培が中心。栽培に手がかかり、収穫量は少なめ。高級品として売っていき たい。【品種】さつまおとめ ごぼう ○ 樋脇 川内ごぼう。土の質が良いのでよく育つ。【品種】さつま雅 らっきょう ○ 唐浜 唐浜の砂丘。市外に出荷。九州では、唐浜を含んで２箇所しか産地がない。 ゴーヤー ○ 他産地との差別化ができず、収穫減少中。 やまのいも ○ 水が豊富な土地でよく育つ。米と一緒につくる農家が多い。安定して供給される。 きんかん ○ ○ 入来 香港や台湾に輸出。水が豊かな土地でよく育つ。甑島の海洋深層水を散布して育て られたきんかんもある。 ぶどう ○ 東郷 みかんに代わりそく育てられる。【品種】シャインマスカット 茶 ○ 県内第2位。川内川の川霧が茶の生育に◎。ライフスタイルの変化により全体的には 集荷量は減っているが、北米などに輸出もしている。 花 川霧が生育に◎。 米 旧川内 川内川流域は、県内一の米作地。【品名】高江三千石米 焼酎 旧川内／樋脇／祁答院 ／上甑／下甑 他 川内川の豊富な水で製造。ミネラル豊富な地下水を汲み上げて使用されたりもする。 ウナギ 川内川での養殖が盛んで、シラスウナギは県内一位の漁獲量。ミネラル豊富な地下 水が◎。 キビナゴ 甑島 全国一位の漁獲量。 チリメンジャコ 川内港 地元ではあまり知られていないが、県外ではシラスは高級品として認知され始めて いる。 牛 ○ 良い種牛がいる。【品種】野崎牛 豚 ○ 高品質。 ブランド対象品
- 7. 想いターゲット 7 誰に支持してほしいか？ まずは身近な人たちの支持を得て、そこから販路の拡大を目指します。 ファン／ターゲット ② 鹿児島市民（50万人） 鹿児島県民（160万人） ③ 福岡 → 広島 → 大阪 ……→ 首都圏 地元の人に地元特産品の 価値を伝えたい！ （地産地消の推進） 鹿児島県内での 薩摩川内ブランドを 確立したい 最終的には県外でも 通用するブランドに 育てていきたい ① 薩摩川内市民 （10万人） ↓ ↓ ↓ ↓
- 8. 8 薩摩川内のまちの強みは何か？ 特産品の特徴や、地理的状況から検証してみました。 ■ 薩摩川内市での農協の取り扱いの約半分を占めるのが「きんかん」と「茶」 ・きんかん → 水が豊富な土地で良く育つ。 ・お茶 → 県内２位の生産量。川内川の川霧が生育するのに好条件。 ■ 薩摩川内市内に酒造が多く、県内外での評判の高い「焼酎」 ・焼酎 → 川内川の豊富な水をもとに製造される。 ■「米」や「ウナギ」など、良質で豊富な水の恩恵を受けた特産品が多い。 オリジナリティ 薩摩川内のまちは、山の栄養が川によって運ばれ、 良い土と良い水によって、おいしい作物ができやすい土地である。＞＞＞ 例えば・・・ 他にも・・・
- 9. 9 川内川 鹿児島県を代表し、薩摩川内市を象徴する河川。 ■ 鹿児島県内一の一級河川 薩摩川内市の河口部より東シナ海に注ぐ一級河川。熊本県最南部、宮崎県南西部および鹿児島県北西部を流れる 川内川水系の本流。九州では筑後川に次ぎ第二の規模を誇る河川で、最上流部は熊本県、上流部は宮崎県に属する。 128の支流がある。 ■ 水質は九州で第5位 2010年に行われた水質調査の結果、九州の一級河川では5位（全26本中） 全国の一級河川では24位（全165本中）（出典：川内川河川事務所 広報資料より） ■「川内」の起源は神話時代 ニニギノミコト（天照大神の孫）がこの地に皇居を定めるにあたり、千の台を作るように命じたという故事によるとされる。 ここから古来は「仙台」「千代」「千台」「河内」などとも書かれたが、1720年に当時の薩摩藩主であった島津吉貴が 「川内」と命名し定着した。これは川内川と高城川の内側という意味。 オリジナリティ
- 10. 10 まとめ 薩摩川内市のまちの強みとなる価値を以下のように抽出しました。 オリジナリティ 2 県内随一の川 ■ 鹿児島県内では規模では第一位の一級河川 →鹿児島県内での「川ブランド」は効力を発揮する可能性が高い 3 川がもたらす 自然の恵み ■ ブランドの対象品となる市内の特産品には、水に関するものが非常に多い 1 まちの象徴 ■ 川内川は、市民にとって薩摩川内市の象徴的存在である ■ 合併前の旧川内市のイメージ戦略は「水のまち」であった →合併後のより広域の薩摩川内市全体を包括するイメージとしてリブランディング ■ 市章も川がモチーフ 薩摩川内市を「川内川」を中心的モチーフにさまざまな水の豊かさに育まれ、 おいしい食べ物ができる「水辺のまち」としてのリブランディング 薩摩川内市の頭文字のSと川内川の形状を組み合わせたデザインである。緑は田園と山々の自然のやすらぎを， 青は海，川，湖など水のうるおいを表わす。広い面積を有する薩摩川内市が一体となって地域力・都市力を発揮し， 明るい未来に向けて力強く躍動する姿を表現したものである。（引用：薩摩川内市WEBサイト） ４ 島ブランドと 川ブランド ■ ブランド化が進みはじめている甑島「島ブランド」と対になる「川ブランド」の位置づけで、 本土側を主な対象として、「らしさ」を明確化 ＞＞＞
- 12. 12 ブランドコンセプト Riverfront 水辺のまち Riverfront Marche 〔リバーフロントマルシェ〕 【ブランドイメージ（上位概念）】 【店名／イベント名】 ＝ 【取扱商品群】 「川内川」や「水」に由来する特産品 薩摩川内市の本土側を「水辺のまち」と位置づけ、象徴的な「川内川」と、 そこから派生する多種多様な「水」のイメージによって、「川ブランド」をつくります。 イメージ 「らしさ」を表現 場＝ 消費者がブランドに触れる タッチポイントとして ブランドイメージを発信 商品＝ ブランドイメージに 裏付けられた 高い商品価値
- 13. 13 リバーフロントプロジェクトの2つの取組み 手始めに薩摩川内の「あらたなブランド」をつくり、「あらたな売場」で売り出します。 新たなブランド 新たな売り場 リバーフロント ブランド 水のまち薩摩川内 川内川のめぐみ リバーフロントマルシェ 商店街と河川敷で開催 特長のある切り口での 質の高い商品を提供 ブランドを効果的に発信 できる場の提供
- 15. 15 今後の展望 市内→県内→全国へ 2015 2016 2017 2018 2019 2020 市民に愛されるブランドへ 県内のトップブランドへ 全国的なブランドへ ★リバーサイドブランド発足 ★リバーサイドマルシェ開催 ★商店街に常設店舗 ★市内のスーパー・飲食店での取扱 ★県内のスーパー・飲食店での取扱 ★鹿児島市内にミニショップ 内部での共感と信頼の獲得。 ・農家さん中心に仲間集め。 ・市民の支持を得る。 県内でのトップブランドの仲間入り を目指す。 ・葉物野菜なら「桜島」「小山田」 に勝つ。 川内川の清流としての認知とともに 全国にブランド展開する。 薩摩川内といえば「きれいな川、お いしい農産物」と言われたい。 オリンピック イヤー ★全国のスーパー・飲食店での取扱 ★アンテナショップでの取扱