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Fyber  を使って
複数の動画リワード広告を
アプリに実装する⽅方法
Tatsuo  Sakamoto
(as  a  personal  project)
as  of  May  2015
なぜ動画リワード広告で
メディエーションが必要なのか
§  動画リワード広告は【在庫切切れ】を起こしたり、
【同じ案件ばっかり】になる可能性がある
§  バナーやインタースティシャル  (全画⾯面)  広告と違って
動画リワード広告には下記のような特徴があるため
§  広告の案件  (広告主、クリエイティブ)  の種類が少ない
(動画の製作等にコストがかかるため、⼤大⼿手広告主以外は
  ⽐比較的出稿しない傾向がある)
§  同じユーザーに何度度も同じ広告を⾒見見せないよう、
広告ネットワーク側でフリクエンシーキャップ
(同じユーザーに⼀一定期間内に最⼤大何回まで同じ広告を
⾒見見せるかを制限すること)  をかける場合もある
今更更ながら
メディエーションの仕組み
app
mediation
ADNW  A
ADNW  B
ADNW  C
ADNW  D
1
2
3
4
5
※  ADNW  =  アドネットワーク  (広告ネットワーク)
1.  app  から  mediation  SDK  を  
call  し、mediation  server  
から  ADNW  の優先順位を
取得
2.  優先順位最⾼高の  ADNW  に
ad  request、在庫があれば
表⽰示
3.  2.で在庫がなければ、優先順位
2位の  ADNW  に  ad  request
4.  以下表⽰示されるまで続く
Fyber?
メディエーションなら  AdMob  では?
§  バナー・インタースティシャルであれば単純に
案件在庫がある・ないが分かればよかった
§  動画リワード広告の場合、案件在庫の有無に加えて
動画視聴後の  callback  が必要になる
§  視聴に成功していたらユーザーに報酬を付与
§  失敗していたらエラーメッセージを出す等
§  それが出来るメディエーションツールでどうやら
⼀一番メジャーっぽいのが  Fyber
§  Heyzap  っていう、1SDK  で出来るソリューションも
ある模様  (⼿手数料料抜かれる)。SSP  みたいなモデルか
Sign  Up  Now
とりあえず  Fyber  で
アカウント登録してみよう
www.fyber.com
Sign  up
⽬目的を聞かれるので
Monetization  (収益化)  を選択
POP  UP
収益化 ユーザー獲得 問い合わせ
フォームに必要な情報を⼊入⼒力力
§  必要な情報は下記の通り
§  下の名前
§  苗字
§  メールアドレス
§  パスワード
§  会社名
§  会社の  web  サイト
§  国  (ドロップダウン)
§  規約  (チェックボックス)
§  たぶん中⾝身⾒見見られてるので
会社名や  web  サイトとかも
きちんと書いたほうが良良い
かも?
https://dashboard.fyber.com/signup
これで終わりじゃない!
メールのやり取りが必要だよ
§  最初のリンクをクリックして
メールアドレスを確認
§  publishers@fyber.com  宛に
メールでゲーム/アプリの情報を
伝えて、承認されたら
ログインできるようになる
1.  ステータス  (publisher,  
developer,  その他)
2.  URL
3.  プラットフォーム  (ブラウザ,  
クライアント,  モバイル,  SNS)
4.  MAU  または  DAU
5.  ユーザーの多い国  TOP  5
6.  アプリ内通貨の有無  (Yes/No)
publishers@fyber.com  宛の
メールのテンプレ  (例例)
From:  登録したメールアドレス
To:  publishers@fyber.com  (きたメールに返信で  OK)
Hi  Fyber  DevRel  team,
Please  check  the  information  below.
1.  Status  :  publisher
2.  Game/App  URL  :  https://itunes.apple.com/jp/app/id123456789?mt=8
3.  Game/App  type  :  Mobile
4.  User  trafic  :  DAU  10,000
5.  The  top  5  countries  in  number  of  users:  JP,  US,  TW,  KR,  AU
6.  Virtual  currency?  :  Yes
無事に登録できたらメールで通知
リンクから  https://dashboard.fyber.com  に⾏行行ってみましょう
ログイン
https://dashboard.fyber.com
これがダッシュボードだ
アプリ  (メイン)
分析
フィルタ
ヘルプ
アカウント設定
サポート
ニュース
アプリを登録
新しいアプリを登録する
1.  プラットフォームを選択
新しいアプリを登録する
2.    詳細を⼊入⼒力力
アプリ名
URL
リリース前の場合
ここをチェック
13歳以下の⼦子供に
向けたアプリなら
ここをチェック
前の画⾯面に戻る 次へ
新しいアプリを登録する
4.  リワード動画広告のときの設定
どのアプリ内通貨を付与するか、何単位付与するかを定義
id  (⾃自動⼊入⼒力力,  変更更可能)どのアプリ内通貨か
(例例:  TatsuoCoin)
何単位あげるか
(例例:  100  TatsuoCoin)
“あとからでも
変えられるよ”
新しいアプリを登録する
5.  インタースティシャル  (全画⾯面)  広告を使うかどうか
使う場合は  Status  を  ON  にするだけ
(動画リワードだけの場合は  OFF  で  OK)
“あとからでも
変えられるよ”
新しいアプリを登録する
6.  オファーウォールの設定
どのアプリ内通貨を付与するか、何単位付与するかを定義
(動画リワードだけの場合は  OFF  で  OK)
id  (⾃自動⼊入⼒力力,  変更更可能)
どのアプリ内通貨か
(例例:  TatsuoCoin)
1ユーロにつき何単位の
アプリ内通貨をあげるか
(例例:  100  TatsuoCoin)
“あとからでも
変えられるよ”
端数のアプリ内通貨を
切切り上げる  (推奨:  YES)
アプリが追加されました
ここをクリックしてみましょう
アプリごとの管理理画⾯面
概要
フォーマット
広告ネットワーク
広告コントロール
セグメント
今まだテストモードだから、
実装が終わったら下の緑のボタンを
押してLIVEモードにしてね、って
書いてある
実装⼿手順
(後で詳しく)
アプリごとの管理理画⾯面
各タブのざっくりとした説明
•  概要  :  概要
•  フォーマット  :  
  オファーウォール、動画リワード、インタースティシャルの
  それぞれの  ON/OFF  および設定を変更更できる
•  広告ネットワーク  :  下記  4  つの設定を⾏行行う
•  どの広告ネットワークを使うか  (選択)
•  収益レポートの取得  (ON/OFF)
•  ONにする場合はAPI  Keyが必要
•  eCPMによる⾃自動最適化を⾏行行うかどうか  (ON/OFF)
•  OFFにする場合は⼿手動でeCPMを⼊入⼒力力
•  広告ネットワークごとの詳細設定  (広告ユニットidなど)
•  広告コントロール  :  下記  2  つの設定を⾏行行う
•  Ad  Delivery  Rules  (広告の⾮非表⽰示  /  フリクエンシー設定)
•  Demand  Source  Priority  (広告ネットワークの優先順位)
•  セグメント  :  ユーザーのセグメントを作れる
「概要」タブの中にある
「実装ステップ」を確認
「概要」タブの中にある
「実装ステップ」を確認
1.  SDKをダウンロード
•  Developer  Portal  から  OS  ごとの  SDK  をダウンロード
2.  SDK  の導⼊入
•  Getting  started  with  Fyber  SDK  の⼿手順通りにやってね
3.  広告フォーマットの実装
•  オファーウォール、動画リワード、インタースティシャル
それぞれの実装ガイドに従ってね
4.  テスト
•  実機でちゃんと動くかテストしてみよう
5.  アプリを申請
•  App  Store,  Google  Play等にsubmitしよう
6.  LIVEにする
•  Go  Liveボタンを押して、テストモードから本番モードに
しよう
1.  SDKのダウンロード
•  Android  :  
http://developer.fyber.com/content/android/basics/
downloads/
•  iOS  :  
http://developer.fyber.com/content/ios/basics/downloads/
•  Unity  は後でまとめて説明するわ
•  SDKとサンプルアプリをダウンロードできる
•  実装したらアプリ  サイズがどれぐらい増えるか書いてあって親切切
•  ちなみにSDK名とかにある「sponsorpay」ってのはFyberの昔の
名前。これ⾖豆な
2.  SDKの組み込み
•  Android  :  
http://developer.fyber.com/content/android/basics/getting-‐‑‒
started-‐‑‒sdk/
•  SDKをEclipseに⼊入れて、
•  Google  Play  Servicesも⼊入れて、
•  管理理画⾯面からとれるAppID,  Client  security  tokenを⼊入れて、
•  サンプルコードあるので⾒見見ながら実装してみて☆
•  iOS  :  
http://developer.fyber.com/content/ios/basics/getting-‐‑‒started-‐‑‒
sdk/
•  SDK  verは7以上、iOS  verは5以上で、
•  iTunes  ConnectでIDFAの設定をやって(ページ参照)、
•  SDKをプロジェクトに導⼊入して、
•  管理理画⾯面からとれるAppID,  Client  security  tokenを⼊入れて、
•  あとはサンプルコードとか⾒見見ながら実装してみて☆
分からなかったら  @tatsuosakamoto  に聞いて!⼀一緒に解読しよう
3.  広告フォーマットの実装
2.  SDKの組み込み  が終わっている前提で、そのあとは
[Android]
1.  追加したい広告ネットワークのSDKをプロジェクトにdrag  &  drop
•  AndroidManifest.xml  で必要なアクティビティを追加
2.  広告の  [request]  と  [play  videos]  を実装
•  まず広告在庫があるかどうかをcheckして、在庫があるところの
動画をplayするという仕様
[iOS]
1.  使いたい広告ネットワークの側でアカウント作ってアプリを登録
2.  使いたい広告ネットワークのSDKをdrag  &  dropで追加
3.  広告の  [check]  と  [play]  を実装
•  まず広告在庫があるかどうかをcheckして、在庫があるところの
動画をplayするという仕様
3.  広告フォーマットの実装
Android  詳細  (1/4)
利利⽤用可能なネットワーク⼀一覧
http://developer.fyber.com/content/android/rewarded-‐‑‒video/adding-‐‑‒
networks/
•  ⽇日本だとAppLovin,  AdColony,  Chartboost,  UnityAds,  Vungleぐらい⼊入
れておけば⼗十分かと
•  このページにある以外のSDK  versionは使わないでとのこと
•  各ネットワークのSDKはそれぞれで落落として、加えてこのページのリン
クからFyberメディエーション  アダプタをそれぞれ⼊入⼿手すべし
•  それぞれのネットワークの実装⽅方法も  “Integration  guide”  から確認。
コードとスクショが多いから、何となく理理解できるんじゃないかな
分からなかったら  @tatsuosakamoto  に聞いて!⼀一緒に解読しよう
3.  広告フォーマットの実装
Android  詳細  (2/4)
広告在庫の確認
http://developer.fyber.com/content/android/rewarded-‐‑‒video/check-‐‑‒
for-‐‑‒videos/
•  動画リワード広告を表⽰示するタイミングが近づいてきたらやる
•  レスポンス返ってくるまでの時間の余裕が必要
•  だけどあんまり前すぎるのもよくない
(広告ネットワークによってはこの時点で動画をキャッシュしちゃう)
•  SDKは「2.SDKの組み込み」のところでちゃんとinitializeしてあるな?
AndroidManifest.xml  はこのサンプルコード通りになってるな?
•  必要なパッケージをインポート
•  SponsorPayPublisher.getIntentForMBEActivity  クラスメソッドを呼び
出し、SPBrandEngageRequestListener  が結果を受け取るよ
3.  広告フォーマットの実装
Android  詳細  (3/4)
このページの最後のほうに書いてある細かいこと
http://developer.fyber.com/content/android/rewarded-‐‑‒video/check-‐‑‒
for-‐‑‒videos/
•  VCSを使ってユーザーに報酬を⽀支払う
•  動画をrequestしているのと同じclassが  
SPBrandEngageRequestListener  を実装してるとするよ。そのとき
のcallはこんなかんじになるよね  
SponsorPayPublisher.getIntentForMBEActivity(this,  this,  
vcsListener)
•  vcsListener  はオプションのパラメータで、
SPCurrencyServerListener  インスタンスを参照する。このインスタ
ンスがパラメータとしてpassされたら、動画がちゃんとユーザーに
視聴されたあと、VCSクエリが⾛走る
•  メッセージの表⽰示
•  デフォルトでは、動画がちゃんと視聴されたら  “Thanks!  Your  
reward  will  be  paid  out  shortly”  って表⽰示される。
•  それを消したりカスタマイズする⽅方法が書いてある
3.  広告フォーマットの実装
Android  詳細  (4/4)
動画の再⽣生
http://developer.fyber.com/content/android/rewarded-‐‑‒video/playing-‐‑‒
videos/
•  前のステップで1つでも在庫があるネットワークが確認できたら、
onSPBrandEngageOffersAvailable(Intent  spBrandEngageActivity)
メソッドがcallされる。そしたらいつでも動画を再⽣生できる
•  サンプルコードの  1234  は、onActivityResult  callbackで使われるのと
同じrequest  codeだよ
•  で動画視聴後、SDKから結果valueが返ってくるよ。意味は上から、
•  最後まで動画が⾒見見られたよ。ユーザーに報酬を払おう
•  途中で動画が終わっちゃった。Xボタン押したか、別のアプリに⾏行行っ
たか、邪魔されたか  (電話がかかってきたとか)。
•  エラーで最後まで動画が⾒見見られなかったよ
•  VCSリスナーを指定してたら動画視聴が終わったらすぐrequestが⾶飛ぶよ。
•  再⽣生ボタンを押すみたいにしてユーザーの⾏行行動起点で動画を再⽣生するとき
と、インタースティシャルみたいにいきなり再⽣生を始めるときとで、
callすべきmethodが違うから注意な  (サンプルコード参照)。
3.  広告フォーマットの実装
iOS  詳細  (1/3)
利利⽤用可能なネットワーク⼀一覧
http://developer.fyber.com/content/ios/rewarded-‐‑‒video/adding-‐‑‒
networks/
•  ⽇日本だとAppLovin,  AdColony,  Chartboost,  UnityAds,  Vungleぐらい⼊入
れておけば⼗十分かと
•  各ネットワークのSDK、アダプタ、ライブラリを別々に実装する代わり
に、必要なものをネットワークごとにbundleされたやつを使うべし
•  それぞれのネットワークの実装⽅方法も  “Integration  guide”  から確認。
コードとスクショが多いから、何となく理理解できるんじゃないかな
•  すでにどこか使ってる場合は、SDKをアダプタを⼀一回消してから、
bundleを実装し直せばOK
分からなかったら  @tatsuosakamoto  に聞いて!⼀一緒に解読しよう
3.  広告フォーマットの実装
iOS  詳細  (2/3)
動画リワード広告の実装
http://developer.fyber.com/content/ios/rewarded-‐‑‒video/
•  Fyber  SDKを実装  (2.SDKの組み込み  を参照)
•  導⼊入したい広告ネットワークのbundle  SDKをdrag&dropで追加
•  広告在庫の有無を確認する
http://developer.fyber.com/content/ios/rewarded-‐‑‒video/check-‐‑‒for-‐‑‒
videos/
※SDKイニシャライズ直後にやらない。動画再⽣生のちょっと前でやる
•  動画広告を再⽣生する
http://developer.fyber.com/content/ios/rewarded-‐‑‒video/playing-‐‑‒
videos/
•  再⽣生終了了後のcallback  (SPBrandEngageClientStatus)  意味は上から
•  再⽣生開始したよ
•  最後まで動画が⾒見見られたよ。ユーザーに報酬を払おう
•  途中で動画が終わっちゃった。Xボタン押したか、別のアプリに⾏行行っ
たか、邪魔されたか  (電話がかかってきたとか)。
•  エラーで最後まで動画が⾒見見られなかったよ
3.  広告フォーマットの実装
iOS  詳細  (3/3)
広告ネットワークの追加  (詳細1/x  にあるネットワーク)
たとえばAppLovinの例例
http://developer.fyber.com/content/ios/rewarded-‐‑‒video/adding-‐‑‒
networks/applovin/
•  (以前のアダプタからのアップデート時は、  Remove  the  adapter  files  
from  your  project  に書いてあるファイルを削除)
•  (すでにAppLovin  SDKを組み込んでいた場合も、Remove  the  following  
AppLovin  SDK  files  に書いてあるファイルを削除)
•  AppLovin  bundle  SDKをダウンロードし、.embeddedframework  を
対象のプロジェクトファイルに追加
•  the  following  frameworks  are  included  に書いてあるフレームワー
クが全て⼊入っていることを確認
•  AppLovin  管理理画⾯面  (http://applovin.com/developers)  からSDK  Key
を取得。ついでにリワード動画配信も  ON  にしておく。Display  pre-‐‑‒
video  modal  と  Display  post-‐‑‒video  modal  は  NOで。Callback  
Options  は  Client  side  callback  onlyで。
•  Fyber  管理理画⾯面でAppLovinをONに。Api  Keyとpackage  nameが要る
4.  メディエーションの設定
Fyber管理理画⾯面
https://dashboard.fyber.com/
•  Appsページから該当のアプリを選択
•  Ad  Networksタブを選択
•  Rewarded  Videoフォーマットを選択
•  (新しいネットワークを追加するとき)該当ネットワークいちばん右の
+  ボタンを押してPOP-‐‑‒UPを開く
•  StatusをONにする
•  動画リワード広告の場合は、アプリ内通貨を選択
•  ReportingをONにして、api_̲keyとapp_̲nameを⼊入れると⾃自動でレポー
トを取得してくれる
•  ReportingがONになっている状態に限り、Automatic  eCPMをONにして
おくと、eCPMの実績値に基づいて⾃自動で優先順位を変えてくれる
•  ⾃自動化しない場合は、⼿手動でeCPMを⼊入⼒力力する必要あり

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Fyber Mediation jp 27may2015

  • 2. なぜ動画リワード広告で メディエーションが必要なのか §  動画リワード広告は【在庫切切れ】を起こしたり、 【同じ案件ばっかり】になる可能性がある §  バナーやインタースティシャル  (全画⾯面)  広告と違って 動画リワード広告には下記のような特徴があるため §  広告の案件  (広告主、クリエイティブ)  の種類が少ない (動画の製作等にコストがかかるため、⼤大⼿手広告主以外は  ⽐比較的出稿しない傾向がある) §  同じユーザーに何度度も同じ広告を⾒見見せないよう、 広告ネットワーク側でフリクエンシーキャップ (同じユーザーに⼀一定期間内に最⼤大何回まで同じ広告を ⾒見見せるかを制限すること)  をかける場合もある
  • 3. 今更更ながら メディエーションの仕組み app mediation ADNW  A ADNW  B ADNW  C ADNW  D 1 2 3 4 5 ※  ADNW  =  アドネットワーク  (広告ネットワーク) 1.  app  から  mediation  SDK  を   call  し、mediation  server   から  ADNW  の優先順位を 取得 2.  優先順位最⾼高の  ADNW  に ad  request、在庫があれば 表⽰示 3.  2.で在庫がなければ、優先順位 2位の  ADNW  に  ad  request 4.  以下表⽰示されるまで続く
  • 4. Fyber? メディエーションなら  AdMob  では? §  バナー・インタースティシャルであれば単純に 案件在庫がある・ないが分かればよかった §  動画リワード広告の場合、案件在庫の有無に加えて 動画視聴後の  callback  が必要になる §  視聴に成功していたらユーザーに報酬を付与 §  失敗していたらエラーメッセージを出す等 §  それが出来るメディエーションツールでどうやら ⼀一番メジャーっぽいのが  Fyber §  Heyzap  っていう、1SDK  で出来るソリューションも ある模様  (⼿手数料料抜かれる)。SSP  みたいなモデルか
  • 5. Sign  Up  Now とりあえず  Fyber  で アカウント登録してみよう www.fyber.com
  • 6. Sign  up ⽬目的を聞かれるので Monetization  (収益化)  を選択 POP  UP 収益化 ユーザー獲得 問い合わせ
  • 7. フォームに必要な情報を⼊入⼒力力 §  必要な情報は下記の通り §  下の名前 §  苗字 §  メールアドレス §  パスワード §  会社名 §  会社の  web  サイト §  国  (ドロップダウン) §  規約  (チェックボックス) §  たぶん中⾝身⾒見見られてるので 会社名や  web  サイトとかも きちんと書いたほうが良良い かも? https://dashboard.fyber.com/signup
  • 8. これで終わりじゃない! メールのやり取りが必要だよ §  最初のリンクをクリックして メールアドレスを確認 §  publishers@fyber.com  宛に メールでゲーム/アプリの情報を 伝えて、承認されたら ログインできるようになる 1.  ステータス  (publisher,   developer,  その他) 2.  URL 3.  プラットフォーム  (ブラウザ,   クライアント,  モバイル,  SNS) 4.  MAU  または  DAU 5.  ユーザーの多い国  TOP  5 6.  アプリ内通貨の有無  (Yes/No)
  • 9. publishers@fyber.com  宛の メールのテンプレ  (例例) From:  登録したメールアドレス To:  publishers@fyber.com  (きたメールに返信で  OK) Hi  Fyber  DevRel  team, Please  check  the  information  below. 1.  Status  :  publisher 2.  Game/App  URL  :  https://itunes.apple.com/jp/app/id123456789?mt=8 3.  Game/App  type  :  Mobile 4.  User  trafic  :  DAU  10,000 5.  The  top  5  countries  in  number  of  users:  JP,  US,  TW,  KR,  AU 6.  Virtual  currency?  :  Yes
  • 15. 新しいアプリを登録する 4.  リワード動画広告のときの設定 どのアプリ内通貨を付与するか、何単位付与するかを定義 id  (⾃自動⼊入⼒力力,  変更更可能)どのアプリ内通貨か (例例:  TatsuoCoin) 何単位あげるか (例例:  100  TatsuoCoin) “あとからでも 変えられるよ”
  • 16. 新しいアプリを登録する 5.  インタースティシャル  (全画⾯面)  広告を使うかどうか 使う場合は  Status  を  ON  にするだけ (動画リワードだけの場合は  OFF  で  OK) “あとからでも 変えられるよ”
  • 17. 新しいアプリを登録する 6.  オファーウォールの設定 どのアプリ内通貨を付与するか、何単位付与するかを定義 (動画リワードだけの場合は  OFF  で  OK) id  (⾃自動⼊入⼒力力,  変更更可能) どのアプリ内通貨か (例例:  TatsuoCoin) 1ユーロにつき何単位の アプリ内通貨をあげるか (例例:  100  TatsuoCoin) “あとからでも 変えられるよ” 端数のアプリ内通貨を 切切り上げる  (推奨:  YES)
  • 20. アプリごとの管理理画⾯面 各タブのざっくりとした説明 •  概要  :  概要 •  フォーマット  :     オファーウォール、動画リワード、インタースティシャルの   それぞれの  ON/OFF  および設定を変更更できる •  広告ネットワーク  :  下記  4  つの設定を⾏行行う •  どの広告ネットワークを使うか  (選択) •  収益レポートの取得  (ON/OFF) •  ONにする場合はAPI  Keyが必要 •  eCPMによる⾃自動最適化を⾏行行うかどうか  (ON/OFF) •  OFFにする場合は⼿手動でeCPMを⼊入⼒力力 •  広告ネットワークごとの詳細設定  (広告ユニットidなど) •  広告コントロール  :  下記  2  つの設定を⾏行行う •  Ad  Delivery  Rules  (広告の⾮非表⽰示  /  フリクエンシー設定) •  Demand  Source  Priority  (広告ネットワークの優先順位) •  セグメント  :  ユーザーのセグメントを作れる
  • 22. 「概要」タブの中にある 「実装ステップ」を確認 1.  SDKをダウンロード •  Developer  Portal  から  OS  ごとの  SDK  をダウンロード 2.  SDK  の導⼊入 •  Getting  started  with  Fyber  SDK  の⼿手順通りにやってね 3.  広告フォーマットの実装 •  オファーウォール、動画リワード、インタースティシャル それぞれの実装ガイドに従ってね 4.  テスト •  実機でちゃんと動くかテストしてみよう 5.  アプリを申請 •  App  Store,  Google  Play等にsubmitしよう 6.  LIVEにする •  Go  Liveボタンを押して、テストモードから本番モードに しよう
  • 23. 1.  SDKのダウンロード •  Android  :   http://developer.fyber.com/content/android/basics/ downloads/ •  iOS  :   http://developer.fyber.com/content/ios/basics/downloads/ •  Unity  は後でまとめて説明するわ •  SDKとサンプルアプリをダウンロードできる •  実装したらアプリ  サイズがどれぐらい増えるか書いてあって親切切 •  ちなみにSDK名とかにある「sponsorpay」ってのはFyberの昔の 名前。これ⾖豆な
  • 24. 2.  SDKの組み込み •  Android  :   http://developer.fyber.com/content/android/basics/getting-‐‑‒ started-‐‑‒sdk/ •  SDKをEclipseに⼊入れて、 •  Google  Play  Servicesも⼊入れて、 •  管理理画⾯面からとれるAppID,  Client  security  tokenを⼊入れて、 •  サンプルコードあるので⾒見見ながら実装してみて☆ •  iOS  :   http://developer.fyber.com/content/ios/basics/getting-‐‑‒started-‐‑‒ sdk/ •  SDK  verは7以上、iOS  verは5以上で、 •  iTunes  ConnectでIDFAの設定をやって(ページ参照)、 •  SDKをプロジェクトに導⼊入して、 •  管理理画⾯面からとれるAppID,  Client  security  tokenを⼊入れて、 •  あとはサンプルコードとか⾒見見ながら実装してみて☆ 分からなかったら  @tatsuosakamoto  に聞いて!⼀一緒に解読しよう
  • 25. 3.  広告フォーマットの実装 2.  SDKの組み込み  が終わっている前提で、そのあとは [Android] 1.  追加したい広告ネットワークのSDKをプロジェクトにdrag  &  drop •  AndroidManifest.xml  で必要なアクティビティを追加 2.  広告の  [request]  と  [play  videos]  を実装 •  まず広告在庫があるかどうかをcheckして、在庫があるところの 動画をplayするという仕様 [iOS] 1.  使いたい広告ネットワークの側でアカウント作ってアプリを登録 2.  使いたい広告ネットワークのSDKをdrag  &  dropで追加 3.  広告の  [check]  と  [play]  を実装 •  まず広告在庫があるかどうかをcheckして、在庫があるところの 動画をplayするという仕様
  • 26. 3.  広告フォーマットの実装 Android  詳細  (1/4) 利利⽤用可能なネットワーク⼀一覧 http://developer.fyber.com/content/android/rewarded-‐‑‒video/adding-‐‑‒ networks/ •  ⽇日本だとAppLovin,  AdColony,  Chartboost,  UnityAds,  Vungleぐらい⼊入 れておけば⼗十分かと •  このページにある以外のSDK  versionは使わないでとのこと •  各ネットワークのSDKはそれぞれで落落として、加えてこのページのリン クからFyberメディエーション  アダプタをそれぞれ⼊入⼿手すべし •  それぞれのネットワークの実装⽅方法も  “Integration  guide”  から確認。 コードとスクショが多いから、何となく理理解できるんじゃないかな 分からなかったら  @tatsuosakamoto  に聞いて!⼀一緒に解読しよう
  • 27. 3.  広告フォーマットの実装 Android  詳細  (2/4) 広告在庫の確認 http://developer.fyber.com/content/android/rewarded-‐‑‒video/check-‐‑‒ for-‐‑‒videos/ •  動画リワード広告を表⽰示するタイミングが近づいてきたらやる •  レスポンス返ってくるまでの時間の余裕が必要 •  だけどあんまり前すぎるのもよくない (広告ネットワークによってはこの時点で動画をキャッシュしちゃう) •  SDKは「2.SDKの組み込み」のところでちゃんとinitializeしてあるな? AndroidManifest.xml  はこのサンプルコード通りになってるな? •  必要なパッケージをインポート •  SponsorPayPublisher.getIntentForMBEActivity  クラスメソッドを呼び 出し、SPBrandEngageRequestListener  が結果を受け取るよ
  • 28. 3.  広告フォーマットの実装 Android  詳細  (3/4) このページの最後のほうに書いてある細かいこと http://developer.fyber.com/content/android/rewarded-‐‑‒video/check-‐‑‒ for-‐‑‒videos/ •  VCSを使ってユーザーに報酬を⽀支払う •  動画をrequestしているのと同じclassが   SPBrandEngageRequestListener  を実装してるとするよ。そのとき のcallはこんなかんじになるよね   SponsorPayPublisher.getIntentForMBEActivity(this,  this,   vcsListener) •  vcsListener  はオプションのパラメータで、 SPCurrencyServerListener  インスタンスを参照する。このインスタ ンスがパラメータとしてpassされたら、動画がちゃんとユーザーに 視聴されたあと、VCSクエリが⾛走る •  メッセージの表⽰示 •  デフォルトでは、動画がちゃんと視聴されたら  “Thanks!  Your   reward  will  be  paid  out  shortly”  って表⽰示される。 •  それを消したりカスタマイズする⽅方法が書いてある
  • 29. 3.  広告フォーマットの実装 Android  詳細  (4/4) 動画の再⽣生 http://developer.fyber.com/content/android/rewarded-‐‑‒video/playing-‐‑‒ videos/ •  前のステップで1つでも在庫があるネットワークが確認できたら、 onSPBrandEngageOffersAvailable(Intent  spBrandEngageActivity) メソッドがcallされる。そしたらいつでも動画を再⽣生できる •  サンプルコードの  1234  は、onActivityResult  callbackで使われるのと 同じrequest  codeだよ •  で動画視聴後、SDKから結果valueが返ってくるよ。意味は上から、 •  最後まで動画が⾒見見られたよ。ユーザーに報酬を払おう •  途中で動画が終わっちゃった。Xボタン押したか、別のアプリに⾏行行っ たか、邪魔されたか  (電話がかかってきたとか)。 •  エラーで最後まで動画が⾒見見られなかったよ •  VCSリスナーを指定してたら動画視聴が終わったらすぐrequestが⾶飛ぶよ。 •  再⽣生ボタンを押すみたいにしてユーザーの⾏行行動起点で動画を再⽣生するとき と、インタースティシャルみたいにいきなり再⽣生を始めるときとで、 callすべきmethodが違うから注意な  (サンプルコード参照)。
  • 30. 3.  広告フォーマットの実装 iOS  詳細  (1/3) 利利⽤用可能なネットワーク⼀一覧 http://developer.fyber.com/content/ios/rewarded-‐‑‒video/adding-‐‑‒ networks/ •  ⽇日本だとAppLovin,  AdColony,  Chartboost,  UnityAds,  Vungleぐらい⼊入 れておけば⼗十分かと •  各ネットワークのSDK、アダプタ、ライブラリを別々に実装する代わり に、必要なものをネットワークごとにbundleされたやつを使うべし •  それぞれのネットワークの実装⽅方法も  “Integration  guide”  から確認。 コードとスクショが多いから、何となく理理解できるんじゃないかな •  すでにどこか使ってる場合は、SDKをアダプタを⼀一回消してから、 bundleを実装し直せばOK 分からなかったら  @tatsuosakamoto  に聞いて!⼀一緒に解読しよう
  • 31. 3.  広告フォーマットの実装 iOS  詳細  (2/3) 動画リワード広告の実装 http://developer.fyber.com/content/ios/rewarded-‐‑‒video/ •  Fyber  SDKを実装  (2.SDKの組み込み  を参照) •  導⼊入したい広告ネットワークのbundle  SDKをdrag&dropで追加 •  広告在庫の有無を確認する http://developer.fyber.com/content/ios/rewarded-‐‑‒video/check-‐‑‒for-‐‑‒ videos/ ※SDKイニシャライズ直後にやらない。動画再⽣生のちょっと前でやる •  動画広告を再⽣生する http://developer.fyber.com/content/ios/rewarded-‐‑‒video/playing-‐‑‒ videos/ •  再⽣生終了了後のcallback  (SPBrandEngageClientStatus)  意味は上から •  再⽣生開始したよ •  最後まで動画が⾒見見られたよ。ユーザーに報酬を払おう •  途中で動画が終わっちゃった。Xボタン押したか、別のアプリに⾏行行っ たか、邪魔されたか  (電話がかかってきたとか)。 •  エラーで最後まで動画が⾒見見られなかったよ
  • 32. 3.  広告フォーマットの実装 iOS  詳細  (3/3) 広告ネットワークの追加  (詳細1/x  にあるネットワーク) たとえばAppLovinの例例 http://developer.fyber.com/content/ios/rewarded-‐‑‒video/adding-‐‑‒ networks/applovin/ •  (以前のアダプタからのアップデート時は、  Remove  the  adapter  files   from  your  project  に書いてあるファイルを削除) •  (すでにAppLovin  SDKを組み込んでいた場合も、Remove  the  following   AppLovin  SDK  files  に書いてあるファイルを削除) •  AppLovin  bundle  SDKをダウンロードし、.embeddedframework  を 対象のプロジェクトファイルに追加 •  the  following  frameworks  are  included  に書いてあるフレームワー クが全て⼊入っていることを確認 •  AppLovin  管理理画⾯面  (http://applovin.com/developers)  からSDK  Key を取得。ついでにリワード動画配信も  ON  にしておく。Display  pre-‐‑‒ video  modal  と  Display  post-‐‑‒video  modal  は  NOで。Callback   Options  は  Client  side  callback  onlyで。 •  Fyber  管理理画⾯面でAppLovinをONに。Api  Keyとpackage  nameが要る
  • 33. 4.  メディエーションの設定 Fyber管理理画⾯面 https://dashboard.fyber.com/ •  Appsページから該当のアプリを選択 •  Ad  Networksタブを選択 •  Rewarded  Videoフォーマットを選択 •  (新しいネットワークを追加するとき)該当ネットワークいちばん右の +  ボタンを押してPOP-‐‑‒UPを開く •  StatusをONにする •  動画リワード広告の場合は、アプリ内通貨を選択 •  ReportingをONにして、api_̲keyとapp_̲nameを⼊入れると⾃自動でレポー トを取得してくれる •  ReportingがONになっている状態に限り、Automatic  eCPMをONにして おくと、eCPMの実績値に基づいて⾃自動で優先順位を変えてくれる •  ⾃自動化しない場合は、⼿手動でeCPMを⼊入⼒力力する必要あり