Practical ux design 05 patterns,properties and principles of good ux design
- 2. Summary of the first half 2
Christopher Alexander
全体性(Wholeness)
• 優れたデザインは無意識の
レベルで伝える
• 客観的にデザインの品質を
成す要素がある
• これを認知する力は生来自
然に獲得されている
- 3. The fifteen fundamental properties of wholeness
アレキサンダーの全体性の基本的性質15種
• Levels of Scale
• Strong Centers
• Boundaries
• Alternating Repetition
• Positive Space
• Local Symmetries
• Deep Interlock
• Contrast
• Graded Variation
• Roughness
• Echoes
• The Void
• Inner Calm
• Not-Separateness
3
今回説明する
パターン
- 6. Deep Interlock and Ambiguity
深い連結と曖昧さ
• 2点の間に新たに点を置くことでより連続性ができる
• 異なる要素同士を繋げる接続点をつくる
• 接続点をつくることで、継ぎ目のない変化ができる
例:IoT (information of things)
6
- 14. Echoes
Echo=反響 → 繰り返し・一貫性
• 似た要素を繰り返すことで、デザインを通して親しみを
与える
• UXデザイナーはデザインで親しみを感じさせるものを提
供すると良い
• その製品を使ったことがない、初めて使う場合にも親し
みを感じさせるようなデザインにすべき
似た要素の繰り返しが生む効果
• 規則正しさ
• 均一性
14
- 15. The Void
Void = 空、欠如
乱れた中での落ち着きのある空間 = Void
15
http://www.tkwa.com/fifteen-properties/
• 全てを詳細乱れた状態にすると
全体としての強度が下がる
• 例:NYC
• タイムズスクエア
セントラルパーク
• 例:音楽
• 休符、一時停止
- 16. Inner Calm
内部の穏やかさ(Inner Calm)
• 不必要な混乱させる要素を排除→内部の穏やかさ
• ≒シンプル・単純さ
Minimum Viable Product(MVP)
• 最も重要なインタラクションや要素だけで構成されたデ
ザイン
• 特定のユーザシナリオやインタラクションをテストする
さいに用いられる手法
16
- 17. Not-Separateness
非分離
“何か”から”分離”しないようにすること
• 一貫性、統一性 (Consistency, Unity)
• 穏やかさ、平和 (Peaceful, Calm)
• 完全 (Complete)
• 連続 (Connected)
• バランス、重心 (Centered)
• 均一さ (Blended, Smooth)
• 調和 (Belonging)
UXデザインでも同様
• デザインの技術とユーザが求める製品の乖離を防ぐ
• ユーザテストをして“早い馬が欲しい”神話を防ぐ
17
- 18. Finding wholeness in your design work
全体性を実際のデザインへの利用
• 全体性の特徴をすべて持つデザインをするのは難しい
• 特徴について考慮・適用することは価値がある
• 全体性を持つデザインをするのに有効な質問
→次ページ
18
- 19. Finding wholeness in your design work
全体性を持つデザインに有効な質問
• その開発した製品であなたは何かしらの方法で、より有効である、
連続していることを感じられるだろうか?
• 組み合わさった特徴は、どのようにUXに影響するか?
• いくつかの特徴を持たせた後で、デザインに対するユーザの反応
の変化に気づくか?
• 特徴を無理矢理に取り入れるのではなく、いかにデザインがより
自然なものと感じさせるものとなっているか?
• そのデザインはできる限りシンプルであるか?
• 必要のない混乱を招くデザインになっていないか?
• UXや主目的を邪魔するものを取り除いてあるか?
19
- 20. Pattern Libraries vs Style guides
パターンの利用法
パターンライブラリとスタイルガイドの使い分け
デザインの段階で分ける
• 例:ワイヤーフレーム作成の段階ならばパターンを用いる
パターン
• パターンは先取りするためのデザイン要素
• インタラクションやIAの可視化に役立つ
スタイルガイド
• デザインをする段階が完了した時点で作成
• 開発チームでビジュアルを共有するのに使われる
20