旭陵高校　令和2年度　現代社会　第3回面接指導使用スライド

1. 現代社会 第３回 面接指導

2. 本日のテーマ

4. 政治について（日本国憲法）
レポート４
教科書Ｐ７６～９３

11. 前回の復習

14. よりよく生きるため
社会秩序をつくることで
政策を決め、
人間社会を運営する活動
法や権力を用いて
（ルール）（強制力）

15. どうやって政策を決める？
（政治制度）

18. 近代以前は
現代ではすべての人間のために
社会が運営されるべきとなった。
市民革命を経て、
（すべての人間は生まれながらにして自由であり平等である
＝自然権思想）
＝社会契約説
＝王権神授説

19. だから

20. 現代政治の目的は
一人一人の人間のために
社会を運営していくこと
＝個人の尊重
＝基本的人権の保障

21. どうすれば、
一人一人の人間のための政治が
実現される？
個人の尊重・基本的人権の保障
は確立されるか

22. 今までは

23. 一部の人間が政治を行っていた。
（一部の人間が決めていた。）

24. これが問題だった。
ということは？

25. 一人一人の人間が政治を行えばいい。
（みんなで決めればいい。）

26. すなわち

27. 国民主権
政治の最終的な決定権は国民にある

28. それでは

30. 個人の尊重（基本的人権の保障）
この二つを実現するための政治制度は？
みんなで決めるための政治制度は？
国民主権

31. 民主制（選挙）

32. 民主制
直接民主制
間接民主制
資料集P８９

33. それでは

34. 民主制での政策の決め方は？
みんなで何か決めるときには
どうやって決める？

35. 多数決原理

36. しかし

37. 多数決原理の短所（課題）

38. 多数者の専制になるおそれがある
（少数者を無視する）

39. それでは

40. 多数者の専制を排除する方法は？
十分な話し合いによる合意形成
少数意見の尊重

41. とはいえ
現実にはなかなか難しい

42. そこで

45. まとめ

48. よりよく生きるため
社会秩序をつくることで
政策を決め、
人間社会を運営する活動
法や権力を用いて

52. 法の支配とは
国家権力を法によって拘束し、
専断的な支配を排する原理

53. 日本国憲法第99条
憲法尊重擁護義務
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その
他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
国民は含まれていない！！
教科書P２０９

54. すなわち

55. 憲法を守る義務があるのは、
国家権力
国民ではない
国民は人権を保障されている側
（国家権力に憲法を守らせる）

56. つまり

57. 国民は互いに相手の人権を
保障する義務はない。

58. さらに

59. 人権は、永久不可侵である。
日本国憲法第１１条
国民はすべて基本的人権の享有を妨げられない。
この憲法が国民に保障する基本的人権は、
侵すことのできない永久の権利として、
現在および将来の国民に与へられる。

60. それでは

61. 国民同士の人権がぶつかる場合は
どうする？
国民は互いに相手の人権を保障する義務はない。
国民は互いに永久不可侵の人権を保障されている。

63. そこで

65. 公共の福祉という原理が
用意されている。

66. すなわち

67. 公共の福祉とは
人権相互の矛盾・衝突を
調整するための原理

68. どのように調整するのか？

69. 国民同士の人権がぶつかったときに
それを調整するために法律がある。

71. まとめ

74. 人権が十分に保障されるためには
①みんなで決める
③人権同士の矛盾・衝突を調整する
権力分立・法の支配
一人一人の人間のために社会を運営するためには
②権力を抑制する
民主制（選挙）
公共の福祉

75. これらはすべて、
日本国憲法
に記されている。

76. したがって

77. 人権が十分に保障されるためには
国家権力に
一人一人の人間のために社会を運営するためには
を
国民自らが
守らせる
守る

78. おまけ

81. アルバイト先で、職場の結束（秩序維持）のため
「飲み会に参加しなかったものはクビにする」
というルールが作られた。
このルールは許されるか？
現代の政治の目的に照らし合わせて考えよう。

82. 演繹法
えん えき

83. A ならば、 B である。
AC
BC
ゆえに
は、
は、
である。
である。

84. ならば、○○〇というルール
○○〇というルールは、
は、
ゆえに、
である。ではない。

85. 振り返り