第三回の資料に解答等も掲載したものです。復習にお使いください。

1. Python講座第三回

2. 前回をさらっとおさらい
おさらいはだいじです

3. 誠に残念ですが、肖像権の都合上、このページは削除致しました。
♪フリージア／熱唱：Ｎわかさん

4. bool型(boolean型)の話
真偽値を取る型
取れる値は
真（True）か偽（False）
のどちらかのみ！！
数学の命題みたいなもの

5. bool型(boolean型)の話
例えば…
aとbの値は等しいか？？
aよりbが大きいか？？
「はい」か「いいえ」で答えられる質問に対する答えを格納する
「はい」 → True(真)
「いいえ」 → False(偽)

6. bool値を返す比較演算子
日本語 プログラム
aとbの値は等しいか？ a == b
aとbの値は等しくないか？ a != b
aよりbが大きいか？ a < b
aはb以下か？ a <= b
aよりbが小さいか？ a > b
aはb以上か？ a >= b

7. a = 10
b = 20
flag = a == b # flagにはFalseが格納される
flag = a != b # flagにはTrueが格納される
flag = a < b # flagにはTrueが格納される
flag = a > b # flagにはFalseが格納される

8. 条件文
if [条件①]:
# 条件①を満たすときに実行するプログラム
elif [条件②]:
# 条件②を満たすときに実行するプログラム
# ifは一つまでだが、elifは何個作ってもOK
else:
# ここまでの条件を満たさなかったときに実行
必
須
任
意

9. 【再掲】条件文
if [真偽値①]:
# 真偽値①がTrueのときに実行するプログラム
elif [真偽値②]:
# 真偽値②がTrueのときに実行するプログラム
# ifは一つまでだが、elifは何個作ってもOK
else:
# ここまでの条件を満たさなかったときに実行
必
須
任
意

10. リスト
データをまとめて扱えるもの
変数を繋げ、関連させたもの
イメージとしては区切られた箱のようなもの
赤羽根くんの点数
score[0] = 50
武内くんの点数
score[2] = 90
坂上くんの点数
score[1] = 200
0から始まる!!

11. リストを広げる・狭める
[リスト名].append([追加する変数])
リストの一番最後に新たに値を追加する
箱を追加するイメージ
score2[0] = 1 score2[1] = 4
score2 = [1, 4]
score2.append(5)
score2[2] = 5

12. リストを広げる・狭める
[リスト名].pop([削除する変数(省略可)])
リストの値を削除し、返す（省略した場合は
最後の値）
変数を空にするのではなく、箱ごと削除する
イメージ
score2[0] = 1 score2[1] = 4
score2 = [1, 4]
score2.pop(1)

13. リストを広げる・狭める
[リスト名].pop([削除する変数])
score2 = [1, 4]
score2.pop()
# 省略すると最後の要素が削除
p_name = [“Akabane”, “Sakagami”, “Takeuchi”]
p = pl_name.pop(1)
# p_nameから”Sakagami”が削除され、pに代入される
# このとき、p_name = [“Akabane”,”Takeuchi”]

14. 辞書
リストではインデックスに0,1,2,3,…を使わないといけない！
もっと何が収納されてるか分かりやすく！！
[辞書名] = {[要素のインデックス]:[要素], [要素のインデッ
クス]:[要素], … , [要素のインデックス]:[要素]}
基本的にはリストと似ているが、要素のインデックスも指定し
ないといけない（あたりまえ）

15. 反復構造とは
ある条件を満たすなど、指定するブロック
を実行し続けるようなもの
どの言語でも大きく「FOR」と「WHILE」が
ある

16. FOR
for [変数] in [リスト]:
# 実行するプログラム
リストの中身を順に実行していくもの！(Python
では)
他言語ではこれはforeachなどという名前である
ことが多い

17. FORを使うときに便利な関数
range([整数値1～3個])：リストを作る関数
forと相性がとてもよい
1個のとき：0以上、与えた値未満の全ての整数を順
に１つずつ含むリストを返す
2個のとき：1値目の値以上、2値目の値未満の全て
の整数を順に1つずつ含むリストを返す
3個のとき：1値目の値以上、2値目の値未満の全て
の整数を3値目の値おきに、順に1つず
つ含むリストを返す

18. 反復構造
ぐーーーーーーーるぐる
まわるまわるよじだいはまわる
(WHILE編)

19. 練習問題
適当な数値のリストを与えたときに、そのリ
ストの最大値と最小値とそのインデックスを
返すプログラムを作成してください
lis = [1, 4, 100] # このリストが何であっても成り立つように
l_num = len(lis) # len([リスト名])でリストの要素の数を返す（今回は3）
~~
forを含むプログラムを書く
~~
print(“最大値：lis[{}]={}, 最小値：lis[{}]={}”.format(…))
# 最大値：lis[2]=100, 最小値：lis[0]=1 というような出力をさせる

20. lis = [1, 4, 100]
l_num = len(lis)
maximum = minimum = lis[0] #とりあえず最初の値を代入しておく
maxIdx = minIdx = 0
for x in range(l_num):
if maximum < lis[x]: # xにはインデックスが入ることに注意
maximum = lis[x]
maxIdx = x
if minimum > lis[x]:
minimum = lis[x]
minIdx = x
print(“最大値：lis[{}]={}, 最小値：lis[{}]={}”.format(maxIdx,maximum,
minIdx,minimum))

21. WHILE
while [条件式or真偽値]:
# 実行するプログラム
条件式or真偽値がTrue(真)である限り、
実行するプログラムを繰り返す

22. x = 10
while x > 0:
print(x)
x -= 1
出力
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1

23. 練習問題
有名なプログラムの練習の一つ、FizzBuzz(1～100)
をForやWhileを使っていくつか作ってみましょう
★FizzBuzzとは
3の倍数のときにFizz
5の倍数のときにBuzz
どちらも満たすときはFizzBuzz
どちらでもない場合はその数字
を言う言葉遊びゲームです

24. for x in range(100):
if x % 15 == 0:
print(“FizzBuzz”)
elif x % 3 == 0:
print(“Fizz”)
elif x % 5 == 0:
print(“Buzz”)
else:
print(x)
FizzBuzz①
FORを使ってみた-1

25. for x in range(100):
msg = “”
if x % 3 == 0:
msg = msg + “Fizz”
if x % 5 == 0:
msg = msg + “Buzz”
if msg == “”:
msg = str(x)
print(msg)
FizzBuzz②
FORを使ってみた-2

26. x = 1
while x <= 100:
if x % 15 == 0:
print(“FizzBuzz”)
elif x % 3 == 0:
print(“Fizz”)
elif x % 5 == 0:
print(“Buzz”)
else:
print(x)
x += 1
FizzBuzz③
WHILEを使ってみた

27. break,continue
FOR文/WHILE文から無理やり抜け出すbreak
一つしか抜け出せないので、入れ子になってい
る場合は工夫が必要
FOR文/WHILE文の途中で実行をやめ、それらの
最初に戻るのがcontinue

28. i = 10
total = 1
while True:
if i <= 0:
break
elif i % 2 == 1:
continue
total *= i
total -= 1
break!!!
continue!!!!!!!!

29. 練習問題
繰り返しを用いて常に入力を待ち、qが入力されたら繰り返
しを終了、それ以外が入力されたら好きな有名人の名前か
なんかをprintするプログラムを作ってください。
Console
入力 > a
K3
入力 > qwf
K3
入力 > q
( 終了 )

30. while True:
p = input()
if p == “q”:
break
print(“K3”)
p = input()
while p != “q”:
print(“K3”)
p = input()

31. 関数
数学でやった気がする

32. 数学の関数を思い出してみる
関数f(x)=x2
3
2
-2
9
4
4
ある値（今回はx）を決めると、値が一つに決まる

33. 関数とは
関数:func(x)
print(x * x)
3
2
-2
変数の値（今回はx）のみを変えて、同じプログラムを実行する
場合によっては値を戻すこともある（数学の関数のイメージ）
9
4
4

34. 関数とは
よく使う似たプログラム（変数のみ違う等）を1
箇所にまとめて、書くコードの量を減らすことが
出来る
そのプログラムに間違いがあったときも1箇所直
すだけでOK
予め用意された関数（printなど）は組み込み関
数と言う

35. 関数
def [関数名](引数（複数ある場合カンマで区切る）):
# 実行するプログラム
return [返す値] # 戻す値があるときのみ
とりあえず分かりにくいので
プログラムを見よう！

36. def func(x):
print(x * x)
func(3)
# 9を出力
func(2)
# 4を出力
func(-2)
# 4を出力

37. def func(x, y): # 値を2個取る場合はカンマで区切る
print(x + y)
func(3, 5)
# 3+5で8を出力
func(12, 2)
# 12+2で14を出力
func(-10, -2)
# -10+(-2)で-12を出力

38. def absolute(value):
if value < 0:
return -1 * value
return value
x = absolute(-20)
# -20の絶対値20が返り、xに代入される
y = absolute(0.9)
# 0.9の絶対値0.9が返り、yに代入される
z = absolute(-50.2)
# -50.2の絶対値50.2が返り、zに代入される
Scrapbox => absolute.py

39. 練習問題
階乗を返す関数を作ろう
def fact(i): # iの階乗を求める関数
# 処理を書く
return [iの階乗の答え]
print(fact(10)) # ちゃんと合ってるか試してみる
Scrapbox => fact.py

40. def fact(i):
result = i # resultにiを代入
while i > 1:
# iを1つずつ減らしながらresultにiを掛けていく
i -= 1
result *= i
return result
# ちゃんと値を返す
print(fact(10))

41. 演習問題
毒まんじゅう
複数人でやるゲーム
それぞれが順番に1～3個値を言う
30を言ってしまった人が負け

42. 1,2,3
4,5
6
7,8,9
10,11
12
19,20,21
22,23
24,25
26
27,28,29
30…(負け)
一部略

43. 演習問題
毒まんじゅう
人数：2人固定 or キー入力で指定できる
値の増やし方：1～3の値を入力 or 各自工夫
負けになる数：30固定 or キー入力で指定できる
or ランダム（randomモジュールをimport）
最後の数を言ったら勝ちというゲーム
ができるようにしても良い