第1回 国際仲裁とは
- 7. 裁判 仲裁 調停
判断者
裁判官
→当事者は選択不能
仲裁人
→当事者が選択可能
調停人
→当事者が選択可能
公開性 対審・判決言渡は公開 手続も判断も非公開 手続及び和解契約は非公開
期間
三審制
→紛争が長期化する可能性
一審制
→紛争の早期解決
当事者間の合意成立が必要
→不成立の場合、長期化の可能性
国内執行力 強制執行可能 強制執行可能
強制執行不能
国外執行力
多数国間条約が不存在
→執行できない国が多い
ニューヨーク条約が存在
→140か国以上で承認・執行が可能
3.仲裁と他の手続との比較
下記のように、仲裁には裁判にも調停にもない独自のメリットがある
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