2015年８月２日（日） Vivaおかざき！！市民参加型ワークショップ「岡崎の日本語教育を考えよう」 第４回「地域と日本語教育」

1. 地域と日本語教育
名古屋大学
とよた日本語学習支援システム
北村 祐人

3. Toyota City
×

4. 総人口 421,465人
外国人 13,195人
（3.13％）
１月１日現在
ブラジル 5,092
人
中 国
2,680人
フィリピン 1,392
人
韓国・朝鮮 1,312人

5. 日本語
教室
日本語
能力判定
ｅラーニン
グ
人材育成

6. 日本語教室
９か所・約1700人（の
べ）

7. 日本語能力判定
約１５００人（の
べ）

8. ｅラーニング
約30,000アクセス
iPhoneアプリ
約15,000ＤＬ

9. 人材育成
約２５０名（のべ）
（コーディネーター・テス
ター育成
ボランティア研修等）

10. 平成２０年度～
豊田市受託事業「とよた日本語学習支援システム構
築」
平成２５～２６年度
文化庁受託事業「生活者としての外国人のための日本語教育事業」

11. 先週のまとめと報告

12. 地域の日本語教育って？
• 大きく言って、日本語学校や大学以外で行われている日本語教育
の場をさす。

13. 地域の日本語教育の特徴は？
地域の日本語教育 学校・大学で行われる日本語教育
頻度 週に１日 毎日
時間 １時間半～２時間／回 丸１日or９０分授業を数コマ
会場 国際交流協会など 日本語学校／大学
費用 不要 必要
教師 無償／専門性ない人もいる 有償／専門性あり
主催 ボランティア団体・行政・国際交流協会 日本語学校・大学等

14. 何が違う？

15. 15
勉学
生活
アルバ
イト
留学生
就労
生活
主婦

16. 16
就労
生活
技能実習生
就労
生活
日系南米人

17. 17
地域の外国人学習者のことばの学習
仕事
家庭
どう勉強した
らいいの？
勉強しても効
果がでないよ
環境

18. 18
学習者の移動
越境

19. 19
地域の外国人学習者
のことばの学習
移動

20. 20
「地域の外国人学習者」のことばの学習
自分には何が
必要？
こんなこと
やってみたい
ニーズ
ウォンツ
何が日本語で「できるようになるのか」、
「なりたいのか」考える！
地域の学習者こそ
動機付けが重要

21. 地域の外国人学習者は
何を学ぶ必要がある？

22. 学習の動機？
地域の外国人学習者 学校・大学の外国人学習者

23. 日本語教室はなぜ地域と
つながる必要がある？

24. 豊田市の事例

25. 地域の外国人学習者の日本語使用実態
• 週１回の学習機会
• 次々と日本語が必要な場面が訪れる
• 周囲に日本語ができる人がいれば、その人を仲介に

26. 学習者の日本語学習と使用の関係
地域の外国人学習者 学校・大学の外国人学習者
教室で学んだ
日本語
生活で使用する
日本語
教室で学んだ
日本語
生活で使用する
日本語

27. 課題
• 外国人市民の地域との隔絶
• 日本語学習支援のひろがりの限界
• 生活に関する基礎知識へのニーズ
• 受け入れ側の体制整備

28. ねらい
• 外国人が地域住民として必要な基本的知識（以下、
生活知識）の習得
• 対話を通した、生活知識に関わる日本語（以下、生
活日本語）の運用能力の育成
• 外国人を取り巻く言語的な環境向上のための
意識啓発

29. ねらい
• 外国人が地域住民として必要な基本的知識（以下、
生活知識）の習得
• 対話を通した、生活知識に関わる日本語（以下、生
活日本語）の運用能力の育成
• 外国人を取り巻く言語的な環境向上のための
意識啓発
地域の課題を同じ
立場で考えることで
より豊かで快適な社
会

30. 研修会
日本語
教室
教材作成

31. 協働の
デザイン
リアリティの
追求
×

32. 市役所
担当課
農協
社協
消防
本部
医療
センター
民間
提応 の 案対

33. 病院

34. 出前講座 ごみ減量推進
課

35. 市バス

36. 行動目標
学習目標
設定

37. 書き込み型
教材
自分自身の
「ことば」

38. 教育
【図書館編】
防災
【知識編】 ごみ 救急 医療
市役所
【知識編】
市役所
【手続編】
公共
交通
交通
安全
ビデオ教材ラインナップ

39. 行動
ことば 媒体・状
況

40. 救急
～119番通報しよう～

41. 消防本部×日本語教育

42. 消防本部
による
出前講座
通報模擬体験
通報体験
フィードバック
教材化

43. ご み

44. 団地×ごみ減量推進課×日本語教育

45. 分別ゲーム
と
自治区の取組
制度理解
と
カード申し込み
実体験
学習目標設定
と
ことば・表現
実際に利用する
リサイクル
ステーション

46. 図書館

47. 図書館×民間×日本語教育

48. 動機づけ向上
と
制度理解
図書館体験
と
映像記録
モニタリング
と
ことば・態度
いい点・改善点
提案

49. To be continued...