第21回読書会「オカルト」
- 2. 1.【図書紹介】 古代日本 ユダヤ人渡来伝説 坂東 誠 著 ・PHP研究所 ・ 2008 年 10 月 23 日発行 【紹介文】 あなたは聞いたことがあるだろうか。 日本から西に遠く離れたイスラエルという国に住むユダヤ人が、 遠路はるばる日本に渡来し、帰化していた、などという話を。 過去の歴史において、日本に渡来し、帰化した外国人は多くいる。 ユダヤ人が帰化していたからといって、不思議ではない。
- 3. 2.【ネタ】 ユダヤ人日本渡来説 ・紀元前 720 年頃にアッシリア王国に滅ぼされた、北イスラエル王国 「失われた 10 支族」のユダヤ人がシルクロードを伝わり日本に定住していた。 ・日本史でよく出る飛鳥時代頃( 600 年~ 700 年台)の有力貴族「秦氏」は この渡来ユダヤ人の系統で、原始キリスト教(景教)を信仰していた。 ・日本文化のあらゆる側面に彼らユダヤ人が残した痕跡があり、 その証拠となっている。
- 4. 3.【背景や用語などのご紹介】 ( 1 )失われた 10 支族 ->・ユダヤ人は元々 12 の部族から構成されていた。 最盛期にユダヤ王国(ダビデ王)を築いたが、後に 10 部族 (北イスラエル王国)と 2 部族(南ユダヤ王国)に分裂。 ・北イスラエル王国はアッシリアに滅ぼされ、王国を構成していた 10 部族はその後離散して消息不明に。 ( 2 )原始キリスト教 ->・ユダヤ教改革派的なもので、今の我々がイメージしてるキリスト教 とは異なる。アジア方面にも伝播して、中国では「景教」と 呼ばれていた。 ・ペルシアやパルミラ文化の影響も受けていたとの説あり。 ( 3 )秦氏 ->・京都の太秦付近に本拠地を置いていた渡来人系貴族で、養蚕や 治水技術に長けていた。 ・聖徳太子に仕えた秦河勝が建立した広隆寺、伏見稲荷大社、 八幡信仰など日本の宗教草創期にも深く関与。 ・雅楽の東儀氏や「秦」の漢字がつく姓名の人はこの秦氏が ルーツの場合が多い。
- 6. (4)「虎の巻」と「トラーの巻物」 -> どちらも言葉も似ているし、宝物扱いされている! (5)古代ユダヤの聖櫃(アーク)と日本の神輿(みこし)は、良く似ている。 (鳳凰の飾り、担ぎ方・・・ etc ) (6)「平安京」をヘブライ語になおすと「エル・シャローム(平和の都)」、 ->すなわち、ヘブライの聖地「エル・サレム」である。 (7)古代イスラエル神殿(エルサレム神殿) ->入口から、洗盤(水で洗う場所)、至聖所、聖所 と並んでいる。 神社->入口から手水舎、拝殿、本殿 と並んでおり、構造が似ている。 ( 8 )トリイ(鳥居)は、ヘブライ語の方言で「門」という意味である。 (9)秦氏の本拠地である太秦(うずまさ)の語源を辿ると、ヘブライ語の 「イシュ・マシャ」に行きあたり、「イエス・メシア」を表す言葉の変形と 見られる。 (10)秦氏の建立した神社である大避神社(おおさけ)の「大辟」とは、 中国においては「ダビデ」の意味である。