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民事実務基礎科目の攻略法
- 3. 3 （１） 要件事実論 配点： 45 〜 50 ％程度 ・請求の趣旨、請求原因、抗弁、再抗弁の成否、具体的事実を問う ・結論だけでなく根拠や理由付けを問う （２） 事実認定 配点： 30 〜 40 ％程度 ・証拠に関するルールを問う（文書成立の真正、二段の推定など） ・事実認定そのものを問う（準備書面の作成） （３） 弁護士倫理 配点： 15 ％程度 ・弁護士倫理上の問題を問う（弁護士職務基本規程がメイン） （４） 民事実定法の知識（民事執行・民事保全） 配点： 10 〜 15 ％程度 ・論文では H28 に一度民事保全が問われたのみ ※ 配点は H25,26,27 を元に一部推定 １．民事実務基礎の出題分野
- 4. ２．過去問の出題範囲分析 4 要件事実 事実認定 倫理 etc H23 貸金返還請求・債権譲渡 請求原因・抗弁（時効）・再抗弁 （時効中断）の説明 二段の推定 弁護士倫理 H24 賃貸借終了に基づく目的物返還請 求 抗弁（必要費、留置権）の説明 文書成立真正、 判決主文と理由 弁護士倫理 H25 所有権に基づく返還請求権 抗弁（占有権原）の説明 申出証拠、 裁判所の判断と理由 弁護士倫理 H26 債権的登記請求権 請求の趣旨、請求原因の説明 抗弁事実、 最終準備書面 弁護士倫理 H27 債権的登記請求権（代理） 請求の趣旨、請求原因の説明 抗弁成否 文書成立真正、 最終準備書面 弁護士倫理 H28 所有権に基づく妨害排除請求権 請求の趣旨、請求原因事実 抗弁の説明、再抗弁事実と説明 最終準備書面 民事保全