大造じいさんとガン
- 1. 大造じいさんとガン 1
(宿題をやった日 月 日 )
◎作者と作品について
椋 鳩十(むく はとじゅう、1905年1月22日 - 1987年12月27日)は、日本の小説家、児
童文学作家。
「大造じいさんとガン」(だいぞうじいさんとがん)とは椋鳩十による童話である。老狩
人(ろうかりゅうど)と利口なガンの知恵比べを描いた作品。(1941年に雑誌に初出、
その後加筆、修正されて今の形になった。)
◎ガン(雁 がん、かり)について
1971年には、全国で数千羽まで減少し、狩猟(しゅりょう)は禁止tおなる。マガンやヒ
シクイといった雁の類は、
準絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)
となった。
- 2. 大造じいさんとガン 2 (宿題をやった日 月 日 )
知り合いのかりゅうどにさそわれて、わたしは、イノシシがりに出かけま
した。
イノシシがりの人々は、みな栗野岳(くりのだけ)のふもとの、大造じい
さんの家に集まりました。
じいさんは、七十二さいだというのに、こしひとつ曲がっていない、元気
な老かりゅうどでした。そして、かりゅうどのだれもがそうであるように、
なかなか話し上手の人でした。血管のふくれたがんじょうな手を、いろりの
たき火にかざしながら、そ れからそれと、ゆかいなかりの話をしてくれま
した。その話の中に、今から三十五、六年も前、まだ栗野岳のふもとのぬま
地に、ガンがさかんに来たころの、ガンがりの話もありました。わたしは、
その折の話を土 台として、この物語を書いてみました。
さあ、大きな丸太がパチパチと燃え上がり、しょうじには自在かぎとなべ
のかげがうつり、すがすがしい水のにおいのするけむりの立ちこめている山
家のろばたを想像しながら、この物語をお読みください。(前書き・教育出
版の教科書にはのっていません。)
- 4. 大造じいさんとガン 4(宿題をやった日 月 日 )
◎『大造じいさんとガン』を最後まで読んでみましょう。
・一番心に残った場面や描写と、その理由を書きましょう。
・大造じいさんという人物ですか。
・残雪はどんなガンですか。
・大造じいさんと残雪との間に起こった出来事を一文で表してみましょう。
- 5. 大造じいさんとガン 5(宿題をやった日 月 日 )
◎全文を読んで、場面わけをしましょう。
◎それぞれの場面に短いタイトルをつけてみましょう。
◎音読練習をしましょう。
◎この物語のナレーターは、本文中ほとんどの場合は『大造じいさん』
の視点近くで語っているけれど、一か所だけ、『残雪』の視点近くで
語っているところがあります。それは、どこですか。
- 6. 大造じいさんとガン 6(宿題をやった日 月 日 )
◎語句の意味調べ1
『残雪』 *ヒント 残雪→熟語の構成からすると『残っている雪』
どこに残っている雪のことなのでしょう?
『頭領』
『いまいましい』
『かねて』
- 11. 大造じいさんとガン 11(宿題をやった日 月 日 )
1の場面では、大造じいさんは残雪のことをどのように考えていましたか。
2の場面で、残雪に対する考え方は変わりましたか。それは、どんな考え
方に変わりましたか。それは、どの文からわかりますか。
3の場面で、残雪に対する考え方は変わりましたか。それは、どんな考え
方ですか。それは、どの文からわかりますか。
4の場面で、残雪に対する考え方は変わりました。それは、どんな考え方
ですか。それは、どの文からわかりますか。