「ご当地認証事業」2018年に議論されたビジネスの一例
- 7. 市場規模の推定
旅行・観光産業の経済効果 に関する調査研究 2019年3月 国土交通省 観光庁 全体では27.1兆円
独自研究により要検証
観光庁2020年1月17日の訪日外国人消費動向
訪日外国人の買い物代金に
限っても1.5兆円市場。すべて
がご当地品ではないとはいえ、
内これらの売り上げ拡張のた
めに売り上げの0.01%(利益率
1%としてその1%)を企業が認
証に回せるとすると1.5億円の
市場があり得る
要検討も市場は拡大中であり、付随的(ニッチ)ビジネスの余地もありうると思われる(要検証)
問題
あり
- 14. 参考例
メキシコ テキーラの例
ハリスコ州政府の機関「CRT(Consejo Regulador del
Tequila)」(正確には半民半官の組織)が厳重に管理しCRT の
規則に合ったものが「テキーラ」と呼ばれている。
テキーラは大きく分けて「ミクスト・テキーラ」と「100%アガベ・テ
キーラ」にわけられる。
100%は厳しいが、ミクストの方は比較的ラフ。
官が監督しつつも民間も関与するいわば認証機関が、「テキー
ラ」を名乗れるかをきめている。
ある意味緩く、ある意味厳しい面もある認証システム。官民共同認証機関システム
先行研究
- 15. 地域物産認証
システム
ビジネス(案)
顧客:地域企業(主に中小企業)、大手企業による地域振興関係ビジネス
利益を得るもの:地域、地域行政、地域ブランド、地域ブランドを活かして
ビジネスを行うもの等
電子認証等々を参考にレベル別認証として、認証コースを分ける。しかし、
あくまでも認証そのものは一元的内容(いわゆるISOの審査などをイメー
ジ)を考える
民間が先行してできれば国による認証システムの法制化を推し進めると
同時にその波に乗りたい
提供商品:個別企業ごとに調整して価格交渉。中小企業相手ではコンサ
ルティング的業務も行えた方が好ましい
市場規模は要検討。人工ビジネスが主になるためニッチで問題なく、認証
人員数名の人件費+調査費、これを企業に請求して成り立つようであれ
ばビジネスとして成立可能。相当なニッチビジネスではある
市場が大きくない可能性があるので、最初に手をつけたところの独占市場
(結局官の介入で半官・半民になる)可能性もあり、全国一元でのご当地
認証ビジネスは1社(他地域の今までのご当地認証機関が地域機関として
成立するのみ)の可能性があり、早い者勝ちか
提案ビジネス
今後精緻化が必要な課題も現状では多々ある。現状報告とお考えいただきたい。