エンタープライズ企業向けプロダクトにおいても、PMの価値が重要視されるシーンが多くなってきました。 とっつきにくい印象をもちやすいこの領域のプロダクトマネジメントについて、魅力、おもしろさ、やりがい、他の領域からのチャレンジの可能性といった一般的な話から、この領域ならではの突っ込んだ内容についても、お話します。 BtoBエンタープライズ領域のPMの輪を広める、良い機会となればと考えています。

1. 誰も教えてくれない
本当のBtoBエンタープライズ×SaaS
プロダクトマネジメントの魅力
株式会社BEDORE
執行役員シニアプロダクトマネージャー
森 大祐（もり だいすけ）

2. 自己紹介：森 大祐（もり だいすけ）
株式会社BEDORE 執行役員 シニアプロダクトマネージャー
大学時代に小説家を目指すが挫折。
ERPシステムの開発エンジニアとしてキャリアをスタートし、これまで
にエンタープライズ企業向けの PM経験10年以上。
現在は、株式会社BEDOREの執行役員シニアプロダクトマネー
ジャーとして、BEDOREブランド全体のプロダクト統括、新規事業／
プロダクトの立ち上げ、カスタマーサクセス等を牽引。
趣味: 靴磨き、筋トレ、プロ野球（中日ドラゴンズ）
4スタンスはB2

3. について
● PKSHA Technologyの自然言語処理部門として設立、100%子会社として独立
● 大手コールセンター向けSaaSを提供
○ 自然言語処理
○ 機械学習・ディープラーニング
● Missionは「テクノロジーでコミュニケーションをあるべき姿に」

4. 4
対話エンジンを中心に「NLP*
×SaaS」プロダクトを展開
※ テキスト情報を扱う処理技術。Natural Language Processing(自然言語処理)の略称
Conversation Voice Conversation NLP Module

5. はじめに
● 今日の資料は、QRコードが私のツイッターアカウントへのリンクになっていて、固定ツイートにしばらくダ
ウンロードリンクを張っておきます @dicek66
● 発表に興味を持っていただけたら、これから少しずつ情報発信していく予定ですので、よければフォ
ローしてください、BtoB×エンタープライズ領域の PMの輪を広めていきたいです！
● 15分という短い時間なので、今日は「 BtoB×エンタープライズ領域って、実は PMにとても魅力的だよ」
「PMにとって、楽しいフィールドなのでぜひチャレンジしてほしいです」という話にできるだけフォーカス
しようとは思っています
● 皆さんの興味の範囲を広げてもらうための入り口的なイメージで聞いてください
● 発表内容の詳細や深く話せなかった内容について知りたい方は、この後の Ask the Speakerや、SNSな
どで絡んでもらえるとうれしいです！

6. 念のため... エンタープライズとは？
「大企業・中堅企業（向け）」
「大企業・官公庁（向け）」

7. PMにとって何が魅力なの？
BtoBエンタープライズ×Saas
（以降、エンプラSaasと呼びます）

8. エンプラSaaSでPMがやること
誤解を恐れずに、めっちゃ単純化すると ...
1. 業務を深く理解し、課題／負債が何かを突き止める
2. 技術的な解決／改善策を考える
3. 汎用的に製品化し、リリースする
4. リリースした製品を改善しまくる

9. エンプラSaaSでPMが身につくこと
誤解を恐れずに、めっちゃ単純化すると ...
1. 業務を深く理解し、課題／負債が何かを突き止める
=> ドメイン知識と、表層的でなく、真の課題を探求する力がめっちゃ身につきます！
2. 技術的な解決／改善策を考える
=> 課題解決志向になれます！ 発想力と提案力が身につきます！
3. 汎用的に製品化し、リリースする
=> 個別最適ではなく、一般化して考える能力、将来や社会情勢を見据える力が身につきます！
4. リリースした製品を改善しまくる
=> 何年も使い続けるのが当たり前の製品なので、 GRIT（やり抜く力）が身につきます！

10. なんでエンプラSaaSがいいのか？
1. 年単位で使い続けるのがあたりまえ
2. 顧客のフィードバックのひとつずつが熱い
3. 将来的に仕事するのにずっと役に立つスキルが身につきやすい環境
○ 価値創造能力
○ ユーザー・人物想定能力
○ 業務とその課題理解を通じた、表面的でない本質的な課題解決志向
○ 多種多様な人物相関を整理できる能力
○ コミュニケーション能力、プロジェクト運営能力
○ 提案力 … etc
4. PMが出すバリューが、製品の出せるバリューの最大値を決める

11. 「PMが出すバリューが、製品の出せるバリューの最大値を決める」とは？
対応可能な業務範囲
提供できる価値の大きさ
PMの想定範囲
エンジニアが実装した範囲
顧客が要望する範囲

12. 他の領域・職種からのチャレンジ

13. エンプラSaaS内でEngからPMにチャレンジ
● どんどんチャレンジしてほしいです！
● エンジニアとして身につけた技術力を武器に活躍できると思います！
● 手始めに、自分が担当している機能が対応する業務について興味をもって、よ
り便利にするにはどうすればよいかを考えてみると良いと思います
● 考えた機能を、かんたんに、スライド数枚レベルで関係者にプレゼンできたら更
にナイス！
● その際に、機能の仕様のプレゼンではなく、機能によって出せる効果、価値に重
点をおいて話してみるとより良いと思います

14. ● 基本的にはチャレンジ可能です
● 興味がある業界の企業、事業、そこで働く人、業務について、ぜひ調べてみるこ
とをおすすめします
● 超高速で改善サイクルを運営することも重要ですが、おそらく想像している以上
に、ものごとを深く理解し、考えることが重要になると思います
● エンプラSaaS提供企業の成り立ちと企業規模には、もしかしたらちょっと注意か
も？
他領域のPMからエンプラSaaSのPM

15. ご清聴ありがとうございました！
興味を持ってくださった方、エンプラSaaS関係の皆さん、
ぜひこの後のAsk the Speakerでお話しましょう！
株式会社BEDOREでは、PMはもちろん、エンジニア、 BizDevメンバー等採用しております。
興味を持たれた方は個別に DM等でお声掛けください。