HH05

1. じょいふる☆アロマ
2015年2月8日
Healthcare Hackathon in Tokyo 5th

2. 一言で言うと…
全国170万人のメンタルヘルスに悩むリワー
ク希望者に、その人に合ったアロマで
モードチェンジする機会を提供します！！！

3. リワーク希望者とは…
 障害者総数788万人のうち、18-64歳の在宅者は約324万人（うち精神172万人）
 障害福祉サービスのうち、就労系サービスの利用者は約20万人強で増加傾向
 「障害者の雇用の促進等に関する法律」改正により、障害者の法定雇用率が
2013年4月より旧来の1.8%から2.0%に引き上げ
• うつの急性期を超え、社会復帰を目指す人々
• 法改正により、支援・受入環境は整備傾向

4. リワーク希望者のリアル
• ハローワーク/就労支援施設まで行くのも辛い…
• なかなか施設外プログラムの話が来ない…
• 面接の話が来たけど不安で仕方がない…
• プログラムで働き始めたけど、周りの目が…
• 働き始めてから緊張して眠れない…
• 実習でトラブッて、明日からどうしよう…

5. 「じょいふる☆アロマ」って？
• リワーク希望者が「自分で出来る」アロマを使っ
て、勇気と安らぎを得るためのお助けアプリ
（機能）
• 各ユーザーのアロマ利用経験を「シチュエーション」
「なりたい自分」と共に記録し、振り返れる
• 同じようにアロマを使ってリワークに取り組む仲間や
アドバイザーと、①アロマ、②リワーク、③病気の状
況について相談できる

6. つまりどんな感じ…？
シチュエーション（気分・シーン） ⇒アロマセラピー ⇒なりたい自分
• 「面接の話が来た！」
• 「履歴書かくぞ！」
• 「内定もらった！」
• 「今日は出社初日！」
（例）
• レモン
• グレープフルーツ
• レモングラス
• 「内定とれるかな…」
• 「緊張して眠れない…」
• 「疲れちゃった…」
• 「周りの目が少し…」
• 「実習でトラブルが…」
（例）
• ラベンダー
• クラリセージ
• サンダルウッド
• フランキンセンス

7. プロダクト・イメージ（別紙）

8. どうしてアロマなの？
• 行き先の会社も、家族・友人との関係も、自分のス
トレス耐性もそんな簡単に変わらないけど、
アロマは「自分で選べる」
• そして何より…

9. でも、アロマって…
• アロマって女の人しかやらないでしょ？
• エステがしたいわけじゃないんだけど？
• 香りでリラックスとか気のせいなんじゃないの？
• でもでも、現場では…

10. 普及に向けた課題～ユーザー認知
• 当面はリアルでのワークショップを開催し、
アロマに対する敬遠感を取り払うと共に、
アプリの普及を目指す

11. 普及に向けた課題～エビデンス
• 国内でも精神疾患に対する補完代替医療として
アロマセラピーに着目した研究も看護系の学会/
雑誌を中心にみられる。
（2007/日本看護研究学会雑誌）
柑橘系精油によるアロママッサージのリラクセーション効果およびリフレッシュメント効果につい
て―皮膚コンダクタンスおよび気分形容詞チェックリストによる評価
• 柑橘系精油であるスイートオレンジのアロママッサージによるリラクセーションおよびリフ
レッシュメント効果を検討するため，35名の女子学生で，10分間の前腕へのオイルマッサー
ジ施行時に，皮膚コンダクタンス（SC），日本語版気分形容詞チェックリスト（JUMACL）
の下位尺度である緊張覚醒（TA）およびエネルギー覚醒（EA）を測定し，精油を加えたア
ロマ群（15名）と精油を加えないコントロール群（20名）で比較した。
• その結果，両群ともに，SCおよびTAはマッサージにより低下し，リラクセーション効果が確
認された。一方，EAはアロマ群でマッサージ後の低下が少なく，柑橘系精油のリフレッシュ
メント効果を示すものと思われた。
• さらに，明確に定義されないまま用いられているリフレッシュメント効果という概念につい
て考察し，リラクセーション効果，リフレッシュメント効果とTA，EAの関係について，概
念的な整理を試みた。

12. 普及に向けた課題～ビジネスモデル
• 将来的にアロマ業界に対する広告/流通課金を目指す
• アロマテラピーの市場規模は2,654億円（2011年）
✓アロマ製品市場 ：249億円
✓アロマ教育市場 ：165億円
✓アロマサービス市場：223億円
✓化粧品等関連市場 ：2,017億円
• ストレス・マネージメントの機運の高まりと共に市
場自体が成長傾向だが、サービス市場を中心として
競争が激化しつつある領域もあり、新規顧客層・
ニーズの開拓へ協力し、広告/流通課金を得る

13. Ready for Mode Change?