GR-ROSE IoTシステム開発コンテスト(2021年)での発表資料です。

1. 2021.11.13 GR-ROSE IoTシステム開発コンテスト
西村備山 (@lipoyang)
IoT渾天儀で太陽の運行を知る

2. 自己紹介
•奈良県在住
•組込み系技術者
•IoT初心者
西村備山 (@lipoyang)

3. 今日は11月13日
暦の上ではもう冬。
朝夕の寒さが身にしみる季節となりましたが
みなさまいかがお過ごしでしょうか？
(2021年の立冬は11月7日)

4. 季節の移ろい
若いころは意識しなかった 年を取るにつれて…
毎
年
よ
彼
岸
の
入
り
に
寒
い
の
は

5. 季節の移ろい = 太陽の運行

6. 太陽の運行を知ろう！
名付けて
IoT渾天儀！ 手作り！
(プラダン製)

7. 渾天儀とは？
• 古代のギリシャと中国で発明
• 天体観測のための機械
• 西洋では Armillary sphere
• 東洋では 渾天儀(こんてんぎ)

8. IoT渾天儀
モータ2
(太陽の回転)
モータ1
(天球の回転)
LED
(太陽)
GR-ROSE
子午線
水平線
黄道十二宮

9. ハードウェア構成
DRV8825
DRV8825
DC12V
ステッピング
モータ
24BYJ48
天球
太陽
24BYJ48
スリップリング
LED
GR-ROSE
Azure
IoT Central

10. 夏至の日
最も高い軌道・長い昼
太陽は
双児宮から天蟹宮に入る

11. 冬至の日
最も低い軌道・短い昼
太陽は
人馬宮から磨羯宮に入る

12. 天文計算のフロー
日時(UTC)
経度
緯度
モータ2の
角度 θ2
モータ1の
角度 θ1
モータ0の
角度 θ0
(今回は手動)
入力 出力
太陽の視黄経 λ
太陽の赤経 α
太陽の赤緯 δ
赤道傾斜角 ε
地方平均時
時差
均時差
地方視太陽時 地方恒星時
太陽の平均黄経
太陽の平均近点角

13. Azure IoT Central 対応
緯度
経度
年
月
日
時
分
秒
コマンド 応答
黄経
赤経
赤緯
エラーコード

14. 自前のWebアプリからREST APIを呼ぶ
SASトークンのあたりが難関
(Authorizationに必要)

15. 課題
• モータの初期位置出し → フォトセンサで
• メカの強度と精度 → CADで設計してMDF製に
• IoT対応もうちょっとしっかり
⇒ いつの日かリアルイベントで展示を！

16. またね～
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