2007年より熊谷市で行う受動喫煙検診は児の尿中コチニン値と両親のアンケート結果を基に受動喫煙曝露の影響を定量的に評価する日本でも稀有な検診です.しかし,時間と費用の面が問題として残ります. 一方,タバコ煙はPM2.5の主要な発生源の一つであり,質量濃度をみることで大気環境中の汚染度を定性的にみることができます. 今回,PM2.5モニターと尿中コチニン値の相関について検討を行い,簡易的な定量的指標として質量濃度が使用可能か検討しました.Read less