1. 「ICLS指導者養成ワークショッ
プ」のデザインと実践
インストラクショナル・デザインの有用性
JJHPE第3号用原稿案
CATS-ICLS改善グループ、
JSISH教育・トレーニング委員会
130422

2. ICLSおよびICLS指導者養成ワークショッ
プの課題
● コースによって学習目標・インストラクションの方
法がバラバラ
○ 「心停止後10分間の蘇生ができる」を学習プログラム化
できていない
○ インストラクションもバラバラになる
● 指導者養成ワークショップも指導法がバラバラ
● 結果的に、受講者に一定の学習成果を提供で
きていない可能性が高い
● この状況を改善する必要がある

3. 目的
● インストラクション・デザインを用いてICLSコー
ス及びICLS指導者養成ワークショップをデザイ
ンする
● βテストを行ない形成的評価を行なう

4. 方法：ワークショップのデザイン
● 前提
○ ICLSコースのデザイン・・・グループ作業（形成的評価済
み）
● 事前学習資料作成
○ 成人教育、インストラクショナル・デザインの基本、インス
トラクター・コンピテンシーの基本
● ワークショップのデザインと資料作成
○ ゴール：とりあえずインストラクションができる
○ 合格基準：インストラクションについてマイ・セオリーがで
きる（自己評価）＋ロールプレイ
○ 模擬コースでインストラクター、受講者役を経験しながら
学習する

5. 方法
● 130420 ICLS指導者養成WS・ラウンド1
○ 形成的評価
○ リデザイン
● 130623 ICLS指導者養成WS・ラウンド2
○ 形成的評価
○ プロダクト

6. 結果
● ICLSコース
● ICLS指導者養成ワークショップ・ラウンド1
○ 事前学習資料
○ 資料1：インストラクションの原理と方法・総論
○ 資料2：アジェンダとスクリプト
○ 資料3：チェックシート、PC操作法
● ICLS指導者養成WS・ラウンド2
○ 事前学習資料
○ コース資料
○ ワークブック
○ ポートフォリオ

7. 結果：ラウンド1
● ICLS指導者養成ワークショップ・ラウンド1
○ アンケート結果（形成的評価）
● 改善策
○ 事前学習資料のリバイズ
○ コース資料のとりまとめ
○ 資料1、2を統合しワークブック化（3つのレイヤー）
○ 新たにインストラクター・ポートフォリオを追加

8. 結果：ラウンド2
● ICLS指導者養成WS・ラウンド2
○ 事前学習資料
○ コース資料
○ ワークブック
○ ポートフォリオ
○ アンケート

9. 考察
● ICLSコース、ICLS指導者養成WSの問題点
● ACLS（AHA）との違い
● インストラクション・デザインによるICLSコースの
設計と評価
● IDされたICLSコースのインストラクター養成・・・
今回デザインしたICLS指導者養成WSの目的
● 方法の解説
● ラウンド1の考察
● ラウンド2の考察

10. 結語