MS EDU Update - June 2021
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本資料は 2021年6月15日に発表された 「20 Amazing IT Admin Updates for Back to School!!」 の内容に基づいて作成しています。 https://techcommunity.microsoft.com/t5/education-blog/20-amazing-it-admin-updates-for-back-to-school/bc-p/2452652#M761
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MS EDU Update - June 2021
- 1. MS EDU Updates for Back to School 2021.06.23 Microsoft Japan Co., Ltd. Hisaho Nakata ＜Hisaho.Nakata@microsoft.com＞
- 2. 本資料は 2021年6月15日に発表された 「20 Amazing IT Admin Updates for Back to School!!」 の内容に基づいて作成しています。 https://techcommunity.microsoft.com/t5/education-blog/20-amazing-it-admin-updates-for-back-to-school/bc-p/2452652#M761
- 3. School Data Sync Updates
- 4. Education Insights Premium https://education.microsoft.com/en-us/resource/3978f2d8 Education Insights Premiumは現在、一部の地区や機関でプライベートプレビューとして提供されています。Education Insights Premium は 2021年7月からは、購入できるようになります。
- 5. Education Insights Premium Teams Insights と Education Insights Premium の違いは何か？ Teams Insights で見れるのは、担当しているチーム以内のみ 中学1年生 中学2年生 中学3年生 マイクロソフト中学校 Education Insight Premium では、学年ごと、学校ごとなどの組織単位での Insight が表示可能
- 6. Education Insights Premium を利用するには ① ライセンスの購入 ② SDS (School Data Sync) を使用したアカウント、組織、授業情報の登録
- 7. SDS for Insights https://docs.microsoft.com/ja-jp/schooldatasync/sds-for-insights-overview Education Insights Premium (Preview) との同期を容易 にするために SDS for Insights という新しい SDS の機能を 追加しました。 SDS for Insightsは、ユーザーの活動をユーザーのメタデータ、 ロール、クラス、組織階層とリンクさせることで、より深い洞察を導 き出し、リーダーにますます価値のある分析結果を提供します。 SDSは、SDS for Insightsという新しいユーザーインターフェー スを提供しており、SDSをソースとして有効化し、現在の学年を設 定して、新しい入力フローを作成することができます。また、SDS for Insightsは、データヘルスを含むモニタリング機能を提供し、 顧客データのエラーや警告に対する対処方法を明示します。
- 8. School Data Sync v.2.1 Update SDS CSV V2 は2022年5月までサポート https://docs.microsoft.com/en-us/schooldatasync/sds-v2.1-csv-file-format
- 9. SDS v2.1 Parents & Guardian Sｙnc SDSは、v2.1のCSVフォーマットを使用する際に、親と 後見人の連絡先を作成する機能を追加します。新しい relationship.csv を導入することで、IT 管理者はオプ ションとして保護者のデータを取り込み、それぞれを基板 上の連絡先として提供できるようになりました。これらの 連絡先はTeams for Education内で使用され、週間保 護者メールダイジェストの送信に使用されます。
- 10. M365 Admin Center Updates
- 11. M365 Admin Center UX for School IT 2021年7月中旬にリリース予定 M365 Admin Centerは、スクールレベルのIT管理者に新しい合 理的なエクスペリエンスを提供します。 これにより、セントラルIT チームやグローバル管理者は、多くの一般的で反復可能な管理タスク をスクールレベルのデレゲートに委任することができます。この ソリューションでは、学校の代表者は、学校に関連するユーザー、 グループ、チーム、サイト、およびオブジェクトのサブセットのみを管理 することができます。このソリューションのタスクと権限は、Azure AD、Teams、Exchange、SharePointに及びます。 • ユーザー、属性の管理、パスワードのリセット、およびライセンスの 割り当て • グループ、チーム、グループに接続されたサイトの管理 • メール、チャット、外部共有、プライバシーの管理 • メンバーシップとアクセスの管理 • チーム チャネル、セキュリティ グループの管理、および AU への グループとチームの追加
- 12. Administrative Unit のサポート 2021年7月中旬リリース予定 Teams、SharePoint、Exchangeを横断する Administrative Unit をサポートします。 管理単位は、組織の構造を定義して、 管理の委譲を支援する方法です。例えば、地区内の各学校に1つの管理ユニットを設定することができます。しかし、これまでは ユーザーとAzure ADグループの管理のみをサポートしていました。 委任された管理者がより多くのMicrosoftサービスを管理 できるように、Microsoftは管理単位のサポートをTeams、Microsoft Groups、SharePointサイトにまで拡大しました。 また、新たに3つのスコープ付き管理ロールを割り当てることができます。Teams 管理者」、「SharePoint 管理者」、 「Exchange 受信者管理者」です。 これらのロールは、特定の AU の管理者に割り当てることができ、Microsoft 365 Admin Center からその AU 内のオブジェクトのみを管理する権限が付与されます。 AU のスコープ付きロールは、ロールの広範な機能 のうち対象となるサブセットのみを提供しますが、これらの RBAC ロールのスコープなしバージョンでは、 IT 管理者は各サービス 固有の管理ポータル内でより多くのことができるようになります。
- 13. テナントを構造化し、組織全体で管理タスクを委任する 管理ユニットでは、組織をニーズに合わせて論理的な構造に細分化し、その ユニットのメンバーのみを管理できる特定の管理者を割り当てることができ ます。 例えば、管理ユニットを使って管理者に権限を委譲し、大学全体では なく「工学部」だけでアクセス制御やユーザー管理、ポリシー設定ができるよ うにすることができます。 グローバル管理者と特権ロール管理者は、本日よりMicrosoft 365 管理 センターで管理単位のメンバーシップを作成・管理することができます。また、 新たに3つのスコープ付きロールを追加し、委任された管理者が持つことの できるスコープ付きロールの割り当ての総数を9つに増やしました。 今後も、 ユーザーメンバーシップの一括割り当てや動的なユーザーメンバーシップの サポートなど、委任された管理者のエクスペリエンスに機能を追加していく 予定です。
- 14. パスワードライトバック対応の委任型パスワードリセット 教育機関のIT管理者にとって最も一般的な課題の1つは、終わりのない学生のパスワードリセット要求です。M365 Admin Centerは、教育機関や学校の指導者が生徒のパスワードリセットを簡単に実行できるようにするための、新しい合理化されたエクス ペリエンスをリリースしました。さらに、M365 Admin Center は、AAD Connect Sync を通じてパスワードの書き込みが可能 なハイブリッド ID に対するパスワードリセットの委任をサポートします。これにより、すべてのEDU組織は、教育者やスクールリー ダーにパスワードリセットの権限を委譲することができます。 2021年7月中旬にリリース予定
- 15. M365 Admin Center Updates
- 16. 児童生徒の保護 多くの教育機関では、M365のテナントを複数の学校に展開しており、1つのテナント内に数百から数千の学校が 存在することもあります。 テナント内の生徒をいじめや意図しないコミュニケーション、コンテンツの共有から守るた めに、IT管理者はテナント内の境界を設定する方法が必要です。M365では、ディレクトリの可視化、コミュニケー ション、コラボレーションのための境界を提供する Information Barriers (IB) を提供しています。 本年8月に は、教育機関向けに「情報の壁」を強化した新機能をリリースする予定です。 2021年8月にリリース予定
- 18. テナントごとに 5,000 の IB セグメントをサポート マイクロソフトでは、1つの組織のユーザー数が100万人以下の場合、シングルテナントに導入することを推奨していま す。学校ごとにセグメント化された100万ユーザーのテナントをサポートするために、マイクロソフトはテナントごとに 5,000 セグメントのサポートを開始します。この規模の拡大により、100万ユーザ以下の組織でも、M365をシング ルテナントで展開し、テナント内の生徒とそのデータを保護することが可能になります。 2021年8月にリリース予定
- 19. 4種類の IB モードのサポート ユーザー セグメントと IB ポリシーは、ユーザーをチャットに追加したり Teams 経由で通信したりなど、さまざまな ユーザー選択機能で他のユーザーを表示および検索するユーザーの能力を制限します。 また、IB コンプライアンス をさらに強化するために、Microsoft 365 Groups に IB モードを導入します。 IBモードでは、グループのメン バーシップ、アクセス、および共有のコントロールを評価します。 ⚫ Open モード グループやそのコンテンツに制限がなく、誰でもグループのメンバーになることができます ⚫ ownerModeratedモード グループのメンバーシップは、オーナーのIBセグメント内のユーザーに制限され、オーナーはセグメント内の他のユーザーとコンテンツを共有する ことができます。 ⚫ Implicit モード グループのメンバーシップは、グループメンバーの IB セグメント内のユーザーに制限され、コンテンツはグループメンバーに制限されます。 ⚫ Explicit モード グループのメンバーシップは、IT 管理者によってグループに明示的にスタンプが押されたセグメント内のユーザーに制限されます。コンテンツは、 グループとサイトのアクセス許可のセグメント内のユーザーに制限されます。 2021年8月にリリース予定
- 20. AU のメンバーシップに基づいてIBをサポート School Data Sync を導入している組織では、デフォルトで学校ごとにAUを作成しています。 学校が IB を簡単 に導入できるように、マイクロソフトは管理単位のメンバーシップに基づいた IB セグメントの作成をサポートします。 SDS をセットアップして学校の AU を作成したら、学校ごとに IB ポリシーを設定し、学校の AU メンバーシップを 対応する学校の IB セグメントに簡単にミラーリングすることができます。 2021年8月にリリース予定
- 21. ownerModerated モードのグループの SDSによるプロビジョニング School Data Syncは、組織が情報バリアフリーを採用するための準備として、すべてのクラスグループにIBモード の ownerModerated の作成を開始します。この設定により、 教育者（オーナー）は、自分が属しているセグメント から他のユーザーを追加・招待し、セグメントのメンバーとコンテンツを共有することができ、クラスをコントロールす ることができます。 2021年8月にリリース予定
- 22. 同一テナント内での IB とアドレスブックポリシー IB は Teams と SharePoint で完全にサポートされますが、Outlook と OWA はまだ IB をサポートしていま せん。 ディレクトリの公開を緩和し、意図したセグメントの外にいる人を簡単に見つけてコミュニケーションできるよう にするために、マイクロソフトは、同じテナント内で情報バリアとアドレス帳ポリシーの両方を同時に構成し、実行する ことをサポートします。 これにより、Teams、SharePoint、および Exchange の3つのコア ワークロードすべて にまたがるセグメンテーションを適用することができます。 2021年8月にリリース予定