Malaysia budget 2019
- 14. ひ
B40に該当する低所得世帯への支援プログラムを継続。
月収2,000リンギット以下の世帯 :1,000リンギット
月収2,001~3,000リンギットの世帯 :750リンギット
月収3,001~4,000リンギットの世帯 :500リンギット
身体障碍者及び最大4人までの18歳以下の子供に120リンギット/人。
計410万世帯に総額50億リンギットを支給。
Bantuan Sara Hidup
排気量1,500cc以下の自動車所有者(複数保有を除く)へ最大100L/月、排気
量250cc以下のオートバイ所有者に最大40L/月のガソリン補助金。補助金は
RON95で少なくとも0.3リンギット/L、2019年に政府は20億リンギットを支
出。自動車所有者400万人、オートバイ所有者260万人が享受。
補助対象外ガソリンは、APMに基づいて毎週決定。2019年第2四半期より開始。
ガソリン補助金
マレー半島の都市部と地方部、サバ州とサラワク州の価格差を最低限に抑える
ため、生活必需品の価格均一化に1億5,000万リンギを割り当て。対象は小麦
粉と砂糖、食用油、米、RON95ガソリン、ディーゼル、液化天然ガス。
価格差抑制
マレーシア政府は8,000万リンギットを割り当て、eKasihに登録された貧困層
(18万5,000世帯)のみを対象とし、毎月40リンギット以下の電力消費世帯を
補助する。
電力補助金
補助金
- 23. 2億1,000万リンギットを、2021年までの3年間にマレーシア版第4次産業革命
に割り当てる。中小企業500社が、Malaysia Productivity Corporationを通じ
てIndustry 4.0プラットフォームに移行することを支援。
製造業のオートメーションなどに投資する中小企業に、投資額の70%までを保
証するローン制度に20億リンギを割り当てる。
マレーシア工業開発庁は、引き続きHigh Impact Fundを通じでIndustry 4.0
イニシアチブを重視したマッチング・グラントを提供する。
インダストリー4.0
官民で科学技術情報を共有するプラットフォーム「KRSTE.my」に200万
リンギットを割り当てる。民間部門が、250の政府施設及び1,200の設備
や研究データなどを利用可能にする。また、民間研究施設に少なくとも
100人の研究者を派遣する「リーサーチャー・マッピング・プログラム」
を開始する。
情報共有プラットフォーム
ロボットや人工知能(AI)を活用し産業のデジタル化を図る企業に、マレーシ
ア開発銀行の下、年利2%で資金を貸し付ける制度に30億リンギットを割り当
てる。
ロボット・人工知能
Industry 4.0
- 27. 中小企業
Skim Jaminan Pembiayaan Perniagaan が融資額の60%まで保証
する中小企業ローン制度へ45億リンギットを割り当てる。(ブミプ
トラ中小企業向けの10億リンギットを含む)
イスラム金融機関を通じ、年利2%の中小企業向けシャリーア準拠融
資制度に10億リンギットの補助金を割り当てる。
マレーシア輸出入銀行に資金とタカフル設備20億リンギットを提供
し、輸出を促進する。
中小企業融資
輸出促進
マレーシア製品奨励
マレーシアを2020年までにハラルハブとするため、ハラル産業分野
の中小企業向けに1億リンギットを割り当てる。
「Buy Malaysian First」キャンペーンに2,000万リンギットを割り
当てる。
ハラルハブ