SlideShare a Scribd company logo
1 of 8
Download to read offline
テクニカルインサイト
© 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form
without prior written permission is prohibited.
Datrium – 高性能システムの
ためのアーキテクチャー
著者:ルス フェローズ
2018 年 3 月
Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance
Evaluator Group
p. 1
of 7
© 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form
without prior written permission is prohibited.
はじめに
IT 組織は、アプリケーションのニーズに迅速に対応する能力を高めつつも、複雑さを軽減することを考えな
ければなりません。それに対しての新しいトレンドの 1 つとして、従来の IT インフラストラクチャを統合し
て管理工数を軽減するコンバージドシステムやハイパーコンバージドインフラ(HCI)があります。複雑さを
軽減し、収益を短期間で上げるニーズがこのトレンドを創り出しています。
コンバージドシステムは、事前に検証されたサーバーとストレージで構成されます。そしてシンプルさをと
ことんまで突き詰めた HCI はサーバーとソフトウェア定義ストレージ(SDS)を活用することで、企業内シス
テムの統合をさらに促進させました。HCI はシンプルさを重点に置き、サーバー内にストレージ機能を組み込
みました。
しかしながら、コンバージドシステムや HCI にもいくつかの課題があります。HCI の導入は簡単ですが、ビジ
ネスクリティカルなアプリケーションを稼働させることについては懸念があります。ビジネスクリティカル
なアプリケーションは、それに見合った高い信頼性とパフォーマンスが必要となるからです。対照的に、コ
ンバージドシステムは、より大規模なシステムを構築することができ、構成も柔軟に対応できますが、HCI に
よって実現したレベルの簡素化には至っていません。
Evaluator Group は、エンタープライズ IT のニーズに焦点を当てた調査機関です。機関内のラボで検証を行い、
新たなトレンドや技術を日々深く研究しています。 Evaluator Group は Datrium と協力し、Datrium DVX システ
ムの大規模なベンチマークテストによるパフォーマンス検証を行いました。 さる 2017 年 10 月にリリースさ
れたベンチマークでは、Datrium システムのクラスターで世界記録的な数の VM をサポートできる規模の結果
を出すことができました。このレポートは iomark.org の Web サイトで参照可能です。1
さらに、Evaluator Group は IT ユーザーにインタビュー調査を行い、企業が HCI をどのように利用しているか、
利用するにあたっての懸念はあるか、HCI を選択するための判断基準は何か、などに関するレポートを発行し
ました。次のページのグラフで示すように、IT ユーザーにとってはパフォーマンスが最優先事項であり、次
にシステムのコストがあり、拡張性が 3 番目に重要であることを示しました。
このホワイトペーパーでは次の点について検証します。
 コンバージドシステム、HCI に求められること
 スケールアウトで性能を拡張できる Datrium DVX のアーキテクチャー
 コンバージドシステム、HCI を評価する際の考慮点
1 http://www.iomark.org/content/datrium-announces-new-record-iomark-vm-hc-results
Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance
Evaluator Group
p. 2
of 7
© 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form
without prior written permission is prohibited.
エンタープライズのインフラに求められること
Evaluator Group は、企業での HCI 使用状況について、従業員 5,000 人以上の企業の IT プロフェッショナルに調
査を行い、100 人以上の回答に得ることができました。
その結果で興味深いことの一つに、IT スタッフがどのような理由で HCI を選択するかがありました。最も重
要な点はパフォーマンス、続いてコスト効率、拡張性、管理性でした。 なお Evaluator Group による HCI の調
査レポートは、Evaluator Group のウェブサイトに掲載しています。2
Figure 1: Enterprise IT Criteria for hyperconverged
2 hyperconverged Infrastructure in the Enterprise: https://www.evaluatorgroup.com/hyperconverged-
infrastructure-in-the-enterprise/
Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance
Evaluator Group
p. 3
of 7
© 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form
without prior written permission is prohibited.
このレポートでも言及されているように、システム全体の柔軟性と対障害性に懸念があるようです。
Evaluator Group が行ったラボテストでは、サーバーのノードに障害が発生した場合に、多くの HCI ではクリテ
ィカルな性能問題が発生する可能性があること示されていますので、この懸念は妥当だと言えます。障害は
さまざまな原因で発生する可能性がありますが、単一の SSD デバイスの障害がノード全体の障害につながり、
データの再構築が必要になることもあります。
Evaluator Group のコメント:Evaluator Group のお客様ならびに調査にご協力いただいた方々からのフィ
ードバック、そしてラボテストの結果によると、単一ノードの障害が HCI クラスターのパフォーマンスに大
きく影響する可能性があることがわかっています。 さらに、エラーをリカバリするにあたり、残されたサー
バーの負荷が増加し、パフォーマンスの劣化やシステム停止の可能性があります。 そのため、一部の企業で
は、ミッションクリティカルなアプリケーションに HCI を利用することに対して抵抗感を持っています。
Datrium DVX アーキテクチャーの要素
Datrium DVX のアーキテクチャーは、I / O 処理、ローカルに内蔵された SSD メディアへの読み出し、および
Datrium データノードのスケールアウトプールへの書き込みを、各サーバーに常駐するソフトウェアで制御し
ています。 このユニークなスプリットプロビジョニングアーキテクチャーとスケールアウトの設計は、HCI
で起こりうる問題、具体的には耐障害性と性能の拡張性を解決することができます。Datrium のアーキテクチ
ャーにおける特長は以下のとおりです。
 DVX Compute Node:スケールアウト型のサーバーに DVX Software をインストールし、ローカルの SSD
で全ての IO 処理を行う。1~128 台まで拡張可能。
 DVX Data Node:スケールアウト型のクラスターストレージで、1〜10 台のストレージノードをサポー
ト。

 DVX ソフトウェア:サーバー上で実行されるソフトウェアコンポーネント、で I / O リダイレクション
と障害回復を提供。
 DVX の管理:Web ベースの UI コンソールであり VMware vCenter プラグインに対応。クラスター化さ
れた各リソースプールの管理が可能。
スケールアウトアーキテクチャーによって、データノードがクラスターに追加されると、容量が拡張するの
はもちろんのこと、書き込みのパフォーマンスが向上します。コンピュートノードが追加されれば読み出し
のパフォーマンスが向上します。通常、トランザクション・データベースを含む多くのアプリケーションで
は、読み出しのパフォーマンスが重要ですが、データベースのログやその他のアプリケーションは書き込み
パフォーマンスに依存する場合があります。 Datrium のアーキテクチャーは、CPU、メモリ、SSD メディアを
利用してデータ処理を行い、コンピュートノードを追加することによって読み出し性能が向上します。
高い性能を発揮する Datrium のアーキテクチャー
自社製品のパフォーマンスが良いと主張するメーカーは多くいます。設計思想が競合他社より優れていると
主張するのを多く目にしますが、ほとんどの場合は実際の検証データを提示できていません。そこで Datrium
は、第三者機関にベンチマークをしてもらい、結果を公開することで高いパフォーマンスと拡張性を証明す
ることにしました。
Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance
Evaluator Group
p. 4
of 7
© 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form
without prior written permission is prohibited.
Evaluator Group は Datrium と協力して、8,000 台の仮想マシンをサポートする Datrium DVX クラスターを使用
して検証されたベンチマークを実行しました。ベンチマークの環境は、 一般的な SATA 接続の SSD をサーバ
ーに搭載し、オールフラッシュのデータノードを使用しています。ここで使用したベンチマークは IOmark-
VM です。そこで得られた Datrium DVX のパフォーマンス結果は、これまでに検証されたベンチマーク結果で
最も高速であった HCI の結果を 10 倍以上となり、オールフラッシュの最高結果 5 倍以上となりました。
IOmark-VM ベンチマークは、ストレージおよびハイコンバージド要素のパフォーマンスと価格性能比を直接
比較する方法を提供する業界標準のワークロードとなります。 下の図 2 に示すのは、これまで Evaluator
Group で検証した結果で最も高性能であった競合他社と比較した数値です。この結果は IOmark-VM として公
開されています。
Figure 2: IOmark-VM Benchmark Results
第三者機関にて監査されたベンチマークの結果は、データノードとサーバー(コンピューティングノード)
で構成された Datrium DVX システムで、DVX ソフトウェアは 8,000 IOmark-VM インスタンスの結果を 667.01 ド
ル(仮想マシンあたり)で達成しました。 テストにて確認された主な結果は次のとおりです。
 10 台の DVX データノードと 60 台のサーバーで構成された Datrium クラスターにて 8,000 の仮想サー
バーを稼働し、IOmark-VM ワークロードを実行することができた
 テスト構成では、重複排除、圧縮、イレージャーコーディングが実行され、暗号化も有効になってい
た
 応答時間の 96%以上が 5 ミリ秒未満に収まり、平均読み出し応答時間は 0.76 ミリ秒であり、これは
HCI や AFA より 1/3 程度であった
IOmark-VM は、従来の3階層アーキテクチャーと HCI の両方で仮想マシンのストレージ性能を測定していま
す。これだとストレージのみのパフォーマンスとコンバージドシステムでのパフォーマンスを単純比較する
ことができます。Datrium では仮想マシンを 8,000 台稼働させる事ができましたが、これは HCI やストレージ
0
1000
2000
3000
4000
5000
6000
7000
8000
9000
Best HCI Best AFA Datrium DVX
Maximum IOmark-VM's
Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance
Evaluator Group
p. 5
of 7
© 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form
without prior written permission is prohibited.
でベンチマークした結果での仮想マシン数のどれをも上回る最大数となりました。さらに、Datrium のパフォ
ーマンスは、Datrium クラスターが現在までにテストされた最速のオールフラッシュストレージシステムの5
倍以上であったことを示しています。
Datrium アーキテクチャー詳細
Datrium がどのようにコンバージドシステムやエンタープライズストレージに対する要求を満たしているかを
ご説明します。Datrium は、業界標準サーバーや SSD デバイスを最大限に活用してアプリケーションを高速化
することで、スケールアウトのパフォーマンスや高可用性など、従来のアーキテクチャーでは実現困難な機
能を提供します。サーバーを選ばない仕様であるオープンなアーキテクチャーは、エンタープライズストレ
ージレベルの規模を提供し、HCI が持つ管理性の良さや拡張性の高さを持ち合わせています。
スケールアウトが可能なコンバージドシステムを提供することは多くのベンダーの課題です。Datrium は、最
大 10 ノードのクラスターを組むことができるストレージを用いて容量とパフォーマンスを拡張することがで
きます。また、単一のクラスター内に最大 128 ノードのサーバーを組むことが可能で、数百台もの SSD メデ
ィアを読み出しキャッシュとして利用することができます。
Datrium のパフォーマンスにとって重要な要素の 1 つは、読み書き I / O パスを分離するスプリットプロビジョ
ニングアーキテクチャです。 この設計では、それぞれのサーバーでデータの読み出し処理を行い、書き込み
は Datrium DVX ストレージノードにて行います。 多くの HCI で行われるノード間トラフィック(拡張性に影
響を与え、障害発生の際にパフォーマンス問題が発生数する可能性がある)に関する潜在的な問題もなくな
ります。
各 DVX データノードには、書き込みの ACK を高速に行うための NVRAM が搭載されています。すべてのデー
タが 2 つのコントローラ上にある NVRAM にミラーリングで書き込まれ、データの損失が起きない設計となっ
ています。 データノードは、サーバーのキャッシュからデータがあふれた場合や、サーバー障害でキャッシ
ュが使えなくなった際に、データの読み出しを行う機能を持っています。これによりシステムのダウンタイ
ムを防ぎます。
Datrium は1台のサーバー内に複数の NVMe または SSD メディアをサポートしています。個々のサーバーはア
プリケーションのニーズを考慮してサイジングします。また、データノードを最大 10 台まで増やすことで書
き込み性能も拡張できます。合わせてクラスター内で最大 128 のサーバーをサポートすることでスケーラブ
ルなシステムを提供します。
DVX アーキテクチャーのもう一つの重要な特長は、シングルポイント障害のない冗長化設計です。 各データ
ノードは、ホットスワップ可能な冗長コンポーネントとイレージャーコーディングで保護されたデータを保
存しています。 DVX ソフトウェアは、読み出しキャッシュに SSD を利用しますが、サーバーに障害が発生し
た場合は、他のサーバーのリソースを一時的に使用することでシステムダウンしないよう設計されています。
そして最も重要なことは、複数のサーバーに障害が発生したとしてもデータが失われることがないというこ
とです。独自の拡張性と耐障害性を持った Datrium のコンバージドシステムは、アプリケーションのパフォ
ーマンス、規模、可用性を重視する企業に最適なソリューションと言えるでしょう。
従来型のストレージ同様、DVX データノードは書き込みデータが確実に保持され続けるよう設計されていま
す。 データの完全性を保つことはストレージにおいて最も重要ですが、読み出しのパフォーマンスはアプリ
Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance
Evaluator Group
p. 6
of 7
© 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form
without prior written permission is prohibited.
ケーションにとって最も重要です。 このデータの完全性とパフォーマンスを両立することは難しく、従来の
ストレージシステムでは、オールフラッシュであっても、データの完全性を追求してしまうとパフォーマン
スに影響をおよぼす可能性があります。 Datrium では、データノードで IO 処理を行わず、読み出し IO を排除
することで、データノードの書き込みレイテンシーを少なくします。
Datrium の新しい設計思想により、複数のラックに渡る高い拡張性を持ちながらもスモールスタートが可能で
す。 他のコンバージドシステムと同じく VMware や KVM の仮想環境をサポートしますが、それと同時にベア
メタルの Linux サーバーも同じクラスター内でサポートします。 最後に、DVX の管理コンソールは vCenter 内
に統合されており、HCI ソリューションとしてのシンプルな管理が可能です。
最後に
企業の経営層と IT プロフェッショナルは、IT サービスの提供方法をモダン化し、IT システムからの複雑さと
時間を削減する必要性を理解しています。 モダン化とシンプル化を実現する 1 つの方法として考えられるこ
とは、ハイブリッドクラウドで稼働するアプリケーションのために設計されたオールフラッシュコンバージ
ドシステムを導入することです。 IT プロフェッショナルは、HCI にシンプルな運用と柔軟な拡張性を求めて
います。しかしながら大規模になるにつれパフォーマンスや信頼性について懸念が残ります。 コンバージド
システムは柔軟性があまりなく、従来の IT と比較して管理がシンプルになっているわけでもありません。
Datrium のオープンなコンバージドシステムは、他のソリューションとは異なり、高い可用性を持ったスケー
ルアウト型ストレージノードとサーバー内のキャッシュを組み合わせ、アプリケーションの高速化を提供し
ます。 Datrium コンバージドアーキテクチャーは、実績のあるパフォーマンスとラックスケールのクラスタ
リングを提供し、ストレージの可用性はエンタープライズアプリケーションの要求を満たしていることを保
証します。
Datrium DVX は、サーバーに内蔵された SSD 内にアプリケーションデータを 100%配置した拡張性の高いアー
キテクチャーでありながら、エンタープライズレベルの信頼性を提供します。 クラスター化された複数の
DVX データノードは、容量と性能の拡張が容易です。Datrium は非常に信頼性が高く、サーバーに障害が発生
しても稼働を継続します。 最大 10 ノードのデータノードによる書き込みと、最大 128 ノードのサーバーによ
る読み出し性能は、個々のアプリケーションニーズに合わせて DVX を最適化するために必要な拡張性と柔軟
性をもたらします。
Datrium DVX アーキテクチャーは、エンタープライズ IT ユーザーの多くの懸念事項に対処する一方で、信頼性
と最高性能のシステムである Evaluator Group をテストしています。 さらに、独自のスプリット・パス・コン
バージド・アーキテクチャーは、柔軟かつスケーラブルで、ハイコンバージド・ソリューションのシンプル
さを提供します。 ここで示したベンチマーク結果と Datrium DVX のアーキテクチャー特長を理解することで、
IT ユーザーの多くが抱えている懸念事項を解決できることになるでしょう。
Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance
Evaluator Group
p. 7
of 7
© 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form
without prior written permission is prohibited.
この資料は日本語抄訳版です。原文は Web サイトでご確認ください。
About Evaluator Group
Evaluator Group Inc. is dedicated to helping IT professionals and vendors create and implement strategies that make the most of the value of
their storage and digital information. Evaluator Group services deliver in-depth, unbiased analysis on storage architectures, infrastructures
and management for IT professionals. Since 1997 Evaluator Group has provided services for thousands of end users and vendor
professionals through product and market evaluations, competitive analysis and education. www.evaluatorgroup.com Follow us on
Twitter @evaluator_group
Copyright 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved.
No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means, electronic or mechanical, including photocopying and recording,
or stored in a database or retrieval system for any purpose without the express written consent of Evaluator Group Inc. The information contained in this
document is subject to change without notice. Evaluator Group assumes no responsibility for errors or omissions. Evaluator Group makes no expressed or
implied warranties in this document relating to the use or operation of the products described herein. In no event shall Evaluator Group be liable for any
indirect, special, inconsequential or incidental damages arising out of or associated with any aspect of this publication, even if advised of the possibility of
such damages. The Evaluator Series is a trademark of Evaluator Group, Inc. All other trademarks are the property of their respective companies.
This document was developed with Datrium funding. Although the document may utilize publicly available material
from various vendors, including Intel and others, it does not necessarily reflect the positions of such vendors on the
issues addressed in this document.

More Related Content

What's hot

Oracle Database Appliance 12.1.2.1.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.1.0 アップデート及びパッチ管理について Oracle Database Appliance 12.1.2.1.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.1.0 アップデート及びパッチ管理について オラクルエンジニア通信
 
Oracle Database Appliance 12.1.2.3.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.3.0 アップデート及びパッチ管理についてOracle Database Appliance 12.1.2.3.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.3.0 アップデート及びパッチ管理についてオラクルエンジニア通信
 
20171207 VxRailチャンピオンクラブ meetup_dell emc 小野様
20171207 VxRailチャンピオンクラブ meetup_dell emc 小野様20171207 VxRailチャンピオンクラブ meetup_dell emc 小野様
20171207 VxRailチャンピオンクラブ meetup_dell emc 小野様VxRail ChampionClub
 
仮想デスクトップの保護とネットワークトラフィックの最適化
仮想デスクトップの保護とネットワークトラフィックの最適化仮想デスクトップの保護とネットワークトラフィックの最適化
仮想デスクトップの保護とネットワークトラフィックの最適化Citrix Systems Japan
 
Vertica 9.1.0 新機能
 Vertica 9.1.0 新機能 Vertica 9.1.0 新機能
Vertica 9.1.0 新機能Kaito Tono
 
Oracle Database Appliance 2.8 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 2.8 アップデート及びパッチ管理についてOracle Database Appliance 2.8 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 2.8 アップデート及びパッチ管理についてオラクルエンジニア通信
 
Sc2012概説 120512
Sc2012概説 120512Sc2012概説 120512
Sc2012概説 120512wintechq
 
オンプレミスDWHは今すぐ止めよう!ここまで進化したクラウドDWH (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年8月4日)
オンプレミスDWHは今すぐ止めよう!ここまで進化したクラウドDWH (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年8月4日)オンプレミスDWHは今すぐ止めよう!ここまで進化したクラウドDWH (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年8月4日)
オンプレミスDWHは今すぐ止めよう!ここまで進化したクラウドDWH (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年8月4日)オラクルエンジニア通信
 
Oracle Database Appliance 12.1.2.2.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.2.0 アップデート及びパッチ管理についてOracle Database Appliance 12.1.2.2.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.2.0 アップデート及びパッチ管理についてオラクルエンジニア通信
 
Xen app65stepbystep仮想デスクトップ環境の構築
Xen app65stepbystep仮想デスクトップ環境の構築Xen app65stepbystep仮想デスクトップ環境の構築
Xen app65stepbystep仮想デスクトップ環境の構築Citrix Systems Japan
 
Share pointを支えるsql server2014最新情報 tokyo_公開用
Share pointを支えるsql server2014最新情報 tokyo_公開用Share pointを支えるsql server2014最新情報 tokyo_公開用
Share pointを支えるsql server2014最新情報 tokyo_公開用Yukio Kumazawa
 
NetBackup Instant Recoveryを使ったNutanixへの移行検証結果
NetBackup Instant Recoveryを使ったNutanixへの移行検証結果NetBackup Instant Recoveryを使ったNutanixへの移行検証結果
NetBackup Instant Recoveryを使ったNutanixへの移行検証結果vxsejapan
 

What's hot (16)

Oracle Database Appliance 12.1.2.1.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.1.0 アップデート及びパッチ管理について Oracle Database Appliance 12.1.2.1.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.1.0 アップデート及びパッチ管理について
 
Oracle Database Appliance 12.1.2.3.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.3.0 アップデート及びパッチ管理についてOracle Database Appliance 12.1.2.3.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.3.0 アップデート及びパッチ管理について
 
20171207 VxRailチャンピオンクラブ meetup_dell emc 小野様
20171207 VxRailチャンピオンクラブ meetup_dell emc 小野様20171207 VxRailチャンピオンクラブ meetup_dell emc 小野様
20171207 VxRailチャンピオンクラブ meetup_dell emc 小野様
 
仮想デスクトップの保護とネットワークトラフィックの最適化
仮想デスクトップの保護とネットワークトラフィックの最適化仮想デスクトップの保護とネットワークトラフィックの最適化
仮想デスクトップの保護とネットワークトラフィックの最適化
 
Vertica 9.1.0 新機能
 Vertica 9.1.0 新機能 Vertica 9.1.0 新機能
Vertica 9.1.0 新機能
 
Oracle Database 11g Release 2 PSR 11.2.0.4 のご紹介
Oracle Database 11g Release 2 PSR 11.2.0.4 のご紹介Oracle Database 11g Release 2 PSR 11.2.0.4 のご紹介
Oracle Database 11g Release 2 PSR 11.2.0.4 のご紹介
 
Oracle Database Appliance 2.8 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 2.8 アップデート及びパッチ管理についてOracle Database Appliance 2.8 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 2.8 アップデート及びパッチ管理について
 
Sc2012概説 120512
Sc2012概説 120512Sc2012概説 120512
Sc2012概説 120512
 
オンプレミスDWHは今すぐ止めよう!ここまで進化したクラウドDWH (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年8月4日)
オンプレミスDWHは今すぐ止めよう!ここまで進化したクラウドDWH (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年8月4日)オンプレミスDWHは今すぐ止めよう!ここまで進化したクラウドDWH (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年8月4日)
オンプレミスDWHは今すぐ止めよう!ここまで進化したクラウドDWH (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年8月4日)
 
Oracle Database 12c R1 主要新機能のご紹介
Oracle Database 12c R1 主要新機能のご紹介Oracle Database 12c R1 主要新機能のご紹介
Oracle Database 12c R1 主要新機能のご紹介
 
Oracle Database Appliance 12.1.2.2.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.2.0 アップデート及びパッチ管理についてOracle Database Appliance 12.1.2.2.0 アップデート及びパッチ管理について
Oracle Database Appliance 12.1.2.2.0 アップデート及びパッチ管理について
 
Xen app65stepbystep仮想デスクトップ環境の構築
Xen app65stepbystep仮想デスクトップ環境の構築Xen app65stepbystep仮想デスクトップ環境の構築
Xen app65stepbystep仮想デスクトップ環境の構築
 
Oracle Database 12c Release 1 PSR 12.1.0.2 のご紹介
Oracle Database 12c Release 1 PSR 12.1.0.2 のご紹介Oracle Database 12c Release 1 PSR 12.1.0.2 のご紹介
Oracle Database 12c Release 1 PSR 12.1.0.2 のご紹介
 
Share pointを支えるsql server2014最新情報 tokyo_公開用
Share pointを支えるsql server2014最新情報 tokyo_公開用Share pointを支えるsql server2014最新情報 tokyo_公開用
Share pointを支えるsql server2014最新情報 tokyo_公開用
 
NetBackup Instant Recoveryを使ったNutanixへの移行検証結果
NetBackup Instant Recoveryを使ったNutanixへの移行検証結果NetBackup Instant Recoveryを使ったNutanixへの移行検証結果
NetBackup Instant Recoveryを使ったNutanixへの移行検証結果
 
Zero Data Loss Recovery Applianceのご紹介
Zero Data Loss Recovery Applianceのご紹介Zero Data Loss Recovery Applianceのご紹介
Zero Data Loss Recovery Applianceのご紹介
 

Similar to 【テクニカルインサイト】Datrium - 高性能システムのためのアーキテクチャー

【ウェブセミナー】マネージドな 100% OSS アナリティクス プラットフォーム HDInsight の最新事情
【ウェブセミナー】マネージドな 100% OSS アナリティクス プラットフォーム HDInsight の最新事情【ウェブセミナー】マネージドな 100% OSS アナリティクス プラットフォーム HDInsight の最新事情
【ウェブセミナー】マネージドな 100% OSS アナリティクス プラットフォーム HDInsight の最新事情Hideo Takagi
 
Decode2017 dell emc_v1.4-a
Decode2017 dell emc_v1.4-aDecode2017 dell emc_v1.4-a
Decode2017 dell emc_v1.4-aShotaro Suzuki
 
Datrium high performance_virtual_infra_community
Datrium high performance_virtual_infra_communityDatrium high performance_virtual_infra_community
Datrium high performance_virtual_infra_communitydatriumjapan
 
Dell emc highperformancevirtualinfracommunitymeetup_20180621publish
Dell emc highperformancevirtualinfracommunitymeetup_20180621publishDell emc highperformancevirtualinfracommunitymeetup_20180621publish
Dell emc highperformancevirtualinfracommunitymeetup_20180621publishMakoto Ono
 
PCCC21:株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン 「複雑さを軽減しつつ、AIデータの価値を最大限に発揮するDDN AIストレージソリューション」
PCCC21:株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン 「複雑さを軽減しつつ、AIデータの価値を最大限に発揮するDDN AIストレージソリューション」PCCC21:株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン 「複雑さを軽減しつつ、AIデータの価値を最大限に発揮するDDN AIストレージソリューション」
PCCC21:株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン 「複雑さを軽減しつつ、AIデータの価値を最大限に発揮するDDN AIストレージソリューション」PC Cluster Consortium
 
Cloudera World Tokyo 2015 Oracleセッション資料 「ビッグデータ/IoTの最新事例とHadoop活用の勘所」
Cloudera World Tokyo 2015 Oracleセッション資料 「ビッグデータ/IoTの最新事例とHadoop活用の勘所」Cloudera World Tokyo 2015 Oracleセッション資料 「ビッグデータ/IoTの最新事例とHadoop活用の勘所」
Cloudera World Tokyo 2015 Oracleセッション資料 「ビッグデータ/IoTの最新事例とHadoop活用の勘所」オラクルエンジニア通信
 
20130604 tf vdi-osamut
20130604 tf vdi-osamut20130604 tf vdi-osamut
20130604 tf vdi-osamutdatestar200x
 
[Cloud OnAir] GCP で誰でも始められる HPC 2019年5月9日 放送
[Cloud OnAir] GCP で誰でも始められる HPC 2019年5月9日 放送[Cloud OnAir] GCP で誰でも始められる HPC 2019年5月9日 放送
[Cloud OnAir] GCP で誰でも始められる HPC 2019年5月9日 放送Google Cloud Platform - Japan
 
Cld002 windows server_2016_で作るシンプ
Cld002 windows server_2016_で作るシンプCld002 windows server_2016_で作るシンプ
Cld002 windows server_2016_で作るシンプTech Summit 2016
 
Hybrid Data Deliveryを活用してオンプレミスデータをQlik Cloudでリアルタイム活用!
Hybrid Data Deliveryを活用してオンプレミスデータをQlik Cloudでリアルタイム活用!Hybrid Data Deliveryを活用してオンプレミスデータをQlik Cloudでリアルタイム活用!
Hybrid Data Deliveryを活用してオンプレミスデータをQlik Cloudでリアルタイム活用!QlikPresalesJapan
 
Nutanix@Open Source Conference 2015 Hiroshima
Nutanix@Open Source Conference 2015 HiroshimaNutanix@Open Source Conference 2015 Hiroshima
Nutanix@Open Source Conference 2015 HiroshimaSatoshi Shimazaki
 
XenDesktop / XenAppの可用性を最大化するポッドアーキテクチャとは
XenDesktop / XenAppの可用性を最大化するポッドアーキテクチャとはXenDesktop / XenAppの可用性を最大化するポッドアーキテクチャとは
XenDesktop / XenAppの可用性を最大化するポッドアーキテクチャとはCitrix Systems Japan
 
【ホワイトペーパー】Datrium DVX アーキテクチャ
【ホワイトペーパー】Datrium DVX アーキテクチャ【ホワイトペーパー】Datrium DVX アーキテクチャ
【ホワイトペーパー】Datrium DVX アーキテクチャデイトリウム
 
Datrium DVX アーキテクチャー ホワイトペーパー
Datrium DVX アーキテクチャー ホワイトペーパー Datrium DVX アーキテクチャー ホワイトペーパー
Datrium DVX アーキテクチャー ホワイトペーパー datriumjapan
 
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)softlayerjp
 
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)chenree3
 
Share pointを支えるsql server2014最新情報
Share pointを支えるsql server2014最新情報Share pointを支えるsql server2014最新情報
Share pointを支えるsql server2014最新情報Atsuo Yamasaki
 
Azure IaaS 解説
Azure IaaS 解説Azure IaaS 解説
Azure IaaS 解説wintechq
 
DeNA private cloud のその後 - OpenStack最新情報セミナー(2017年3月)
DeNA private cloud のその後 - OpenStack最新情報セミナー(2017年3月)DeNA private cloud のその後 - OpenStack最新情報セミナー(2017年3月)
DeNA private cloud のその後 - OpenStack最新情報セミナー(2017年3月)VirtualTech Japan Inc.
 

Similar to 【テクニカルインサイト】Datrium - 高性能システムのためのアーキテクチャー (20)

【ウェブセミナー】マネージドな 100% OSS アナリティクス プラットフォーム HDInsight の最新事情
【ウェブセミナー】マネージドな 100% OSS アナリティクス プラットフォーム HDInsight の最新事情【ウェブセミナー】マネージドな 100% OSS アナリティクス プラットフォーム HDInsight の最新事情
【ウェブセミナー】マネージドな 100% OSS アナリティクス プラットフォーム HDInsight の最新事情
 
Decode2017 dell emc_v1.4-a
Decode2017 dell emc_v1.4-aDecode2017 dell emc_v1.4-a
Decode2017 dell emc_v1.4-a
 
C01376621
C01376621C01376621
C01376621
 
Datrium high performance_virtual_infra_community
Datrium high performance_virtual_infra_communityDatrium high performance_virtual_infra_community
Datrium high performance_virtual_infra_community
 
Dell emc highperformancevirtualinfracommunitymeetup_20180621publish
Dell emc highperformancevirtualinfracommunitymeetup_20180621publishDell emc highperformancevirtualinfracommunitymeetup_20180621publish
Dell emc highperformancevirtualinfracommunitymeetup_20180621publish
 
PCCC21:株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン 「複雑さを軽減しつつ、AIデータの価値を最大限に発揮するDDN AIストレージソリューション」
PCCC21:株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン 「複雑さを軽減しつつ、AIデータの価値を最大限に発揮するDDN AIストレージソリューション」PCCC21:株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン 「複雑さを軽減しつつ、AIデータの価値を最大限に発揮するDDN AIストレージソリューション」
PCCC21:株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン 「複雑さを軽減しつつ、AIデータの価値を最大限に発揮するDDN AIストレージソリューション」
 
Cloudera World Tokyo 2015 Oracleセッション資料 「ビッグデータ/IoTの最新事例とHadoop活用の勘所」
Cloudera World Tokyo 2015 Oracleセッション資料 「ビッグデータ/IoTの最新事例とHadoop活用の勘所」Cloudera World Tokyo 2015 Oracleセッション資料 「ビッグデータ/IoTの最新事例とHadoop活用の勘所」
Cloudera World Tokyo 2015 Oracleセッション資料 「ビッグデータ/IoTの最新事例とHadoop活用の勘所」
 
20130604 tf vdi-osamut
20130604 tf vdi-osamut20130604 tf vdi-osamut
20130604 tf vdi-osamut
 
[Cloud OnAir] GCP で誰でも始められる HPC 2019年5月9日 放送
[Cloud OnAir] GCP で誰でも始められる HPC 2019年5月9日 放送[Cloud OnAir] GCP で誰でも始められる HPC 2019年5月9日 放送
[Cloud OnAir] GCP で誰でも始められる HPC 2019年5月9日 放送
 
Cld002 windows server_2016_で作るシンプ
Cld002 windows server_2016_で作るシンプCld002 windows server_2016_で作るシンプ
Cld002 windows server_2016_で作るシンプ
 
Hybrid Data Deliveryを活用してオンプレミスデータをQlik Cloudでリアルタイム活用!
Hybrid Data Deliveryを活用してオンプレミスデータをQlik Cloudでリアルタイム活用!Hybrid Data Deliveryを活用してオンプレミスデータをQlik Cloudでリアルタイム活用!
Hybrid Data Deliveryを活用してオンプレミスデータをQlik Cloudでリアルタイム活用!
 
Nutanix@Open Source Conference 2015 Hiroshima
Nutanix@Open Source Conference 2015 HiroshimaNutanix@Open Source Conference 2015 Hiroshima
Nutanix@Open Source Conference 2015 Hiroshima
 
XenDesktop / XenAppの可用性を最大化するポッドアーキテクチャとは
XenDesktop / XenAppの可用性を最大化するポッドアーキテクチャとはXenDesktop / XenAppの可用性を最大化するポッドアーキテクチャとは
XenDesktop / XenAppの可用性を最大化するポッドアーキテクチャとは
 
【ホワイトペーパー】Datrium DVX アーキテクチャ
【ホワイトペーパー】Datrium DVX アーキテクチャ【ホワイトペーパー】Datrium DVX アーキテクチャ
【ホワイトペーパー】Datrium DVX アーキテクチャ
 
Datrium DVX アーキテクチャー ホワイトペーパー
Datrium DVX アーキテクチャー ホワイトペーパー Datrium DVX アーキテクチャー ホワイトペーパー
Datrium DVX アーキテクチャー ホワイトペーパー
 
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
 
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
 
Share pointを支えるsql server2014最新情報
Share pointを支えるsql server2014最新情報Share pointを支えるsql server2014最新情報
Share pointを支えるsql server2014最新情報
 
Azure IaaS 解説
Azure IaaS 解説Azure IaaS 解説
Azure IaaS 解説
 
DeNA private cloud のその後 - OpenStack最新情報セミナー(2017年3月)
DeNA private cloud のその後 - OpenStack最新情報セミナー(2017年3月)DeNA private cloud のその後 - OpenStack最新情報セミナー(2017年3月)
DeNA private cloud のその後 - OpenStack最新情報セミナー(2017年3月)
 

Recently uploaded

【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)Hiroki Ichikura
 
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineerYuki Kikuchi
 
TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案
TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案
TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案sugiuralab
 
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdf
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdfクラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdf
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdfFumieNakayama
 
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察 ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察  ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察  ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察 ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...博三 太田
 
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?akihisamiyanaga1
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものですiPride Co., Ltd.
 
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)UEHARA, Tetsutaro
 
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdf
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdfAWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdf
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdfFumieNakayama
 

Recently uploaded (9)

【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
 
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer
 
TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案
TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案
TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案
 
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdf
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdfクラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdf
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdf
 
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察 ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察  ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察  ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察 ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...
 
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
 
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)
 
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdf
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdfAWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdf
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdf
 

【テクニカルインサイト】Datrium - 高性能システムのためのアーキテクチャー

  • 1. テクニカルインサイト © 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form without prior written permission is prohibited. Datrium – 高性能システムの ためのアーキテクチャー 著者:ルス フェローズ 2018 年 3 月
  • 2. Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance Evaluator Group p. 1 of 7 © 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form without prior written permission is prohibited. はじめに IT 組織は、アプリケーションのニーズに迅速に対応する能力を高めつつも、複雑さを軽減することを考えな ければなりません。それに対しての新しいトレンドの 1 つとして、従来の IT インフラストラクチャを統合し て管理工数を軽減するコンバージドシステムやハイパーコンバージドインフラ(HCI)があります。複雑さを 軽減し、収益を短期間で上げるニーズがこのトレンドを創り出しています。 コンバージドシステムは、事前に検証されたサーバーとストレージで構成されます。そしてシンプルさをと ことんまで突き詰めた HCI はサーバーとソフトウェア定義ストレージ(SDS)を活用することで、企業内シス テムの統合をさらに促進させました。HCI はシンプルさを重点に置き、サーバー内にストレージ機能を組み込 みました。 しかしながら、コンバージドシステムや HCI にもいくつかの課題があります。HCI の導入は簡単ですが、ビジ ネスクリティカルなアプリケーションを稼働させることについては懸念があります。ビジネスクリティカル なアプリケーションは、それに見合った高い信頼性とパフォーマンスが必要となるからです。対照的に、コ ンバージドシステムは、より大規模なシステムを構築することができ、構成も柔軟に対応できますが、HCI に よって実現したレベルの簡素化には至っていません。 Evaluator Group は、エンタープライズ IT のニーズに焦点を当てた調査機関です。機関内のラボで検証を行い、 新たなトレンドや技術を日々深く研究しています。 Evaluator Group は Datrium と協力し、Datrium DVX システ ムの大規模なベンチマークテストによるパフォーマンス検証を行いました。 さる 2017 年 10 月にリリースさ れたベンチマークでは、Datrium システムのクラスターで世界記録的な数の VM をサポートできる規模の結果 を出すことができました。このレポートは iomark.org の Web サイトで参照可能です。1 さらに、Evaluator Group は IT ユーザーにインタビュー調査を行い、企業が HCI をどのように利用しているか、 利用するにあたっての懸念はあるか、HCI を選択するための判断基準は何か、などに関するレポートを発行し ました。次のページのグラフで示すように、IT ユーザーにとってはパフォーマンスが最優先事項であり、次 にシステムのコストがあり、拡張性が 3 番目に重要であることを示しました。 このホワイトペーパーでは次の点について検証します。  コンバージドシステム、HCI に求められること  スケールアウトで性能を拡張できる Datrium DVX のアーキテクチャー  コンバージドシステム、HCI を評価する際の考慮点 1 http://www.iomark.org/content/datrium-announces-new-record-iomark-vm-hc-results
  • 3. Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance Evaluator Group p. 2 of 7 © 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form without prior written permission is prohibited. エンタープライズのインフラに求められること Evaluator Group は、企業での HCI 使用状況について、従業員 5,000 人以上の企業の IT プロフェッショナルに調 査を行い、100 人以上の回答に得ることができました。 その結果で興味深いことの一つに、IT スタッフがどのような理由で HCI を選択するかがありました。最も重 要な点はパフォーマンス、続いてコスト効率、拡張性、管理性でした。 なお Evaluator Group による HCI の調 査レポートは、Evaluator Group のウェブサイトに掲載しています。2 Figure 1: Enterprise IT Criteria for hyperconverged 2 hyperconverged Infrastructure in the Enterprise: https://www.evaluatorgroup.com/hyperconverged- infrastructure-in-the-enterprise/
  • 4. Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance Evaluator Group p. 3 of 7 © 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form without prior written permission is prohibited. このレポートでも言及されているように、システム全体の柔軟性と対障害性に懸念があるようです。 Evaluator Group が行ったラボテストでは、サーバーのノードに障害が発生した場合に、多くの HCI ではクリテ ィカルな性能問題が発生する可能性があること示されていますので、この懸念は妥当だと言えます。障害は さまざまな原因で発生する可能性がありますが、単一の SSD デバイスの障害がノード全体の障害につながり、 データの再構築が必要になることもあります。 Evaluator Group のコメント:Evaluator Group のお客様ならびに調査にご協力いただいた方々からのフィ ードバック、そしてラボテストの結果によると、単一ノードの障害が HCI クラスターのパフォーマンスに大 きく影響する可能性があることがわかっています。 さらに、エラーをリカバリするにあたり、残されたサー バーの負荷が増加し、パフォーマンスの劣化やシステム停止の可能性があります。 そのため、一部の企業で は、ミッションクリティカルなアプリケーションに HCI を利用することに対して抵抗感を持っています。 Datrium DVX アーキテクチャーの要素 Datrium DVX のアーキテクチャーは、I / O 処理、ローカルに内蔵された SSD メディアへの読み出し、および Datrium データノードのスケールアウトプールへの書き込みを、各サーバーに常駐するソフトウェアで制御し ています。 このユニークなスプリットプロビジョニングアーキテクチャーとスケールアウトの設計は、HCI で起こりうる問題、具体的には耐障害性と性能の拡張性を解決することができます。Datrium のアーキテクチ ャーにおける特長は以下のとおりです。  DVX Compute Node:スケールアウト型のサーバーに DVX Software をインストールし、ローカルの SSD で全ての IO 処理を行う。1~128 台まで拡張可能。  DVX Data Node:スケールアウト型のクラスターストレージで、1〜10 台のストレージノードをサポー ト。
  DVX ソフトウェア:サーバー上で実行されるソフトウェアコンポーネント、で I / O リダイレクション と障害回復を提供。  DVX の管理:Web ベースの UI コンソールであり VMware vCenter プラグインに対応。クラスター化さ れた各リソースプールの管理が可能。 スケールアウトアーキテクチャーによって、データノードがクラスターに追加されると、容量が拡張するの はもちろんのこと、書き込みのパフォーマンスが向上します。コンピュートノードが追加されれば読み出し のパフォーマンスが向上します。通常、トランザクション・データベースを含む多くのアプリケーションで は、読み出しのパフォーマンスが重要ですが、データベースのログやその他のアプリケーションは書き込み パフォーマンスに依存する場合があります。 Datrium のアーキテクチャーは、CPU、メモリ、SSD メディアを 利用してデータ処理を行い、コンピュートノードを追加することによって読み出し性能が向上します。 高い性能を発揮する Datrium のアーキテクチャー 自社製品のパフォーマンスが良いと主張するメーカーは多くいます。設計思想が競合他社より優れていると 主張するのを多く目にしますが、ほとんどの場合は実際の検証データを提示できていません。そこで Datrium は、第三者機関にベンチマークをしてもらい、結果を公開することで高いパフォーマンスと拡張性を証明す ることにしました。
  • 5. Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance Evaluator Group p. 4 of 7 © 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form without prior written permission is prohibited. Evaluator Group は Datrium と協力して、8,000 台の仮想マシンをサポートする Datrium DVX クラスターを使用 して検証されたベンチマークを実行しました。ベンチマークの環境は、 一般的な SATA 接続の SSD をサーバ ーに搭載し、オールフラッシュのデータノードを使用しています。ここで使用したベンチマークは IOmark- VM です。そこで得られた Datrium DVX のパフォーマンス結果は、これまでに検証されたベンチマーク結果で 最も高速であった HCI の結果を 10 倍以上となり、オールフラッシュの最高結果 5 倍以上となりました。 IOmark-VM ベンチマークは、ストレージおよびハイコンバージド要素のパフォーマンスと価格性能比を直接 比較する方法を提供する業界標準のワークロードとなります。 下の図 2 に示すのは、これまで Evaluator Group で検証した結果で最も高性能であった競合他社と比較した数値です。この結果は IOmark-VM として公 開されています。 Figure 2: IOmark-VM Benchmark Results 第三者機関にて監査されたベンチマークの結果は、データノードとサーバー(コンピューティングノード) で構成された Datrium DVX システムで、DVX ソフトウェアは 8,000 IOmark-VM インスタンスの結果を 667.01 ド ル(仮想マシンあたり)で達成しました。 テストにて確認された主な結果は次のとおりです。  10 台の DVX データノードと 60 台のサーバーで構成された Datrium クラスターにて 8,000 の仮想サー バーを稼働し、IOmark-VM ワークロードを実行することができた  テスト構成では、重複排除、圧縮、イレージャーコーディングが実行され、暗号化も有効になってい た  応答時間の 96%以上が 5 ミリ秒未満に収まり、平均読み出し応答時間は 0.76 ミリ秒であり、これは HCI や AFA より 1/3 程度であった IOmark-VM は、従来の3階層アーキテクチャーと HCI の両方で仮想マシンのストレージ性能を測定していま す。これだとストレージのみのパフォーマンスとコンバージドシステムでのパフォーマンスを単純比較する ことができます。Datrium では仮想マシンを 8,000 台稼働させる事ができましたが、これは HCI やストレージ 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 8000 9000 Best HCI Best AFA Datrium DVX Maximum IOmark-VM's
  • 6. Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance Evaluator Group p. 5 of 7 © 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form without prior written permission is prohibited. でベンチマークした結果での仮想マシン数のどれをも上回る最大数となりました。さらに、Datrium のパフォ ーマンスは、Datrium クラスターが現在までにテストされた最速のオールフラッシュストレージシステムの5 倍以上であったことを示しています。 Datrium アーキテクチャー詳細 Datrium がどのようにコンバージドシステムやエンタープライズストレージに対する要求を満たしているかを ご説明します。Datrium は、業界標準サーバーや SSD デバイスを最大限に活用してアプリケーションを高速化 することで、スケールアウトのパフォーマンスや高可用性など、従来のアーキテクチャーでは実現困難な機 能を提供します。サーバーを選ばない仕様であるオープンなアーキテクチャーは、エンタープライズストレ ージレベルの規模を提供し、HCI が持つ管理性の良さや拡張性の高さを持ち合わせています。 スケールアウトが可能なコンバージドシステムを提供することは多くのベンダーの課題です。Datrium は、最 大 10 ノードのクラスターを組むことができるストレージを用いて容量とパフォーマンスを拡張することがで きます。また、単一のクラスター内に最大 128 ノードのサーバーを組むことが可能で、数百台もの SSD メデ ィアを読み出しキャッシュとして利用することができます。 Datrium のパフォーマンスにとって重要な要素の 1 つは、読み書き I / O パスを分離するスプリットプロビジョ ニングアーキテクチャです。 この設計では、それぞれのサーバーでデータの読み出し処理を行い、書き込み は Datrium DVX ストレージノードにて行います。 多くの HCI で行われるノード間トラフィック(拡張性に影 響を与え、障害発生の際にパフォーマンス問題が発生数する可能性がある)に関する潜在的な問題もなくな ります。 各 DVX データノードには、書き込みの ACK を高速に行うための NVRAM が搭載されています。すべてのデー タが 2 つのコントローラ上にある NVRAM にミラーリングで書き込まれ、データの損失が起きない設計となっ ています。 データノードは、サーバーのキャッシュからデータがあふれた場合や、サーバー障害でキャッシ ュが使えなくなった際に、データの読み出しを行う機能を持っています。これによりシステムのダウンタイ ムを防ぎます。 Datrium は1台のサーバー内に複数の NVMe または SSD メディアをサポートしています。個々のサーバーはア プリケーションのニーズを考慮してサイジングします。また、データノードを最大 10 台まで増やすことで書 き込み性能も拡張できます。合わせてクラスター内で最大 128 のサーバーをサポートすることでスケーラブ ルなシステムを提供します。 DVX アーキテクチャーのもう一つの重要な特長は、シングルポイント障害のない冗長化設計です。 各データ ノードは、ホットスワップ可能な冗長コンポーネントとイレージャーコーディングで保護されたデータを保 存しています。 DVX ソフトウェアは、読み出しキャッシュに SSD を利用しますが、サーバーに障害が発生し た場合は、他のサーバーのリソースを一時的に使用することでシステムダウンしないよう設計されています。 そして最も重要なことは、複数のサーバーに障害が発生したとしてもデータが失われることがないというこ とです。独自の拡張性と耐障害性を持った Datrium のコンバージドシステムは、アプリケーションのパフォ ーマンス、規模、可用性を重視する企業に最適なソリューションと言えるでしょう。 従来型のストレージ同様、DVX データノードは書き込みデータが確実に保持され続けるよう設計されていま す。 データの完全性を保つことはストレージにおいて最も重要ですが、読み出しのパフォーマンスはアプリ
  • 7. Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance Evaluator Group p. 6 of 7 © 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form without prior written permission is prohibited. ケーションにとって最も重要です。 このデータの完全性とパフォーマンスを両立することは難しく、従来の ストレージシステムでは、オールフラッシュであっても、データの完全性を追求してしまうとパフォーマン スに影響をおよぼす可能性があります。 Datrium では、データノードで IO 処理を行わず、読み出し IO を排除 することで、データノードの書き込みレイテンシーを少なくします。 Datrium の新しい設計思想により、複数のラックに渡る高い拡張性を持ちながらもスモールスタートが可能で す。 他のコンバージドシステムと同じく VMware や KVM の仮想環境をサポートしますが、それと同時にベア メタルの Linux サーバーも同じクラスター内でサポートします。 最後に、DVX の管理コンソールは vCenter 内 に統合されており、HCI ソリューションとしてのシンプルな管理が可能です。 最後に 企業の経営層と IT プロフェッショナルは、IT サービスの提供方法をモダン化し、IT システムからの複雑さと 時間を削減する必要性を理解しています。 モダン化とシンプル化を実現する 1 つの方法として考えられるこ とは、ハイブリッドクラウドで稼働するアプリケーションのために設計されたオールフラッシュコンバージ ドシステムを導入することです。 IT プロフェッショナルは、HCI にシンプルな運用と柔軟な拡張性を求めて います。しかしながら大規模になるにつれパフォーマンスや信頼性について懸念が残ります。 コンバージド システムは柔軟性があまりなく、従来の IT と比較して管理がシンプルになっているわけでもありません。 Datrium のオープンなコンバージドシステムは、他のソリューションとは異なり、高い可用性を持ったスケー ルアウト型ストレージノードとサーバー内のキャッシュを組み合わせ、アプリケーションの高速化を提供し ます。 Datrium コンバージドアーキテクチャーは、実績のあるパフォーマンスとラックスケールのクラスタ リングを提供し、ストレージの可用性はエンタープライズアプリケーションの要求を満たしていることを保 証します。 Datrium DVX は、サーバーに内蔵された SSD 内にアプリケーションデータを 100%配置した拡張性の高いアー キテクチャーでありながら、エンタープライズレベルの信頼性を提供します。 クラスター化された複数の DVX データノードは、容量と性能の拡張が容易です。Datrium は非常に信頼性が高く、サーバーに障害が発生 しても稼働を継続します。 最大 10 ノードのデータノードによる書き込みと、最大 128 ノードのサーバーによ る読み出し性能は、個々のアプリケーションニーズに合わせて DVX を最適化するために必要な拡張性と柔軟 性をもたらします。 Datrium DVX アーキテクチャーは、エンタープライズ IT ユーザーの多くの懸念事項に対処する一方で、信頼性 と最高性能のシステムである Evaluator Group をテストしています。 さらに、独自のスプリット・パス・コン バージド・アーキテクチャーは、柔軟かつスケーラブルで、ハイコンバージド・ソリューションのシンプル さを提供します。 ここで示したベンチマーク結果と Datrium DVX のアーキテクチャー特長を理解することで、 IT ユーザーの多くが抱えている懸念事項を解決できることになるでしょう。
  • 8. Technical Insight – Datrium Open Converged Architecture for Performance Evaluator Group p. 7 of 7 © 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. Reproduction in any form without prior written permission is prohibited. この資料は日本語抄訳版です。原文は Web サイトでご確認ください。 About Evaluator Group Evaluator Group Inc. is dedicated to helping IT professionals and vendors create and implement strategies that make the most of the value of their storage and digital information. Evaluator Group services deliver in-depth, unbiased analysis on storage architectures, infrastructures and management for IT professionals. Since 1997 Evaluator Group has provided services for thousands of end users and vendor professionals through product and market evaluations, competitive analysis and education. www.evaluatorgroup.com Follow us on Twitter @evaluator_group Copyright 2018 Evaluator Group, Inc. All rights reserved. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means, electronic or mechanical, including photocopying and recording, or stored in a database or retrieval system for any purpose without the express written consent of Evaluator Group Inc. The information contained in this document is subject to change without notice. Evaluator Group assumes no responsibility for errors or omissions. Evaluator Group makes no expressed or implied warranties in this document relating to the use or operation of the products described herein. In no event shall Evaluator Group be liable for any indirect, special, inconsequential or incidental damages arising out of or associated with any aspect of this publication, even if advised of the possibility of such damages. The Evaluator Series is a trademark of Evaluator Group, Inc. All other trademarks are the property of their respective companies. This document was developed with Datrium funding. Although the document may utilize publicly available material from various vendors, including Intel and others, it does not necessarily reflect the positions of such vendors on the issues addressed in this document.