畳み込みニューラルネットワーク(CNN)の成熟に伴い,人間を上回るほど高精度の画像認識が実現されました.本研究では,CNNを用いて構造の最適設計を行う手法を提案します.本稿では,構造の剛性を最大化する材料密度分布を得ることを目的とします.材料密度が高い箇所は高剛性,低い箇所は低剛性となります.まず,材料密度分布を画像と見たててCNNに入力し,剛性に関する特徴量を抽出します.その抽出結果に基づいて剛性を高める材料密度分布を取得します.Read less