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マスメディア
4月1日から変わること
(5Gサービス)
2020年度前期
植田 康孝
y-ueda@edogawa-u.ac.jp
IT用語は読み方さえ難しい。
数字ひとつ取っても、
読み方は単純ではない。
高精細テレビの「4K」は、
「よんケー」だが、
次世代の通信規格「5G」は、
「ごジー」ではなく、
「ファイブジー」である。
新型コロナウィルスの感染拡大
による景気悪化懸念から
世界的な株安の連鎖が
広がっている。
一方、遠隔医療、在宅勤務などを
支える次世代通信規格「5G」への
期待がより高まった。
▪ 「5G」のサービスで、現行の「4G」よりも
大容量の通信データプランを導入。
現行の4Gはデータ通信量の上限が
60ギガバイトで、それを超えると通信制限が
掛かるが、5Gでは、通信量の上限を
倍近くに設定する。
当面は、データ通信量に制限のない「無制限」
にして、動画やゲームの利用を促す。
ドコモ「5G」大容量プラン
通信量、当面は無制限
▪ これまでの携帯各社の料金プランは
使ったデータの量に応じて
支払額が変わるタイプか、
1か月に利用できる
データの量が
あらかじめ決まっている
「定額制」のタイプが
主流だった。
ドコモ「5G」大容量プラン
通信量、当面は無制限
▪ 3月25日に開始したドコモは、
スタート時点から利用できる
エリアはかなり限られる。
▪ 羽田空港などの主要交通施設、
東京スカイツリーといった
観光スポットを中心に
29都道府県の150か所を中心にスタート。
ドコモ「5G」大容量プラン
通信量、当面は無制限
▪ ドコモは、羽田空港や東京スカイツリーなど
29都道府県150ヵ所から
「5G」をスタートした。
ドコモは、人が集まる
商業施設からスタート
したが、観光施設への客足は急減しており、
戦略が裏目に出た。
ドコモ「5G」大容量プラン
通信量、当面は無制限
▪ 通信可能エリアは
予想以上に狭く、
5Gエリアから離れると、
4Gに切り替わってしまう。
▪ 実効速度は、毎秒1.1ギガビットで
4Gの5倍の速度が出た。
ドコモ「5G」大容量プラン
通信量、当面は無制限
▪ エリアが広がるまでに、
少なくとも1~2年かかる
見通し。
▪ 新型コロナウィルスによる
外出自粛で、観光地への客足が
遠のく中、人気施設を中心に
エリアを広げる戦略が裏目に出た。
ドコモ「5G」大容量プラン
通信量、当面は無制限
▪ NTTドコモは、
2023年度中に
契約数を2,000万件にする
目標を掲げるが、
「開始年度の契約数は
4G(LTE)の時より若干少ない
2百数十万件になる計画」。
ドコモ「5G」大容量プラン
通信量、当面は無制限
▪ 電波を流す周波数帯が少ないため
速度は、4Gが最大1ギガビット/秒
に達しているのに対し、
ソフトバンクの5Gは2ギガビット、
NTTドコモは、3.4ギガビットで
2倍程度に留まる。
6月以降、NTTドコモは4.1ギガビットに高める。
最終的には、4Gの約100倍になる。
ドコモ「5G」大容量プラン
通信量、当面は無制限
▪ KDDIは「5G時代を先取りした」
という触れ込みで
現行の「4G」」サービスでも、
データ通信量に上限がない
プランを提供中。
「5G料金もその延長線上にある」
として、5Gも上限なしプランを
投入する。
KDDI 「5G」大容量プラン
通信量、当面は無制限
▪ ソフトバンクは、東京、大阪、愛知など
7都道府県の一部地域から始める。
▪ 開始時点では、
丸の内など主要エリアも
十分に確保されておらず、
新宿や渋谷がエリアに
入るのも2020年夏以降。
ソフトバンク 「5G」プラン
4Gプランに月1,000円上乗せ
携帯各社「5G」大容量プラン
▪ 5Gにも弱点がある。
▪ 米国では、「使えるエリアが狭い」という
声が噴出。
▪ 日本も、当面は駅周辺やスタジアム内など
一部に留まりそう。
ソフトバンクは、5G開始当初のエリアは
7都道府県のごく一部になると公表した。
「ケータイ5G」
2020年3月末、商用サービス開始
▪ 毎秒20ギガという5G特有のスピードを
可能にする「ミリ波」と呼ばれる帯域は、
数百メートルしか電波が飛ばない。
▪ 建物はもちろん、樹木や雨でも
電波が遮られる。4Gは開始から1~2年で
全国に一気に広がったのに対し、
「速度は速いが、使えるエリアは狭い」
「ケータイ5G」
2020年3月末、商用サービス開始
▪ 総務省は2020年夏にも
4G電波を5G向けに転用できるする方針。
▪ 2021~2022年にかけて「エリア拡大期」
が訪れる。ただし、4G電波は速度が出ない。
5Gならではの高速通信を可能にするには
ミリ波帯を含め基地局を増やす必要が
あるが、膨大なコストが掛かる。
「ケータイ5G」
2020年3月末、商用サービス開始
▪ コストを抑える切り札として、
複数の携帯事業者で
鉄塔や設備をシェアする
「設備共用」が浮上している。
▪ 海外では、タワーカンパニーと呼ばれる企業が
複数の携帯事業者に基地局を設置する鉄塔を
貸し出すビジネスが拡大。費用は3~4割減。
「ケータイ5G」
2020年3月末、商用サービス開始
▪ 自治体が全国に設置している
20万基の信号機を
NTTドコモなどケータイ4社に開放
▪ 「5G」を低コストで
スピードも速く
普及させることが出来る
「5G」基地局に「信号機」開放
全国20万基、費用安く
▪ 「自動運転」にも応用
▪ 信号機から周辺の交通状況を
自動送信できるようになる。
周囲に老人や子供が
歩いていないか、自動車に伝達。
渋滞を回避できるようになる。
「5G」基地局に「信号機」開放
全国20万基、費用安く
▪ 「5G」で先行した米国と韓国の結果は、
若者は、5Gが始まるとと、
「動画」と「ゲーム」ばかりやるようになる。
▪ <韓国>SKテレコムとマイクロソフトが提携
▪ <米国>ベライゾンとディズニー、
TモバイルUSとアマゾンが提携
「5G」の衝撃は、メガトン級
メディアを完全に一変させる
▪ 通信速度が100倍になる「5G」では、
「動画」と「ゲーム」が他をぶっちぎる。
▪ 携帯各社は、動画事業者と連携急ぐ。
「NTTドコモ」(7,920万件)は、
ディズニー、アマゾン、DANZと連携
「au」(5,727万件)は、
ネットフリックスと連携
「5G」の衝撃は、メガトン級
メディアを完全に一変させる
▪ 「NTTドコモ」は、2019年12月1日から
携帯電話の契約者が
アマゾンの有料会員向けサービス
「アマゾンプライム」を1年間、
無料で利用できるようにする。
プライムの年会費4,900円を
ドコモが負担する。
2年目からは利用者負担になる。
「5G」の衝撃は、メガトン級
メディアを完全に一変させる
▪ 「NTTドコモ」
▪ 2015年~映画などが
見放題「dTV」を開始
▪ 2017年~スポーツ動画配信
「DANZ(ダゾーン)」を割引
▪ 2019年~「ディズニーデラックス」
5Gで受けれられるサービスは「動画」
「5G」対応に「動画」対応強化
▪ 海外も含めた新規顧客の獲得と
従来のファンの囲い込み
という「攻め」も「守り」も
カギを握っているのは、「映像」。
▪ 「5G」の時代を控え、
「映像」の持つ可能性と重要性は
膨らむばかり。
「ネット配信」の波が映像業界を再編
「5G」対応に「動画」対応強化
▪ 「楽しめるコンテンツが存在してこそ
端末が売れる」
▪ 「5Gで最初に受け
入れられるサービスは映像」
▪ ドコモは、ディズニー動画を配信
▪ auは、Netflix動画を配信
5Gで受けれられるサービスは「動画」
「5G」対応に「動画」対応強化
▪ ドコモやauは、携帯回線の提供と
端末販売をセット割引しないことが
法改正で義務付けられるため、
購入補助金を出すことが難しい。
▪ 多くの端末の価格が高くなる見通し
▪ 20万円を超える折り畳みスマホを
消費者はどこまで買うか?
5Gで受けれられるサービスは「動画」
「5G」対応に「動画」対応強化
▪ 600MHz帯、2.5、3.5GHz帯、
25、28、37、39GHz帯
▪ 2019年4月から本格展開
▪ ベライゾンは、2019年4月から開始
アトランタ、シカゴなど10都市で提供
▪ AT&Tは、2019年6月から
企業向けサービスを開始。
「米国」の取り組み状況
先行する海外の「5G」取り組み
▪ スプリントは、2019年5月に開始、
シカゴ、ダラスなど5都市で
提供中。
▪ T-モバイルは、2019年6月から開始
ニューヨーク、ロサンゼルスなど
6都市で提供
先行する海外の「5G」取り組み
「米国」の取り組み状況
▪ 2.5、3.5、4.8GHz帯、
(28GHz帯は、検討中)
▪ 2019年6月に4事業者に免許交付
▪ 2019年後半から順次展開
▪ 中国移動、中国電信など3社は、
5G端末の購入者には、
5Gサービスを無料で提供
「中国」の取り組み状況
先行する海外の「5G」取り組み
▪ 3.5GHz、28GHz帯
▪ 2019年4月から本格展開
▪ SKテレコム、KT、LGU+の3社は
2019年4月から
ソウル全域を含む首都圏、
6大広域市などで、
スマホ向けサービスを開始
「韓国」の取り組み状況
先行する海外の「5G」取り組み
▪ KTは、5G専用コンテンツとして
ゲーム、動画を提供。
▪ 3社の5G加入者は、
300万人を突破
(2019年9月末現在)
先行する海外の「5G」取り組み
「韓国」の取り組み状況
▪ 700MHz帯、3.5GHz帯、26GHz帯
▪ 2019年4月からスイス
▪ 2019年5月から英国
▪ 2019年6月からイタリア、スペインで
順次展開
▪ 2020年中の全加盟国における
サービス開始を目標
「欧州」の取り組み状況
先行する海外の「5G」取り組み
▪ スイスコムは、2019年4月から、
欧州初となる5Gスマホ向けサービスを
101都市で提供中。
▪ 英国では、2019年5月からEEが
2019年7月からボーダフォンが、
2019年10月からO2が
5Gサービスを提供
先行する海外の「5G」取り組み
「欧州」の取り組み状況
5Gで利用する周波数帯
周波数 3世代 3.5世代 3.9世代 4世代 5世代
700MHz 〇
800MHz 〇 〇 〇
900MHz 〇 〇
1.5GHz 〇 〇
1.7GHz 〇 〇 〇
2GHz 〇 〇 〇
3.4GHz 〇
3.5GHz 〇
3.7GHz、4.5GHz、28GHz 〇
大きい情報量、高い直進性
3.7GHz
帯
楽天モバイル
100MHz
KDDI
沖縄セルラー
100MHz
ソフトバンク
100MHz
NTTドコモ
100MHz
「5G」周波数割り当て
ドコモとKDDIには、600MHz
KDDI
沖縄セルラー
100MHz
3.6GHz 3.7GHz 3.8GHz 3.9GHz 4.0GHz 4.1GHz
NTTドコモ
100MHz
4.5GHz
帯
28GHz
帯
4.5GHz 4.6GHz
楽天モバイル
400MHz
NTTドコモ
400MHz
27.0GHz 27.4GHz 27.8GHz 28.2GHz 29.1GHz 29.5GHz
KDDI
沖縄セルラー
400MHz
ソフトバンク
400MHz
「5G通信」 2020年春開始
キャリア サービス開始 カバー率 投資額
NTTドコモ 2020年春 97.0% 7,950億円
KDDI 2020年3月 93.2% 4,667億円
ソフトバンク 2020年3月頃 64.0% 2,061億円
楽天モバイル 2020年6月頃 56.1% 1,946億円
2024年までに設備投資を急ぐ
「5G通信」 2020年春開始
キャリア 5G基盤展開率 3.7,4.5GHz 28GHz
NTTドコモ 97.0% 8,001局 5,001局
KDDI 93.2% 30,107局 12,756局
ソフトバンク 64.0% 7,355局 3,855局
楽天モバイル 56.1% 15,787局 7,948局
2024年までに設備投資を急ぐ
▪ 4Gでスピードは十分でも、
動画を見続けたりしていれば
データ量が上限を超えてしまう。
▪ Wi-Fiを活用してデータ量を気にせず
通信をするという考え方が一般化。
Wi-Fiは要らなくなる
「5G」の衝撃は、メガトン級
中高生の30%弱は2~3か月に1回は通信速度制限
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ 5Gが普及すれば、
超高速・超低遅延・大容量・多数同時接続
というモバイルデータ通信環境が実現。
▪ データ量上限設定と速度制限は、
撤廃される。
Wi-Fiは要らなくなる
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ 「高速化」 だけじゃなく、
▪ 「リアルタイムなやり取り」
(超低遅延)
▪ 「同時にたくさんの機器と通信」
(多数同時接続)
▪動画、ゲーム、音楽の基盤へ
「5G」とは・・・・
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ 4Gは、最高38.0Mbps、平均29.1Mbps。
調査70の国・地域のうち、23位。
日本は、お昼に4G回線が混雑して
通信速度が遅くなる(1位は韓国55.7Mbps)
▪ 5Gは20Gbps(100倍)
▪ 5Gが現実化すれば、
桁違いの速さになる。
日本の4G/LTEは、異常に遅い
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ アメリカでは、ベライゾンが
シカゴとミネアポリスで、
「5G Ultra Wideband」サービスを開始。
2019年4月、エリア内で計測された
5Gの実効速度は、762Mbps。
▪ 日本の想定する最高伝送速度は、10Gbps
「5G」の衝撃は、メガトン級
日本の4G/LTEは、異常に遅い
▪ 一般向けのスマホで
テストしても、
1Gbps、すなわち1秒間で約1ギガビットの
データを送受信できる。
▪ スマホが見えない光ファイバーでつながって
いる。4Kの映像を25本程度、同時に送れる。
「5G」の衝撃は、メガトン級
日本の4G/LTEは、異常に遅い
▪ Wi-Fiの平均下り速度は20.2Mbps(4Gより遅い)
▪ 江戸大で当たり前のように
5Gを利用するように
なるのはいつ?
▪ それまではWi-Fiも利用される。それ以降は不要
Wi-Fiは要らなくなる
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ 誰もが5Gを利用できる世の中になれば
日本人には、Wi-Fiは不要になる。
▪ 5Gが普及すれば、スマホもPCも
5Gのみを使うようになり、
Wi-Fiは過去のものになる。
メディア環境は、大きな転換期を迎えている。
Wi-Fiは要らなくなる
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ 「3G」 文書や軽い画像
「着うた」や「写メール」広がる
▪ 「4G」 画像や軽い動画
「フェイスブック」や「ユーチューブ」
▪ 「5G」 大容量の動画配信
「eスポーツ」の活況
「メディア」が大きく変革する転換期
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ 8ギガのハイビジョン(HD)動画を
ダウンロードするのに、必要な時間
・「3G」では、70分
・「4G」では、7分
・「5G」では、6秒
▪ 「5G」により、スマホはサクサク動く
ようになる。
「超高速」とは・・・
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ 「5G」は、動画フリーになる(パケ放題)
▪ スマホで、テレビでも、ネットでも
変わりなしに見るようになる。
「5G」の衝撃は、メガトン級
メディアを完全に一変させる
▪ 米国では、使用端末は、
テレビ23%、PC30%、スマホ41%
▪ 日本では、使用端末は、
テレビ17%、PC23%、スマホ54%
▪ 日本では、スマホ視聴が多い。
朝と夕の通勤・通学時、昼休みに
モバイルデータ通信を利用して視聴
日本は、もともとスマホ視聴が多い
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ スマホで動画を視聴する課題
▪ データの消費量。
動画を見過ぎて、月末に
「ギガが足りない」
と嘆くユーザーが多い。
▪ 「5G」で、一気に解決できる。
5G時代は、動画が見放題に
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ 5Gにより、映像や音声を送る際の
「遅延」が大きく改善することで、
「4K」や「8K」など高精細の動画は、
放送より通信の方が配信し易い。
▪ テレビよりスマホの方が高画質。
2020年・東京五輪はスマホで視聴。
NHKは、2020年4月~「ネット同時配信」
「放送」と「通信(ネット)」が逆転
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ ユーザー調査の結果、
飛行機の中など、
「旅行中に動画を見たい」
という要求が多かった。
▪ ストリーミングではなく、Wi-Fi環境で
予め動画をダウンロードできる機能を強化
旅行中の動画視聴も簡単に
「5G」の衝撃は、メガトン級
動画視聴 57.7%
ウェブ閲覧 17.0%
ゲーム 7.8%
SNS 5.1%
ネット通販など 4.6%
データ通信(ダウンロード)
世界のネット通信
▪ 2020年に「ケータイ5G」になると、
「動画の高速化」と「低コスト化」
▪ 通信速度は100倍、通信量は1,000倍
▪ 常時、動画に接続しても、
速度制限はかからない。
▪ 外出先でも、気軽に「ネットフリックス」や
「アマゾンプライム」、YouTubeを見られる。
「5G」の衝撃は、メガトン級
「マスコミ」が抱える「恐怖心」
▪ 「5Gのサービス本格化、
インターネットの発展、
SNSの普及、
価値観や社会の多様化によって
メディアの中心的な地位がスマホに奪われ、
影響力が極端に低下する」
ことに怯えている。
「マスコミ」が抱える「恐怖心」
「5G」の衝撃は、メガトン級
▪ 5Gについては、2時間の映画が3秒で
ダウンロードできるという「速さ」が
盛んに宣伝されているが、
実はその逆の
「アップロードが速くなる」ことの方が、
われわれの生活と仕事を大きく変える。
自分の情報を素早く大量に
世の中に発信・公開できる。
「ダウンロード」より「アップロード」
「5G」の衝撃は、メガトン級
電波の通る「道幅」を広げる
「5G」は、なぜ100倍速い?
▪ 「5G」の新たな無線技術では、
データを送受信する1つの電波の幅を
最大400メガヘルツ幅まで広げた。
4Gの20倍になる。
▪ モバイル通信に適した周波数帯で
400メガヘルツを確保するのは難しい。
「ミリ波帯」という高い周波数帯を活用。
▪ 日本では、2019年、
「5G」向け電波を割り当てた。
▪ これまで「携帯通信」で使っていた
周波数帯よりも高い
3.7GHz帯、4.5GHz帯、28GHz帯が
対象で、既に割り当てている帯域の
2倍以上の電波を「5G」向けに割当。
テレビに「公共性」が求められる理由
携帯「5G」実証実験で分かったこと
「周波数帯域」は?
「5G」は、なぜ100倍速い?
▪ 「5G」で「高速通信」を実現するためには
データの伝送路として
帯域の広い電波を確保する必要。
▪ 3.7ギガヘルツ帯(3.6~4.2GHz)
▪ 4.5ギガヘルツ帯(4.4~4.9GHz)
▪ 28ギガヘルツ帯(27.5~29.5GHz)
▪ 27~27.5GHzを「楽天モバイル」に
▪ 5Gでは、従来の周波数帯を含む
(1)6ギガヘルツ以下の周波数を
利用して、
4Gまでのサービスの延長となる
より広帯域かつ移動に強い技術
(2)6ギガヘルツ以上の周波数を
利用して、超広帯域の新しい応用
「5G」時代の新潮流
低遅延、AI処理の基盤に
「周波数帯域」は?
「5G」は、なぜ100倍速い?
▪ 3.7ギガヘルツ、4.5ギガヘルツ帯
1社あたり100メガヘルツ幅が
割り当て。
▪ 28ギガヘルツ帯
1社あたり400メガヘルツ幅が
割り当て。
「周波数帯域」は?
「5G」は、なぜ100倍速い?
▪ 3.7ギガヘルツ、4.5ギガヘルツ帯
(1)LTEの帯域に近く使い勝手が良い
(2)帯域が狭く、スピードに限界
▪ 都心部などユーザー数に多い地域で、
LTEエリアに重ねる形で
5Gエリアを設ける。
多くの同時通信があっても、速度を向上
▪ Wi-Fiの高い方が5ギガで普通は2ギガを
使っている。電子レンジは2.4ギガ。
ケータイはせいぜい3.5ギガ。
▪ 6ギガ以下の「Sub-6」
3.7ギガ、4.5ギガの方はLTEの延長上で
考えれば良い。クラウドサービスなど、
5Gだからもっと良く出来るサービス。
「5G」周波数割り当て
ドコモとKDDIには、600MHz
電波の通る「道幅」を広げる
「5G」は、なぜ100倍速い?
▪ 「ミリ波帯」は、電波がなかなか遠くまで
飛ばないという弱点がある。
これまで携帯電話で使われて来た
2ギガヘルツ帯の電波は半径数kmまで
エリア化できるが、
ミリ波帯は数百メートル程度しか
電波が飛ばない。
「周波数帯域」は?
「5G」は、なぜ100倍速い?
▪ 28ギガヘルツ帯
(1)帯域が広く高速通信に向く
(2)減衰が大きく、
ビルの裏側などに届き難い。
▪ 当初は、スタジアムでの動画サービス等
場所や用途を限定しそう。
▪ 「電波資源の壁」
電波には限りがあり、日本の場合、
地上波テレビ・ラジオ、警察無線など
の27.0~29.5GHzを割り当て。
▪ 葉っぱが1枚あるだけで
電波が遮断される。
テレビに「公共性」が求められる理由
携帯「5G」実証実験で分かったこと
▪ 電波の飛ぶ距離は、4Gに比べ短く
5G向けに割り当て済みの
「28ギガヘルツ」帯の周波数は、
半径数百メートル程度。
▪ 「きめ細やかなエリア」
展開が必要となる。
「5G」基地局に「信号機」開放
全国20万基、費用安く
▪ 28ギガは、まっすぐ行って、
カラスでも途中で飛べば遮られる。
▪ すかすかのところ
(今までまったく使っていなかった)。
各国で使う予定
(実際にミリ波を使っているのは、米国のみ)
「5G」周波数割り当て
ドコモとKDDIには、600MHz
▪ 28ギガは、ミリ波帯。
▪ 大容量のデータを伝送するには
適しているが、
電波が飛ぶ距離が短い。
▪ 直進性が高く、障害物に弱い。
▪ 多くの基地局の設置が必要。
「5G」周波数割り当て
ドコモとKDDIには、600MHz
▪ 28ギガの方は、キャパは広い、
直進性が非常に高い。大容量、低い遅延。
▪ 用途の答えはあまりない
(考えられるのは、エンタメ、スタジアムのカメラ、
遠隔手術)、VR、8Kビデオデータ。
5Gならではのサービス。スポーツ実況中継、
VR、eスポーツ中継。レスポンスが早い
(オンライン対戦ゲームだと切り替えが早いので、
動画が美しい)
「5G」周波数割り当て
ドコモとKDDIには、600MHz
第5世代「5G」
マッシブMIMOアンテナ
マクロセル
スモールセル
▪ 周波数を高くすれば、
一度に送れる情報量は増える。
▪ 現在は、基地局が数kmから数十km
ごとにある。
5Gでは、アンテナを10mから数十m
ごとに設置しなければならない。
無線基地局にはビル1棟の敷地が必要
第5世代「5G」
マッシブMIMOアンテナ
▪ 数十cmの小型アンテナを
10~数十mごとに設置し、
基地局と小型アンテナを
大容量の光ファイバーで
つなぐ。
▪ 5Gシステムの完成(毎秒1ギガビット)
第5世代「5G」
マッシブMIMOアンテナ
▪ 高い周波数を使っても、
ビームを絞って遠くまで飛ばすことは
原理的には可能であるが、
利用者がどこにいるか分からない。
▪ 「スモールセル」ではなく、
「マクロセル」で遠くまで飛ばして、
地方エリア(遠隔)もカバーする。
第5世代「5G」
マッシブMIMOアンテナ
▪ 5Gのために全てに新しいものが必要
▪ 5Gはかなりの投資が掛かる
▪ 5Gは、「スモールセル」の基地局を
たくさん置かなければならない
という「神話」。
(3G、LTE、4Gと進んでいるが、
新しい技術への投資は減って来ている)
第5世代「5G」
「5G」の神話
▪ 需要がある地域から順次導入する
▪ 大きな需要がある都市部が注目され
がちであるが、
地方部も「マクロセル」で対応
第5世代「5G」
高速度C-RAN
▪ 「ローカル5G」は、
携帯大手が全国規模に広げる
5Gネットワークだけでなく、
企業自らが
自分の土地や建物で
5Gを活用する動き。
▪ 2019年12月末に申請受付を開始。
「ローカル5G」とは
ユーザー視点から
▪ 「ローカル5G」を活用すれば、
あらゆるモノがネットにつながる
「IoT」技術や
「人工知能」を用いて
工場を高度化する場合に
重要な機密データを
外部に出す必要がかくなる。
自社だけの「5G」を活用できる。
「ローカル5G」とは
ユーザー視点から
▪ 「ローカル5G」
▪ 28GHz(ミリ波)は、2019年割り当て
▪ 2020年以降~4.5GHz割り当て
▪ 28GHzは、あまり電波が飛ばないので
干渉を考えないで始められる。
「ローカル5G」の推進
ユーザー視点から
▪ 地域や産業の個別のニーズに応じて
地域の企業や自治体等の様々な主体が
自らの建物内や敷地内で
スポット的に柔軟に構築できる
「5Gシステム」。
▪ Wi-Fiと比較して、無線局免許に基づく
安定的な利用が可能。
「ローカル5G」とは
ユーザー視点から
▪ 「ローカル5G」は、
4.6-4.8GHzおよび28.2-29.1GHzの
周波数を利用することを
想定している。
▪ 「NSA構成」を前提に、
28.2-28.3GHzについて先行して
2019年内に制度化を行う。
「ローカル5G」とは
ユーザー視点から
スマホと短編動画に特化した
「クイビー(Quibi)」は
いきなりスマホを
最大限に活用して
アイデアを
市場に問おうとしている。
スマホと短編動画に特化した
「クイビー(Quibi)」は
スマホが縦か横かで
広告の映像を切り替える
「ターンスタイル」を武器に
会員を集められるか
どうかが注目。
▪ 「Quibi」は、ディズニー出身で
「アラジン」や「ライオン・キング」の
製作に携わった
ジェフェリー・カッチェンバーグ氏が
2018年に創業
▪ イーベイやHPでCEOを歴任した
メグ・ホイットマン氏がCEO
米国「動画配信」短編に特化
2020年4月~「Quibi」
▪ スマホで視聴する場合、
縦位置か?横位置か?
が問題となる。
▪ 一般に、映画などは横長(ワイド)画面で
視聴時には横にして鑑賞する。
しかし、何か操作をする場合や、
立ったまま視聴する場合は、縦にする。
「動画配信」短編に特化「Quibi」
スマホの状態で配信動画の表示制御
▪ 横長のコンテンツは
スマホ画面の中央付近に
左右が収まるよう
小さく表示される。
▪ この時、上下に大きな黒枠(空白)ができる。
▪ 表示サイズは小さく、視聴は困難である。
スマホの状態で配信動画の表示制御
「動画配信」短編に特化「Quibi」
▪ 「Quibi」は、
スマホを縦にしても、
横にしても、
画面一杯にコンテンツが
表示されることを狙った。
▪ 「縦でも横でも画面一杯に表示するコンテンツ
製作のためのプラットフォーム、スマホ視聴アプリ。
スマホの状態で配信動画の表示制御
「動画配信」短編に特化「Quibi」
▪ サービス開始前に
明らかになった特徴は
スマートフォンが
横か縦かで表示を大きく切り替えること。
縦の状態では、登場人物のアップだった
映像が、横にすると、場面を俯瞰したものに
切り替わる。
▪ このスタイルを「ターンスタイル」と呼ぶ。
米国「動画配信」短編に特化
2020年4月~「Quibi」
▪ 広告も
「ターンスタイル
(Turnstyle)」を採用し
米ペプシコや米P&Gなど大手企業が出稿。
▪ スマホが搭載するセンサーやタッチパネル、
カメラ、GPSなどを活用し、周囲の状況や
時刻などに応じた動画を配信する。
米国「動画配信」短編に特化
2020年4月~「Quibi」
▪ ロサンゼルスに本社を置く
▪ 「クイックバイト(軽食)」の
頭文字にちなんだサービスの特徴は、
スマートフォンで10分以内に見られる
作品に特化すること。
▪ 「すきま時間」での視聴を見込み、
連続ドラマであっても、1回あたりの時間は
10分を超えないようにする。
米国「動画配信」短編に特化
2020年4月~「Quibi」
▪ 広告ありで月5ドル
▪ 広告なしで月8ドル
▪ 1980年代以降に生まれた
ミレニアル世代や
さらに若い層を狙う。
米国「動画配信」短編に特化
2020年4月~「Quibi」

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