第1回OCSE研究会のライトニングトークで発表した内容です（2020年11月28日）

1. 研究活動におけるTwitter活用法
雲財 寛
2020.11.28
第1回OCSE研究会

2. 研究活動に Twitter を使っていますか？

3. 論文の著者欄にTwitterアカウントが掲載される時代 3
https://twitter.com/sasakitakanori/status/1082072738963939328

4. 研究者がTwitterを使うメリット 4
１）研究者と研究者以外の人々をつなぐ「入口」となる
２）多くの人に情報を発信できる
３）最新情報を収集できる
４）研究者ネットワークを拡大できる
５）研究者の個人的側面を知ることができる
https://www.nature.com/articles/d41586-019-00535-wLee（2019）より。詳しくは→

5. フォローのコツ 5
１）読んでおもしろかった文献の著者名でとりあえず検索してみる
２）アカウントが見つかったら，その人のフォロー・フォロワーも確認し，
よさそうなアカウントがあったらそのアカウントもフォローする
３）自分の意図に合わないアカウントがあったら，
フォローを外してタイムラインを整理する
４）上記を n 回 繰り返す

6. おすすめアカウント 6
●興味・関心の近い研究者・専門家
ーおもしろかった論文や自分の著書を紹介してくれる
ー私の場合：理科教育，教育評価，心理統計，教育哲学，科学哲学の研究者など
●出版社
ー最新の出版情報がわかる。とくに北大路書房はおすすめ
●学会
ー学会の最新情報がわかる。学会としての取り組みも参考になる

7. ツイートのコツ 7
●たかだか呟きなので，公序良俗の範囲で何でも呟けばいいと思う
●でももし，研究者として，Twitterをしている人たちに何らかの意図を持った発信をしたいなら
次のツイートは喜ばれるかもしれない
ー文献の紹介 ：「この論文おもしろかった！ リンクはこちらから」
ー著書の紹介 ：「論文が掲載されたので，よかったらどうぞ」
ーアイディアの提案：「これをこうしたら，あれが解決しそう （誰かやって）」
ー緩募や質問 ：「こんな研究知りませんか？あったら教えてください」

8. 注意事項 8
●自分のタイムラインは世論や流行を反映していない
ータイムラインは自分が編集した自分好みの世界である
●140字で議論は難しい。クソを投げ合うよりスルーしよう
ー前提や目標が共有できていない人には反応しない方がよい。議論は誌上か対面で
●Twitterは用法・用量を守って正しく使おう
ー情報収集や発信は大切。でも本業も忘れずに（自戒を込めて）

9. さいごに 9
●Twitterは正しく使用すれば，研究活動において有用なツールになる
●あなたのちょっとした呟きが誰かの役に立つかもしれない
●まだアカウントがない人は情報収集のために始めてみてはいかがでしょうか？