How to walk in the virtual world
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2020/02時点における，日本VRSNS環境の概要． VRSNSに興味はあるけど，どうすればわからない...という方向けの資料． またはVRSNSって何？という方へ説明するときの資料．
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How to walk in the virtual world
- 4. VRChat • VRChat社（アメリカ）が運営 • 日本のVRSNSにおける王道の地位を確立 • アバターを使ったコミュニケーションとはどんなものか学ぶのに良い • UnitySDKが配布されておりオリジナルアバターの使用，オリジナルワール ドの設計などが可能 • 運営は親日でよく日本に来る 4
- 5. cluster • cluster社（日本）が運営 • イベントプラットフォームとして強い • 数百〜千人が同時接続可能 • ユーザ同士のコミュニケーションは最低限 • 音楽ライブなどVtuberのイベントとして多く活用 • UnitySDKが配布されておりアバター，ワールドのアップロードが可能 • pdf，動画データを再生できるのでプレゼンにも最適 5
- 6. バーチャルキャスト • ドワンゴ（日本）が運営 • アバターの人格保護や3Dオブジェクトの権利問題を解決するため中央集権 型データ共有管理システムThe Seed Onlineを運営 • The Seed Onlineと連携したアイテム共有システムがある • 3Dアバター用規格VRMを策定 • VCI（Virtual Cast Interactive）言語（Lua）を用いたプログラミングが可能 6
- 7. • ambr社（日本）が運営 • 日本発のVRSNSを目指して創業 • OculusGoでのみ使用可能 • 現在はデフォルメされたアバターの使用と接続時間が22:00〜22:30のみと 制限されている • 今後VRMの使用とPCVR，Questに対応しユーザ層を広げると明言 7 ambr
- 8. 一旦まとめ サービス名 アバター ワールド 対応HMD 参加可能人 数 ボイス チャット 導入コスト VRChatSDK VRChatSDK SteamVR 40人 ◎ PCVR設定 VRM対応 clusterSDK SteamVR 1000人 △ PCVR設定 VRM対応 The seed online The seed online SteamVR 16人 ○ PCVR設定 OculusGo 8人 ○ ほぼなし 8
- 9. 休憩：おすすめHMD • 2020年2月現在，コンシューマ向けHMDはかなり多種多様，HMD戦国時代 • 「おすすめPCは何？」と聞かれたときにまず用途を聞く．HMDも同じ． 9 VRSNSを手軽に楽しんでみたい！ OculusQuest 研究向けに使いたい．デモにも使う OculusQuestかWindowsMR 企業案件の常設デモや一般向け体験会 OculusGo（片手で持てるようにグリップを付ける） がっつり電脳世界に入り込みたい Vive系でBSが使え，Viveトラッカーを使うもの． Valve Index（静電容量方式を採用した指トラッキン グ），Pimax（幅広なレンズを使った広視野角）
- 10. ボイス関係 • 通話が主体のVRSNSでは音声トラブルが重要な問題 • 音声トラブルは自分ひとりでは一生気づけない • →誰かに指摘してもらう，動画を撮る • HMD付属のマイクは性能が良くないので自前で用意するのがベター 10 サンワサプライ USBヘッドセット/ヘッドホン ホ ワイト MM-HSUSB16W Logicool G ゲーミングヘッドセット ワイヤレ ス 無線 G933s 1500円 15000円 ソニー SONY コンデンサーマイク モノラル/PC通話用 マ イクスタンド・ホルダークリップ付属 ECM-PC60 2300円
- 11. ボイスチェンジャー • VRSNS界隈ではボイチェンの需要が一定数ある • ソフトウェアVC（無料が多い．すごい） • 恋声 • Kerovee • バ美声 • ハードウェアVC • VT-４ • オーディオデバイス • ほかイコライザ等 11
- 12. VRSNSの使い方 12
- 13. アバター • VRSNSがなぜ流行ったか • 遠隔で会える • VR空間内でしか体験できない体験 • 作ったものを目の前で見せてフィードバックが得られる • 好きな見た目になれる→自己表現，ルッキズムの克服 13
- 14. VRSNSは一人でやっても楽しくない • …ことが多い • 今のVRSNS界隈を見るとTwitterやDiscordでやり取りをしてVRで会う • という流れが多い．これはつまるところ • LINEのグループで日程を決めてどこかに遊びに行く，という行為と同じ • →物理現実と電脳世界の距離が近づきつつある 14
- 16. おわり 16