Cognos Report Authoring 逆引き A9 当月のデータのみを表示する

1. Title A9_当月のデータのみを表示する。
キーワード フィルタ、クロス集計
当月のデータのみを表示する。
完成イメージ
使用データ・パッケージ
GO販売(分析)
作業ステップ
1. Cognos フィルター設定
1.1 クロス集計の作成
1.2 フィルターの作成
2. レポートの実行
詳細手順
1. Cognos フィルター設定
1.1 クロス集計の作成
Cognosでは、1年分のデータのうち3ヶ月分のみのデータなど、データの中からある特定のデータを抽出するためにフィルターを使用します。
今回は、当月のデータのみを表示する手順について示します。
その際、「当月」というデータが必要になりますが、今回は、CognosでCurrent_date関数を使用して当月を取得します。
他にも当月をデータベースに別途用意するなどの手法も考えられます。
まず、Report Authoringを開き、「クロス集計」を挿入します。
下記のように、データアイテムを挿入します。
販売（分析）＞時間＞時間＞月
販売（分析）＞製品＞製品＞製品ライン
販売（分析）＞販売＞数量
クエリー・エクスプローラーで、クエリー1を選択します。

2. 下記のように、データアイテムを挿入します。
販売（分析）＞時間＞時間＞日＞日キー
1.2 フィルターの作成
クエリーを選択します。
クエリー1を選択し、フィルターの編集を選択します。
追加を選択します。
詳細を選択し、OKを選択します。

3. データ･アイテムを選択します。
日キーを挿入します。
関数から、current_dateを挿入し、下記のように記述し、OKを選択します。

4. OKを選択します。
2. レポートの実行
レポートを実行し、完成イメージのようになることを確認します。