SlideShare a Scribd company logo
1 of 7
なぜ私たちは今、ダウンタイム・ゼロにこだわるのか
-業務現場、自動制御、Connected Device、情報系/制御系連携、基盤系…
 今、そしてこれからのシステム像から信頼性の条件と可能性を考えます



              2011年9月8日
           札幌スパークル株式会社
              桑原 里恵
             Twitter @SatoeKuwahara



                                      マラソンテクノロジーズ
                                      「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー
「信頼性とコスト」のトレードオフを超えて

   ずっと考えてきたトレードオフ・・・“守り”のアプローチ

                                            ダウンタイムを
          ダウンタイムによる損失
                                           解消するためのコスト




   今、トレードオフが変わってきた・・・“攻め”へ

             ダウンタイム・ゼロ                      ダウンタイム・ゼロ
              による競争力                        によるコスト低減


     ダウンタイム・ゼロ                          シンプルなシステム
     しか許されないこと          ダウンタイム・ゼロ                     運用負担
                        だから可能なこと                      影響が連鎖
マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー     1               ©2011 SapporoSparkle kk
HAは「システム特性で使い分け」してきた。しかし…

    『High Availability』のマイナス側面 →使い分けで乗り越える
       2つの視点; ①システム特性 ②費用とのバランス
     制御系                                                      業務系
           高額の                                  フェールオーバー
        ノンストップ専用機                               →ストップを想定
                                       ミドルウエア
                                       レベルで解決
           自ら作り込み                                それでは
                                                不足のシステム


                                                伴うデメリット/
        汎用環境の             境界を超えた
                                                システムの相性
         使用               システム領域



   今、「汎用環境の使用」「境界を越えるシステム」、そして連携へ
マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー    2             ©2011 SapporoSparkle kk
なぜダウンタイム・ゼロを求めるのか?

    「High Availability」なのか、「Zero Downtime」なのか・・・

    なぜ、ダウンタイム・ゼロを求めるのだろう?
    どんなシステムで求められるのだろう??
      1. 処理の中断が致命的である(品質、時間を直撃)
      2. 「データの抜け落ち」、その1行が致命的である
      3. 処理及び稼働状態の復旧が困難、又は時間がかかる
      4. データの復旧が困難、又は時間がかかる
      5. システム間が連携、影響先が多大、連携先が相互

     従来; システム単位の処理とデータの問題
     そして今; 連携するデバイス、マシンとデータの問題
     さらにこれから; 連携するシステムと全体システムの問題へ
マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー   3          ©2011 SapporoSparkle kk
限られた、しかし多くのシステムに必要。そしてさらに・・

     ダウンタイム・ゼロを必要とするシステム
         限られた対象、しかし多様な分野で多くのシステム
         しかも今、『組合せ』(連携、統合)で急拡大
           -   最前線の現場システム、自動制御
           -   監視系、基盤系 *盲点;監視系が弱点で止まるシステム多数
           -   情報系/制御系連携、企業間連携、リアルタイム・プロセス
           -   Connected Device、クラウド連携/Web2.0、社会基盤

     今、直面しているもうひとつの問題
         多重に重ねたHA機構・・・ミドルウエア層、HW層
           - 異なる特性のHA→相互に干渉、無駄な動作、整合設計が必要
           - システム全体が複雑化→不利益;障害、運用、保守、パフォーマンス
           - バージョン間の相性、想定使用年数の食い違い
         システムの可能性とTCOの観点→シンプルであること
          →信頼性の確保が、複雑性やシステム使用制約になってはいけない
マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー   4                  ©2011 SapporoSparkle kk
そして、連鎖するシステム・・・リアルタイム・プロセスへ

    自律したシステムが組み合わさって、ひとつのプロセスを成す
        共通認識; 個々の自律性を確保。個々が信頼性を担保する(もたれ合わない)
        共通認識; 提供側が信頼性を担保する→プル側に「万一の処理」「チェック」を前提にせず
        共通認識; 信頼性は全体のバランス。「万一」には“頭戻し”
     ★すべては複数が連携することを前提に、総和をシンプルにする思想

                                               業務                 外部データ/
                                              システム                アプリケーション
          拠点/業務                    通信
          サーバー                    サーバー
                                               リアルタイム
                                              データベース    アプリケーション
                                    監視         RDWH
      ユニット                          システム
      ボックス


                                   業務
                                  サーバー
                                             外に向けて広がるシステム
マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー          5               ©2011 SapporoSparkle kk
まとめ-デザインの視点でダウンタイム・ゼロを考える

     ダウンタイム・ゼロを求めるシステムが増えてくる
        1.   ダウンタイム・ゼロを競争力につなぐ→自ら“前提条件化”
        2.   より大きなシステムの最前線に→多数のデバイス、DB連携
        3.   IT的な基盤化、システム相互の連携へ→制御系/情報系の統合へ
        4.   シンプルであることを強みに→多重層、無駄なヘッジを解消
        5.   クラウドや社会基盤との連携へ拡大 例;“スマート**”の構図

              業務、システムの両面から
               “約束した信頼性を確実に達成”することが大前提に
              同時に、信頼性は全体のバランスで決まる
              “技術の力”で“信頼性のバランス”をブレイクスルーする
   ●デザインの視点から“ダウンタイム”の問題を考えてみよう
        - 全体像とシステム間の関係性から求められる信頼性
        - 逆に、信頼性を確約することで生まれる可能性
        - そして、シンプルであることによって可能になる世界
マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー   6   ©2011 SapporoSparkle kk

More Related Content

Similar to セミナー「なぜ今、ダウンタイム・ゼロにこだわるのか」 桑原里恵

オープンソース統合運用管理ツール『Hinemos』 --- その利便性及びインシデント管理について ---
オープンソース統合運用管理ツール『Hinemos』  --- その利便性及びインシデント管理について ---オープンソース統合運用管理ツール『Hinemos』  --- その利便性及びインシデント管理について ---
オープンソース統合運用管理ツール『Hinemos』 --- その利便性及びインシデント管理について ---Open Source Software Association of Japan
 
ずばっと解決!クラウド・仮想化環境の運用課題!
ずばっと解決!クラウド・仮想化環境の運用課題!ずばっと解決!クラウド・仮想化環境の運用課題!
ずばっと解決!クラウド・仮想化環境の運用課題!Hinemos
 
セミナー「クラウド時代におけるシステムデザイン」桑原里恵
セミナー「クラウド時代におけるシステムデザイン」桑原里恵セミナー「クラウド時代におけるシステムデザイン」桑原里恵
セミナー「クラウド時代におけるシステムデザイン」桑原里恵Sapporo Sparkle k.k.
 
Hinemosによるクラウド運用管理の最新情報
Hinemosによるクラウド運用管理の最新情報Hinemosによるクラウド運用管理の最新情報
Hinemosによるクラウド運用管理の最新情報Hinemos
 
第3回SIA研究会(例会)プレゼン資料
第3回SIA研究会(例会)プレゼン資料第3回SIA研究会(例会)プレゼン資料
第3回SIA研究会(例会)プレゼン資料Tae Yoshida
 
[db tech showcase Tokyo 2014] D25: 今を分析する日立の「CEP」、知るなら今でしょ! by 株式会社日立製作所 村上順一
 [db tech showcase Tokyo 2014] D25: 今を分析する日立の「CEP」、知るなら今でしょ!  by 株式会社日立製作所 村上順一 [db tech showcase Tokyo 2014] D25: 今を分析する日立の「CEP」、知るなら今でしょ!  by 株式会社日立製作所 村上順一
[db tech showcase Tokyo 2014] D25: 今を分析する日立の「CEP」、知るなら今でしょ! by 株式会社日立製作所 村上順一Insight Technology, Inc.
 
Aws summits2014 nttデータaws上のシステムはこう作る!
Aws summits2014 nttデータaws上のシステムはこう作る!Aws summits2014 nttデータaws上のシステムはこう作る!
Aws summits2014 nttデータaws上のシステムはこう作る!Boss4434
 
0101 Hinemos製品紹介_202101
0101 Hinemos製品紹介_2021010101 Hinemos製品紹介_202101
0101 Hinemos製品紹介_202101Hinemos
 
経営のスピードと変化に応えるシステム基盤をつくる 桑原里恵
経営のスピードと変化に応えるシステム基盤をつくる 桑原里恵経営のスピードと変化に応えるシステム基盤をつくる 桑原里恵
経営のスピードと変化に応えるシステム基盤をつくる 桑原里恵Sapporo Sparkle k.k.
 
オブジェクトストレージの適用領域とCloudianの位置づけ (Cloudian Summit 2012)
オブジェクトストレージの適用領域とCloudianの位置づけ (Cloudian Summit 2012)オブジェクトストレージの適用領域とCloudianの位置づけ (Cloudian Summit 2012)
オブジェクトストレージの適用領域とCloudianの位置づけ (Cloudian Summit 2012)CLOUDIAN KK
 
男It番長 データセンタの選び方
男It番長 データセンタの選び方男It番長 データセンタの選び方
男It番長 データセンタの選び方小島 規彰
 
【HinemosWorld2016】A1-1_A2-1_IoT時代の攻めの運用を実現するHinemos
【HinemosWorld2016】A1-1_A2-1_IoT時代の攻めの運用を実現するHinemos【HinemosWorld2016】A1-1_A2-1_IoT時代の攻めの運用を実現するHinemos
【HinemosWorld2016】A1-1_A2-1_IoT時代の攻めの運用を実現するHinemosHinemos
 
セミナ受講レポート NRI Senju V12
セミナ受講レポート NRI Senju V12セミナ受講レポート NRI Senju V12
セミナ受講レポート NRI Senju V12Yukio Saito
 
2014-10-27 #ssmjp 腹を割って話そう (運用xセキュリティ)
2014-10-27 #ssmjp 腹を割って話そう (運用xセキュリティ)2014-10-27 #ssmjp 腹を割って話そう (運用xセキュリティ)
2014-10-27 #ssmjp 腹を割って話そう (運用xセキュリティ)Operation Lab, LLC.
 
レガシーシステム再生のアンチパターン
レガシーシステム再生のアンチパターンレガシーシステム再生のアンチパターン
レガシーシステム再生のアンチパターンKent Ishizawa
 
OSS統合運用管理ツールhinemos紹介資料
OSS統合運用管理ツールhinemos紹介資料OSS統合運用管理ツールhinemos紹介資料
OSS統合運用管理ツールhinemos紹介資料Masaru Hiroki
 
Hinemos製品紹介201907
Hinemos製品紹介201907Hinemos製品紹介201907
Hinemos製品紹介201907Hinemos
 
PagerDuty会社概要・インシデント管理ソリューション紹介資料 〜インシデントをより早く・少ないリソースで解決し、 将来のインシデントを未然に防ぐには〜
PagerDuty会社概要・インシデント管理ソリューション紹介資料 〜インシデントをより早く・少ないリソースで解決し、 将来のインシデントを未然に防ぐには〜PagerDuty会社概要・インシデント管理ソリューション紹介資料 〜インシデントをより早く・少ないリソースで解決し、 将来のインシデントを未然に防ぐには〜
PagerDuty会社概要・インシデント管理ソリューション紹介資料 〜インシデントをより早く・少ないリソースで解決し、 将来のインシデントを未然に防ぐには〜kusami
 
高度クラウド環境だからこそ、Hinemosで運用自動化・一元化
高度クラウド環境だからこそ、Hinemosで運用自動化・一元化高度クラウド環境だからこそ、Hinemosで運用自動化・一元化
高度クラウド環境だからこそ、Hinemosで運用自動化・一元化Hinemos
 
【Hinemos World 2013】B-2:クラウドと共に発展する、Hinemosクラウド管理オプションの最新情報(株式会社NTTデータ)
【Hinemos World 2013】B-2:クラウドと共に発展する、Hinemosクラウド管理オプションの最新情報(株式会社NTTデータ)【Hinemos World 2013】B-2:クラウドと共に発展する、Hinemosクラウド管理オプションの最新情報(株式会社NTTデータ)
【Hinemos World 2013】B-2:クラウドと共に発展する、Hinemosクラウド管理オプションの最新情報(株式会社NTTデータ)Hinemos
 

Similar to セミナー「なぜ今、ダウンタイム・ゼロにこだわるのか」 桑原里恵 (20)

オープンソース統合運用管理ツール『Hinemos』 --- その利便性及びインシデント管理について ---
オープンソース統合運用管理ツール『Hinemos』  --- その利便性及びインシデント管理について ---オープンソース統合運用管理ツール『Hinemos』  --- その利便性及びインシデント管理について ---
オープンソース統合運用管理ツール『Hinemos』 --- その利便性及びインシデント管理について ---
 
ずばっと解決!クラウド・仮想化環境の運用課題!
ずばっと解決!クラウド・仮想化環境の運用課題!ずばっと解決!クラウド・仮想化環境の運用課題!
ずばっと解決!クラウド・仮想化環境の運用課題!
 
セミナー「クラウド時代におけるシステムデザイン」桑原里恵
セミナー「クラウド時代におけるシステムデザイン」桑原里恵セミナー「クラウド時代におけるシステムデザイン」桑原里恵
セミナー「クラウド時代におけるシステムデザイン」桑原里恵
 
Hinemosによるクラウド運用管理の最新情報
Hinemosによるクラウド運用管理の最新情報Hinemosによるクラウド運用管理の最新情報
Hinemosによるクラウド運用管理の最新情報
 
第3回SIA研究会(例会)プレゼン資料
第3回SIA研究会(例会)プレゼン資料第3回SIA研究会(例会)プレゼン資料
第3回SIA研究会(例会)プレゼン資料
 
[db tech showcase Tokyo 2014] D25: 今を分析する日立の「CEP」、知るなら今でしょ! by 株式会社日立製作所 村上順一
 [db tech showcase Tokyo 2014] D25: 今を分析する日立の「CEP」、知るなら今でしょ!  by 株式会社日立製作所 村上順一 [db tech showcase Tokyo 2014] D25: 今を分析する日立の「CEP」、知るなら今でしょ!  by 株式会社日立製作所 村上順一
[db tech showcase Tokyo 2014] D25: 今を分析する日立の「CEP」、知るなら今でしょ! by 株式会社日立製作所 村上順一
 
Aws summits2014 nttデータaws上のシステムはこう作る!
Aws summits2014 nttデータaws上のシステムはこう作る!Aws summits2014 nttデータaws上のシステムはこう作る!
Aws summits2014 nttデータaws上のシステムはこう作る!
 
0101 Hinemos製品紹介_202101
0101 Hinemos製品紹介_2021010101 Hinemos製品紹介_202101
0101 Hinemos製品紹介_202101
 
経営のスピードと変化に応えるシステム基盤をつくる 桑原里恵
経営のスピードと変化に応えるシステム基盤をつくる 桑原里恵経営のスピードと変化に応えるシステム基盤をつくる 桑原里恵
経営のスピードと変化に応えるシステム基盤をつくる 桑原里恵
 
オブジェクトストレージの適用領域とCloudianの位置づけ (Cloudian Summit 2012)
オブジェクトストレージの適用領域とCloudianの位置づけ (Cloudian Summit 2012)オブジェクトストレージの適用領域とCloudianの位置づけ (Cloudian Summit 2012)
オブジェクトストレージの適用領域とCloudianの位置づけ (Cloudian Summit 2012)
 
男It番長 データセンタの選び方
男It番長 データセンタの選び方男It番長 データセンタの選び方
男It番長 データセンタの選び方
 
【HinemosWorld2016】A1-1_A2-1_IoT時代の攻めの運用を実現するHinemos
【HinemosWorld2016】A1-1_A2-1_IoT時代の攻めの運用を実現するHinemos【HinemosWorld2016】A1-1_A2-1_IoT時代の攻めの運用を実現するHinemos
【HinemosWorld2016】A1-1_A2-1_IoT時代の攻めの運用を実現するHinemos
 
セミナ受講レポート NRI Senju V12
セミナ受講レポート NRI Senju V12セミナ受講レポート NRI Senju V12
セミナ受講レポート NRI Senju V12
 
2014-10-27 #ssmjp 腹を割って話そう (運用xセキュリティ)
2014-10-27 #ssmjp 腹を割って話そう (運用xセキュリティ)2014-10-27 #ssmjp 腹を割って話そう (運用xセキュリティ)
2014-10-27 #ssmjp 腹を割って話そう (運用xセキュリティ)
 
レガシーシステム再生のアンチパターン
レガシーシステム再生のアンチパターンレガシーシステム再生のアンチパターン
レガシーシステム再生のアンチパターン
 
OSS統合運用管理ツールhinemos紹介資料
OSS統合運用管理ツールhinemos紹介資料OSS統合運用管理ツールhinemos紹介資料
OSS統合運用管理ツールhinemos紹介資料
 
Hinemos製品紹介201907
Hinemos製品紹介201907Hinemos製品紹介201907
Hinemos製品紹介201907
 
PagerDuty会社概要・インシデント管理ソリューション紹介資料 〜インシデントをより早く・少ないリソースで解決し、 将来のインシデントを未然に防ぐには〜
PagerDuty会社概要・インシデント管理ソリューション紹介資料 〜インシデントをより早く・少ないリソースで解決し、 将来のインシデントを未然に防ぐには〜PagerDuty会社概要・インシデント管理ソリューション紹介資料 〜インシデントをより早く・少ないリソースで解決し、 将来のインシデントを未然に防ぐには〜
PagerDuty会社概要・インシデント管理ソリューション紹介資料 〜インシデントをより早く・少ないリソースで解決し、 将来のインシデントを未然に防ぐには〜
 
高度クラウド環境だからこそ、Hinemosで運用自動化・一元化
高度クラウド環境だからこそ、Hinemosで運用自動化・一元化高度クラウド環境だからこそ、Hinemosで運用自動化・一元化
高度クラウド環境だからこそ、Hinemosで運用自動化・一元化
 
【Hinemos World 2013】B-2:クラウドと共に発展する、Hinemosクラウド管理オプションの最新情報(株式会社NTTデータ)
【Hinemos World 2013】B-2:クラウドと共に発展する、Hinemosクラウド管理オプションの最新情報(株式会社NTTデータ)【Hinemos World 2013】B-2:クラウドと共に発展する、Hinemosクラウド管理オプションの最新情報(株式会社NTTデータ)
【Hinemos World 2013】B-2:クラウドと共に発展する、Hinemosクラウド管理オプションの最新情報(株式会社NTTデータ)
 

More from Sapporo Sparkle k.k.

【視座】 “テーマの知恵から方法の知恵へ”  -それはWhatから始まる
【視座】 “テーマの知恵から方法の知恵へ”  -それはWhatから始まる 【視座】 “テーマの知恵から方法の知恵へ”  -それはWhatから始まる
【視座】 “テーマの知恵から方法の知恵へ”  -それはWhatから始まる Sapporo Sparkle k.k.
 
【視座-IT投資の話】  効果はもっと大きく構え、  確実に生み出そう
【視座-IT投資の話】  効果はもっと大きく構え、  確実に生み出そう 【視座-IT投資の話】  効果はもっと大きく構え、  確実に生み出そう
【視座-IT投資の話】  効果はもっと大きく構え、  確実に生み出そう Sapporo Sparkle k.k.
 
自己紹介にかえて-変化する企業ITと“ワクワク感” 桑原里恵
自己紹介にかえて-変化する企業ITと“ワクワク感” 桑原里恵自己紹介にかえて-変化する企業ITと“ワクワク感” 桑原里恵
自己紹介にかえて-変化する企業ITと“ワクワク感” 桑原里恵Sapporo Sparkle k.k.
 
クラウドを活かし、強みにするISVの可能性 桑原里恵
クラウドを活かし、強みにするISVの可能性 桑原里恵クラウドを活かし、強みにするISVの可能性 桑原里恵
クラウドを活かし、強みにするISVの可能性 桑原里恵Sapporo Sparkle k.k.
 
セミナー 「今、小売業のIT化に求められるもの」 桑原里恵
セミナー 「今、小売業のIT化に求められるもの」 桑原里恵セミナー 「今、小売業のIT化に求められるもの」 桑原里恵
セミナー 「今、小売業のIT化に求められるもの」 桑原里恵Sapporo Sparkle k.k.
 
セミナー「これからの企業システム像と「SAPを使う」真価
セミナー「これからの企業システム像と「SAPを使う」真価セミナー「これからの企業システム像と「SAPを使う」真価
セミナー「これからの企業システム像と「SAPを使う」真価Sapporo Sparkle k.k.
 
「事業と一体化するシステム…」桑原里恵
「事業と一体化するシステム…」桑原里恵「事業と一体化するシステム…」桑原里恵
「事業と一体化するシステム…」桑原里恵Sapporo Sparkle k.k.
 

More from Sapporo Sparkle k.k. (8)

【視座】 “テーマの知恵から方法の知恵へ”  -それはWhatから始まる
【視座】 “テーマの知恵から方法の知恵へ”  -それはWhatから始まる 【視座】 “テーマの知恵から方法の知恵へ”  -それはWhatから始まる
【視座】 “テーマの知恵から方法の知恵へ”  -それはWhatから始まる
 
【視座-IT投資の話】  効果はもっと大きく構え、  確実に生み出そう
【視座-IT投資の話】  効果はもっと大きく構え、  確実に生み出そう 【視座-IT投資の話】  効果はもっと大きく構え、  確実に生み出そう
【視座-IT投資の話】  効果はもっと大きく構え、  確実に生み出そう
 
System designing in the cloud era
System designing in the cloud eraSystem designing in the cloud era
System designing in the cloud era
 
自己紹介にかえて-変化する企業ITと“ワクワク感” 桑原里恵
自己紹介にかえて-変化する企業ITと“ワクワク感” 桑原里恵自己紹介にかえて-変化する企業ITと“ワクワク感” 桑原里恵
自己紹介にかえて-変化する企業ITと“ワクワク感” 桑原里恵
 
クラウドを活かし、強みにするISVの可能性 桑原里恵
クラウドを活かし、強みにするISVの可能性 桑原里恵クラウドを活かし、強みにするISVの可能性 桑原里恵
クラウドを活かし、強みにするISVの可能性 桑原里恵
 
セミナー 「今、小売業のIT化に求められるもの」 桑原里恵
セミナー 「今、小売業のIT化に求められるもの」 桑原里恵セミナー 「今、小売業のIT化に求められるもの」 桑原里恵
セミナー 「今、小売業のIT化に求められるもの」 桑原里恵
 
セミナー「これからの企業システム像と「SAPを使う」真価
セミナー「これからの企業システム像と「SAPを使う」真価セミナー「これからの企業システム像と「SAPを使う」真価
セミナー「これからの企業システム像と「SAPを使う」真価
 
「事業と一体化するシステム…」桑原里恵
「事業と一体化するシステム…」桑原里恵「事業と一体化するシステム…」桑原里恵
「事業と一体化するシステム…」桑原里恵
 

Recently uploaded

第15回販促コンペ 審査員個人賞(林 知幸 氏) アルカナ? アディダスジャパン
第15回販促コンペ 審査員個人賞(林 知幸 氏) アルカナ? アディダスジャパン第15回販促コンペ 審査員個人賞(林 知幸 氏) アルカナ? アディダスジャパン
第15回販促コンペ 審査員個人賞(林 知幸 氏) アルカナ? アディダスジャパンYusuke Katsuma
 
コダワリ抜いた経営指南書(概要版) - コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
コダワリ抜いた経営指南書(概要版) - コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社コダワリ抜いた経営指南書(概要版) - コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
コダワリ抜いた経営指南書(概要版) - コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社hmoriyama
 
JAPAN WEB3.0 AWARD 2023 ブロックチェーン(NFT)技術を活用したアイディア 優秀賞作品 遺3.0相続
JAPAN WEB3.0 AWARD 2023 ブロックチェーン(NFT)技術を活用したアイディア 優秀賞作品 遺3.0相続JAPAN WEB3.0 AWARD 2023 ブロックチェーン(NFT)技術を活用したアイディア 優秀賞作品 遺3.0相続
JAPAN WEB3.0 AWARD 2023 ブロックチェーン(NFT)技術を活用したアイディア 優秀賞作品 遺3.0相続Yusuke Katsuma
 
株式会社MAVEL会社概要_アフィリエイト広告_運用型広告_LTVを予測しLOIを最適化する広告代理店
株式会社MAVEL会社概要_アフィリエイト広告_運用型広告_LTVを予測しLOIを最適化する広告代理店株式会社MAVEL会社概要_アフィリエイト広告_運用型広告_LTVを予測しLOIを最適化する広告代理店
株式会社MAVEL会社概要_アフィリエイト広告_運用型広告_LTVを予測しLOIを最適化する広告代理店ssuserfb441f
 
HCCソフト株式会社 2025年新卒採用向け 会社紹介・採用情報資料------
HCCソフト株式会社 2025年新卒採用向け 会社紹介・採用情報資料------HCCソフト株式会社 2025年新卒採用向け 会社紹介・採用情報資料------
HCCソフト株式会社 2025年新卒採用向け 会社紹介・採用情報資料------ssusercbaf23
 
chouhou_obuse_reiwa6nenn_4_2404slide.pdf
chouhou_obuse_reiwa6nenn_4_2404slide.pdfchouhou_obuse_reiwa6nenn_4_2404slide.pdf
chouhou_obuse_reiwa6nenn_4_2404slide.pdfssuser31dbd1
 
答えのないコンセンサスゲーム「無人島での出来事」運営用パワーポイントスライド説明資料
答えのないコンセンサスゲーム「無人島での出来事」運営用パワーポイントスライド説明資料答えのないコンセンサスゲーム「無人島での出来事」運営用パワーポイントスライド説明資料
答えのないコンセンサスゲーム「無人島での出来事」運営用パワーポイントスライド説明資料Jun Chiba
 

Recently uploaded (9)

company profile
company profilecompany profile
company profile
 
第15回販促コンペ 審査員個人賞(林 知幸 氏) アルカナ? アディダスジャパン
第15回販促コンペ 審査員個人賞(林 知幸 氏) アルカナ? アディダスジャパン第15回販促コンペ 審査員個人賞(林 知幸 氏) アルカナ? アディダスジャパン
第15回販促コンペ 審査員個人賞(林 知幸 氏) アルカナ? アディダスジャパン
 
コダワリ抜いた経営指南書(概要版) - コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
コダワリ抜いた経営指南書(概要版) - コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社コダワリ抜いた経営指南書(概要版) - コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
コダワリ抜いた経営指南書(概要版) - コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
 
JAPAN WEB3.0 AWARD 2023 ブロックチェーン(NFT)技術を活用したアイディア 優秀賞作品 遺3.0相続
JAPAN WEB3.0 AWARD 2023 ブロックチェーン(NFT)技術を活用したアイディア 優秀賞作品 遺3.0相続JAPAN WEB3.0 AWARD 2023 ブロックチェーン(NFT)技術を活用したアイディア 優秀賞作品 遺3.0相続
JAPAN WEB3.0 AWARD 2023 ブロックチェーン(NFT)技術を活用したアイディア 優秀賞作品 遺3.0相続
 
株式会社MAVEL会社概要_アフィリエイト広告_運用型広告_LTVを予測しLOIを最適化する広告代理店
株式会社MAVEL会社概要_アフィリエイト広告_運用型広告_LTVを予測しLOIを最適化する広告代理店株式会社MAVEL会社概要_アフィリエイト広告_運用型広告_LTVを予測しLOIを最適化する広告代理店
株式会社MAVEL会社概要_アフィリエイト広告_運用型広告_LTVを予測しLOIを最適化する広告代理店
 
HCCソフト株式会社 2025年新卒採用向け 会社紹介・採用情報資料------
HCCソフト株式会社 2025年新卒採用向け 会社紹介・採用情報資料------HCCソフト株式会社 2025年新卒採用向け 会社紹介・採用情報資料------
HCCソフト株式会社 2025年新卒採用向け 会社紹介・採用情報資料------
 
KestrelPro Flyer Japan IT Week 2024 (Japanese)
KestrelPro Flyer Japan IT Week 2024 (Japanese)KestrelPro Flyer Japan IT Week 2024 (Japanese)
KestrelPro Flyer Japan IT Week 2024 (Japanese)
 
chouhou_obuse_reiwa6nenn_4_2404slide.pdf
chouhou_obuse_reiwa6nenn_4_2404slide.pdfchouhou_obuse_reiwa6nenn_4_2404slide.pdf
chouhou_obuse_reiwa6nenn_4_2404slide.pdf
 
答えのないコンセンサスゲーム「無人島での出来事」運営用パワーポイントスライド説明資料
答えのないコンセンサスゲーム「無人島での出来事」運営用パワーポイントスライド説明資料答えのないコンセンサスゲーム「無人島での出来事」運営用パワーポイントスライド説明資料
答えのないコンセンサスゲーム「無人島での出来事」運営用パワーポイントスライド説明資料
 

セミナー「なぜ今、ダウンタイム・ゼロにこだわるのか」 桑原里恵

  • 1. なぜ私たちは今、ダウンタイム・ゼロにこだわるのか -業務現場、自動制御、Connected Device、情報系/制御系連携、基盤系… 今、そしてこれからのシステム像から信頼性の条件と可能性を考えます 2011年9月8日 札幌スパークル株式会社 桑原 里恵 Twitter @SatoeKuwahara マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー
  • 2. 「信頼性とコスト」のトレードオフを超えて ずっと考えてきたトレードオフ・・・“守り”のアプローチ ダウンタイムを ダウンタイムによる損失 解消するためのコスト 今、トレードオフが変わってきた・・・“攻め”へ ダウンタイム・ゼロ ダウンタイム・ゼロ による競争力 によるコスト低減 ダウンタイム・ゼロ シンプルなシステム しか許されないこと ダウンタイム・ゼロ 運用負担 だから可能なこと 影響が連鎖 マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー 1 ©2011 SapporoSparkle kk
  • 3. HAは「システム特性で使い分け」してきた。しかし… 『High Availability』のマイナス側面 →使い分けで乗り越える 2つの視点; ①システム特性 ②費用とのバランス 制御系 業務系 高額の フェールオーバー ノンストップ専用機 →ストップを想定 ミドルウエア レベルで解決 自ら作り込み それでは 不足のシステム 伴うデメリット/ 汎用環境の 境界を超えた システムの相性 使用 システム領域 今、「汎用環境の使用」「境界を越えるシステム」、そして連携へ マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー 2 ©2011 SapporoSparkle kk
  • 4. なぜダウンタイム・ゼロを求めるのか? 「High Availability」なのか、「Zero Downtime」なのか・・・ なぜ、ダウンタイム・ゼロを求めるのだろう? どんなシステムで求められるのだろう?? 1. 処理の中断が致命的である(品質、時間を直撃) 2. 「データの抜け落ち」、その1行が致命的である 3. 処理及び稼働状態の復旧が困難、又は時間がかかる 4. データの復旧が困難、又は時間がかかる 5. システム間が連携、影響先が多大、連携先が相互 従来; システム単位の処理とデータの問題 そして今; 連携するデバイス、マシンとデータの問題 さらにこれから; 連携するシステムと全体システムの問題へ マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー 3 ©2011 SapporoSparkle kk
  • 5. 限られた、しかし多くのシステムに必要。そしてさらに・・  ダウンタイム・ゼロを必要とするシステム 限られた対象、しかし多様な分野で多くのシステム しかも今、『組合せ』(連携、統合)で急拡大 - 最前線の現場システム、自動制御 - 監視系、基盤系 *盲点;監視系が弱点で止まるシステム多数 - 情報系/制御系連携、企業間連携、リアルタイム・プロセス - Connected Device、クラウド連携/Web2.0、社会基盤  今、直面しているもうひとつの問題 多重に重ねたHA機構・・・ミドルウエア層、HW層 - 異なる特性のHA→相互に干渉、無駄な動作、整合設計が必要 - システム全体が複雑化→不利益;障害、運用、保守、パフォーマンス - バージョン間の相性、想定使用年数の食い違い システムの可能性とTCOの観点→シンプルであること →信頼性の確保が、複雑性やシステム使用制約になってはいけない マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー 4 ©2011 SapporoSparkle kk
  • 6. そして、連鎖するシステム・・・リアルタイム・プロセスへ  自律したシステムが組み合わさって、ひとつのプロセスを成す  共通認識; 個々の自律性を確保。個々が信頼性を担保する(もたれ合わない)  共通認識; 提供側が信頼性を担保する→プル側に「万一の処理」「チェック」を前提にせず  共通認識; 信頼性は全体のバランス。「万一」には“頭戻し” ★すべては複数が連携することを前提に、総和をシンプルにする思想 業務 外部データ/ システム アプリケーション 拠点/業務 通信 サーバー サーバー リアルタイム データベース アプリケーション 監視 RDWH ユニット システム ボックス 業務 サーバー 外に向けて広がるシステム マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー 5 ©2011 SapporoSparkle kk
  • 7. まとめ-デザインの視点でダウンタイム・ゼロを考える  ダウンタイム・ゼロを求めるシステムが増えてくる 1. ダウンタイム・ゼロを競争力につなぐ→自ら“前提条件化” 2. より大きなシステムの最前線に→多数のデバイス、DB連携 3. IT的な基盤化、システム相互の連携へ→制御系/情報系の統合へ 4. シンプルであることを強みに→多重層、無駄なヘッジを解消 5. クラウドや社会基盤との連携へ拡大 例;“スマート**”の構図 業務、システムの両面から “約束した信頼性を確実に達成”することが大前提に 同時に、信頼性は全体のバランスで決まる “技術の力”で“信頼性のバランス”をブレイクスルーする ●デザインの視点から“ダウンタイム”の問題を考えてみよう - 全体像とシステム間の関係性から求められる信頼性 - 逆に、信頼性を確約することで生まれる可能性 - そして、シンプルであることによって可能になる世界 マラソンテクノロジーズ 「ダウンタイムゼロを考える」 セミナー 6 ©2011 SapporoSparkle kk