2013.12.10 【月例】オムニチャネル戦略

1. オムニチャネル戦略
月例ベンチャー班

2. 目次
1. ECの普及による市場の変化
2. 小売の輪からみる販売戦略
3. オムニチャネルと付加価値戦略
4. 小売のオムニチャネル戦略
5. 考察（業種別小売のオムニチャネル戦略）
6. 参考文献

3. 1.ECの普及による市場の変化

4. 1.ECの普及による市場の変化
ECの普及＝実店舗の危機！

5. ショールーミング化

6. 流通網
生産者
小売
メーカー
直営店
顧客
メーカー
量販店
メーカー

7. 量販店について、、、
メーカー（仕入先）
量販店
消費者

8. 2.”小売の輪”からみる販売戦略
新しい小売形態の出現は旧形態の衰退、そして時には完全な消滅もしくは異業種への転換を迫る。
他方、成熟段階の小売形態は、マーケットシェアは大幅に低下しているものの、小売業界にとどまって
いるものもあれば、ほとんど変化もせず、シェアの低下もなく、存続している小売業態もある。
マルカム P マクネア(1957年 )
革新者による
低価格化の実現
追随業者による
価格の均一化
高価格化
価格以外の
競争の激化

9. 2.”小売の輪”からみる販売戦略
新しい小売形態の出現は旧形態の衰退、そして時には完全な消滅もしくは異業種への転換を迫る。
他方、成熟段階の小売形態は、マーケットシェアは大幅に低下しているものの、小売業界にとどまって
いるものもあれば、ほとんど変化もせず、シェアの低下もなく、存続している小売業態もある。
マルカム P マクネア(1957年 )
革新者による
低価格化の実現
輪の回転を察知して、
追随業者による
高価格化 ①輪の回転に乗る→低価格化 価格の均一化
②新しい革新者となる→付加価値の創造
価格以外の
競争の激化

10. 実店舗の低価格化の手法
1.低コスト調達による付加価値の創造
→EC等での販路拡大よる大量購入
→SPAなどによる調達コストの低下
2.低コスト提供方法による付加価
値の実現
①販管費を下げることによって低価格
提供
②低コストECサイトの売上比率を上
げ、全体コストを下げる。

11. 実店舗の低価格化の手法
1.低コスト調達による付加価値の創造
→EC等での販路拡大よる大量購入
→SPAなどによる調達コストの低下
2.低コスト提供方法による付加
価値の実現
①販管費を下げることによって低価
格提供
②低コストECサイトの売上比率を上
げ、全体コストを下げる。
EC化！

12. EC化について
1. 自社EC
→販管費の削減
1. プラットフォームに
→潜在顧客の獲得の可能性

13. プラットフォーム

14. EC化の効果
赤：相乗効果
青：対抗
店舗量
販店市
場
の動向
緑：手遅れ(若干改善)
橙：手遅れ(悪化)

15. EC化の効果
赤：相乗効果
オムニバランス！！
店舗量
販店市
場
の動向
青：対抗
緑：手遅れ(若干改善)
橙：手遅れ(悪化)

16. 3.オムニチャネルと付加価値戦略
『リアル店舗はもちろんのこと、PCやスマホ等顧客との接点を統合運営し、顧客利便性を高め
て商機を極大化する流通戦略』

17. 3.オムニチャネルと付加価値戦略
チャネルで顧客を
取り合う恐れ！
積極的な
O2Oの必要性
『リアル店舗はもちろんのこと、PCやスマホ等顧客との接点を統合運営し、顧客利便性を高め
て商機を極大化する流通戦略』

18. オムニチャネル成功のポイント
1. MD展開の共通化
2. 在庫の一元管理
3. 顧客サービスの共通化
4. 顧客情報の一元管理
5. ECのブランド事業帰属

19. 4.小売の経営戦略
生産者
小売
メーカー
直営店
顧客
VS
メーカー
量販店
メーカー

20. 4.小売の経営戦略
生産者
小売
メーカー
量販店
顧客
VS
メーカー
量販店
メーカー

21. 4.量販店の経営戦略
・低コスト化
→調達コスト（メーカー向け）→大量仕入れ
提供コスト（消費者向け）→ICT
・付加価値
→顧客情報の迅速な提供（メーカー向け）
サービス、プロモとか、、、（消費者向け）

22. 4.量販店の経営戦略
・低コスト化
→調達コスト（メーカー向け）→大量仕入れ
提供コスト（消費者向け）→ICT
・付加価値
オムニチャネル戦略
→顧客情報の迅速な提供（メーカー向け）
サービス、プロモとか、、、（消費者向け）

23. 5.考察（業種別小売のオムニチャネル戦略）
ファッション
家電
食料品
薬
コンテンツ
etc…

24. プラットフォームにも
付加価値戦略に転換の時期？？

26. ファッション市場
①
ECサイト
①
メーカー
直営店
②
プラットフォーム
メーカー
顧客
③
量販店
④
ECサイト
④

27. ファッション市場
①
ECサイト
①
メーカー
直営店
②
プラットフォーム
メーカー
顧客
③
量販店
④
ECサイト
④

28. 家電市場
①
ECサイト
①
メーカー
直営店
②
プラットフォーム
メーカー
顧客
③
量販店
④
ECサイト
④

29. ディスカッションテーマ
乱立する家電市場において、
だれがどのような
オムニチャネル戦略をとるべきか？

30. 参考文献
•
NRI 中島博之
「オムニチャネル」活用による顧客接点の再構築に向けて
•
マルカム P マクネア
『「小売の輪」は回る』(1982年)
•
アーサーアンダーセン
『図解 eビジネス 』(2000年)
•
小島健輔
連載『ショールーミング時代のチェーンストア・リテイリング』(2012年)
•
旭リサーチセンター 秋元真理子(2013年)
『オムニチャネル・リテイリング』
•
中田 善啓（平成21年）
『ビジネスモデルのイノベーション』

31. 量販店の戦略
規模の拡大
→調達コストの低下

32. eビジネスと従来ビジネスの違い

33. 考察
財の種類別（即時性、耐久性、価格）
消費方法別（）
店舗別（路面店、テナント）
業界別（衣料品、家電、食品）
業種別（メーカー、小売）

35. ＥＣサイトの普及
により、価格は透
明な時代になる！
オムニチャネルリ
テーラーを目指す！