1. Social Business
貧困、
雇用、
自立…
「ソーシャルビジネス」
で
社会課題を解決し、
地域と もに発展する
と
フ ース
ァ トリテイ ングは、
リ
「ソーシャルビジネス」
の提唱者であるグラ ン銀行グループと もに、
ミ
と
（
ミ
を設立。
自社の重要な生産拠点でもある
合弁会社 GRAMEEN UNIQLO Ltd. グラ ンユニクロ）
2010 年より、
とで、
バングラデシュで「ソーシャルビジネス」
を開始しま
した。
独自の SPA モデルを現地の人々の手で展開するこ
貧困問題の解決や雇用の拡大、
人々の自立、
産業の発展に貢献します。
ビジネスと
して成長する とで、
こ
01
現地の社会課題を持続的に解決する
ルビジネス」へ再投資する
という
ものです。また販売の一部
01
は、グラミ
ン銀行から融資を受けて自立を目指す「グラミ
ン
商品の企画
商品の企画
レディ」たちによる対面販売で行われており、彼女たちの自
GRAMEEN UNIQLO Ltd.（グラミ
ンユニクロ）が展
開する
「ソーシ
ャルビジネス」 バングラデシュの人々によっ
は、
01
02
に貢献していく と
こ を目的と
しています。
素材調達
商品の企画
開も開始しま
した。
ことで、自国
て自国内で SPA 事業を展開し、成長していく
が抱える貧困、雇用問題などの社会課題の解決に持続的
01
立にも貢献しています。 2013 年からは、都市部の店舗展
商品の企画
バングラデシュの人々の生活、自立などに貢献するため
に、新たな市場を創造し、社会課題の解決につなげていく
01
02 しの充実に貢
こ
とは、
「独自の企業活動を通じて人々の暮ら
商品の企画
その仕組みは、ユニクロのノウハウを活用して、現地の
人々が求める服をバングラデシュでつく
り、貧困層の人々で
も購入可能な価格で販売し、
その利益のすべてを「ソーシ
ャ
ッ ン
献していく」という
ファース リテイ ング（FR）のミ ショ
ト
リ 素材調達
を実践している取組みです。 バングラデシュでの「ソーシャ
02
02
素材調達
ルビジネス」は、
レンジです。
FR にとって重要なチャ
素材調達
03
現地の工場で生産
■ ソーシ
ャルビジネスの仕組み
01
01 商品の企画
商品の企画
02
02 素材調達 素材調達
03
03 生産
現地の工場で生産
03
04
03
現地の工場で生産
現地の工場で生産
グラミンレディによる対面販売
バングラデシュにおける T シ
ャツ 1 枚あたりの市
バングラデシュの生地工場と契約を結び、安価
価格は抑えて
も、品質で妥協
しないこ が重要で
と
場価格は 0.6USドル程度。できるだけ良い品
で高品質な素材を調達 ます
し
す。
ユニクロで培った独自の基準によ 「ソー ャ
り、
シ
質の服を、人々が購入可能な価格で届けるため
02
に現地でマーケティ
ングを重ねつつ、商品の企
画を進めていき
ます 素材調達
Challenge 3 地域コミ
ュニティ
世界中のさ ざまな社会課題に対して、
ま
服のビジネスを通じて貢献する
フ ース
ァ トリテイ ングは、
リ
服のビジネスを通じて社会課題の解決に貢献していく とはもちろん、
こ
子ど
もたちが夢や希望をもてるよ な社会やコ ュニティ
う
ミ
の実現に向けて、
企業と
して積極的に取り組む責任があると考えています。
そ
して、
社会の現状と課題の存在を多く
のステークホルダーに伝え、
さ ざまな活動への賛同者と ッ
ま
ネ トワークをつく 力を結集するこ
り、
とで、
よ
り大き
な問題解決につなげていかなければな ません。
り
すべてのコ ュニティ って価値ある企業であるために。
ミ
にと
私たちは、 レンジを続けていき
チャ
ます。
05
買う・着る
03
現地の工場で生産
04
ルビジネス」の理念に賛同を得た現地の工場で
グラミンレディによる対面販売
生産、雇用の拡大にも貢献 ます
し
04
04
グラミンレディによる対面販売
グラミンレディによる対面販売
04 販売
03
現地の工場で生産
06
06 利益の再投資
利益の再投資
04
グラミンレディによる対面販売
05
05 買う・着る買う・着る
05
買う・着る
「グラ ン
ミ レディ」による対面販売
「グラ ンレディ」が、各家庭を訪問 り、自分
ミ
した
05
の家を店舗のかわりに
して、商品の特徴を説明
し
買う・着る
ながら丁寧に販売。 委託販売方式で、売上代
金に応じ ミ シ ン
てコ ッ ョ を支払います
05
06
服の売上げで得た収益を、04 シ
「ソー ャルビ
ジネス」
買う・着る
現地で販売さ
れている他社の商品に比べて割高
に再投資。現地の人々自身がビジネス
を発展さ
グラミンレディによる対面販売
せる と
こ で、雇用や生活の改善、自立への意欲
ですが、それ以上に品質が良く
、丈夫なこ を納
と
利益の再投資
現地スタ フによる店舗運営を展開。ブランディ
ッ
得して購入していただき
ます。 商品を長く大切に
ング、マーケティ
ング機能を強化し、販売拡大と
を生み出
していき
ます
着る と
こ で、品質の違いを実感
していただき
ます
利益の再投資
現地の人材育成への貢献を目指 ます
し
05
06
06
店舗での販売
06
利益の再投資
23

2. Challenge 3
GRAMEEN UNIQLO Ltd.
COO
山口 忠洋
理想と現実のギャ プに直面、
ッ
本当のニーズを見直す
グラ ンユニクロで現地を統括する山口忠洋は振り返り
ミ
ます。
おける顧客との対話が最も重要です。バングラデシュの人々
した店舗ネ トワーク構築に着手しま
ッ
した。
「都市部でグラ
ミ
「当初想定していたこと
とはいえ、農村部の購買力には限
のニーズを知るには、現地での相応の時間と経験が必要で
ンユニクロのブラン
ド認知度を高め、マーケティ
ングや情報
界があり、日々の生活のなかで服にそれほど支出ができない
した。その後、移動販売やショールーム設置、
「グラミ
ンレ
発信の起点とするこ
とが目的です。農村部を中心と
した『グ
「ソーシャルビジネス」を開始するにあたっては、独自の
という経済状況のなか、品質が良いという
だけでは、市場に
ディ」が現場で集めて る女性や家族がほ
く
しいと思う服につ
ラ ンレディ』 ッ
ミ
のネ トワークから得られる口コ やリアルなニー
ミ
SPA モデルで培ったユニクロのノウハウを活用し、バングラ
並ぶ他の商品に比べて割高であることの説得材料と
しては
いてのリアルな情報などにより、商品構成を見直し、ビジネ
ズを商品企画に反映することにより、近い将来、都市部か
デシュで高品質・低価格の商品を生産。カジュアルウェア
不足していま
した。また商品面でも、特に女性の服装は農
スが軌道に乗り始めま
した。 必要なのは、現地に根づいた
ら農村部への再浸透にもつなげていきます。 同時に、新た
の新たな市場を開拓し、事業の成長による雇用拡大の道筋
村部に行く
ほど民族衣装であるサロワカミ
ューズなどが一般
事業活動から
しか得られない、生活のなかにある人々のニー
な雇用創出や、経営者人材の育成など現地の人材育成や
を描いていま
した。また販売面では、グラ ン銀行から融資
ミ
的で、ユニクロが得意とする シャツなどのカジュアルアイテ
Ｔ
ズを満たすこ
とだと考えています。
人々の自立にも貢献できる
と考えています」
（山口）
を受ける「グラ ンレディ」たちによる委託販売を中心に展
ミ
ムはあま
りニーズがな グラ ンレディ
く、 ミ
たちから “価格”“商
も
や
開。 彼女たちの自立に貢献するこ を大きな目的の一つと
と
し
品の種類”などについての要望が強ま ま
り した」
て事業を行ってき した。
ま
通常のユニクロのビジネスと違い、現地には有効な情報
しか 取組みを進める
し、
と同時に課題も明らかにな ま
り した。
発信の仕組みもな
く、口コミによるマーケティ
ングや接客に
バングラデシュの人々は、すばら
しいグローバルブラン
ドがダッ
カにきたこ
と、そ
して商品そのものについて、とても
好意的に受けとめています。人々の反応を見て、私は 3 年前に始ま
ったこのパー
トナーシ プが、今後も着実に
ッ
ファース リテイ ングは、
ト
リ
バングラデシュ全土で“いつでも
・
ビジネスを成長させ、現地の人材育成にも貢献
ど
こでも・誰でも”商品が買える状況の実現に向けて、バン
グラデシュの人々と もにチャ
と
レンジを続けます。
3 年目を迎え、新たな取組みと
して、首都ダッ を皮切り
カ
と
Full of Colors ∼多様な色彩が織りなす世界。
しのなかで、いつ
しかそんなイ ージをこの国に対して抱く うにな ま
メ
よ
り した。バングラデシュの色彩
2 年余りの暮ら
成長できる
という手ごたえ
を感じ した。今回、グラ ンユニクロの新店舗 6 店（2013 年 12 月末現在）がダッ
ま
ミ
の世界は南国独特の原色ではな
く、かすかな
トーンの違いから生み出される多彩なもの。 麗しきベンガルの情景
カでオープン
し、非常に れ く思っています。これを良いきっかけと
う し
して、バングラデシュの経済と繁栄に貢献す
によ
り育まれた豊かな感性が、ここで暮らす人々の鋭い色彩感覚を養います。グラ ンユニクロのバングラデシュ
ミ
る活動を継続していき
ます。この事業は、グラ ン銀行グループにと
ミ
っても最も意義ある協働の一つであ
り、今後
における事業展開は、同時にそ した優れた色彩感覚に対する挑戦を
う
も意味している
ものと考えます。 世界的ブ
にわたって永く トナーシ プが続く と
パー
ッ
こ を期待しています。
ラン
ド、ユニクロのファ ショ
ッ ンがベンガルの感性にどのよ
うに響く
のか、新たな挑戦に心よ エールを送り
り
ますと
と
GRAMEEN UNIQLO Ltd.
Director （Grameen Healthcare Trust ）
Lamiya Morshed
ラ ヤ モーシェ
ミ
ド
24
もに、ユニクロにと
ってこれがさ
らなる飛躍へ向けた大きな一歩と
なるこ を祈念しており
と
ます。
駐バングラデシュ日本国大使
佐渡島 志郎
25

3. Challenge 3
Reuse and Recycling
■「全商品リサイクル活動」
における寄贈点数と
リサイクル衣料回収実績国や地域
服の価値を、
最大限に活かすために
本当に服を必要と
している人に届ける
ヨーロッパ
中東
英国
グルジア
セルビア
フラ
ンス
イ ク
ラ
シ ア
リ
ヨルダン
レバノ
ン
ユニクロと
ジーユーは、
服を生産・販売する企業と
して、
その価値を最大限に活かすため、
アフ
リカ
お客様のもとで不要になった服を店頭で回収し、 ァ トリテイ ングと
フ ース
リ
（国連難民高等弁務官事務所）
や
グローバルパー
トナーシッ
プを締結している UNHCR
本当に服を必要と
している人に届ける
「全商品リサイクル活動」
を実施しています。
NGOとの協働のもと、
さまざまな機関と協働し、
本当に服を必要と
している人へ届ける
と
して服を寄贈するなど、地域社会のニーズに合わせた活動
アンゴラ
ウガンダ
エチオ
ピア
カ ルー
メ ン
ケニア
コー ジボワール
ト
コ
ンゴ共和国
コ
ンゴ民主共和国
ザンビア
シエラ
レオネ
ジンバブエ
スワ ン
ジラ ド
タ
ンザニア
ナミ
ビア
ニジェ
ール
ブルキナファ
ソ
ブルンジ
ボツワナ
マラウイ
モザンビーク
モロ コ
ッ
リベリ
ア
ルワンダ
南アフ カ
リ
南スーダン
●
❸
●
❺
アジア
ヨーロッパ
410,000点
2,733,300点
● ●
❻ ❷
中東
アフ
リカ
7,231,500点
アメ
リカ
●
❶
10
840,800点 ●
❾
アジア
アフガニスタ
ン
カザフスタ
ン
キルギスタ
ン
ス ラ
リ ンカ
タ ラ ド
イ ン
タ
ジキスタ
ン
を展開しています。
店舗でリサイクル衣料を回収している販売国や地域
「全商品リサイ
クル活動」では、10 の国や地域のユニク
ロ、ジーユー店舗で回収を行っています。 2001 年の開始
国連機関の要請を受け、
シリア難民への緊急支援を実施
以降、累計回収点数は 2,897 万点に達し、46 の国や地
ま
域に 1,129 万点の寄贈を実施してき した。
● 韓国
❷
● 英国
❸
● 米国
❹
● フランス
❺
●
❻
上海
10
タイラン
ド
● 香港
❼
● 台湾
❽
● シンガポール
❾
アメ
リカ
中国
ネパール
パキスタ
ン
バングラデシュ
ミ ンマー
ャ
ハイ
チ
米国
2013 年 9 月末までの活動実績
2,897 1,129
万点
10の国や地域で回収した点数
万点
46の国や地域に寄贈した点数
シリア危機が発生して 3 年が経過し、シリア難民は 200
2012 年は、UNHCR（国連難民高等弁務官事務所）
● 日本
❶
❹
76,200点
●
❼
●
❽
万人を超えています。 冬場には気温が氷点下まで下がる地
「
『届けよ
う、服のチカラ』
プロジェ ト」で
ク
教育機関と協働。107 校・約 15,000 名と学ぶ
ません」キャ
ンペーンを実
からの要請によ
り「 300 万着足り
域も多く、防寒対策が急務です。このため「全商品リサイ
施し、回収した服をアフ カの難民キ ンプなど約 20 カ国へ
リ
ャ
クル活動」で回収した服のう
ち、防寒服を中心にシリア難
寄贈しま
した。また、ファース リテイ ング（FR）の従業員
ト
リ
民に寄贈しています。この他、2013 年 9 月には UNHCR
が現地を訪問し、現地の課題やニーズを体感すること
も重
を通じた 100 万 USドルの寄付を実施。また子ど
もたち（3
FR は、店舗を通じて地域コ ュニティ
ミ
と緊密なコ ュケー
ミ
や学校で賛同をいただき、2013 年度（2013 年 4 月から
要だと考えています。 2013 年 1 月と 12 月には、12 万人
歳∼ 18 歳以下）に対し、ユニセフ（国際連合児童基金）
ショ
ンを取り
ながら、と
もに社会をよ
り良く
してい
く活動が必要
2014 年 3 月）は 107 校で約 15,000 名の生徒を対象に
以上のシリア難民を受け入れている中東・ヨルダンのザータ
を通じた新品のヒー
トテッ
クやウル
トラライ
トダウンなどの防寒
だと考えています。まずは、
「全商品リサイ
クル活動」を通じ
授業を行っています。
リ難民キャンプを訪問。 冬服の備えがないシリア難民への
した。
服約 10 万着（約 100 万 USドル相当）を寄贈しま
て私たちが学んだことや、環境問題など世界の重要な課題
今後は、地域の学校と店舗が密にコ ュニケーショ
ミ
ンを取
緊急衣料支援と
して、UNHCR や国際 NGO である特定
を、次世代を担う子ど
もたちに「服」を通じて積極的に伝え
り、と
もに地域に貢献できるよ
う、さ
らなる拡大を目指します。
ません」
非営利活動法人ジェ
ンの協力のも 「 300 万着足り
と、
る取組みを行っています。
した。 残り
キャ
ンペーンで回収した服のう 55 万着を届けま
ち
『届けよ
う、服のチカラ』
プロジェ
2009 年から開始した「
の再利用可能な服もすべて世界各地に届けています。また
ク
ト」は、全国の学校で、子どもたちが中心となって「全
ンペーンを実施し、
2013 年 10 月からは新たな回収強化キャ
商品リサイクル活動 」に取り組む活動です。 FR の営業
シ
リア難民支援を継続して行っています。
部従業員などが講師となり出張授業を実施。 子ど
もたち自
一方、難民への寄贈だけではな
く、中国では貧困に苦し
身が実際に地域社会に告知、回収を行い、最終的に FR
む雲南省で、ユニクロ中国事業が上海市内で回収した衣料
が、難民キャンプに届けた際のレポー
トを各学校に届けま
を寄贈。 上海市民政局・雲南省民政庁・武定県民政局な
す。持続発展教育（ESD：Education for Sustainable
もたちをつな
Development）の普及を目指し、企業と子ど
げる活動を実施している特定非営利活動法人 日本持続発
の地域
展教育（ESD）推進フォーラムの協力により、多く
ど
との協働によ
り配布を行いま
した。ユニクロ米国事業では、
聖ヴィ
ンセン
ト＝ポール教会と協働でホームレス支援の一環
子ど
らゆる教科のなかで持続可能性について学ぶこ であ それは良き消費者、
と り、
ESD とは、 もたちが教育現場のあ
良き社会人を育てるこ
とにもな ます。 『届けよ
り
「
う、服のチカラ』プロジェ ト」は、ま
ク
さに ESD の理念に適った
■「全商品リサイクル活動」
の流れ
実践的な取組みといえるで ょ
し う。また、
服のチカラがもつ“力”
とは、
難民や途上国への支援だけにと ま ません。
ど り
活動のプロセス
を通じて国と国、
企業と学校と地域、
先生と生徒、
親と子な さ ざまな
ど、 ま
ものを
“つなげる力” もっ
を
ています。私たちが FR と協働するこ
とで、持続可能性への理解をよ
り深める活動へと進化させる と
と もに、世界
の一人で
も多く
の子ど
もたち この学びの機会を共有
と
し、よ
り多く
のつながり
を生み出
していきたいと考えています。
お客様から
お預かりする
26
「まだ着られる・
季節、男女、
も
う着られない」
ア テ ど、 ー
イ ムな ニ ズ
を分ける
別に細か 分け
く る
届け先・届け
る
衣料を決める
今、本当に服を
必要と
している人の
もとに、必要な服を
届ける
特定非営利活動法人 日本持続発展教育 ESD ）
（
推進フォーラム
理事
岡山 慶子
27

4. Challenge 3
地域コ ュニティ
ミ
と調和ある発展を目指す
Clothes for Smiles
次世代を担う子ど
もたちの、
夢や希望の実現を通して未来を拓く
フ ース
ァ トリテイ ングは、
リ
国際社会が抱える ま
さ ざまな課題を認識し、
その国や地域に根ざ
した活動によ 経済や社会の発展に寄与していく と
り、
こ を目指しています。
「CIothes for Smiles
（クローズ・フ
ォア・スマイル） は、
」
ェ ト。
困難な状況にある世界中の子ど
もたちに 8 つのユニークな活動で夢や希望を届けるプロジ ク
さ
らに、
ユニセフ
（国際連合児童基金） もグローバル アライアンスを結び
と
トをとおして、 もたちの教育環境の改善に取り組んでいます。
子ど
4 つのプロジェク
「アジア女子大学」
への支援と「TOMODACHI UNIQLO Fellowship」
の推進
FR は、 次 世 代を担う若 者の夢の実 現が、
子大学への寄付を通じ、個人の経済事情に
世界を良い方向に変えていく力につながると
と
らわれず、意欲のある女性の誰もが大学で
信じ、社会貢献活動の重要なテーマと
して取
子どもたちの未来を拓く
プロジェ ト
ク
「 Clothes for Smiles 」
学べる機会を提供し、世界を舞台に活躍す
大会参加などの活動を通じて、途上国の女子が多く
の仲間
り組んでいます。
る女性人材の育成と女性の社会進出を支援
と触れ合う機会を
もち、同じ目標に向かって努力するこ
とで社
2013 年６月、FR はアジアで女性リーダー
していき
ます。
会で活躍でき
る力を養成する「女子サッ
カープロジェ ト」
ク も、
ユニクロ
とユニクロのグローバル ブラ ド アンバサダーであ
ン
バングラデシュ、ジンバブエ、ガーナで実施
しています。
コビ チ氏が共同発案し
るプロテニスプレーヤー、ノバク ジョ ッ
も
う一つの活動は、ファース リテイ ング（FR）がユニセ
ト
リ
・
・
」は、
た「 Clothes for Smiles（クローズ フォア スマイル）
を結び、
フ（国際連合児童基金）と
グローバル アライアンス
次世代を担う子ど
もたちのために、2012 年秋冬シーズンの
子ど
もたちの教育環境などの改善に関する 4 つのプログラム
ヒー
トテッ と トラライ
ク ウル
トダウ
ンの売上げか 10 億円のファ
ら
セルビアでの活動を支援
しています。
また、東日本大震災からの復興支援と、日米
「 TOMODACHI UNIQLO Fellowship 」
の次世代リーダーへの投資を通じた両国間
を開始。米国の名門大学や大学院に留学す
FOR WOMEN）に 5 年 間で 100 万 US
の文化的・経済的結びつきの強化を目指す
る日本の若者に奨学金を支給し、経営者や
ドル（約 1 億円）の寄付を決定。 学生の
日米官民パー
トナーシ プ「 TOMODACHI 」
ッ
デザイナー
を志す、才能豊かな日本の若者の
約 60％が全額奨学金受給者というアジア女
プロジェク
トにも賛 同し、 協 働プロジェク
ト
夢や希望を応援
します。
を支援
してい 活動です。バングラデシュ、中国、フ リ
く
ィ ピン、
ン
ドを設立。未来を担う子ど
もたちの夢や希望を実現するプ
育成を目指している国際大学、
バングラデシュ
のアジア女子大学（ASIAN UNIVERSITY
ロジェ トです。
ク
ファン
ドの活動は大き
く分けて二つあり
ます。 一つは、世
オリジナルデザイン
■「 Clothes for Smiles 」 つのプロジェ ト
ク
8
継続的に取り組む東日本大震災復興支援「ユニクロ 復興応援プロジ ク
ェ ト」
FR は、2011 年 3 月に発 生した東日本 大
プン
した宮城県のユニクロ気仙沼店は、当
震災について、服の寄贈、寄付、NGO と
ら寄せ
られた 739 件の
界中か
らアイディ
アを募り、46 カ国か
初は 1 年間の営業予定で
したが、地元のお
ク
なかから選ばれた 8 件のプロジェ トの実現です。 現在、6
の協働、従業員ボランティ
アの派遣など、さ
客様や自治体の皆さ
まのご要望やご協力に
件が事業計画化さ
れ、実行フ
ェーズに進んでいます。 2013
「復
ま
ざまな活動を継続しています。 3 億円を
より営業継続を決定。 店舗規模を大幅に拡
年 4 月から、教育機会に恵まれない子ど
もたちに DVD での
興支援金」と
し、被災地での自立支援、雇
し
大し、2013 年 11 月 29 日に通常店舗と
ク
リ
授業を届ける「 e-Education プロジェ ト」がフィ ピンの
マニラ、ンダナオ島で開始。11 月にはセルビアのベオグラー
ミ
用創出、経済復興に取り組む 5 つの NGO
ト
e-Education プロジェク
お買い物体験プロジ ク
ェ ト
てリニューアルオープンしま
した。また同じ
く
（特定非営利活動法人ジェ
ン、特定非営利
してオープン
2012 年 3 月 9 日に仮設店舗と
活動法人 ADRA Japan、特定非営利活
験プロジェ ト」を実施 した。また、サッ
ク
しま
カーチーム設立と
営業を再開した福島県のユニクロ原町店も、
定 NPO 法人 IVY、一般財団法人 東北共
自分で服を買う う社会体験を
とい
プレゼン
トする「お買い物体
した岩手県のユニクロシープラザ釜石店と、
トファイナンスジャパン、認
動法人 プラネッ
ドにおいて、ユニクロの特設店舗で難民などの子ど
もたちが
通常店舗と
して営業しています。今後も雇用
益投資基金）の活動を 3 年間にわたり支援
女子サッカープロジ ク
ェ ト
UNIQLO DREAM WALL
の場、毎日の生活必需品を提供する場、着
しています。
ること
を楽しんでいただ
く場と
して、営業して
してオー
また 2012 年 3 月 9 日に仮設店舗と
いき
ます。
迅速に実行する緊急災害支援
2012 年 12 月、 米 国 東 部で発 生したハリ
た大地震に際し、FR グループは総額 800
相当分の服を提供しま
した。
ケーン「サンディ」の被災地に対して、FR
ど
こでも学校プロジ ク
ェ ト
万元（約 1 億 2,800 万円）の支援を実施
した ィ ピンでの
さ に、2013 年 11 月に発生 フ リ
ら
はユニクロ米国事業を通じて、ヒー
トテッ
ク約
しま
した。 内訳は、FR グループから義援金
して、FR グルー
プ
台風 30 号の被災地支援と
トラライ
トダウン約 1 万点、約
10 万点とウル
図書館プロジ ク
ェ ト
と
して 200 万元（約 3,200 万円）を寄付、
（約 1,460 万円）の支
は総額約 650 万ペソ
230 万 USドル（約 1 億 9,000 万円）相
28
、ユニクロフ リ
ィ ピン事業よ
り
（約 1,000 万円）
トムスなど約 5 万
インナー類、T シャツ、ボ
（約 230 万円） T シ ツや下
と、 ャ
100 万ペソ
また、2013 年 4 月、中国四川省で発生し
子ど
ものホスピスプロジ ク
ェ ト
援を実施。その内訳は、 か
FR らの 450 万ペソ
応じた防寒・衛生対策の一助と
して、各種
ンティ して参加しま
アと
した。
※ロゴ自体の色指示等あれば、
別途指示確認下さい。
こちらの資料は、
ロゴ下の白スペースの考えを示すものになります。
ユニクロ中国事業から、被災地のニーズに
当を寄贈。配布にはユニクロの従業員もボラ
7,000 点、計 600 万元（約 9,600 万円）
着類な 100 万ペソ相当の衣料寄贈です。
ど
ワクワークセンタープロジ ク
ェ ト
※本文記載の日本円換算金額は、FR ウ ブサイ
ェ
ト内のニュ リ ース発表時の換算レー
ース リ
トによ
る
ファース
トリテイ
リングCSRウェ
ブサイ
ト
www.fastretailing.com/jp/csr/
「環境保全活動」
●
「地域社会と もに」
と
●ク
ローズ・ ォ
フ ア・スマイ
ル ● ソー ャルビ ス ● スペシ
シ
ジネ
ャルオ ン ッ
リ ピ クス ● 緊急災害支援 ● 東日本大震災復興支援活動
全商品リ クル活動の概要 ● 全商品リ クル活動の広がり
サイ
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● 難民支援 ● 次世代支援 ● 瀬戸内オ ー
リ ブ基金 ● ボラ ィ
ンテ ア活動 ● ユニ ロ サ カーキ ズ ● その他の取組み
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