スマートビルディングにおける
SORACOMの活用方法
Alexis Susset
テクノロジーディレクター& エバンジェリスト
SORACOM Europe
2017/4/20
• 18歳の時にサマージョブとして、パリを拠点にしてい
るClaranetとParishotels.com でキャリアをスタート
• Vodafoneで働き始める
• 社内スタートアッププロジェクトとして Vodafone
Global プライベートハイブリットクラウドに取り組む
• 2015年に Enerbrain を創業し現在はボードメンバー、
テクノロジーアドバイザーとして参画
• 2017年2月に SORACOM にジョイン
自己紹介
- 概要紹介
- Enerbrain 事例
- リファレンスアーキテクチャ
- Deep Dive
- 実演デモ
アジェンダ
ビル管理の概要紹介
ビル管理: 主な要素
- モニタリング
- エネルギー(電気、水、ガス、等)
- 環境(温度、湿度、CO2、大気圧)
- 関係者 (来訪者、スタッフ)
- セキュリティ (カメラ、侵入検知)
- コントロール
- HVAC (暖房、換気、空調)
- 電気システム
- 窓やドア
ビル管理: 本セッションのフォーカスポイント
- モニタリング
- エネルギー(電気、水、ガス、等)
- 環境(温度、湿度、CO2、大気圧)
- 関係者(来訪者、スタッフ)
- セキュリティ (カメラ、侵入検知)
- コントロール
- HVAC (暖房、換気、空調)
- 電気システム
- 窓やドア
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Enerbrain 事例
プロダクト 紹介
Enerbrain: 概要紹介
古いビルの多くはエネルギー消費を正確にモニタリングし、管理する仕組み
を持っていません。
Enerbrainは、ビルのオーナーがリアルタイムにビルの状況を管理でき、自動
的に暖房・換気や空調の電力消費量を最大30パーセント削減する製品
Energy Cloudを提供しています。
Enerbrain: Enerbrainの導入事例
Enerbrain: アドバンテージ
Enerbrain: モニタリング
Enerbrainは主に2つのモニタリングを実施
1. エネルギー消費モニタリング
2. 環境モニタリング
SORACOM Air の入ったゲートウェイ
Enerbrain: コントロール
EnerbrainコントロールはHVACシステムにフォーカス
SORACOM Air に接続されたビルのバルブコントロールシステム
Enerbrain: クラウドシステム
Enerbrain: 結果
異なるエリアにおける気温管理のパフォーマンス
Enerbrain利用前 Enerbrain利用後
SORACOMは、Enerbrainが一番重要と考えること「Enerbrainのお客様」に
フォーカスすることを可能にした。
セキュアなコネクティビティの心配は不要、デバイスから最大の価値を引き出すことが可能になった。
Enerbrain 事例
リファレンスアーキテクチャ
Enerbrain リファレンスアーキテクチャ
ゲートウェイ
Enerbrain
IoT デバイス
SORACOM
Air SIM
センサー
SORACOM
Beam
(データ転送支援)
SORACOM
Gate and Canal
(デバイス管理)
SORACOM
Harvest
(データ収集・蓄積)
AWS IoT AWS S3
AWS EC2
LAPTOP
エネルギー
モニタリング
AWS LAMBDA
リファレンスアーキテクチャ: アドバンテージ
- 主な利点
- 信頼できるセキュアな通信
- インターネット回線を利用しない
- データの最適化
- データの高速処理
- 双方向通信
リファレンスアーキテクチャ: サービス
SORACOM
Air SIM SORACOM
Gate and Canal
(セキュアな通信)
AWS EC2
SORACOM Airを利用することで様々な国にデバ
イスを設置し、セッティングをリアルタイムで集中
管理することが可能になった
Enerbrainはセキュアなデータ通信や管理のた
め、SORACOM Canal/Gateを利用
リファレンスアーキテクチャ: サービス
SORACOM
Beam
(データ転送支援)
SORACOM
Harvest
(データ収集・蓄積)
AWS IoT
LAPTOP
Beamを利用し、セキュアにAWSを利用しなが
らデータパイプラインの最適化を実現
SORACOM Harvestを利用し、効果的な運用
を可視化・トラブルシューティングを実施
Enerbrain 事例
Deep Dive
Deep Dive: SORACOM Air
SORACOM
Air SIM
デバイスの大規模な管理は困難
SORACOM Air SIMが保証すること:
- グローバルなデプロイの集中管理
- 顧客のネットワーク構築は不要。すぐに利用を始められる:出荷、デプロイ、
完了
- 1枚のSIM、すべての国で、構築は1度、どこにでも展開可能
Deep Dive: SORACOM Beam
データのスケーリングが困難
SORACOM Beam が保証すること:
- データパイプラインの最適化
- デバイスの数に比例してスケールするサービス
- 様々なデータソースを1箇所にまとめられる
- 標準化的なプロトコルを使用可能(MQTT)
- データ処理やストレージオプションは柔軟に対応 S3、SQL、NoSQL、
Lambda、Kinesis、独自のインフラ ...etc...
- AWS Quicksight を利用した簡単で柔軟なデータの可視化
SORACOM
Beam
(データ転送支援)
Deep Dive: SORACOM Canal/Gate
顧客はデータのセキュリティが心配
Canal/Gate が保証すること:
- プライベートな状態のデバイス
- ファイヤーウォールを通じた制御される通信フロー
- セキュアなリモート管理を実現
- お客様ごとに作成可能なプライベートネットワーク
SORACOM
Gate and Canal
(セキュアな通信)
Deep Dive: SORACOM Harvest
運用時の情報確認手段が必要
SORACOM Harvestが保証すること:
- オペレーションデータの標準化
- オペレーションチームが迅速にデータへアクセス
- オペレーションチームが時間帯を選択
- オペレーションチームが素早く可視化し、問題を特定
- 高度な分析システムがAPIを介してデータにアクセス
- 他システムのアップグレード/問題中も実行
SORACOM
Harvest
(データ収集・蓄積)
実演デモ

if-up 2017 | B4:Using Soracom in Smart Buildings