2. STUDY GROUP on the QUALITY of PUBLIC PLACE
活動分野
子供の居場所
デザイン
公共空間活用
と
エリアマネジメント
公共空間
システム/サービス
デザイン
公共空間
評価指標
QUALITY
of
PUBLIC PLACE
公共空間
建築デザイン
公共空間活用アイテム
デザイン
3. STUDY GROUP on the QUALITY of PUBLIC PLACE
研究/デザインテーマ
公共空間
評価指標
「質の高い」公共空間を実現するための新たな公共空間評価指標を策定し、併せて
その運用体制を構築する
国内外の既存の公共空間評価指標及びデザインガイドラインや、米国のProject for Public Spaceや英国
のCABEを始めとした海外先進事例の分析・評価とわが国独自の視点を踏まえ、公共空間の「質」を適切
に評価するための統一的な指標構築を図る。既存の公共空間について、評価指標モデルによるフィージビ
リティ・スタディによる検証と、運用基準/体制整備の提言を行なう。
Keywords:空間の構成要素/評価指標/評価体制/専門家組織/効果測定
4. STUDY GROUP on the QUALITY of PUBLIC PLACE
研究/デザインテーマ
子供の居場所
デザイン
子どもや親子の視点から、公共空間の意味や機能を再定義し、「居場所」「コミュ
ニティの場」としての、新たな形態や要素を提案する
<遊び場>
近代以降の機能主義や都市化の影響を受け、街路空間、原っぱ、空き地、といったまちなかでの子どもの
遊び場はますます減少している。一方で、公園においては安全管理の名目や、地域コミュニティの希薄化に
よる周辺住民の苦情の増加などにより、その利用にさまざまな制約が課されており、子供たちが快適に伸び
伸びと遊べる場所ではなくなりつつある。
本研究では、子どもにとっての公共空間の意義と機能を再定義し、快適で安全な新たな遊び場の可能性につ
いて分析するとともに、モデルプランと運用マネジメント基準の策定を行う。
<居場所、コミュニティーの場>
公共空間は子どもの遊び場であると同時に居場所でもある。特に未就学児の親子にとっては家以外で日常
生活の大半を過ごす居場所であり、地域コミュニティーの形成にとっても大きな役割を担う。公園を居場
所、コミュニティーの場として改めて見直し、その意義や機能、必要とされる要素について研究、提言す
る。
Keywords:子供/遊び場/居場所/公園
5. STUDY GROUP on the QUALITY of PUBLIC PLACE
研究/デザインテーマ
公共空間活用と
エリアマネジメント
「公共空間の活用方策とエリアマネジメント」活動について、実践者やマネジメント
組織のネットワーク構築と課題、ノウハウの共有を図り、より体系的かつ効果的なガ
イドラインの策定によるマネジメントレベルの向上と公共空間の質の向上を目指す
公共空間活用及びエリアマネジメントの実践の中では、まだまだ質の底上げが必要である。本研究では、
現場のボトルネックになっているさまざまな問題について、ノウハウの共有や課題解決、新たな価値提案を
行なうための講談的ネットワークとプラットフォームの構築を図り、マネジメントレベルの向上と公共空間
の質の向上に資するさまざまな施策の実行と政策提言を行なう。
Keywords:公共空間活用/エリアマネジメント/公共空間マネジメント組織/エリアマネジメント組織/BID/財源
6. STUDY GROUP on the QUALITY of PUBLIC PLACE
研究/デザインテーマ
公共空間
建築デザイン
「質の高い」公共空間という視点による、建築意匠、ランドスケープ、設備等に関
する新たな価値基準の提示とデザインガイドラインを策定する
日本の建築設計プロセスにおける公共空間は「外構」として扱われ、建築本体設計とは切り離されてきた
ため、管理方法は検討されても積極的な運用や実際の使われ方への配慮がなく、図面を埋める為の公共空間
設計であると感じる例も見受けられる。また、公共空間と接する建物の一階部分インターフェイスは公共空
間の質に大きな影響を与えるが、そうした視点の欠如から、ポテンシャルを活かしきれていないデザインが
多く存在する。
一方で、優れた設計によって生み出された建築が個性的で魅力的な公共空間と共に街のシンボルになって
いる例もある。そうした事例を収集し、建築との相乗効果によって質の高い公共空間を生み出す設計手法に
ついて研究するとともに、こうした建築設計上の課題を解決するために、意匠設計、運営、管理、行動分
析、ランドスケープ等の専門家との意見交換も行ないつつ、新たなデザインガイドラインを作成する。
Keywords:設計/インターフェイス/エッジ/広場/公開空地
7. STUDY GROUP on the QUALITY of PUBLIC PLACE
研究/デザインテーマ
公共空間活用
アイテムデザイン
公共空間の活用に資するさまざまなアイテムの整理と紹介、独自アイテムの開発と
ブランド立上げによる、ユーザビリティとデザイン性に優れたアイテムの普及を行
う
公共空間の魅力や利用者の快適さを高めるファーニチュアや遊具などの公共空間エレメントは、質の高い公
共空間にとって今や必須となっているが、一方ではイベント会社が用意した一過性のものであったり、他方、
地方都市では、行政や商店街が用意するその場しのぎのものが多く、いかに心地よい場をつくり出すかという
気遣いにかけていると同時に、現場に体系だった情報やカタログもないというのが現状である。
本研究では、公共空間活用の実践現場で使える、公共空間活用アイテムの紹介および開発・普及をめざす。
Keywords:公共空間活用/公共空間活用アイテム/ストリートファーニチャー/カタログ/オープンカフェ
8. STUDY GROUP on the QUALITY of PUBLIC PLACE
研究/デザインテーマ
公共空間システム
サービスデザイン
現代の都市に求められる多くの機能を補完、サポートするHubとして公共空間を位
置づけ、IT技術等を活用した新たなサービス、システムの導入について、提案、実現
を図る
都市の国際化や海外観光客の増加への対応、防災機能の一層の充実、高齢化に対応したユニバーサルデ
ザインの普及、人や自転車を主役とした新たなモビリティ・システムの推進など、現代の都市には多くの
新たな機能が求められており、これらを補完、サポートするHubとして、公共空間はますます重要な意味
を持ちつつある。
また、Wi-Fi、GPS、スマートフォンに代表されるIT技術の進化は、新たな都市機能を実現する手段として
多くの可能性を秘めている。
本研究では、Hubとしての公共空間という視点から、新たなサービスやユニバーサルなシステム、公共
空間の面的ネットワーク等について、その実現可能性を検証するとともに、海外を含めた優れたシステム
事例を踏まえた具体的なシステム、サービスの提案、導入を図る。
Keywords:防災/観光/モビリティ・マネジメント/ユニバーサル・デザイン/データ収集・解析