翔泳社のWebメディア「みんなの暮らし日記Online」では、 コロナ禍における心理的な影響と 社会や環境への意識を探るため、 2020年5月末に読者調査を実施しました。 本スライドは、編集部の見解を交えて 主にBtoCマーケター向けに解説した資料です。 なお、調査結果のリリースは以下よりご覧いただけます。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000034873.html

1. 「みんなの暮らし日記ONLINE」
コロナ禍における読者調査の考察
＋「みんなのBRAND」ご提案
＋ 今後の展開＆情報発信
2020年7月

2. そもそも書籍『みんなの日記』／「みんなの暮らし日記ONLINE」って？
……3周年直前の2020年5月末、読者に向けて意識調査をしました。
2012年、書籍発行スタート
現在まで累計部数50万部
2017年6月「毎日をささやかに応援する」をコン
セプトにWebメディアとしてオープン 約30人のアンバサダーさんや
著名人による執筆が人気

3. 調査の元になった仮説：暮らしへの意識に「時間軸」が加わっているのでは？
家族や自分にとって
心地よい暮らしを送りたい
／心地よいモノを選びたい
家族や自分によいだけでなく
今後の環境や、次世代にも
悪影響がないモノを選びたい
・SDGsやエシカルの話題増
・サステナビリティへの注目
・企業の透明性の向上
～2018年
2019年～
シリーズ「暮らしにいいこと、地球にいいこと」の反響も上々
いま■
いま■■■■■・・・・・・・・・→みらい

4. ……家で過ごす時間が増えたことで、
短期的な意識や価値観の変化もあるのでは。
そこで、
「社会や環境に対する意識」
と
「コロナ禍の影響による価値観の変化」
について、アンケート調査をしました。
以下、注目したポイントを解説します。
※調査報告は以下リリースをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000034873.html
意識調査を計画する中、コロナ禍による自粛期間が始まりました。
【調査概要】
実施時期：2020年5月29日～6月2日
調査対象：『みんなの暮らし日記 ONLINE』
読者、同メールマガジン読者回答者
：20～70代 197名（女性94%）

5. 【解説】社会や環境への意識と、実際のモノ
選びとのバランスを探りました。
「みんなの暮らし日記 ONLINE」の読者は、
もともと真面目な人が多い印象です。そのバ
イアスもありますが、
「少し（10～20％）高くても社会や環境に配
慮したモノを買いたい」 28%、さらに「そのよ
うなモノ選びをしたいが、調べにくく疲れてい
る」11％の回答は、編集部の想定を上回り
ました。
プロダクトの背景にある 透明性をわかりやす
く伝えることが、新たな接点の創出につなが
りそうです。
結果1：社会や環境のことを加味してモノを選ぶ：63％

6. 【解説】複数の選択肢から、気持ちにあてはまるものを選んでもらいました。積極的に解説記事などを読むわ
けでなくても「自分のできることはやりたい」人は 74％と高く、想定どおりでしたが、 環境配慮を謳う商品に疑
いを持っている人も一定数おり、価格や訴求内容の検討が期待されます。
結果2：”環境にやさしい”と宣伝する商品は高く、疑わしい：14.2％

7. 【解説】コロナ禍の心理的影響を探ると、 「今後の優先順位を考えたい」 46%と、主体的に先を見通したい意
識が強くうかがえました。また、自粛の反動が消費に現れるかについては 「出費しそう」13.7%に対し「家で満
足しそう」が36%と2.6倍に。家の中でのブランド接点の創出が求められます。
結果3：自粛期間が明けても、家で満足しそう：36％

8. 結果4：コロナ禍で価値観が変化した：33.5％ 自由回答に多様な意見
【解説】前問で「価値観が変わった」と選んだ
方に記述してもらったところ、 68件の詳細な
自由回答がありました。
家族フォーカスが最も多いのは想定内でし
たが、「自分を大事にしたい」 意識に注目し
ました。家族も背中を押してくれた、第二の
人生を歩み始めたとの意見もあり、 個人の
足元を見つめ直す兆し がうかがえました。
また、消費の選別眼が一層厳しくなる ことも
予想されます。賢く、主体的にモノを選び、
自分の新しいライフスタイルを模索する姿が
感じられます。
majority
・家族の大切さを改めて感じた
・家族を守りたい気持ちが一層強くなった
other insights
・子ども中心になってしまっていたが、 自分
たち（夫婦）も大事にしたい
・これからの人生を考え、やりたいことを
優先しようと思うようになった
・老後も大切だが、今を楽しもう
other insights
・無駄遣いが多かったが、本当に必要かを
よく考えるようになった
・流行を追う社会に動じず、当たり前を
地道に進めることを優先したい

9. （編集部が考える）今後の主婦層の価値観と消費行動について
１．今までよりもさらに厳選してプロダクトを選ぶように
２．「環境や社会に配慮しているか？」は選択基準のひとつに
３．家族も仕事も大事、でも“自分”回帰の兆し
その姿を肯定し寄り添う企業姿勢がカギ
『MarkeZine』7月14日掲載
https://markezine.jp/article/detail/33732
さらに「みんなの暮らし日記ONLINE」編集長の本田と「博報
堂こそだて家族研究所」の亀田氏との対談では、
「価格とのバランスも重要だが、エコ洗剤を子どもと選ぶなど
『教育』要素が加わると消費の背中を押す」
との見解も語られました。

10. 今後の「みんなの暮らし日記ONLINE」にも多数の期待が寄せられました。
・「今後、編集部から個別に連絡し
てもいい」 約60人
・参加しやすい仕組みや、読者のコ
ミュニティ化を求める意見
→定期的な交流やアンケート、
個別の調査に答えていただける
ネットワークづくりを検討中。
調査の最後に、サイトで読みたいテーマや編集部へのご要望を聞いたところ、
約80件／計6600文字ものコメントをいただきました（涙）。
特に、マーケターの方々の参考になりそうなコメントを抜粋します。
イベント（オンラインも）や企業とのコラボをもっとしてほしい
環境にいいもの（プラスチックフリー）など、どこにどんな商品があるの
か。日本の企業の取り組みも知って、応援したいです
家事と仕事を両立している女性のライフスタイルを知りたい。世代別に
取り上げてもらえると、将来設計を立てる際に役立ちそう
「自分を豊かにする情報」をたくさん発信してくれている記事があること
に、とても助けられています

11. 今後も「みんなの暮らし日記ONLINE」は、
揺れ動きながら、バランスをとりながら暮らしを模索する読者の
”毎日をささやかに応援する”コンテンツを届けていきます。
ぜひ、私たちの仲間になっていただけませんか？
１．記事広告コンテンツ「みんなのBRAND」スタート
２．今後の展開＆情報共有のお知らせ
ここからは、マーケターの皆さまへのご提案です。

12. かねてから展開していた記事広告コンテンツを
「みんなのBRAND」として再始動します。
出版社のコンテンツ企画制作力と読者への愛情を強みに、
ブランドの信頼を醸成する企画をご提案します。
★詳細はコチラ、または
advertising@shoeisha.co.jp まで、
お気軽にご連絡くださいませ。広告会社の方からのお問い合わせも歓迎です。
1．記事広告コンテンツ「みんなのBRAND」ご提案
中川政七商店さま出稿事例：
https://minna-no-kurashi.jp/ad/01
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提案・作成
ブランド
インタビュー
モニター募集
＋レポート
イベント
N1インタビュー対
象者紹介

13. 今回の調査と発表を皮切りに、以下の活動を予定しています。
・読者の継続的な意識調査
今後も、読者の心理や気持ちの変化を捉えられる調査を続け、都度リリースしていきます。
→PR TIMES 翔泳社ページ https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/34873
・N1インタビュー可能な読者モニター制度
「個別の連絡OK！」の読者とつながり、深くお話をうかがえる仕組みをつくります。
・BtoC企業による”みんなの暮らし”研究会
私たちと同じように主婦層のみなさんに寄り添ってくださる企業様と、
継続的にディスカッションをしていければと考えています。
2．今後の展開＆情報共有のお知らせ
★読者向けではありませすが、
メルマガはコチラです！
https://minna-no-kurashi.jp/article/detail/172

14. 本スライドは、拡散歓迎です！
ぜひ社内外にてお役立てください。
……お読みいただいて、ありがとうございました
おかげさまで3周年。
これからもよろしくお願いいたします。
https://minna-no-kurashi.jp/special/3years