The presentation was made on September 12, 2017 in the Hongo campus of the University of Tokyo at Tokyo, Japan during the academic conference called FIT 2017, which was sponsored by IPSJ. The official website of FIT 2017 is as follows. http://www.ipsj.or.jp/event/fit/fit2017/

1. FIT2017 Sep 12, 2017
東京大学本郷キャンパス
人工知能が人間を
制御するインタフェース
小池誠マイクロ波研究所、
マイクロ特許事務所
小池誠

2. アウトライン
•はじめに
•アーキテクチャ
•制御システム
•人工知能脅威論
•まとめ

3. 機械と人間の対話
•機械が人間を模倣
•テレタイプなどの通信で対話
•機械は見えない
A. M. Turing, “Computing Machinery and
Intelligence,” Mind, vol. 49, pp. 433-460, 1950.
Joseph Weizenbaum, "ELIZA—a computer program
for the study of natural language communication
between man and machine." Communications of
the ACM, vol. 9, no.1, pp. 36-45, 1966.

4. 会話の主導権
•会話の主導権
会話の開始、終了
•従来
人間が会話の主導権
•本研究
機械が会話の主導権

5. 機械が主導権
•機械が人間に常時、話し続ける
例：仕事中、授業中、睡眠中
人間が会話を打ち切りたくても、機
械が会話を続ける

6. 機械の目的
•嫌がらせ
•非殺傷性兵器
•情報機関
•望ましくない市民の迫害

7. 発表の目的
機械が主導権を掌握して
会話を継続するという
非殺傷性兵器が
理論的に工学的に
開発可能か考察

8. 手段
•スピーカーから音出力では、人間
が移動すれば、逃れられる
•送信機からマイクロ波ビームを頭
部に照射して、マイクロ波聴覚効果
でマイクロ波を音声に変換する
•対人レーダーの応用

10. アーキテクチャ
US Patent 3951134(1976)

11. マイクロ波レーダー
•米国特許３９５１１３４号
•遠隔から脳波をモニターして改変
する装置及び方法
•特許権者： ドルネ＆マルゴリン
米国ニューヨーク州
•特許権発生日： １９７６年４月２０日

12. 要素技術
•マイクロ波聴覚効果
•マイクロ波聴覚効果を応用したマイ
クロ波通信

13. マイクロ波聴覚効果
•マイクロ波が聞こえる現象
•マイクロ波がパルス波形、聞こえる！
•マイクロ波が連続波、聞こえない
•マイクロ波パルスはレーダーに応用

15. Frey(1962)

16. Frey(1962)
周波数 波長 パルス幅
MHz cm マイクロ秒
425 70.6 125, 250, 500, 1000
1310 22.9 ６
2982 10.4 １
Allan Frey, J. Applied Physiology, 17:689-692,
1962

17. マイクロ波聴覚効果
•周波数 下限 200MHz
上限 10000MHz(10GHz)
•波形 矩形波
•パルス幅 １ミリ秒以下
•エネルギー 40μJ/pulse以上
Elder, J.A. and Chou, C.K.,
Bioelectromagnetics, 2003，24: S162–S173.

18. マイクロ波が聞こえる経路
マイクロ波 → 頭部
↓音波
音→外耳→中耳→内耳→聴神経→脳
内耳：音波を電気信号に変換
Elder, J.A. and Chou, C.K.,
Bioelectromagnetics, 2003，24: S162–S173.

19. マイクロ波が音波に変換
•マイクロ波パルスを水槽中の水に発射
•水中に音波が発生したのを計測
•人間の頭部の７０～８０％は水
Kenneth R. Foster, Edward D. Finch
Science, Vol. 185, No. 4147, pp. 256-258, 1974

20. 文献
小池誠，
“マイクロ波聴覚効果の解説：
電波が聞こえる現象の再発見“
電子情報通信学会技術報告，
vol. 116, no. 13, MW2016-8, pp. 39-44,
April, 2016.

21. マイクロ波通信
パルス振幅変調
• 米国特許６４７０２１４号
• ２００２年１０月２２日
• 米国特許６５８７７２９号
• ２００３年７月１日
送信機からマイクロ波を人間の頭部に照射
して、マイクロ波聴覚効果により、音声を送
信する通信技術

25. 文献
小池誠，“マイクロ波聴覚効果を
インタフェースに応用した音声対話システム“
電子情報通信学会技術報告，
vol. 116, no. 279, SP2016-41, pp. 1-8, Oct.,
2016.
小池誠，“情報リテラシーとテレパシー”
情報処理学会第７９回全国大会，
pp. 4-531-4-532，2017

26. アーキテクチャ
US Patent 3951134(1976)

27. 制御
•制御対象 人間
•制御目標 概日リズムの攪乱
夜、寝てる人を起こす
うるさくて寝ていられない
軍隊が捕虜を尋問するとき、睡眠
不足は基本テクニック

28. 思考実験
•声を聴くのを嫌がっている人の頭
部にマイクロ波ビームを照射して、
強制的に声を聞かせる
•現実には倫理上の問題あり

29. 人間モデル
•起きてる オン
•寝てる オフ
•単純なモデル、制御が簡単

30. 音量の制御
•マイクロ波パルスのピーク出力が
大きくなると、聴覚刺激で聞こえる
音が大きくなる
• Allan H. Frey et al, Science, vol. 181,
no.4097, pp. 356-358, 1973.

31. 傷害罪の判例
•傷害とは、他人の身体の生理的機
能を毀損するものである以上手段
を問わず・・・
最高裁昭和27年6月6日判決
生理機能毀損説を採用

32. 人工知能脅威論
•人工知能の軍事利用
DARPAが研究資金提供
•人工知能を特定秘密に指定
情報の収集整理又はその能力
（特定秘密保護法 別表１ハ、
別表２ニ、別表３ハ、別表４ハ）

33. 人工知能脅威論
•人工知能が人類に反乱する
•人工知能が人類を支配する
現実では？
『2001年宇宙の旅』
『マトリックス』
『ターミネーター』など

34. 機械と人間の対話
•A. M. Turing, “Computing
Machinery and Intelligence,” Mind,
vol. 49, pp. 433-460, 1950.
機械の知能
情報機関
Military intelligence:MI5, MI6

35. 第二次世界大戦
•数学、物理学、心理学、言語学、生理
学、電気工学などの専門家が従軍
•レーダーが進歩
マイクロ波、パルス
マイクロ波聴覚効果が観察
•コンピュータが進歩
言語オートマトンが秘密？

36. まとめ
•人工知能が人間を制御
•マイクロ波聴覚刺激を応用したマイ
クロ波通信で睡眠を妨害する
•正常な睡眠の妨害 非殺傷性兵器
•居眠り運転防止 民生利用

37. 今後の展開
•高度な制御が可能か？
自由意思に介入
感情の改変
マイクロ波照射で運動神経に信号
を発生させて、筋肉が収縮する

38. FIT2017 Sep 12, 2017
東京大学本郷キャンパス
ご清聴ありがとう
ございました
小池誠マイクロ波研究所、
マイクロ特許事務所
小池誠